第171回国会 本会議 第32号
平成二十一年六月二十四日(水曜日)
   午前十時一分開議
    ━━━━━━━━━━━━━
○議事日程 第三十二号
  平成二十一年六月二十四日
   午前十時開議
 第一 経済上の連携に関する日本国とベトナム
  社会主義共和国との間の協定の締結について
  承認を求めるの件(衆議院送付)
 第二 日本国とスイス連邦との間の自由な貿易
  及び経済上の連携に関する協定の締結につい
  て承認を求めるの件(衆議院送付)
 第三 航空業務に関する日本国とサウジアラビ
  ア王国との間の協定の締結について承認を求
  めるの件(第百七十回国会内閣提出、第百七
  十一回国会衆議院送付)
 第四 平成十九年度一般会計予備費使用総調書
  及び各省各庁所管使用調書(その1)(第百
  六十九回国会内閣提出、第百七十一回国会衆
  議院送付)
 第五 平成十九年度特別会計予備費使用総調書
  及び各省各庁所管使用調書(その1)(第百
  六十九回国会内閣提出、第百七十一回国会衆
  議院送付)
 第六 平成十九年度特別会計予算総則第七条第
  一項の規定による経費増額総調書及び各省各
  庁所管経費増額調書(その1)(第百六十九
  回国会内閣提出、第百七十一回国会衆議院送
  付)
 第七 平成十九年度特別会計予備費使用総調書
  及び各省各庁所管使用調書(その2)(第百
  六十九回国会内閣提出、第百七十一回国会衆
  議院送付)
 第八 平成十九年度特別会計予算総則第七条第
  一項の規定による経費増額総調書及び各省各
  庁所管経費増額調書(その2)(第百六十九
  回国会内閣提出、第百七十一回国会衆議院送
  付)
 第九 育児休業、介護休業等育児又は家族介護
  を行う労働者の福祉に関する法律及び雇用保
  険法の一部を改正する法律案(内閣提出、衆
  議院送付)
 第一〇 公文書等の管理に関する法律案(内閣
  提出、衆議院送付)
    ━━━━━━━━━━━━━
○本日の会議に付した案件
 一、元議員植木光教君逝去につき哀悼の件
 以下 議事日程のとおり
     ─────・─────
○議長(江田五月君) これより会議を開きます。
 さきに院議をもって永年在職議員として表彰されました元議員植木光教君は、去る六日逝去されました。誠に痛惜の極みであり、哀悼の念に堪えません。
 つきましては、この際、院議をもって同君に対し弔詞をささげることにいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(江田五月君) 御異議ないと認めます。
 弔詞を朗読いたします。
   〔総員起立〕
 参議院は わが国 民主政治発展のため力を尽くされ 特に院議をもって永年の功労を表彰せられ さきに予算委員長 議院運営委員長等の要職に就かれ また国務大臣としての重任にあたられました 元議員正三位勲一等植木光教君の長逝に対し つつしんで哀悼の意を表し うやうやしく弔詞をささげます
     ─────・─────
○議長(江田五月君) 日程第一 経済上の連携に関する日本国とベトナム社会主義共和国との間の協定の締結について承認を求めるの件
 日程第二 日本国とスイス連邦との間の自由な貿易及び経済上の連携に関する協定の締結について承認を求めるの件
  (いずれも衆議院送付)
 日程第三 航空業務に関する日本国とサウジアラビア王国との間の協定の締結について承認を求めるの件(第百七十回国会内閣提出、第百七十一回国会衆議院送付)
 以上三件を一括して議題といたします。
 まず、委員長の報告を求めます。外交防衛委員長榛葉賀津也君。
    ─────────────
   〔審査報告書及び議案は本号(その二)に掲載〕
    ─────────────
   〔榛葉賀津也君登壇、拍手〕
○榛葉賀津也君 ただいま議題となりました条約三件につきまして、外交防衛委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。
 まず、ベトナムとの経済連携協定は、両国間において、物品及びサービスの貿易の自由化及び円滑化を進め、自然人の移動を円滑化し、知的財産の保護を確保すること等について定めるものであります。
 次に、スイスとの経済連携協定は、両国間において、物品及びサービスの貿易の自由化及び円滑化を進め、投資の機会を増大させ、自然人の移動、競争、知的財産等の幅広い分野での枠組みを構築すること等について定めるものであります。
 次に、サウジアラビアとの航空協定は、両国間の定期航空路を開設するため、定期航空業務を運営する権利を相互に許与し、業務の開始及び運営の手続及び条件等を取り決めるとともに、両国の指定航空企業がそれぞれの業務を行うことができる路線を定めるものであります。
 委員会におきましては、三件を一括して議題とし、両経済連携協定締結の意義と我が国農業に与える影響、ベトナム人看護師・介護福祉士の今後の受入れ交渉の方針、スイスとの間で導入される認定輸出者による原産地申告制度の信頼性確保、サウジアラビアとの間で就航見込みがない中で航空協定を締結する意味等について質疑が行われましたが、詳細は会議録によって御承知願います。
 質疑を終え、順次採決の結果、ベトナム及びスイスとの経済連携協定はいずれも多数をもって、サウジアラビアとの航空協定は全会一致をもって、それぞれ承認すべきものと決定いたしました。
 以上、御報告申し上げます。(拍手)
    ─────────────
○議長(江田五月君) これより採決をいたします。
 まず、経済上の連携に関する日本国とベトナム社会主義共和国との間の協定の締結について承認を求めるの件及び日本国とスイス連邦との間の自由な貿易及び経済上の連携に関する協定の締結について承認を求めるの件を一括して採決いたします。
 両件の賛否について、投票ボタンをお押し願います。
   〔投票開始〕
○議長(江田五月君) 間もなく投票を終了いたします。──これにて投票を終了いたします。
   〔投票終了〕
○議長(江田五月君) 投票の結果を報告いたします。
  投票総数         二百二十一  
  賛成            二百十四  
  反対               七  
 よって、両件は承認することに決しました。(拍手)
    ─────────────
   〔投票者氏名は本号末尾に掲載〕
    ─────────────
○議長(江田五月君) 次に、航空業務に関する日本国とサウジアラビア王国との間の協定の締結について承認を求めるの件の採決をいたします。
 本件の賛否について、投票ボタンをお押し願います。
   〔投票開始〕
○議長(江田五月君) 間もなく投票を終了いたします。──これにて投票を終了いたします。
   〔投票終了〕
○議長(江田五月君) 投票の結果を報告いたします。
  投票総数         二百二十二  
  賛成           二百二十二  
  反対               〇  
 よって、本件は全会一致をもって承認することに決しました。(拍手)
    ─────────────
   〔投票者氏名は本号末尾に掲載〕
     ─────・─────
○議長(江田五月君) 日程第四 平成十九年度一般会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書(その1)
 日程第五 平成十九年度特別会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書(その1)
 日程第六 平成十九年度特別会計予算総則第七条第一項の規定による経費増額総調書及び各省各庁所管経費増額調書(その1)
 日程第七 平成十九年度特別会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書(その2)
 日程第八 平成十九年度特別会計予算総則第七条第一項の規定による経費増額総調書及び各省各庁所管経費増額調書(その2)
  (いずれも第百六十九回国会内閣提出、第百七十一回国会衆議院送付)
 以上五件を一括して議題といたします。
 まず、委員長の報告を求めます。決算委員長家西悟君。
    ─────────────
   〔審査報告書は本号(その二)に掲載〕
    ─────────────
   〔家西悟君登壇、拍手〕
○家西悟君 ただいま議題となりました平成十九年度予備費関係五件につきまして、決算委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。
 平成十九年度予備費関係五件は、憲法及び財政法の規定に基づき、予備費の使用等について、国会の事後承諾を求めるため提出されたものであります。
 これらの主な費目について政府の提出理由を申し上げますと、まず、一般会計の予備費使用は、特定C型肝炎ウイルス感染者等に対する給付金の支給に要する経費、主要国首脳会議の開催準備に必要な経費、地方道路公社有料道路災害復旧事業に必要な経費、イラクにおける人道復興支援活動及び安全確保支援活動の実施に必要な経費などであります。
 次いで、特別会計の予備費使用は、食料安定供給特別会計における麦の買入れに必要な経費、森林保険特別会計における保険金等の不足を補うために必要な経費であります。
 次いで、特別会計予算総則の規定による経費の増額は、道路整備特別会計における道路事業の調整等に必要な経費の増額、治水特別会計における河川事業の調整等に必要な経費の増額などであります。
 委員会におきましては、これら五件を一括して議題とし、まず財務大臣から説明を聴取しました。
 質疑を終局し、討論に入りましたところ、日本共産党を代表して仁比委員、社会民主党・護憲連合を代表して又市委員より、平成十九年度一般会計予備費(その1)及び平成十九年度特別会計予算総則第七条第一項の規定による経費増額(その1)については反対、その他三件については賛成の意見がそれぞれ述べられました。
 討論を終わり、採決の結果、平成十九年度予備費関係五件のうち、平成十九年度一般会計予備費(その1)及び平成十九年度特別会計予算総則第七条第一項の規定による経費増額(その1)については承諾を与えるべきものでないと議決され、その他三件については承諾を与えるべきものと議決されました。
 以上、御報告申し上げます。(拍手)
    ─────────────
○議長(江田五月君) これより採決をいたします。
 まず、日程第四及び第六の予備費使用総調書等二件を一括して採決いたします。
 両件を承諾することの賛否について、投票ボタンをお押し願います。
   〔投票開始〕
○議長(江田五月君) 間もなく投票を終了いたします。──これにて投票を終了いたします。
   〔投票終了〕
○議長(江田五月君) 投票の結果を報告いたします。
  投票総数         二百二十一  
  賛成             九十一  
  反対             百三十  
 よって、両件は承諾しないことに決しました。
    ─────────────
   〔投票者氏名は本号末尾に掲載〕
    ─────────────
○議長(江田五月君) 次に、日程第五、第七及び第八の予備費使用総調書等三件を一括して採決いたします。
 三件を承諾することの賛否について、投票ボタンをお押し願います。
   〔投票開始〕
○議長(江田五月君) 間もなく投票を終了いたします。──これにて投票を終了いたします。
   〔投票終了〕
○議長(江田五月君) 投票の結果を報告いたします。
  投票総数         二百二十二  
  賛成              百六  
  反対             百十六  
 よって、三件は承諾しないことに決しました。
    ─────────────
   〔投票者氏名は本号末尾に掲載〕
     ─────・─────
○議長(江田五月君) 日程第九 育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律及び雇用保険法の一部を改正する法律案(内閣提出、衆議院送付)を議題といたします。
 まず、委員長の報告を求めます。厚生労働委員長辻泰弘君。
    ─────────────
   〔審査報告書及び議案は本号(その二)に掲載〕
    ─────────────
   〔辻泰弘君登壇、拍手〕
○辻泰弘君 ただいま議題となりました法律案につきまして、厚生労働委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。
 本法律案は、我が国における急速な少子高齢化の進行を踏まえ、仕事と子育て、仕事と介護それぞれの両立を支援し、労働者が男女共に、子供の養育又は家族の介護を行いながら働き続けることができる雇用環境を整備するため、育児・介護休業制度の見直し等を行おうとするものであります。
 その主な内容は、第一に、三歳までの子供を養育する労働者について、事業主に対し短時間勤務制度を設けることを義務付けるとともに、労働者からの請求に応じた所定外労働時間の免除を制度化するものであります。
 第二に、父母が共に育児休業を取得する場合、その子供が一歳二か月に達するまでの間に、一年間育児休業が取得できるようにするものであります。
 これらのほか、育児休業制度の見直しに伴う育児休業給付の給付対象期間の延長、子供の看護休暇制度の拡充、介護のための短期休暇制度の創設、都道府県労働局長による紛争解決の援助や調停の仕組みの創設、厚生労働大臣の勧告に従わない場合の公表制度の創設等を行うものであります。
 なお、衆議院において、紛争の解決、公表等に係る規定は公布の日から起算して三月を超えない範囲内において政令で定める日、調停に係る規定は平成二十二年四月一日から施行する旨の修正が行われるとともに、労働者からの育児休業の申出に対して、事業主が休業の開始予定日、終了予定日を明記した書面を労働者に交付し、休業期間を明確にしておくための厚生労働省令の改正を行うことが合意されております。
 委員会におきましては、女性の継続就業率が改善しない理由、男性の育児休業取得率向上に向けた取組、育児休業中の所得保障の在り方、いわゆる育休切りなどの不利益取扱事案に厳正に対処する必要性、育児休業期間等を明記した書面交付に関する省令違反の是正策、期間の定めのある雇用者の育児休業取得要件を緩和する必要性、介護休業期間の拡充の必要性、子育て支援の地域格差に対応する必要性等について質疑が行われましたが、その詳細は会議録によって御承知願います。
 質疑を終局し、採決の結果、本法律案は全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。
 以上、御報告申し上げます。(拍手)
    ─────────────
○議長(江田五月君) これより採決をいたします。
 本案の賛否について、投票ボタンをお押し願います。
   〔投票開始〕
○議長(江田五月君) 間もなく投票を終了いたします。──これにて投票を終了いたします。
   〔投票終了〕
○議長(江田五月君) 投票の結果を報告いたします。
  投票総数          二百十九  
  賛成            二百十九  
  反対               〇  
 よって、本案は全会一致をもって可決されました。(拍手)
    ─────────────
   〔投票者氏名は本号末尾に掲載〕
     ─────・─────
○議長(江田五月君) 日程第一〇 公文書等の管理に関する法律案(内閣提出、衆議院送付)を議題といたします。
 まず、委員長の報告を求めます。内閣委員長愛知治郎君。
    ─────────────
   〔審査報告書及び議案は本号(その二)に掲載〕
    ─────────────
   〔愛知治郎君登壇、拍手〕
○愛知治郎君 ただいま議題となりました法律案につきまして、内閣委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。
 本法律案は、公文書等の管理に関する基本的な事項として、行政文書等の作成、保存、国立公文書館への移管等についての原則を定めるとともに、歴史資料として重要な公文書等が国立公文書館等において適切に保存され、利用に供されるために必要な措置等を講ずることを主な内容としております。
 なお、衆議院におきまして、目的規定に公文書等が健全な民主主義の根幹を支える国民共有の知的資源として主権者である国民が主体的に利用し得るものであることを明記すること、行政機関の職員が作成すべき文書の範囲を具体化、明確化すること、行政機関の長は、保存期間が満了した行政文書ファイル等の廃棄について内閣総理大臣の同意を得なければならないものとすることを主な内容とする修正が行われております。
 委員会におきましては、公文書管理の法制化の意義、作成すべき文書の範囲、国及び地方における公文書管理体制の充実強化、国立公文書館の組織の在り方等について質疑が行われましたが、その詳細は会議録によって御承知願います。
 質疑を終了し、採決の結果、本法律案は全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。
 なお、本法律案に対し二十一項目から成る附帯決議を行いました。
 以上、御報告申し上げます。(拍手)
    ─────────────
○議長(江田五月君) これより採決をいたします。
 本案の賛否について、投票ボタンをお押し願います。
   〔投票開始〕
○議長(江田五月君) 間もなく投票を終了いたします。──これにて投票を終了いたします。
   〔投票終了〕
○議長(江田五月君) 投票の結果を報告いたします。
  投票総数         二百二十二  
  賛成           二百二十二  
  反対               〇  
 よって、本案は全会一致をもって可決されました。(拍手)
    ─────────────
   〔投票者氏名は本号末尾に掲載〕
    ─────────────
○議長(江田五月君) 本日はこれにて散会いたします。
   午前十時二十三分散会