第013回国会 労働委員会 第24号
昭和二十七年六月二十五日(水曜日)
   午前十一時十七分開会
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 出席者は左の通り。
   委員長     中村 正雄君
   理事
           波多野林一君
           村尾 重雄君
   委員
           石川 榮一君
           上原 正吉君
           一松 政二君
           小林 政夫君
           菊川 孝夫君
           堀木 鎌三君
           堀  眞琴君
  国務大臣
   労 働 大 臣
   厚 生 大 臣 吉武 惠市君
  政府委員
   全国選挙管理委
   員会事務局長  吉岡 恵一君
   労働政務次官  溝口 三郎君
   労働省労働基準
   局長      亀井  光君
  事務局側
   常任委員会専門
   員       磯部  巖君
   常任委員会専門
   員       高戸義太郎君
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  本日の会議に付した事件
○本委員会の運営に関する件
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○委員長(中村正雄君) 只今より委員会を開会いたします。
 前に保留になつておりました全国選挙管理委員会の事務局長が参りまして、先般の委員会で政府が答弁を保留いたしておりました点につきまして、答弁に見えております。
○菊川孝夫君 その前に議事進行について申上げたいのですが、実は会期の延長問題につきまして、参議院で野党と与党との間に意見の食違いを来たし、今日まで委員会も本会議も開かれずにおつたのでありますが、そこで今日からまあ一応軌道に乗せるということに議長の斡旋で、きまりまして開かれようとしたのでありますが、今日も議院運営委員会で小委員会を開きましたところ、小委員会では決定できないというので、ところが議運を開いてまあきめようということになつたが、直ちに議運を開いてもなかなかまとまりそうにないので、各派交渉会を開き、そうして議長の斡旋案の国会法の第十三條の改正問題、それから議院運営委員長の辞任の問題、この二つを解決してから一つ軌道に乗せようということにして、その下相談を今日は各派交渉会の形で以て今やられているようであります。従いまして、その解決がつくまでは一応これは常識的に考えましても、その経緯を見守ろうというようなことが各常任委員会としても常道な行き方ではないか、かように考えますので、それを見守る意味におきまして、常任委員会の開会はその結論が出るまで暫時休憩されんことの動議を提出いたします。
○堀眞琴君 只今の菊川君の動議に賛成いたします。というのは、その理由は今菊川君が述べられた通りでありますが、何しろ国会の会期の延長を認めるかどうかということが非常に重要な問題となつて、与党、野党間のいわば争いの問題になつたわけであります。ところで一応議長の斡旋によりまして、軌道に乗せようということには各党とも意見はないのでありまするが、現在議運においてこの問題についての、軌道に乗せるためにいろいろと今接衝中でありまするからして、それが解決しました後に労働委員会を開かれんことに私も賛成であります。菊川君の動議を採択されんことをお願いいたします。
○一松政二君 今菊川さんの御提案の議運の成行きを見て開会されたいということも一応はわかりますが、そういう問題はまだそこまで行かない先に参議院においても各種の委員会がもうすでに開会されているのがあるわけであります。従つてそういう議論を今ここで蒸返して見ても仕様がありませんから、私はともかく我々参議院としては国民の批判の的になつているこういう会期問題で、会期が延長されたとかされないとかということでこういう状態になつていることは実に残念至極なのです。政治的にこういうことになつているから止むを得ませんけれども、併しながら委員会としては一応熱心に議案の審議に入つていると、せめて委員会でも私はやつて頂きたいと考えるから、私はこのまま継続して頂きたいと存じます。
○委員長(中村正雄君) 緑風会御意見ありませんか。
○小林政夫君 只今一松氏から御意見がありましたが、私も大体同感であります。いろいろ議運のほうにおいて一応話を聞くと審議はやる、火曜日の状態に戻すというのでありますから、委員会において審議は続行したほうがよかろうと思います。ただ実際問題としてもこの議運のほうで国会法の改正等について審議がされるからには相当時間もかかるでありましようし、その間の時間を利用して我々労働委員会としては労働委員会の審議を進めるということに賛成いたします。
○堀木鎌三君 私は今の各派で以て国会法の関係をやつているという事実はやはり我々自身も認めなくちやならん、ただ問題になりますことは、この常任委員会で審議を一体今進めなければどうしても間に合わん程度かどうかという問題との事実の睨合せを考えますと、まあ昨日の模様によつて常道に乗せようと、成るべく本日から常道に乗せようという決定の下に実は各派の交渉も行われているのであります。こういうふうに考えますと、そう大して時間をとらないのじやなかろうか、その点はもう少し委員長が様子を見られて、この労働委員会の審議の模様とそうして会期の関係から見てどういうふうに考えるか、どうしても会期の関係から今から直ちにやらなければならん事情にあると私は考えないのです。ですから卒直に言えば、具体的に言いますと、今暫く様子を見てその決定を待つてお開きになるのが当然の措置でなかろうか、但しその決定が非常に遅れて会期の問題と睨合してどうにも審議上向うの決定を待つてやるわけに行かないという事情に至つたときに、初めて常任委員会をお開きになるのが当然でなかろうか、こういうのが改進党の意見であります。
○菊川孝夫君 私今こういう提案を申上げたのは、勿論堀木さんの今のお話もありますし、又なお会期中には日曜土曜等もございますけれども、都合によりましては、今日行き方を見極めるまでに時間を空費したことによつて審議に差支えるようであつたならば、あとの審議の日において我々といたしましても相当時間を延長しまして審議に協力するということを決して拒否するものではございません。ただ申上げたいのは、議運も開かれない、今日の本会議を開く予定になつているその本会議も開かれない。その下相談としての先ず議運もなかなか開かれないので、各派交渉会で以て話合をつけよう、その矢先きに常任委員会がどんどん審議を始めるということはその各派の申合せにも反することだとこういうふうに考えますので、一応暫くの間様子を見寄られる意味において、委員長のお計らいでどうかそういうふうにお計らい願うのが一番穏当じやないか、こういうふうに考えます。繰返して申しますと、あとで若しも委員長が審議のために日数がなくてお困りだというようなときには、我々野党といたしましても十分協力いたしまして、時間も相当延長されても決してとやかく申すようなことなしに、我々も出てやるというふうにして協力いたしたいと思いますので、さようお取計らい願いたいと思います。
○一松政二君 今菊川さんのお話承わると、何か議運で以て若しお話がつかん、或いはこのまま一日も二日もずるずるべつたりとなつて行くのじやないか、そうすればこの常任委員会を開いていることが何か開会の既成事実でも作るとか何とかいうお考えがあれば別問題でありますが、我々は先きの会期がきまつておる、而もあと土曜も日曜もある、もう過去三日間我々は休んだので、実はもうかなり法案の審議も進んでいなければならん時期だと思うのです。若し皆さんのほうで大したもうこれから先きは質疑も要らんと、実は結論さへつけりやいいのだというお考えなら別ですが、今日休んで私は土曜も日曜もやるということには反対です。もう三日間も休んで、もう休みくたぶれているのだ、実はそこで審議を進めた後に何か別な結論が出ればその結論に従つたらいいじやないか、もう今日ぐらい審議を進めておいても別に既成事実とか何とかいう問題にはならない、もうすでに各委員会で開いた実績があるのです、ひとり労働委員会だけが今日折角開きながらこれを私は中止するということは反対でございます。
○委員長(中村正雄君) ほかに……。
○小林政夫君 速記をとめて懇談さして下さい。
○委員長(中村正雄君) 速記をとめて下さい。
   〔速記中止〕
○委員長(中村正雄君) 速記を始めて下さい。
 六月二十三日附で労働委員一松政二君ほか六名から参議院規則第三十八條第二項によりまして、委員会の開会要求が出ておりますことを御報告いたします。
 都合により暫時休憩いたします。
   午前十一時三十三分休憩
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   午後四時二十九分開会
○委員長(中村正雄君) それでは委員会を再開いたします。
 本日はこの程度で散会いたします。
   午後四時三十分散会