第013回国会 議院運営委員会 第34号
昭和二十七年四月四日(金曜日)
   午前九時五十七分開会
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  委員の異動
本日委員矢嶋三義君、玉柳實君及び北
村一男君辞任につき、その補欠として
佐々木良作君、草葉隆圓君及び石川榮
一君を議長において指名した。
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 出席者は左の通り。
   委員長     川村 松助君
   理事
           加藤 武徳君
           木村 守江君
           赤木 正雄君
   委員
           石川 榮一君
           草葉 隆圓君
           團  伊能君
           寺尾  豊君
           安井  謙君
           高橋 道男君
           菊川 孝夫君
           椿  繁夫君
           中村 正雄君
           山下 義信君
           大隈 信幸君
           石川 清一君
           佐々木良作君
           水橋 藤作君
           兼岩 傳一君
   委員外議員
           原  虎一君
           須藤 五郎君
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   副議長     三木 治朗君
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  事務局側
   事 務 総 長 近藤 英明君
   参     事
   (事務次長)  芥川  治君
   参     事
   (記録部長)  小野寺五一君
   参     事
   (議事部長)  河野 義克君
   参     事
   (警務部長)  丹羽 寒月君
   参     事
   (委員部長)  宮坂 完孝君
  法制局側
   参     事
   (第二部長)  岸田  実君
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  本日の会議に付した事件
○委員の辞任及び補欠選任の件
○議院運営小委員の補欠選任の件
○庶務関係小委員の補欠選任の件
○紡績操短対策に関する緊急質問の件
○安全保障條約締結に伴う駐留地の実
 情調査のため議員派遣要求の件
○国立病院の地方移管に関する実地調
 査のため議員派遣要求の件
○職員任用の件
○議案の付託に関する件
○検察及び裁判の運営等に関する実情
 調査のため議員派遣要求の件
○議院の運営に関する件
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○委員長(川村松助君) 会議を開きます。
 常任委員の辞任及び補欠に関する件を議題に供します。
○参事(河野義克君) 第一クラブから外務委員の西園寺公一君、内閣委員の大山郁夫君、議院運営委員の矢鳴三義君がそれぞれ辞任せられて、外務委員に大山郁夫君、内閣委員に西園寺公一君、議院運営委員に佐々木良作君を後任として指名せられたいというお申出が出ております。それから日本社会党第四控室から法務委員の江田三郎君、運輸委員の内村清次君がそれぞれ辞任せられて、法務委員に内村清次君、運輸委員に江田三郎君を後任として指名せられたいというお申出が出ております。それから日本社会党第二控室から厚生委員の堂森芳夫君、建設委員の三木治朗君がそれぞれ辞任せられて、建設委員に堂森芳夫君、厚生委員に三木治朗君をそれぞれ後任として指名せられたいという申出が出ております。それから自由党から議院運営委員の玉柳實君が辞任せられて草葉隆圓君を補欠として指名せられたいというお申出が出ております。
○委員長(川村松助君) 只今議事部長から御報告がありましたように、常任委員の辞任及び補欠に関する件を承認することに御異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(川村松助君) 御異議がないようですから、さよう決定いたします。
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○委員長(川村松助君) 議院運営小委員の補欠選任に関する件と、庶務関係小委員の選任に関する件を一括してお諮りいたします。
○参事(宮坂完孝君) 自由党から只今草葉隆圓君が再び議院運営小委員に推薦せられております。それから労働者農民党の水橋藤作君も又本委員会に復帰した関係上、議院運営小委員、庶務関係小委員に推薦せられております。
○委員長(川村松助君) 只今委員部長から御報告いだしま、たように、議院運営小委員の補欠選任に関する件と、庶務関係小委員の補欠選任に関する件を承認することに御異議、ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(川村松助君) 御異議がないようですから、さよう決定いたします。
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○委員長(川村松助君) 次に緊急質問に関する、前回そのままにしてお預りになつておる問題であります。赤松常子君の紡績操短に関する緊急質問をどういうふうに取計らいますか。
○中村正雄君 先般いろいろ各会派の要望もあり、質疑もあつたわけでありますが、やはり紡績操短に関連しまして、金融措置なり、失業問題が現在非常に問題になつておりますので、何とか本日やらせて頂きたい。皆さんの御了解を願いたいと思います。
○委員長(川村松助君) 只今の中村君の御発言もありますが、承認することに御異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(川村松助君) 御異議がないようですから、承認することに決定いたします。
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○委員長(川村松助君) 議員派遣要求に関する件をお諮りいたします。
○参事(宮坂完孝君) 外務委員長代理理事徳川頼貞君から議員派遣の要求書が提出されております。派遣の目的は、安全保障條約締結に伴う駐留地の調査、派遣議員は、第一班團伊能君、第二班大隈信幸君、派遣期間は、昭和二十七年四月五日から十五日までの間七日間、派遣地は第一班が京都府、第二班が長崎県、費用は概算四万七千六百円。それから厚生委員長梅津錦一君から議員派遣の要求書を提出されております。派遣の目的は、国立病院の地方移管に関し病院の医療及び施設の状況を調査し、且つ地方公共団体、医師会其他関係者の意見を聽取して地方移管が医療面に及ぼす影響を実施調査し、国民医療の向上に資する。第一班が井上なつゑ君、藤森眞治君、松原一彦君。第二班は、中山壽彦君、大谷瑩潤君、山下義信君。第三班は、谷口弥三郎君、梅津錦一君。派遣期間は、四月十五日より四月末日迄のうち七日間。第一班は、山梨、長野、新潟。第二班は、滋賀、京都、奈良、和歌山。第三班は、兵庫、広島、山口、費用概算は九万五千二百円でございます。年度当初でありますから一般の範囲内であります。
○中村正雄君 只今のうち外務委員会の件は二班になつて各班一名づつになていると思いますが、そうですが。
○参事(宮坂完孝君) さようでございます。
○中村正雄君 派遣規則に反すると思うのですが、一人の出張は見合せて最低二人にする。いろいろ弊害があるからというので前々からよ問題になつているのですが、よそれはどういう意味ですか、一人になつているのは……。
○参事(宮坂完孝君) 委員長代理のかたのお話でございますが、その御趣旨を申上げましたところ、希望者がございませんので是非お願いしたい、こう申しておられます。
○中村正雄君 希望者によつて派遣するというようなことはどうかと思うので、再考を煩わしたいと思います。(「異議なし」と呼ぶ者あり)外務委員会の問題は再考を煩わしたい。(「同感だ」と呼ぶ者あり)ほかは異議ありません。
○兼岩傳一君 僕は耳が遠いのだけれども(笑声)委員部長の説明の仕方が惡かつたのではないですか、(「満点」と呼ぶ者あり)外務委員の僕が知つていなきや惡いでしよう。(笑声)
○加藤武徳君 中村君の御発言もございましたし、派遣場所も京都と長崎というように限られているようですから、御再考を願つてお二人ならお二人で御一緒に視察なさるということも考えられますので再考を願いたいと思います。
○委員長(川村松助君) 只今中村君の発言に対しまして賛成意見もありますが、再考を願うことに決定して御異議はありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○兼岩傳一君 それはつまりさような注意を與えて善処せいというのですか、條件付でという意味ですか。
○中村正雄君 善処せいというのだ。
○兼岩傳一君 そういう希望を付けられて許可されるのですか、されないのですか。
○中村正雄君 議運としてそういう希望を附してその問題は留保ということに、形式は……。
○委員長(川村松助君) 中村君の御発言のように承認することで御異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(川村松助君) 二承認することに決定いたします。
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○委員長(川村松助君) 次に常任委員会專門員の任命に関する件をお諮りいたします。
○事務総長(近藤英明君) 只今お手許に資料をお配りしておりますが、予算委員長から、よ予算委員会の專門員といたしまして、只今お手許にお配りいたしました正木千冬君を採用いたしたいという推薦が参つております。予算委員会は定員三者の專門員のうち、現在二名で、一名欠員がありましたので、この人を以て補充いたしたい、かような申出でございます。履歴等については印刷物の通りでございます。
○菊川孝夫君 予算委員全体の理事会におきまして各派で協議されまして、十分検討された上で満場一致承認するということに決定した趣きでありますので、そのよことはその旨予算委員長から報告を受けておりますので、これを持ち帰るということになりますと、丁度休会になりますので、この際私は御承認願いたい。若しこれを今直ちにということでは御都合が惡いようでしたら、本日どうせ議運が開かれており、休憩になると思いますので、後刻開かれます議院運営で決定して頂きたい、こういうふうにお取計らいを願いたいと思います。(「異議なし」と呼ぶ者なし)
○委員長(川村松助君) それでは常任委員会專門員の任用に関する件は一応お持ち帰り願いまして、午後再開の際又お諮りするごとにいたします。一応ここで休憩したいと思いますが御異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(川村松助君) それでは休憩いたします。
   午前十時五分休憩
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   午前十時六分開会
○委員長(川村松助君) 開会いたします。
 電源開発促進法案の議案の付託に関する件をお諮りいたしますが、その前に前回一通り説明が済んでいることになつております。
○加藤武徳君 前の議運で二、三の会派から御意見があつたようでありまするが、我々の党も、他の会派から御意見もありましたように、経済安定委員会に付託することに賛成でございます。(「賛成」と呼ぶ者あり)
○菊川孝夫君 我々の会派は経済安定委員会に付託することは反対なのであります。まだ実はちよつと我々の会派には……二、三日留守にして申訳ないのですが、会派として正式に態度を決定してないのでありますけれども、大体相談いたしました結果、これは特別委員会、さもなければ、これは特別委員会のほうはどうもうまくまとまらんようでありますから、さもなければ通産委員会のほうへ。と申しますのは、実はこれは余り露骨であるかも知れませんけれども、経済安定委員会には我々の会派は委員の割当がないことが一つ。従つてこの審議には、委員会審議には全然参加できないことになるのであります。まあとにかく三十名余りの人の中に全然参加できない、而もこれは注視の的になつているというところでもありますし、又それが妥当ではないのでありまして、むしろ通産関係でやるほうがいいという見解に立ちまして、又それが本当の姿ではないか、こういう考え方で、我々のほうは通産委員会にやるということになつております。
○加藤武徳君 御意見もございましようが、大体の会派が経済安定委員会ということですから、是非一つ大勢に順応願いたいと思います。
○兼岩傳一君 今の菊川君の御趣旨はお立場としては御尤もだと思いますけれども、何かそれは便宜上解決する方法があるのじやないでしようか。やはり筋に合つたようなやり方のほうがいいのじやないでしようか。
○菊川孝夫君 今、筋に合わないとおつしやるのですが、どういう……。どうしても電源開発法案が経済安定委員会に付託するのが筋に合うというわけは、どういう理由なんですか。
○兼岩傳一君 それはあなたの発言では筋が通つてないからです。つまり委員が出ているか出てないかということできめるのは、それは筋が通つてない。それはお立場上私は御尤もだと思うか……。
○菊川孝夫君 それだけじやないのだ。
○兼岩傳一君 それじやはつきり聞こうじやありませんか。
○菊川孝夫君 それじや筋が通つてないという理由を言つてくれ。
○中村正雄君 喧嘩しないで……。
○兼岩傳一君 あなたの話は筋が通つてないと言つたのです。従来どこの委員会に付議するかという問題を論議する以上は……。そういうことでは論議にならんです。
○中村正雄君 これは菊川君はこの前の議運に出ておられないから内容を御承知ないのじやないかと思うのですけれども、そういう委員の振当の問題を最近きめたわけですが、通産委員会に付託するか、経安に付託するかにつきましては、大体議事部のほうではつきり事情を調べて参つてここで御披露になつたわけです。そのときのいわゆる筋書として大体経安のほうが非常に重点的になつている。もともと案件をこしらえたのが経安であり、これの監督官庁が経安であるのです。そのほかいろいろ理由を述べられましたが、理論的に、今運営の面は別にして、理論的に考えた場合に、経安のほうに付託したほうが正しいということはどの会派も御議論はないわけです。それはいろいろ理論的に御説明になつたわけですか、私もいろいろ帰りまして会派に諮つてみますると、各会派の委員の振り合い上、経安に出てない会派があるわけなんですね。その点について相当重要な法案であるので、審議をするのに非常に妥当を欠く点があるのではないかと、今菊川委員の言つた議論も議論になりまして、いろいろ検討したわけです。併し運営の面だけで経安に付記すべきものを、通産に付託することはおかしい。従つて一応理論通り経安に付託して置いて、各会派で出ない委員があるとすれば、委員外発言等の便宜も一応考えて、経安に付託したらいいのではないかというふうに私どもの会派では決定したので、御了解願いたいと思います。
○加藤武徳君 付託された委員会の運営の面につきましては、中村君の今の御発言のように、委員を出しておられない会派の御意見も十分反映できるような措置を講ぜられるということで細了解願えませんか。
○菊川孝夫君 誠にどうもこの前の委員会に出てなくて恐縮でございますが、公務で出張しておりまして……。それで、この問題につきましては、特に我が党のほうは、いろいろここでまあちよつと申上げにくいような理由も含みまして、通産においておやりになつたほうがいいという理由を強く主張しておる連中がありますので、それの了解も得て、やはり変な政治的工作、意図等によつて行なつたということでなくて、筋を通つて行つたということに、はつきりいたしたいと思いますので、午後予算專門員の任命の件のときに、一諸にお諮り願いたいと思います。それまでお待ち願いたいと思います。
○委員長(川村松助君) 只今菊川君の御希望のように、一応午後まで保留ということにして御異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○加藤武徳君 午後は余り意見を述べずに態度をはつきりさして大体あなたのほうの結論を出すようにして下さい。
○委員長(川村松助君) 議案付託の件に関しましては一応保留いたしまして休憩いたします。
   午前十時十三分休憩
   ―――――・―――――
   午後一時五十三分開会
○委員長(川村松助君) 再開いたします。
 常任委員の辞任及び補欠に関する件をお諮りいたします。
○参事(河野義克君) 自由党から法務町委員の白波瀬米吉君、文部委員の鈴木安孝君、議院運営委員の北村一男君がそれぞれ辞任せられて法務委員に鈴木安孝君、文部委員に白波瀬米吉君、議院運営委員に石川榮一君を後任として指名せられたいとの申出がございます。
○委員長(川村松助君) 只今議事部長から報告せられましたように、常任委員の辞任及び補欠に関する件を承認することに御異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(川村松助君) 御異議がないようですから、さよう決定いたします。
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○委員長(川村松助君) 次に議員派遣要求に関する件をお諮りいたします。
○参事(宮坂完孝君) 外務委員会から訂正して再び要求書が提出されております。派遣議員は團伊能君、大隈信幸君、平林太一君の三名でありまして、期間は四月五日から十五日までの中七日間、派遣地は京都府(舞鶴)長崎県(佐世保)広島県(呉)、費用概算は三万七千五百円であります。
 次に追加で法務委員長から議員派遣要求書が出ております。派遣の目的は、検察及び裁判の運営等に関する調査(集団暴力行為の実情調査)であります。派遣議員は伊藤修君、岡部常君、左藤義詮君……左藤義詮君は大阪府を除外せられます。派遣期間は四月中、七日間、派遣地は大阪府、兵庫県、費用概算は三万二千三百円であります。
○委員長(川村松助君) 只今委員部長から御報告をいたしましたように、議員派遣要求に関する件を承認することに御異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(川村松助君) 御異議がなければ承認することに決定いたします。
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○委員長(川村松助君) 次に議案の付託に関する件を付議いたします。経済安定委員会付託並びに通産委員会付託、こういう案件になつております。
○菊川孝夫君 午前中実は私申上げたのでありますが、この法案は実は各派の懇談会或いは理事会においていろいろ特別委員会設置の問題が出ましたときも、電力問題については法案が出て来れば特別委員会設置をまあ考慮しようということまで言われておつたのは御承知であると思います。そういう意見も出ておつた、決定しておるわけではございませんが……。ところが今回付託されようといたしておりまする経済安定委員会は御承知の通りに十名の構成になつております。そしてその委員のうちで割当のないのはどういう関係であるか詳らかにしませんが、我々の第四控室、それから改進党、民主クラブ、労農党にこの委員の割当がないわけです。特別委員会まで設けてやらなければならんという空気さえもあつたような重要法案について、このようにまあ野党の、といつては語弊がありますけれども、一応党としての、まあ参議院としては大きい会派が三つとも委員の割当がない。そういう委員会はこういう大法案が、ともかく大法案というか、注視の的になつておる法案なです、従いましていろいろ意見も出ましようし、又世間からも非常な注目を浴びることは当然であります。従つて各会派それぞれやはり委員を持つような態勢の委員会が私はまあ一番望ましいと思うのでありますが、併し今更そんなことを言つても無理だと思いまして、我々としては飽くまでも通産委員会ということを主張したのでありますが、なかなかその主張は通りそうもないので、そういたしましたならば、今申上げたような各会派の中で委員のないような、而も相当な会派に対しては何とか考慮願いたい、こういう主張なんであります。そういたしましても、なかなかこれは困難でありましようから、どうせ皆様の御意見の中には連合委員会というような御意見があると思うのでありますが、連合委員会は過去においても何回か持たれました。勿論その審議については十分意を盡されていて、何らこれについては批判するところはないのでありますが、どうも出た場合において、当該委員会である場合と連合を申込んで参加した場合とでは、どこかすつきりしないことは否めない事実であつたと思うのでありますが、なお議決権その他のことは申すまでもございません。従つてこの際その調整を一つ御考慮願いたい、率直に申しまして相当数の多い、三名なり、四名なりお持ちである各会派から、今どうしても欲しいという会派に対しまして一名くらいほかの委員会との交替を一つ考慮願えんかどうかということを御提案申上げる次第であります。
○加藤武徳君 残念ながら菊川君の御提案にはうちの会派としては応じかねます。これは各会派から常任委員の委員を割振つたその経過等から考えて、随分と議論されてここに落ちついておるのですから、ここで常任委員の会派別の割当を更に調整し直すということは極めて困難だろう、そういう私は感じを持ちますので、遺憾ながら応じかねるのですが、併しながら折角の御発言もございますし、それから各会派で入つていない会派は極力最後までこれは委員会等でもその各派の発言を取上げられるような措置を講ずるということは、これは午前中中村君の御発言のございました通り我々も承知しておるのでありますから、そういう措置でやつて頂きたい、こう考えております。
○椿繁夫君 電源開発に関する問題は通産行政と密接な関係のある法律でありますために、私どものほうでは通産委員会に付託することをかねがね主張いたしておりました。承わるところによりますと、衆議院でも通産委員会で御審議になつているようでありますのに、今菊川君が御指摘になりましたような四会派で一名の委員も出ていない、僅か十名の経済安定委員会に特に付託しなければならんと御主張になります自由党さんの真意はどういうところにあるのでございますか、ちよつとお聞かせ願いたい。
○加藤武徳君 この問題はこの前も論議したし今日午前中も或る程度論議して、午後早速結論を出そうじやないかということになつているのですから、そういう工合に願いたいと思うのです。
○椿繁夫君 そのために先ほど菊川君から、自由党さんなり緑風会さんなりで御再考を頂いて、我々の会派からも、二名とは申しません、一名ずつでもそれぞれの会派を代表してこれが委員会の審査に当ることのできるようにお取計らいを頂きたい、御再考頂きたいという発言をしておりますのは、そういう意味でありますから、木で鼻をくくつたような、再考できませんというようなことでば、私どもとしては了承いたしかねる。
○加藤武徳君 これは椿君が突然出られたからそうなんでありますが、これはもう今までにも、午前中にも論議されているので、今日午後は結論を出そうじやないかというので、休憩になつて今再開しているのですから、この問題を又繰返しておつたらいくら論議してもきりがないので、一つ午前中の中村君の御発言のように合同委員会でみつちり審議をやると同時に経済安定委員会に委員を出しておられない会派の発言の機会を十分お與えをするという運営の方法で了解をして頂きたい、こういうのです。
○椿繁夫君 重ねて加藤君にお尋ねしますが、実質的に変りないような方法で行こうと言われるのは、その内容はどういうことなんですか。
○加藤武徳君 実質的に変わりないというのじやなくて、私は委員を出しておられない会派の御意見も、十分法案に反映するような委員会の運営を希望する、こういう意味なんです。具体的な運営は勿論その委員会の委員長なり委員のかたがたでおきめになることであつて、議運としてはそこまで深入りをして取りきめる必要はないと思うのです。
○菊川孝夫君 論議したしたとおつしやるのだが、実はこの問題は余り深く論議してないのじやないかな。我が党でも問題として持ち帰つたのは昨日の話で、議員総会で話が出て今日正式にこれを話したわけでありまして、小笠原君は今日休んでおりますが、引継としてもはつきりしておらないのですが、大体経済安定委員会へ行きそうだという引継を受けた、たけで、余り深く論議していないのじやないか。これは特別委員会まで設けてやろうとしておつたものが、十名の経済委員会でやろうということになつたということは伺つてないのですが……。
○木村守江君 これは菊川君はいなかつたが、この前の前ですか、相当小笠原君がやりましたが、了承しているのですよ。そうしてそのときに大体きまりそうだつたのです。ところがそのときに小笠原君が持ち帰つて相談して決したいというので、了承して帰つたのです。そうして又昨日ですかになつて……、又今日の午前になつて菊川君が帰つて聞くから午後にきめてもらいたいというようなお話であつたものですから、それをむげに断つて一方的にきめてしまうということは、あなたのほうの会派に対して誠に潜越的だと思つて、あなた方の御意見を尊重して午後に延したのです。午後に延すことについては、加藤君から発言があつたように、午後はもう理屈は言わずに、理屈は大概盡きたようであるから、理屈を言わないようにきめようという前提、前提と言つては鹿爪らしくなるかも知れませんが、そういうお話の下にお別れをしたと思つておる。そういうことでこれはやはり議論をしたとか、しないとかいうことではなしに、大多数は安本に付託するというような恰好になつておるようにここでおきめになつたほうがいいと思うのですが。
○加藤武徳君 どうですか、その程度で御了承して下さいよ。
○椿繁夫君 私のほうはちよつと只今の御説明では了承はできません。
○木村守江君 このお話は社会党第四のほうでは、今私たちが申上げた通りでは了承できないというような……、これは大体ほかのほうの会派では、この前からの委員会の御意見で経済安定本部のほうでいいのではないかというような意向であつたと思うのです。それですから意見が対立した恰好ですから、これ以上論議しても收拾つかないと思うのですが、委員長においてよろしくお取計らい願いたいと思います。
○菊川孝夫君 自由党から今そういう意見を出されるのは僕らとしては心外だと思う。この特別委員会設置につきましても、このように各会派からいろいろ意見があつて、そして最後は僕らの所へ君のほうから話があつて、三つ除けるからそれで一つ承認してもらいたい、君のほうも同調してくれと言つて来られたものですから、僕らもそう言つておるなら同調しようということになつたら、ころつと変つて議員総会の決定までして……、このように飛んで来たら手のひらを変えて一つだというように……、いや今度は多数で押切れるという見込がついたので問答無用で採決で来いというような態度に出られるのは……、はつきり発言の裏にはそういうものが含まれておる。そんな、文句があれば採決で行こうという態度は、今までの審議上から考えてもちよつと行き過ぎではないか。
○赤木正雄君 懇談にしたらどうですか。
○木村守江君 菊川君の言われる私たちが三つの委員会を持つというようなことから一つになつた経過には、一カ月や、二カ月の間隔があるのです。やはりその間にいろいろな事情で、一つになつたものですから、先ほどの、昨日三つで今日は二つになつたというのではないのです。そういう点から私はそういうことを今むし返して議論しても仕方がないと思うのです。それで私は今委員長にお取計らい願いたいというのは、非常に押付けがましいようですが、私は大体今、椿君が言われるように、おれのほうは反対だというようなはつきりした態度なんでは、これ以上仕方がないじやないかと思つたものですから私は……。(「懇談」と呼ぶ者あり)
○委員長(川村松助君) 懇談に入る御意見があるようですが……。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(川村松助君) 速記をとめて下さい。
   午後二時九分速記中止
   ―――――・―――――
   午後二時二十八分速記開始
○委員長(川村松助君) 速記を始めて。休憩します。
   午後二時二十九分休憩
   ―――――・―――――
   午後三時八分開会
○委員長(川村松助君) それでは開会いたします。
 議案付託に関する件につきまして御発言願います。
○加藤武徳君 電源開発の促進法案は経済安定委員会に付託するようにお取計らいを願います。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(川村松助君) 電源開発促進法案を、経済安定委員会に付託することに御異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(川村松助君) 御異議がないようですから、さよう決定いたします。
○水橋藤作君 異議ありませんが希望があるのです。それは、先ほどからいろいろ問題になつておりまするが、会派によりましては全然出ていない会派がある。我々も経安に行けば、出る委員がないわけなんです。是非とも資料たけを、各党派で委員に分けられる資料をお配り願いたい、特にこの法案に限つてお願いいたします。
○委員長(川村松助君) 只今の水橋君の御発言に対して御異議ありませんか。
   〔異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(川村松助君) 御異議がないようですから、さようすることに決定いたします。
  ―――――――――――――
○委員長(川村松助君) 常任委員会專門員の任用に関する件をお諮りいたします。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(川村松助君) 原案通り承認することに御異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(川村松助君) 原案通り決定いたします。
  ―――――――――――――
○委員長(川村松助君) 次回の本委員会の開会時期は、突発事故のない限り十四日午前十時とすることに御異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(川村松助君) 御異議がないようですから、さよう決定いたします。若しこの間におきまして突発事故が出ましたならば、先例によつてその処置を委員長に御一任願いまして御異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(川村松助君) 御異議ないと認めます。さよう決定いたします。本日はこれを以て散会いたします。
   午後三時十一分散会