第015回国会 議院運営委員会 第16号
昭和二十七年十二月二十三日(火曜
日)
   午前九時五十八分開会
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  委員の異動
本日委員加賀操君辞任につき、その補
欠として三浦辰雄君を議長において指
名した。
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 出席者は左の通り。
   委員長     寺尾  豊君
   理事
           加藤 武徳君
           杉山 昌作君
          小笠原二三男君
           相馬 助治君
   委員
           石村 幸作君
           上原 正吉君
           木村 守江君
           草葉 隆圓君
           安井  謙君
           小林 政夫君
           赤木 正雄君
           高橋 道男君
           菊川 孝夫君
           矢嶋 三義君
           松浦 清一君
           大隈 信幸君
           水橋 藤作君
           須藤 五郎君
  委員外議員
           田中  一君
   地方行政委員長 油井賢太郎君
           松浦 定義君
           千田  正君
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   議長      佐藤 尚武君
   副議長     三木 治朗君
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  事務局側
   事 務 総 長 近藤 英明君
   参     事
   (事務次長)  芥川  治君
   参     事
   (記録部長)  小野寺五一君
   参     事
   (議事部長)  河野 義克君
   参     事
   (警務部長)  丹羽 寒月君
   参     事
   (委員部長)  宮坂 完孝君
  法制局側
   法 制 局 長 奧野 健一君
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  本日の会議に付した事件
○委員の辞任及び補欠選任の件
○議院運営小委員の補欠選任の件
○国会法第三十九條但書の規定による
 国会の議決を求めるの件(国立近代
 美術館評議員会評議員)
○文化財保護委員会委員任命につき本
 院の同意を求めるの件
○議院の運営に関する件
○漁港修築促進に関する決議案の委員
 会審査省略要求の件
○両院協議会協議委員の選挙に関する
 件
○裁判官弾劾法の一部改正に関する件
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○理事(杉山昌作君) 只今から会議を開きます。
 先ず第一に常任委員の辞任及び補欠に関する件を議題に供します。
○参事(河野義克君) 緑風会から、農林委員の加賀操君、経済安定委員の赤澤與仁君、議院運営委員の加賀操君、決算委員の三浦辰雄君がそれぞれ辞任せられて、農林委員に赤澤與仁君、経済安定委員に加賀操君、議院運営委員に三浦辰雄君、決算委員に加賀操君を後任として指名せられたいというお申出がございます。
 それから自由党から、人事委員の重宗雄三君、地方行政委員の小滝彬君、文部委員の泉山三六君、農林委員の山本米治君、通産委員の北村一男君、同じく高橋進太郎君、同じく石原幹市郎君、経済安定委員の木村守江君がそれぞれ辞任せられて、人事委員に北村一男君、地方行政委員に高橋進太郎君、文部委員に木村守江君、農林委員に石原幹市郎君、通産委員に重宗雄三君、同じく小滝彬君、同じく山本米治君及び経済安定委員に泉山三六君を後任としてそれぞれ指名せられたいというお申出が出ております。
 それから日本社会党第四控室から、通産委員の小林孝平君、電気通信委員の佐多忠隆君がそれぞれ辞任せられて、通産委員に佐多忠隆君、電気通信委員に小林孝平君を後任として指名せられたいというお申出でございます。
○理事(杉山昌作君) いずれも要求通り承認することに御異議ございませんか。
○理事(杉山昌作君) 御異議ないものと認め、さよう決定いたします。
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○理事(杉山昌作君) 次に議院運営小委員の補欠に関する件を議題に供します。
○参事(宮坂完孝君) 緑風会から、議院運営小委員の加賀操君が辞任いたされまして、後任として三浦辰雄君が推薦されております。
○理事(杉山昌作君) 只今の要求通り、承認することに御異議ございませんか。
○理事(杉山昌作君) 御異議なきものと認めて、さよう決定いたします。
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○理事(杉山昌作君) 次に国立近代美術館評議員会評議員任命につき本院の議決を求めるの件を議題に供します。本件は、昨日留保になつておつたのでありますが、いずれも政府要求の通り、承認することに御異議ございませんか。
○理事(杉山昌作君) 御異議なきものと認めて、さよう決定いたします。
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○理事(杉山昌作君) 次に文化財保護委員会委員任命につき本院の同意を求」めるの件を議題に供します。
 本件は十一月八日の本委員会において決定を留保して今日に至つたものであります。
○高橋道男君 緑風会としても異議はございませんが、これを保留することにつきましては、この二人の人事が直接関係があつたのではありませんけれども、文化財保護委員会の独立の行政委員会として運営上、いろいろ批判を受けなければならんことがあつたことに関連して、この人事も、或いは関連なしとせざるを得ないようなこともございましたので、保留を願つておつたわけでございますが、その文化財保護委員会の運営等につきましても、一応の見通しが得られたと思いますから、私どもはこれに同意を与えるということに賛成をいたします。
○理事(杉山昌作君) 本件は御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○理事(杉山昌作君) 御異議ないと認めて、さよう決定いたしました。
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○松浦清一君 第七議案の決算の問題で我が党のカニエ議員がこれに承認できない点があるというので、本会議において少数意見を述べたいというお申出が出ておりますが……。
○事務総長(近藤英明君) 今ここに頂きました。小委員会をすぐいたしたいと思います。
○小笠原二三男君 今期の問題に関係してございますが、昨夜一応の申し合せをしましたが、たまたま衆議院の議決が来年の三月三十一日までとなりまして、参議院の意思とは一致を見なかつたので、従つて参議院は、今後の運営をどうして行くかという点については、昨夜の議運の懇談会の申合せの通り、院議によつて決した通り今日、明日と、二日間において重要議案の審議が終了し、本会議の議決ができるように、各委員長に取扱い方については御協力を願うこととし、それでなお且つ本会議上程の運びに至らない案件については、その後委員会の審査を続行しても、二十五日以後の本会議は、大体来年の一月二十一日に、通常国会に代るものとしての今期の延長という点から考えても、二十一日頃本会議を開くようにして、その間委員会で上げられた案件は、二十一日の本会議に上程する。こういう予定を以て日程を進めて行きたいという程度の申合せと、わざわざ私申します。今の段階では申合せだということぐらいにして、各委員会に見通しをつけた審議をしてもらうように、改めて議運としての正式の申合せであるとしてお伝えを願う。こういうふうにして頂いたらいいんではないか。
 そうでなければ各委員会は、何らのめどもなくて、今後長い国会の間、どういう年末の審議をするかということについては、それぞれ疑念が起ろうかと思うのです。それで一応この点をお取扱い願つて、詳しくは明日の状況等を見て、議運の理事会等で又慎重態度を決するようにすればいい。私はそのためには、誤解をしないように申上げますが、本日の議運における正規の決定とするということではなくて、飽くまでも申合せとして、そういう見通しで取運んで行きたい。委員会においてもそういうことで協力して頂きたいということを申入れて、それでなお委員会の委員長のほうから、特段にどこかで異なる考えが出て来た場合等は、明日それらの意見を調整して行くということでいいのではないかと思います。
 そのための目標としては繰返してくどくどと里芋芸、本会議は明日の二十四日で年内は終り、来年の本会議が最初に開かれる日は二十一日頃を目安とする。こういう心積りであるというような点が、一応の議運の申合せ、見解として、委員会のほうと議運の委員長のほうで緊密な連絡をとつて頂きたい。これが私の申上げる点であります。
○相馬助治君 ちよつと速記をやめて……。
○理事(杉山昌作君) 速記をやめて下さい。
○理事(杉山昌作君) 速記をつけて下さい。
○相馬助治君 只今の小笠原君の意見、大体賛成です。ただ来年二十一日頃を目安にして云々という件については、そのように取運ぶのが順序だと存じますが、一応各会派の事情もあろうと存じますので、大体その線に沿つて各会派の意向を取りまとめて、明日の理事会でその目安をはつきりさせる。そういうふうにして、小笠原君の意見のように委員長において取計らわれるように希望いたします。
○理事(杉山昌作君) 只今小笠原君の発言、相馬君の発言の通り、委員長は各委員に向いまして、今明日中で大体重要な議事を済ませるように運行を願いたい。それで本会議はやめまして来年は大体二十一日頃を目途としてやるということについては、各会派でお話合いを願つて、明日の議運なり理事会なりで、もう一度打合わせをするということに取運んで御異議ございませんか。
○理事(杉山昌作君) それではさように決定いたします。
○小笠原二三男君 そういうふうに申合せできたようですが、今の委員長の言葉では、今明日中というところで大体終るようにというお話でしたが、これは、毎回の国会で言う通り、こま切れに会期を延ばすことと実質的に変らないような審議の状況をされることは、議運としては承認できない、野党としては。それで会期は大幅延長になつたけれども、なつたからとして二十四日で打切ろうと、実質審議は打切ろうとするものを、いや、ちよつと待つた、もう少し延びたからあと一日だ、いや、ちよつと待つたあと二日だと。こういうことは会期のこま切れ延長ということと何ら実質的に変らないことなんです。そういうことをやられては、これは余りに規律がなさ過ぎる。従つて昨日からいろいろ言い合つているわけですが、どの党においても明日において一切の問題を解決し、或いはどうしてもきまらんものは、その後の委員会においてはやつて、本会議は開かれない。自然休会にして行こうということについては、どの会派も異議はない。だからこの異議のない態度を各会派でもつともつと確認してもらつて、絶対実質的にこま切れ会期延長というような形の、規律のない審議の状況が行われないように、現れないように、お互い注意して、今明日の日程を進めて行こうと。こういうことなんですから、その点は、各会派におかれても私は御了解を願つておきたいと思います。
○水橋藤作君 小笠原君の御意見に私も同じなんですが、これにはやはり政府側と申しますか、自由党のほうで責任持つて大臣の答弁或いは議事の運営に協力して頂かなければ、我々もそれを望むところなんですが、やはり政府の答弁その他によつて、止むに止まれず、我々望まないけれども、延びなければならんという状態ができて来やせぬかというのが、我々一番心配するので、むしろ我々野党側よりも自由党側のほうで協力をして頂くように要望するわけです。
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○理事(杉山昌作君) それでは、次にもう一件常任委員の辞任及び補欠に関する件を議題といたします。
○参事(河野義克君) 只今共産党から、外務委員の兼岩傳一君、経済安定委員の須藤五郎君がそれぞれ辞任せられて、外務委員に須藤五郎君を、経済安定委員に兼岩傳一君をそれぞれ後任として指名せられたいというお申出がありました。
 又日本社会党第四控室から、予算委員の佐多忠隆君、決算委員の栗山良夫君がそれぞれ辞任せられて、予算委員に栗山良夫君、決算委員に佐多忠隆君を後任として指名せられたいとの申出がございました。
○理事(杉山昌作君) 要求通り、承認することに御異議ございませんか。
○理事(杉山昌作君) 御異議ないものと認めて、さよう決定いたします。
 暫時休憩いたします。
   午前十時十九分休憩
   ―――――・―――――
   午後三時四十四分開会
○委員長(寺尾豊君) 開会いたします。
 常任委員会の委員の辞任及び補欠に関する件。
○参事(河野義克君) 日本社会党第二控室から、予算委員吉川末次郎君、決算委員永井純一郎君がそれぞれ辞任せられて、予算委員に永井純一郎君、決算委員に吉川末次郎君を後任として指名せられたいというお申出があります。
 緑風会の人事委員溝口三郎君、建設委員三浦辰雄君がそれぞれ辞任せられて、人事委員に三浦辰雄君、建設委員に溝口三郎君を後任として指名せられたいというお申出が出ております。
 自由党から、人事委員の松野鶴平君、通産委員の松平勇雄がそれぞれ辞任せられて、人事委員に松平勇雄君、通産委員に松野鶴平君をそれぞれ後任として指名せられたいというお申出が出ております。
○委員長(寺尾豊君) 以上の通り決することに御異議ございませんか。
○委員長(寺尾豊君) さよう決定いたします。
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○委員長(寺尾豊君) 次に、決議案の委員会審査省略要求に関する件。
○事務総長(近藤英明君) 本日、秋山俊一郎君ほか七名のかたから、漁港修築促進に関する決議案を発議いたされ、右の発議者から委員会の審査省略を要求せられて来ております。よつて委員会審査省略の件を御決定願います。
○委員長(寺尾豊君) 本要求を認めることに御異議ございませんか。
○委員長(寺尾豊君) さよう決定をいたします。
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○委員長(寺尾豊君) 次に、両院協議会協議委員の選挙に関する件。
○事務総長(近藤英明君) 先刻衆議院から、町村の警察維持に関する責任転移の時期の特例に関する法律案につきまして、両院協議会を求め、協議員十人を衆議院から通知して参りました。よつて両院協議委員選挙に関する件を御協議願いたいと思います。
○菊川孝夫君 それは、従来の両院協議会委員選出方法の慣例によつて、一つ御決定願いたいと思います。
○事務総長(近藤英明君) それでは慣例等について、議事部長から説明いたしたいと思います。
○参事(河野義克君) 両院協議会協議員の選挙に関する慣例は、成規の手続を省略して議長に御一任願うわけでありますが、その議長の指名される協議員は、その案件に関しまして、本院の院議を構成した会派に按分比例いたしまして指名するということになつております。本法案につきましては、本院におきまして、本院の院議を構成した会派は、自由党、緑風会、民主クラブ、改進党でありまして、その四会派に協議員を按分比例いたしますと、自由党五名、緑風会三名、民主クラブ一名、改進党一名となります。
 なお社会党第二控室、社会党第四控室、労農党、共産党とそれぞれ反対されたもののほか、第一クラブにつきましては、この法案を審議したときに議場に御出席がなかつたので、これは外して考えておりますが、仮にこれを入れましても、先ほど申上げました数字は、同様となります。
○委員長(寺尾豊君) 議事部長説明の通り決することに御異議ございませんか。
○委員長(寺尾豊君) さよう決定をいたします。
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○委員長(寺尾豊君) 次に、裁判官弾劾法の改正に関する件。
○事務総長(近藤英明君) 本件は、極めて簡単なことでございますが、弾劾裁判法の定めるところによりまして、訴追委員会の事務の職員が参事二名、主事三名となつておりますのを、参事三名、主事三名、こういうふうに改めたい。予算上の措置は人のやりくり、入替えという方法だけで落ちつくという点で大蔵省とも話がついているそうでございまして、その定員の改正を、二、三というのを三、三と改めるという簡単な改正でありますが、法律改正となる場合、この改正法律案を提案いたしたいと存じますということで、こちらのほうにあらかじめ御了承を得ておいてくれ、御了承を頂けるなら、速かに衆議院で発議して送つて来るからということでございますから御審議願います。
○委員長(寺尾豊君) 事務総長説明の通り、認むることに御異議ございませんか。
○委員長(寺尾豊君) さよう決定をいたします。
 暫時休憩をいたします。
   午後三時四十九分休憩
   〔休憩後開会に至らなかつた〕