第013回国会 議院運営委員会 第74号
昭和二十七年七月二十八日(月曜日)
    午後二時五十分開議
 出席委員
   委員長 石田 博英君
   理事 倉石 忠雄君 理事 福永 健司君
   理事 山本 猛夫君
      岡延右エ門君    岡西 明貞君
      押谷 富三君    川本 末治君
      菅家 喜六君    島田 末信君
      田中  元君    田渕 光一君
     橋本登美三郎君    柳澤 義男君
     山口喜久一郎君    石田 一松君
      椎熊 三郎君    土井 直作君
      松井 政吉君    梨木作次郎君
      田中織之進君
 委員外の出席者
        議     長 林  讓治君
        副  議  長 岩本 信行君
        議     員 中野 四郎君
        事 務 総 長 大池  眞君
    ―――――――――――――
七月二十八日
 委員羽田野次郎君辞任につき、その補欠として
 小平忠君が議長の指名で委員に選任された。
    ―――――――――――――
本日の会議に付した事件
 回付案の取扱いの件
 両院協議会を求めるの件
 決議案の取扱いの件
 緊急質問の取扱いの件
 公正取引委員会委員長任命につき同意を求める
 の件
 公安審査委員会委員長及び委員任命につき同意
 を求めるの件
 列国議会同盟加入に関する件
 日本ユネスコ国内委員会委員指名の件
 国土総合開発審議会委員指名の件
 国会職員給与規程の一部改正の件
 国会職員考査委員会規程の一部改正の件
 国会職員の政治的行為の禁止又は制限に関する
 規程の制定の件
 衆議院職員等苦情処理規程の制定の件
 漁港審議会委員任命につき同意を求めるの件
 本日の本会議の議事に関する件
    ―――――――――――――
○石田委員長 それでは運営委員会を開会いたします。
 初めに、前回の運営委員会におきまして、皆様方の御同意を得て文書にして政府に申し入れたことを御報告申し上げます。それは
  本日の議院運営委員会において衆議院の解散につき各派一致の申合せに依り議院運営委員長から内閣に進害するよう決定したから別紙の通り申入れます。
 昭和二十七年七月二十五日
    衆議院議院運営委員長
          石田 博英
   内閣官房長官保利茂殿
  衆議院の解散について
 衆議院の解散が行われるような場合には内閣は厳に次の諸点に留意することが必要である。
 一、昭和二十八年度の本予算を完全に成立せしめ得るようにすること。即ち解散時期の如何によつて二十八年度予算が完全に成立できずに何ケ月かのコマ切れ予算を作成するが如きは、独立日本の国政運用に重大なる支障を生ずるから、かくの如きことのなきよう国会の予算審議期間を十分考慮すること、換言すれば従来の実例に鑑み約六十日間位の審議期間を持ち得るように一月二十日頃迄には予算提出をなし得るようにすること。
 二、次に解散後の特別国会で右の時期まで予算を提出するためには更に総理大臣の指名から内閣組織、次いで政策決定、予算編成等をなし得るよう所要期間を考慮すること。
 三、なお、特別国会の召集は総選挙の日から三十日以内であるから前二項の期間を考えて総選挙を施行すること。
 四、総選挙の期日は公職選挙法の改正により二十五日以前に告示しなければならないからその点も併せ考慮すること。
 以上四項の点を十分考慮して衆議院の解散時期を定めることが必要且つ重要であることを進言する。こういう文章をもつて申入れしましたから、右御報告を申し上げておきます。
    ―――――――――――――
○石田委員長 次に、回付案の取扱いの件をお諮りいたします。たくさんありますか、事務総長から御報告を願います。
○大池事務総長 今日の日程に掲げてあります中で、三十五までの回付案は、この前修正の要点を文書にして差上げておきましたが、二十六以下の分については、ただいまお手元に差上げてございます。
○石田委員長 ちよつと懇談に移します。
    〔速記中止〕
○石田委員長 それでは記録を願います。
 自由党の御態度から順に御説明願つて、それにあわせて各派の御態度を伺つてやつて行きたいと思います。
○倉石委員 野党の皆さんも、いろいろたくさんありますので、御研究に御苦労なさつたと存じますが、日程第一から順に申し上げますと、日程第五は、後刻申し上げますから、この運営委員会散会までちよつと保留していただきたいと思います。第五は除いて、第一、第二、第三、第四、第六、第七、第八、第九は、本日は保留していただきたいと思います。
 それから日程第十と第十二は、賛成することができませんので、両院協議会を持ちたいと思います。第十一は本日保留さしていただきたいと思います。
 それから日程第十三から二十五までは、本日態度を保留さしていただきたいと存じます。それから第二十六、第二十七……。
○土井委員 二十五以下は、きよう出されたんだから、あとの問題にしてください、われわれは二十五までしか態度を決定して来ていないのです。
○倉石委員 二十六以下のもやつてくださいよ。
○土井委員 この間も、一から二十五まで出ておるから、こういう厖大なものは一応各党でそれぞれ慎重に検討する必要があるからというので、上程しなかつたのです。二十六から四十五までですから、約二十ある。厖大なものですから、党へ帰つて検討しなければならぬ。
○椎熊委員 しかも自由党は、三日間もかかつて、二十五までのうちで、どうしてそんなに態度か決定しないのですか。
○石田委員長 懇談に移します。
    〔速記中止〕
○石田委員長 懇談をとじます。
 それでは二十六から先の問題については、本日御相談はするけれども、あとで御相談申し上げます。とにかく二十五までがきのうの日程に上つておつたものでありますから、それについて各派の御意見を伺います。
○椎熊委員 わが党は、二十五までは各案に対する態度を決定しておりますから、全部本日上程を希望いたします。会期も余すところあと二日よりありませんし、必ずしも政府に協力するわけではないけれども、法案に対する国会自体の誠意が疑われてもいかぬから、一々の案に対する賛否は本会議場において決定すべき次第のものだが、わが党の態度は決しておりますから、二十五までは本日上程せられんことを希望します。
○土井委員 わが党においても、大体一から二十五までは、すでに二十五日の日に委員長から、相当厖大な内容だから党へ持ち帰つてというので、それから後慎重に相談いたしました結果、これに対する賛否の問題も明確に決定しでおります。しかしただいま倉石君のお話によりますれば、まだ自由党としてこれに対するところの態度が明確でありませんので、賛否等については、わが党も態度を表示することはこの際避けまするが、本日ただちに上程することに対しては異議ありませんから、さようとりはからいを願いたい。
○梨木委員 私の方も、態度はきまつております。本日上程されんことを希望します。
○田中(織)委員 私の方も、二十五までは態度を決定して来ております。従つて本日上程せられんことを望みます。
○石田委員長 それではお伺いをいたしますが、日程第五についての自由党の態度はきまりましたか。
○倉石委員 日程第五につきましては、私どもは賛成いたしかねますので、やはり両院協議会を持ちたいと思います。
○椎熊委員 日程第五に対しては、委員会においては自由党の態度はきまつておるのです。その委員会の態度と党の態度がかわつたわけですね。
○倉石委員 党全体として相談いたしまして、参議院の修正にはこのまま賛成することはできない、そういうことであります。
○石田委員長 そこで、自由党が保留を申し出ておる件につきましては、自由党の意向だからというわけではなしに、わざわざ採決をするまでもないと思いますから、実際上議場で保留していただきまして、第二十五までのうちでは、日程第五及び第十、第十二を本日上程することにきめたいと思いますが、御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○石田委員長 では、さように決定いたします。
 次に、日程第二十六以下の取扱いをお諮りするのでありますが、先ほど自由党から態度の御表明をなさろうとして、これに対して野党側は、きよう初めて見た議案だからというお話がございました。そこでその事案でありますが、第二十六以下はきよう日程に初めて上つたわけでありますか。
○大池事務総長 それは、そういうわけであります。
○石田委員長 そこで、自由党の方だけの態度を伺つて、取扱いはあとで御議論するということにいたしたいと思います。
○倉石委員 日程四十三までの間で、二十六、二十七、二十九、三十三、三十四、三十五、三十六、三十七、三十九、四十については、一応両院協議会を持ちたいと思いますので、本日上程していただきたいと思います。あとは、本日は態度を保留さしていただきたいと思います。
○椎熊委員 四十三までの間の協議会を持たざるものは、のむのですか。
○倉石委員 保留です。
○椎熊委員 のむならのんだらどうです。
○倉石委員 そうやたらにのめないのです。
○田中(織)委員 それは両院協議会との兼ね合いでやつておるとしか思えぬ。そういうやり方は反対だ。
○倉石委員 そうでなく、態度を決定するについて、私どもの方ではメンバーが多いことですから、それぞれの関係の委員に協議しなければならぬのでして、あとは一挙に態度を決定いたします。大体決定しておりますけれども、きようのところは保留さしていただきたい。
○土井委員 ただいま自由党の方の意見は聞きましたが、これは二十五日の議院運営委員会においても、非常にたくさんの法案で、各党でもそれぞれ検討するのに相当困難だろうという委員長の御考慮において、土曜と日曜をその期間に充てたわけであります。従つて、会期も切迫しておりますけれども、約二十ばかりの案件が今提出されておるわけでありますから、党へ持ち帰りまして、賛否の態度を決するについて十分に審査しなければなりませんので、本日上程はしないで、明日までに態度を決定して参りますから、明日上程するように運んでいただきたいと思います。
    〔「賛成」と呼ぶ者あり〕
○石田委員長 懇談に移します。
    〔速記中止〕
○石田委員長 懇談をとじます。
 二十六から四十三までの間に、今朝九時に議案が配付された案件だそうであります。それを本日態度を決定しろということは、やはり公正な運営の仕方ではないと存じますから、これは明日までに必ず各派の御態度を御決定願うことにいたしたいと存じます。
 日程第四十四と四十五について事務総長から御説明を願います。
○大池事務総長 日程第四十四は、公職選挙法改正に関する調査特別委員会からの提案でありまして、これはこちらから参議院の方へ送付をして、向うの議決を得なければならぬものであります。四十五の方は、参議院の方から参りましたものに対する衆議院の修正でありますので、また向うへ回付をいたしまして、参議院の態度を見なければならぬものであります。会期の末でございますから、これは本日上程方をお願いしたいと思います。
○石田委員長 この二件を本日上程するに御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○石田委員長 では、さよう決定いたします。
○田中(織)委員 ちよつと議案についてお伺いしたいのですが、すでに自然休会に入る前の文部委員会で、否決と決定をしておる教育委員会法の一部を改正する法律案等が、まだ本日の予定にも上つておらないのはどういうわけですか。この前ドツグ・レースの問題の場合もありますが、委員会で上つてから本会議の日程に上すことが、まま非常に長期にわたつて遅れることは、これは前例上よくないことだと思うのですが、どういう取扱いでそういうことになつておるのか、明確にしてもらいたいと思います。
○大池事務総長 教育委員会法の一部を改正する法律案等は文部委員会で否決をしたのでございまして、こちらから参議院の方へ送付を必要としませんので、本院だけで決定ができるわけです。そこでその方は取急ぎません。それよりも、回付案のうち両院協議会にかけるものについては、両院協議会の決定までの時日を必要としますので、その取急ぐ分だけを先に御決定を願おうということで、二十五までの回付案はとりあえずきよう各党の態度を御決定願うことになつておりましたが、二十六以下の十数案が参つておりますから、そういうもののあとで始末をつけてもよくないか、こういう意味で上げておりません。回付案は本日一応全部日程に上つておりまして、四十四と四十五については、参議院へ送つてやる必要のある分でありますから、特に上げてあるのでありますが、これらの回付案については皆様の方の御態度も明日は決定されますし、その取扱いもわかることでありますから、次回の本会議には教育委員会の方の法案も当然上げる準備にいたしております。
○田中(織)委員 事務総長の今の御答弁ですが、私ちよつと納得しかねるのです。もちろん、回付案に対する賛否の態度を決定しなければ、その法案の成否に関する問題だし、他院の関係があるという意味において、これを日程に取上げて審議するということについては了承いたします。しかし教育委員会法等の問題は、委員会では否決されておりますけれども、その後この法案の成立を期待する向きが、はたして委員会で否決された通り本会議において最終的な決定を見るかどうかというので、全国大会等を開いて相当大きな関心を持つておる法案なんです。従つて、たとい委員会の否決で、衆議院限りでやみに消えて行く法案だといたしましても、その態度が委員会できまつたならば、できるだけ早い機会に本会議において最終的な決定をすることが当然だと思うのです。回付案が非常に殺到したから、手続その他の関係で落ちたんだということならわかりますけれども、どうも今の事務総長の説明だけでは納得が行かないのです。これは委員会だけできまらないので、本会議にかけなければ衆議院としての決定にはならないのですから、当然載せるべきなんです。たまたまこれは否決されておりますけれども、前に、委員会で可決されたものが相当長期にわたつてたなざらしになつておるというような問題があつて、物議をかもした直後だけに、こういうような委員会で態度のきまつたものについては、最終的な態度決定のための処置をとらなければならぬ。これは議長の責任だと思うのです。その点はとにかく至急にやつてもらわなければならぬと思います。
○大池事務総長 至急にこの次載せますし、委員会で否決されたけれども、本会議でその通りになるかならぬかわからぬということで、各党の態度がきまつて、きようでも緊急上程をしろということなら、いくらでもでき得る状態ですから、それはけつこうなのですが、回付案より先にやるかどうかという態度がきまりませんので、一応待つておつたのであります。しかし明日になると、回付案が一応全部済んでしまいますので、日程に上げる予定になつております。
○松井(政)委員 事務総長の答弁のあげ足をとるわけじやありませんが、今、各党の態度がきまればということですが、委員会は多数決の原則に基いて決定をしておるわけなんで、委員会における党の態度というものは各党きまつておる。従つて、本会議に上程するまでの間に、さらに委員会の態度以外の態度をきめなければならぬという会派が申入れをして延ばしておるのかどうか、それとも委員会から上つて来たものを、事務当局として、ただ回付案が多いからということで延ばしておるのか、その点はやはり明らかにしてもらわないと、国会の運営上明朗を欠くと思うのです。委員会においては各党の態度はきまつておる。それをさらに党議にかけて相談しなければならぬということで、いつまでも握つておるということは、賛成反対にかかわらず悪例なんです。先ほどの御説明は、回付案がかくの通りたくさん来たから、これについては両院協議会の措置もあるので早いことを必要とする、しかしこれは衆議院の議決だけだから遅らしたということであるのか、それとも最後におつしやつた、各党の態度がきまればということであるのか、二つの理由が出ておるのですが、どつちがほんとうの理由なんですか。
○大池事務総長 二十五までは、この前の金曜日の日程に上つておるわけです。そのときに上げてもいいわけですが、二十五までの回付案に対する態度も自由党はきまつておらぬし、それに教育委員会の法律案が入つても、そこまで審議に入るわけには行かぬので、二十五まで載つけておくということで、自由党の国会対策委員長の方にも相談したところが、とうていそこまでは行かぬからということで延びておつた。そうして土曜、日曜はお休みになつて、きよう初めてですし、あとからまたこれだけ参りました。そこで、これをすぐ載つけておいてもさしつかえないわけですが、本日とうていそこまで行かない、回付案のうち両院協議会関係のものさえ済めば、すぐこちらとしても上げるから、それまで待つてくれということで、内々のことはありましたけれども、そういうことができる場合とできない場合とがあります。この際それはいいんじやないかということで、載つけてないわけであります。
○石田委員長 できるだけそういうことのないようにいたしますし、次会の日程には上げていただくことにしておきまして、きようのことはひとつその程度で御了承を願います。
○土井委員 次会というといつですか。
○石田委員長 明日であります。
○松井(政)委員 ぼくの聞きたいのは、明日日程に上げるとか、明後日日程に上げるとかいうことではないのです。何で延びているかということです。
○石田委員長 それはわかりました。
    ―――――――――――――
○石田委員長 次に、決議案の取扱いの件をお諮りいたします。
 留保されておりました決議案が五件ございます。その決議案を一件ずつお願いいたします。
 弔慰のため遺族に交付する公債の政府買上げに関する決議案、これはいかがいたしますか。
○椎熊委員 これはすぐ上程したらいかがですか。
○土井委員 これは二十五日の委員会のときには、各党が共同提案にするということを前提として保留されておるわけです。各党といつても大体自由党だけで、野党は了承しておるのです。
○石田委員長 自由党はいかがですか。
○田中(元)委員 明日まで待つていただきたいと思います。
○石田委員長 明日まで待つてあげてくれませんか。
○土井委員 それではせつかく田中君の言うととだから、明日まで待ちましよう。
○石田委員長 この弔慰のため云々の決議案は明日まで保留するに御異議ございませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○石田委員長 さよう決定いたします。
 次に、衆議院解散に関する決議案が二件ございますが、これはいかがいたしますか。
○椎熊委員 これも留保。
○梨木委員 私の方のは上げてもらいたいのです。
○石田委員長 御希望は承りましたが、本日は留保いたします。
 次に、国民健康保健の強化に関する決議案はいかがですか。
○椎熊委員 これはきようやつたらどうです。
○倉石委員 きようだけ保留してください。
○石田委員長 それでは保留することにいたします。
 次に、領土に関する決議案はいかがですか。
○田渕委員 これも留保。
○椎熊委員 これはやつたらどうです。
○田中(織)委員 やつたらどうです。もう六十日過ぎておる。
○倉石委員 まあ保留でどうです。
○石田委員長 それじや本件も本日は留保するに御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○石田委員長 さよう決定いたします。
    ―――――――――――――
○石田委員長 次に、ちよつと本日御協議申し上げて、明日までに態度について御返事を承りたい件があります。それは、国立病院特別会計所属の資産の譲渡等に関する特別措置法案、こういう法律案が自由党と改進党の賛成を得て他の会派は反対だそうでありますが、衆議院を通過して参議院に送付されております。それがすでに送付されてから六十日を経過して、なお審議未了になる形勢に現在あるわけであります。そこで、これが審議未了になつては困るので、参議院を否決と認めて、衆議院において三分の二の議決をしたいという申出が、ございました。
○椎熊委員 三分の二になるかどうかはわからぬが、わが党は最初から賛成ですから一原案を支持します。
○石田委員長 それでは、この件は突然きよう来たものでありますから、明日、自由党及び改進党の御態度がきまれば……。
○椎熊委員 改進党はきまつおるのです。
○倉石委員 自由党もきまつておる。
○石田委員長 それじやきようやりますか。
○福永(健)委員 明後日でいいでしよう。
○石田委員長 それでは、日数等についても正確を期する要があるようでありますから、本件は明後日日程に載せるに御異議ございませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○石田委員長 さよう決定いたします。
    ―――――――――――――
○石田委員長 それから、次に緊急質問の取扱いをお諮りいたすのでありますが、ちよつと私事故がありますから、倉石君にかわつていただきます。御了承を願います。
    〔委員長退席、倉石委員長代理着席〕
○倉石委員長代理 それでは、委員長が事故があるそうでありますから、私が代行いたします。よろしく願います。
 緊急質問でありますが、立花敏男君提出の国連軍協定の締結に関する緊急質問、これはいかがいたしますか。
○椎熊委員 この緊急質問と同一内容の件について、野党連合で先般来協議しております。近く協議がまとまつて、野党連合として緊急質問をすることになつておりますので、それまで留保していただきたい。五も関連性がありますから留保していただきたいと思います。
○倉石委員長代理 一と五は留保するに御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○倉石委員長代理 それでは、さように決定いたします。
○梨木委員 それは私の方から出しておる緊急質問ですが、私どもの方の意見を聞かずにきめるということはないでしよう。
○倉石委員長代理 もうきまりました。
 次に、井上良二君提出の米の供出後における自由販売に関する緊急質問はいかがいたしますか。
○椎熊委員 これは野党連合でも大体内容を検討した問題で、本日上程を希望いたします。
○土井委員 ただいま椎熊君から、わが党から出しておる緊急質問に対して率先上程に賛成していただいてまことに恐縮でありますが、わが党といたしましても、ぜひ本日上程していただくようにお願いいたします。
○倉石委員長代理 ちよつと懇談いたしましよう。
    〔速記中止〕
○倉石委員長代理 それでは懇談をとじます。
 緊急質問は、五つのうち第四を本日上程することにして、あとは全割保留するということでいかがでしようか。
○山口(喜)委員 四は、同じ選挙区に今村君だつておるし、この運動は互いに関係しているのだから、われわれに話をせずにやるのはなまいきだ。
○土井委員 今の山口君の議論は不穏当です。選挙区というようなことが何の関係があるのですか。
○山口(喜)委員 一緒の所だから、だれにしようかといつてやるのが信義だよ。
○土井委員 選挙区が何でこれに関係があるのですか。水害は和歌山県だけじやない。富山県だつてそうじやないですか。選挙運動を前挺としてやる緊急質問や決議案ならよしてください。国政を前提としてやるということでなければいかぬ。
    〔発言する者多し〕
○倉石委員長代理 静粛に願います。それでは四の、最近における水害等に対する政府の政策に関する緊急質問を本日上程することに御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○倉石委員長代理 では、さように決定いたします。
    ―――――――――――――
○倉石委員長代理 次に、漁港審議会委員任命につき同意を求めるの件でありますが、これは本日いかがですか。
○椎熊委員 これは政府がかつてにそういうものを出しておるのであつて、話は二年も前からついておる。次にかわる場合はわが党ということになつておるのを無視して、かつてな人を出すことは同意できない。
○倉石委員長代理 それでは、本日はこれを保留して、この次までに御決定を願いたいと思います。
○椎熊委員 きよう保留することはいいけれども、必ず実行しなければならぬ。
    ―――――――――――――
○倉石委員長代理 次に、国土総合開発審議会委員指名の件でありますが、これは本日は保留いたします。
    ―――――――――――――
○倉石委員長代理 次に公正取引委員会委員長任命につき同意を求めるの件をお諮りいたします。これは横田正俊君を任命する件ですが、本日上程することに御異議、ございませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○倉石委員長代理 では、さように決定いたします。
    ―――――――――――――
○倉石委員長代理 次に、日本ユネスコ国内委員会委員指名の件をお諮りいたします。
○椎熊委員 ユネスコは、私どもはきまりました。社会党もきまつたはずです。きまらないのは自由党だけです。
○倉石委員長代理 それでは、これは明日の運営委員会までに自由党の方でも態度をおきめを願います。
    ―――――――――――――
○倉石委員長代理 次に公安審査委員会委員長及び委員任命につき同意を求めるの件。これは事務総長より御説明を願います。
○大池事務総長 お手元に履歴書等差上げておきましたが、今度できます公安審査委員会の委員長には宇野要三郎君、委員には阿部眞之助君、人間野武雄君、廣瀬久忠君、細川潤一郎君、山崎佐君、山名義鶴君、この七名を推薦いたして参りまして、衆議院並びに参議院の同意を求めて来ておるわけであります。従いまして、きよう各党の態度が御決定になつておればけつこうでありますが、さもなければ明日までに御決定を願いたいと思います。
○椎熊委員 明日まで待つてください。
○倉石委員長代理 それでは、明日までに各党の御態度を御表明願います。
    ―――――――――――――
○倉石委員長代理 次に、列国議会同盟加入に関する件をお諮りいたします。
○椎熊委員 わが党は全員加入を希望いたします。
○土井委員 わが党も同断です。
○梨木委員 共産党は反対です。
○田中(織)委員 私の方は賛成です。
○大池事務総長 あと小会派の方はよろしゆうございますね。
○中野四郎君 ええ。
○大池事務総長 それでは、共産党以外は衆議院議員全員で加入することに手続をとりたいと思います。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○倉石委員長代理 それでは、さように決定いたします。
    ―――――――――――――
○倉石委員長代理 次に、事務局の人事承認の件をお諮りいたします。
○大池事務総長 参事昇任候補者略歴というのをお手元に差上げてあると思いますが……。
○土井委員 書類が来ておりません。書類が来なければいけませんよ。
○大池事務総長 それじや明日にいたします。
○倉石委員長代理 それでは、書類がお手元に行つておらないそうでありますから、明日の議運でお願いいたします。
    ―――――――――――――
○倉石委員長代理 次に、国会職員給与規程の一部改正の件外三件をお諮りいたします。事務総長より御説明を願います。
○大池事務総長 これは庶務小委員会で十分御検討を願つておりまして、今国会職員法が衆議院から参議院の方へ参つております。それが確定をいたしますれば、それに基いて国会職員給与規程の一部改正、国会職員考査委員会規程の一部改正、国会職員の政治的行為の禁止又は制限に関する規程の制定、衆議院職員等苦情処理規程の制定、この四つが必要になるわけでありまして、これは両院の議運で御決定を願わなければならないことになつておりますが、従来から合同の議運の委員会は開きませんで、両院別々に開いて、御異存のない場合には、それをもつて両院の合同委員会にかえてやつておる先例でございまして、参議院の方もそう願いたいというお申出であります。国会職員法の方は本日参議院を通過いたしました関係から、すでに庶務小委員会で御決定を願いましたこれらの案を、正式の本委員会で御承認を願いたい、こう思うわけであります。
○石田(一)委員 これには特別級という別表のようなものがついておりますね。
○大池事務総長 それは、この前も庶務小委員会で御研究願いましたのですが、一応政府の方でも、各級の幅を広くして、別個の案で研究をいたしております。それができますれば、それにとりかえますけれども、一応やむを得ませんので、現在の俸給のまま切りかえるということで、そうしてあります。ただそこで特に違いますのは、この間御決定を願いました常任委員会等の専門員の給をかえてあります。
○石田(一)委員 上つたのですか。
○大池事務総長 上つておりません。現在のものを元にしてこしらえてあります。
○石田(一)委員 ちよつと聞くのですが、事務局の各常任委員会の専門員の二号給四万七千円というのは、どうしてこうなるのですか。
○大池事務総長 これは今十五級の二というものをとつております。それがそういうことになるわけであります。
○石田(一)委員 これによると、法制局長が国会議員と同じですね。国会議員の方が事務総長より下ですね。
○椎熊委員 事務総長は国務大臣の待遇でしよう。
○大池事務総長 国務大臣と同じなのは図書館長で、六万四千円。
○石田(一)委員 事務総長の職務が国会の構成上重要であり、また非常に複雑であることはわかつておるので、勤務手当とか超過勤務手当とかいうことで、それが議員の受る歳費より多くなるということは当然認める。しかし本来の俸給として、国権の最高機関の議員の方が事務総長や図書館長より下だなんという、そんなべらぼうな月給というものはあり得ない。まあ一応了承しておくけれども、もう少し上手にやつてもらいたいのです。ほかに取る方法はたくさんあるのだから……。
○倉石委員長代理 それでは、本案を承認するに御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○倉石委員長代理 それでは、さように決定いたします。
○椎熊委員 ちよつとこの際、重大な問題で運営委員長に聞きたいのですが、運営委員長がいないから、事務総長に伺います。今度の行政機構改革で、電気通信省が八月一日をもつてなくなる。そうすると、衆議院規則を改めないと、電気通信委員会の存在の理由がなくなる。ところが、その法案が通過して電気通信省がなくなつたにしても、国会に出て来て懸案になつておる関係案件等もいまだにあるし、電気通信委員会としてやるべき仕事がまだたくさん残つているわけです。そこで特例を設けて、それが完全に移行されるまで、この委員会が存続するようにということを電気通信委員長から運営委員長に申し入れることになつておつたのですが、申し入れたかどうか。また申し入れた場合に、そういうことができるものかどうか。それをちよつと伺いたいと思います。
○大池事務総長 それはまだ運営委員長からも聞いておりませんが、一応元はなくなりましても、今の常任委員会は国会法に従つてでき上つており、所管事項もきまつているわけです。従つて閉会中その委員会がどういうことを審査したいということを申し出て、院議で決定いたしまして、その委員会でこれだけのことを審査するということになれば、それはできることになつております。
○松井(政)委員 今のことは、そういうことになりますけれども、しかし衆議院規則の中で委員会の主管事項がきまつているわけです。それで今度は郵政委員会で取扱うようになる中から、電気通信に関する事項並びに電波管理に関する事項というのを除かれなければ、電通委員会はやれない。もう一つは、電気通信委員会として閉会中の審査並びに継続審査に残るものがあるわけです。従つて、次の国会で国会法、衆議院規則を行政機構改革とともに全部改めて、どの委員会を残すということを根本的に考えるとしても、当面暫定措置として、継続審査に残る法律案の審査、閉会中の審査のできる形をとどめておいてもらわないと、困ることが起きはしないかと思うのです。
○大池事務総長 それは考えております。回付案等の結末がつき次第、最終日に、閉会中の審査を、どこにどういうものを持つて行くかということを議決するわけですが、そのときに十分考えた上にやらなければならぬ、こう考えております。
○松井(政)委員 それをひとつ十分研究しておいていただきたいと思います。
    ―――――――――――――
○倉石委員長代理 それでは、本日の本会議の議事について御相談申し上げます。
○大池事務総長 本日の本会議の議事について御説明を申し上げます。先ほど御決定を願いました人事の件として、公正取引委員会委員長横田正俊君の承認の件を一番最初に議長発議でお願いしまして、御決定を願つて、それから緊急質問をお願いいたします。
 それから日程に入るわけでありますが、日程につきましては、一から四まではあとまわしになりまして、日程第五の日本電信電話公社法案を議題にいたしまして、これの承認をするかしないかししいうことの決をとりまして、承認をしないということになりました場合に、両院協議会を求めるの動議を出して、両院協議会に移すことになります。その際に両院協議委員の指名をお願いいたします。
 次は、六、七、八、九はあとまわしになりまして、十と十二を繰上げまして、同じように両院協議委員をそこで指名する。ただ十と十二について共産党の江崎一治君から反対討論、労農党の中原健次君から賛成討論の要求があります。これは議席でおやりになりますか。
○梨木委員 登壇いたします。
○土井委員 ただ態度の表明だけでありますから、登壇はしないでいいでしよう。
○梨木委員 簡単ですから、それでは議席でやります。
○大池事務総長 それでは議席でお願いをいたしまして、あと日程第十三以降は保留で、延期になります。
 それから日程第四十四と四十五を上げていただきまして、四十四は井手光治君が趣旨弁明をいたします。それから四十五の方は建設委員長の松本一郎君が御報告をされます。それだけでございます。
○倉石委員長代理 それでは、本日の本会議の順序はさように御了承願いまして、第十、第十二の労働法関係の両院協議会の協議委員の候補者を申し上げたいと存じます。
  鈴木 正文君  西村 久之君
  島田 末信君  船越 弘君
  天野 公義君  金原 舜二君
  小金 義照君  柳澤 義男君
  福永 健司君  倉石 忠雄君以上十名であります。
 それから日本電信電話公社法案に関する両院協議会協議委員の候補者を申し上げます。
  塚田十一郎君  福永 健司君
 橋本登美三郎君  西村 久之君
  田中 重彌君  井手 光治君
  村上  勇君  田渕 光一君
  池田正之輔君  倉石 忠雄君
以上十名であります。
○椎熊委員 これを見ると、ほとんど自由党ばかりだが、そんなことでいいのですか。まるで野党を一人も入れないという選抜の仕方はどういうものですか。労働法関係では、あなたの方とぼくらの方と意見が違うからそれはいいだろうけれども、日本電信電話公社法案の問題では、わが党はあなた方と一致した意見を持つておる。そういう場合は、やはり一致した意見の者を入れるということは、参議院と闘う建前から言つても、そうあるべきです。それを一党で全部占めてしまうというやり方は、あまりにも貧欲過ぎる。そうして国会運営上も下手なことです。
○倉石委員長代理 ちよつと懇談いたします。
    〔速記中止〕
○倉石委員長代理 懇談をとじます。
 一応候補者だから、本会議までに……。
○椎熊委員 そういう警告を発しておきますから、虚心坦懐に反省せられて、国会運営上スムースに行くようにせられた方がよいと思います。とるかとらぬかは、あなたの方のかつてです。
○倉石委員長代理 それでは明日の本会議のことについて、私から特に皆さん方にお願いいたしたいのであります。日程第二十六から第四十三までは、正式には本日皆さん方の方へ印刷物が配付されたので、本日御態度を決定していただきたいということは申しにくいことでありましたので――われわれといたしましては、本日他の法案と一緒に取扱つていただきたいと思つたのでありますが、これは困難のようであります。そこで、もう会期もあとわずかのことでありますから、はなはだ御迷惑ではありますが、参議院の関係もありますので、明日十時より本会議を開いて、促進方をぜひ御協力願いたいと思います。
○土井委員 今の御意見は、せつかく言われるのだから賛成してもいいと思います。ただ問題は、ただいま言つたような両院協議委員の関係などは、各党が賛成した場合には、賛成したそれぞれの党の代表者をやはり委員に入れるべきです。要するに院議尊重の上において、あるいは両院協議会が不成立に終つた場合おいては、三分の二の再議決というような問題もあるのだから、こういうような問題は自由党だけで院議を代表すべきものではない。賛成した党も代表の中に加えてさしつかえないと思う。これと明日の十時の問題と交換するのではないけれども、すくなくともそういう政治的な含みも十分考えていただきたい。われわれが明日十時ということに賛成するのは、政治的な含みもあるのです。自由党の方でもお困りになるだろうから賛成するのであつて、本来ならば、これから党へ持ち帰つて相談するわけですけれども、自由党の国会対策委員長たる倉石さんの苦衷なども察したり、自由党の内部的事情も十分考慮してやつておるんだから、今の協議委員の問題なんかでも、政治的に十分考慮していただきたい。決してよこせとは申しません。
○椎熊委員 会期が切迫しておりますから、そういうことも無理じやないと思いますけれども、こういうことを決意してやつてもらいたいと思うことは、この上の会期の延長ということには、ぼくたちは絶対に反対なんです。あなた方の覚悟がこれ以上会期を延長しないというのなら、こういう際だから、明日十時からでもやむを得ないと思います。会期延長はしないということを條件に――といつても、その場になつてみなければわからぬけれども、大体そういう決意でやつてもらいたいのです。
○倉石委員長代理 御趣旨はごもつともでございまして、私どもも全力をあげてそういうふうにいたしますから、御協力を願いたいと思います。
○椎熊委員 大政党の国会対策委員長として、責任ある言質になるのですし、あなたの政治手腕の問題にもかかわることだから、ほんとうにそうしてもらいたい。
○土井委員 明日の運営委員会は何時ですか。
○倉石委員長代理 九時でどうですか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○倉石委員長代理 それでは、明日は議院運営委員会は九時より開会いたしまして、本会議は午前十時より開会いたします。
 なお、本日の本会議は四時三十分に開会することにいたします。それでは、これで本日の運営委員会は散会いたします。どうも御苦労さまでした。
    午後四時十一分散会