第001回国会 議院運営委員会 第16号
  付託事件
○新憲法の活用に關する陳情(第二十
 七號)
○財政法第四十六條第二項の規定によ
 る國庫の状況報告に關する件
○國會法第三十九條第二項の規定によ
 る國會の議決に關する件(地方分覇
 税委員會委員、貸付金處理委員會委
 員、勞働委員會等の委員、社會保險
 制度調査會委員、給與審議會委員)
○民主政治教育連盟の發會式場に關す
 る件
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昭和二十二年八月十八日(月曜日)
   午後四時一分開會
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  本日の會議に付した事件
○民主政治教育連盟の發會式場に關す
 る件
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○委員長(木内四郎君) これより委員會を開きます。
○藤井新一君 數日來民主政治教育連盟について衆議院と四囘談合したんですが、その結果、逐に宣言、趣旨、規約その他が大體できたんです。それについて來る二十五日に發會式をしたいということにまでに進行したんですが、ついてはその決議に基ずけば、參議院の本會議場を拜借したい、こういう申出になつておりますので、その會場を參議院でどうするか、貸すか貸さんかという問題になつておりますので、ここに提案をした次第で、皆さんの御協議を願いたいと思うわけです。
○委員長(木内四郎君) 只今藤井委員の御提案に關しましては、一應事務局の意見も聞いておいた方がいいと思うのですが……。
○事務總長(小林次郎君) 只今のお話しは一應研究しませんとお答えできませんから、さよう御了承を願います。
○委員長(木内四郎君) 事務局の方から只今研究するという御意見だつたんですが、若し急を要すれば、委員會としての意見を決めても差支ないのですが……。
○藤井新一君 できるならここで協議さして頂きたいと思います。無論研究はしましようけれども、運營委員の意向だけは一應纒めて置くことが必要ではないか、というのは日が切迫いたしまして、もう餘す日僅か一週間しかありませんから、運營委員會の意向としてはこうだ、又別個に事務局はこれに對して調べるということにすればいいかと思いますが、いかがでしようか。
○松本治一郎君 そのことについては、數日前非公式ではありましたが、今の事務總長さんの衆議院側からの申出を話したことがあるんです。それは議長さんまで通じておいてくれというお話しをやつておつたわけであります。今話を聞きますと、總長さんはよく調べた上でなければいかんというようなお話で、總長さん一つ……。
○事務總長(小林次郎君) やはりちよつてお待ちを願いたいと思います。理由は本會議の議場は、本會議の目的以外に今度初めて使用するわけでありますから、それですから、これは皆さんによく御相談してお決め願わないといかんと思います。
○東浦庄治君 前例がないのですか。
○事務總長(小林次郎君) 先例は參議院として初めてです。
○東浦庄治君 前にはなかつたのですか。
○事務總長(小林次郎君) 昔は動力會議に使つたことがございます。それは舊議事堂において世界動力會議というものをいたしました。だから必ずしも何も御使用できないということはなかろうと思いますけれども、その性質は餘程皆樣方で御檢討を願つて置きませんと、一つ許したからあとどんどん許すという、ともかくも初めての例を拵えるのですから、餘程愼重に御檢討を願いたい。こういう意味です。で、尚委員長にもお願いしたいのですが、一兩日中にもう一遍これをお聞き願いますまでに、委員各位におかれましても十分お考えを願いたい。こういうことです。
○結城安次君 これは衆議院と連合でやつて、參議院の議場を使いたいというのは、何か特殊の事情があつたのですか。
○藤井新一君 それは參議院の方が、今までに開會式とかその他の時にいつも參議院の議場を使用しおるから、この慣例に基ずいて參議院がよかろうという輕い意味でのことです。
○委員長(木内四郎君) 外に御質問ありますか、念のためにちよつて伺つて置きたいですが、若し使う場合に法規上の支障はありますか。
○事務總長(小林次郎君) 今實はまだこれは議長に申上げておりませんので、ここで申上げてはどうかと思いますけれども、アチソン大使が飛行機事故で亡くなつたらしいのであります。そういうようなことに對しまして、衆議院としては明日本會議を開いて議決するというような話も聞きました。今これから議長に申上げようと思つておつたのであります。そういうようなことがありますので、議會プロパーの仕事にいつ何時使うということが豫想できないのです。殊に議會開會中におきましては、閉會中は大體空いておるということが豫想できますけれども、併し議會開會中においては、いつ本議場を議會プロパーのために使わなくちやならんということが豫想できないのであります。
○議長(松平恒雄君) 今お話の議場使用の件ですが、それは衆議院、參議院の人ばかりでなく、外部の人も皆入るのですな。そこに外部の人も一緒に入つて使おうというわけですね。
○藤井新一君 そうです。當日は外部の理事、言い換えれば國内における學識經驗者、その他有力團體の三十名の理事が參加することになります。でございますから議員以外の方も當日は入ります。
○兼岩傳一君 民主化に使うのに、そうむつかしいことをいう必要がないし、それから若しそういうような場合、今事務總長の言つたような場合があれば、それは無論本會議が大事ですから、その場合は延期するというような配慮さえ講ずることができれば、問題は何もないのじやないですか、ただそれだけです。
○委員長(木内四郎君) 藤井委員に念のために伺いますが、その會議は何時から開いて何時までという豫定ですか。
○藤井新一君 當日は午前十時に開會、大體十一時頃に終ります。
○委員長(木内四郎君) 外に御意見ありませんか。それでは只今事務總長からも特に希望もありましたので、この問題の決定は各派におかれて相談した上に、明日なり明後日なり、更に會合の機會にすることに取計らいまして、御異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(木内四郎君) それでは今日はこれにて會を閉じます。
   午後四時十分散會
 出席者は左の通り。
   委員長     木内 四郎君
   理事
           藤井 新一君
           駒井 藤平君
           結城 安次君
   委員
           天田 勝正君
           島   清君
           塚本 重藏君
           松本治一郎君
           木下 盛雄君
           櫻内 辰郎君
           佐佐 弘雄君
           野田 俊作君
           東浦 庄治君
           板野 勝次君
           兼岩 傳一君
           佐々木良作君
           左藤 義詮君
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   議長      松平 恒雄君
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  事務局側
   事 務 總 長 小林 次郎君
   參     事
   (事務次長)  近藤 英明君
   參     事
   (議事部長)  寺光  忠君
   參     事
   (委員部長)  河野 義克君