第019回国会 議院運営委員会 第1号
昭和二十八年十二月十日(木曜日)
    午後零時二十五分開議
 出席委員
   委員長 菅家 喜六君
   理事 荒舩清十郎君 理事 椎熊 三郎君
   理事 正木  清君 理事 土井 直作君
      生田 宏一君    江藤 夏雄君
      田渕 光一君    三和 精一君
      山中 貞則君    山本 友一君
      園田  直君    長谷川四郎君
      淡谷 悠藏君    山本 幸一君
      池田 禎治君    春日 一幸君
      山下 榮二君    中村 英男君
 委員外の出席者
        議     長 堤 康次郎君
        事 務 総 長 大池  眞君
    ―――――――――――――
十二月十日
 委員井堀繁雄君辞任につき、その補欠として山
 下榮二君が議長の指名で委員に選任された。
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本日の会議に付した事件
 議席及び控室の件
 議場内交渉係の件
 議事進行係の件
 議院運営小委員選任の件
 小委員会設置の件
 特別委員会設置の件
 各委員会の理事の員数及び割当の件
 常任委員各派割当変更に関する件
 事務局の人事承認の件
 本日の本会議の議事に関する件
    ―――――――――――――
○菅家委員長 これより議院運営委員会を開会いたします。
 第十九回常会が召集になりましたので、本日の本会議の議事について御協議を申し上げたいと思います。第一は、議席及び控室の件ですが、これは従前通りで何ら変更なきものといたしたいと存じますが、これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○菅家委員長 御異議がありませんから、議席及び控室の件は、従来通りということに決定いたします。
    ―――――――――――――
○菅家委員長 次に、議場内の交渉係の件であります。これも従来通りで御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○菅家委員長 御異議がありませんから、これも従前通りに決定いたします。
    ―――――――――――――
○菅家委員長 次に、議事進行係の件ですが、これも従前通りに決定して御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○菅家委員長 御異議がありませんから、さよう決定いたします。
    ―――――――――――――
○菅家委員長 次に、議院運営小委員選任の件ですが、これも前会おきめ願つた通りでよろしゆうございますか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○菅家委員長 御異議がありませんから、そのように決定いたします。
    ―――――――――――――
○菅家委員長 次に、小委員会設置の件ですが、院内の警察及び秩序に関する小委員八名、国会法等改正案起草小委員は委員長とも七人、これについて御協議願います。
○大池事務総長 これは、従来通りと比率がちよつと違います。院内の警察及び秩序に関する小委員の八名は、前は四、一、一、一、一ということになつておつたわけです。これは小会派の万が入つておつたのですが、今度の比率で参りますと、四、二、一、一になりまして、自由党四、改進党三、社会党左右両派おのおの一ということになります。そこで従来入つておりました小会派の方が抜けて、改進党が一名ふえる形になります。
○椎熊委員 私の方が二人になれば、長谷川四郎君がなります。
○土井委員 私の方は、従来通りです。
○菅家委員長 国会法等改正案起草小委員の方はいかがですか。
○大池事務総長 国会法等改正案起草小委員の方は七人でございますので、四、一、一、一になつております。これは変更ございません。これ以外に委員長が加わることになります。
○菅家委員長 そういたしますと、院内の警察及び秩序に関する小委員は自由党四、改進党二、社会党左右両派おのおの一、こういう形で八名、国会法等改正案起草小委員は委員長を加えて八名、委員長を除いた七人の比率は自由党四、改進党一、左派一、右派一であります。以上二つの小委員は、こういうように決定して御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○菅家委員長 御異議がありませんから、さよう決定いたします。
    ―――――――――――――
○菅家委員長 次に、特別委員会設置の件であります。海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会が二一五名、公職選挙法改正に関する調査特別委員会が二十五名、行政監察特別委員会が二十五名、以上三つの特別委員会を設置するということにして、従前通りで御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○菅家委員長 御異議がありませんから、さよう決定いたします。
○大池事務総長 ただいま御決定になりました三特別委員会の二十五人の割当は、従来とまた一名かわつて参ります。従来の分自党、今度日本自由党になりましたが、そちらの一名の割当がなくなりまして、これが右派の方に行くわけであります。右派は今三名でございますが、それが四名になるわけでございます。今まで自由党が十二、改進党が四、左派が四、右派が三、分自一、小会派一というのが、自由党十二、改進四、左派四、右派四、小会派一になりまして、日本自由党の持つておりました分がなくなつて、右派の方に一人ふえる結果になります。
○菅家委員長 そうしますと、これは議員数の異動による当然の割当ですからやむを得ないと思いますが、十二、四、四、四、一ということで御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○山下(榮)委員 そうすると、特別委員会がこうかわりますと、常任委員の比率もかわるわけですね。
○菅家委員長 それは次にお諮りいたします。
 それでは特別委員会設置の件は、ただいま申し上げたここに御異議ないようですから、事務総長御説明の通りに決定いたします。
    ―――――――――――――
○菅家委員長 次に、常任委員各派割当変更に関する件について御協議願います。一応事務総長から御説明申し上げます。
○土井委員 割当表をいただきたいですね。
○大池事務総長 まだお手元に表が配つてありませんか。それではただいまお配りいたします。
○土井委員 こういうものは、前にみんな配つておいていただきたい。
○大池事務総長 それでは、ただいまお手元に差上げました現在の各派常任委員割当並びに現在員表という表についてごらん願いたいと思います。これは、十八国会のままのものを括孤内に示してあります。これによつて今後かわる分をお差繰り願いたいと思つております。これによりますと、一番おしまいに出ておりますが、たとえば自由党の方は割当員数と割当つている現在員とがまつたく同じでございますから、増減はゼロで、このままで一応よいことになります。改進党も左派も右派も、現在員と割当とが一致しております。小会派の方は、現在員と割当数を見ると、現在員が一名減つておりますから、これは一人どこからかもらつて来る形になります。日本自由党の方は、九名の割当に対し現在員十を持つておりますので、一人出していただくことになります。従つて日本自由党の方から小会派の方へ一名差上げればいい形になつております。ただ予算委員会のところをごらん願いますと、自由党としては二十五人割当つておるのが、現在員が二十四であります。日本自由党の方は一名割当るというが、現在員が二名になつております。従つて、日本自由党の方は一名にしていただいて、その一名を自由党の方に差出して、自由党を二十五にしていただく。そうなりますと、自由党の方はどこかで一名出さなければなりませんから、その一名を小会派の方へ渡す。場所はどこが一番いいかと調べてみましたが、人事委員会では、自由党は十二の割当が現在員十三になつて、一名多いので、これを一名減らしていただいて、小会派の方は一名割当るところがゼロになつておりますから、そこへ一名出していただく、こうすれば全部の割振りがつくと思つております。それ以外に、小会派の方では地方行政のところでも一名の割当がゼロになつておりますから、そこで自由党の方からもらうとすると、自由党の方は割当が十二なのが現在員が十一で、すでに一名出しておるので、やはり人事委員会のところで自由党から一人小会派に渡して、そのかわり予算の方で日本自由党から自由党の方に一人かえしていただく。そうすると現在通りの割当が全部当ることになりますが、その点どうされますか。大体申し上げたように入れかえしていただいて、実際の御変更のときに、あとをお願いしたらどうかと思つております。
○中村(英)委員 私の方から自由党へ二人入るということで、すでに電話で一人は確実に話があつたのですが、この表には載りませんね。
○大池事務総長 一応これで現在割当てまして入れかえていただくわけですが、今後離党等の関係で異動がありますれば、その方が持つておつた委員をそのまま持つて行かれる形になります。入つた方はそれだけふえますが、出た方はそれだけ減ることになります。その関係は両党でお話合い願つて、一方の方をやめて、一方の方に入れていただく、こういうことにしたならばいいのではないかと思います。両党で御議論があつてまとまらなければ、議運で決定していただけばいいと思います。
○山本(幸)委員 この別表の見方をちよつと説明してくださいませんか。括弧内は現在員数となつておるし、左の方が割当数ですね。
○大池事務総長 そうです。
○山本(幸)委員 そうすると、左派がマイナス四で、右派がマイナス七となつていますが、それはどれが含まれますか。
○大池事務総長 たとえば、左派で申しますと、これだけずつと割当てますと、結局四人多過ぎるので、その四人をどこから出すか。懲罰から一人、決算から一人、図書館から一人というようなぐあいに御決定を願いまして、この前みんな出していただいたわけです。その出していただいたものをほかへ割当てるわけです。今現実のものとしては、括弧内の現在員を持つておるわけです。そこでこの表としましては、現実の括弧内のものを見ますと、改進党も、自由党も、左派も、右派も、全部現在員と割当人員が一致しておりまして、ただ日本自由党の方から小会派の方へ一名差出してもらえれば、それだけで解決がつくわけでありますが、実際問題として、先ほど申し上げたようなことになるのではないかというわけです。
○園田委員 そうしますと、下の方のプラスニというのは、割当以前のものですね。
○大池事務総長 括弧の中が現在員でございまして、左の方の数字が割当でございます。そこで割当よりも現在員が多い場合は、その数だけ出す、割当よりも現在員が少い場合はその差だけもらう。そこで上の方で割当四のところを現在員五ある、それを出していただくと三出るわけです。ところが下の方の懲罰の割当三が現在員二ですから、そこで一人出していることになります。従つてプラス二になるわけです。ところが割当が全体で九十一になりますので、従つて異動がないわけです。
○池田(禎)委員 ちよつと意味がわからぬのですが、現実の問題から申し上げてみたいと思います。私の方では、括弧内の現在員数からということになれば、早い話が、人事委員会においては現状では三名の者が、これが四名になる、一名ふえるわけですね。
○大池事務総長 右派の方は、人事委員について言えば、四当るわけです。そういうふうにしてとつて行きますと、合計で七人多くなるわけです。その七人をどこから出すかということで、この前御決定を願つたときに、人事から一人出すということで現在員三名を持つておるわけです。現在持つておる数が括弧の中でございまして、出したり、あとから出たものをもらつたりして、結局括弧の中の現在員が七十九で割当も七十九だから、現在のままで出したり入れたりする必要がないということです。
○土井委員 委員の差繰りは、今度は各党とも異動がきわめて乏しいということですね。そこで、こういうときに原則的にきめておいていただきたいと思うことは、大体将来起るであろうと思われる委員の割当は、常任委員会と、兼任できる常任委員会とそれぞれありますが、この小計から上で余つたものは上から出す、上で足りないものは上でどこかからもらう、下の方も、下の方から出し、あるいは下の方でもらう、そういう原則をきめておかないと、委員を割当てるときに、上の方からもらえずに下からもらうということになると、兼任の方からばかりもらう場合も起る。従つて図書館であるとか、懲罰であるとか、決算であるとか、委員会としての関係からは甲乙ないにしても、そういうところからばかり出して来る弊害も起るわけです。だから原則としては、小計の上で増減の起る場合は、そこの部分から増減させる、下の場合は下の範囲で増減する、こういう原則だけはきめていただきたいと思うのです。これは出し入れがごく少いときにきめていただいた方がいいと思うので、われわれ前からそういう主張を持つておつたわけですが、その原則をここできめていただきたいと思います。
○大池事務総長 土井さんからそういうお話があつたので、できるだけそれに合せたわけです。
○池田(禎)委員 この前は、それが合わなくて、上から出すのを下から出した。これは過ぎ去つたことであるからどうこう言うわけではありませんが、各党間の話合いで、そういう点は将来十分考えていただきたい。
○土井委員 いや、これは原則としてきめておいてもらいたいと思うのです。実害のないときにきめておいていただいた方が、将来の災いにならないと思う。
○大池事務総長 それができればいいのですが、できない場合も起つて来るわけです。上だけで処理できないこともありますので……。
○椎熊委員 そのときどきで相談したらいかがですか。
○菅家委員長 ちよつと速記をとめて、懇談に移しましよう。
  〔速記中止〕
○菅家委員長 それでは速記を始めてください。懇談をとじます。
 各派常任委員の割当については、土井君から御発言があつたわけでありますが、土井君の御発言をさらに記録にとどめておきますか。
○土井委員 委員長から宣言をしていただきたい。
○菅家委員長 それでは、懇談中に話合いのまとまりましたことを申し上げます。各常任委員の割当異動の差繰りは、この表によつて、小計より上の方はその範囲内で行う、小計以下の差繰りは、小計以下の範囲内で行うということを一つの原則としておきたい、こういう土井君のお話でありますが、これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○菅家委員長 御異議ないものとして、さよう決定いたします。
 なお、ただいま福田赳夫君と大橋忠一君が自由党に入党の正式な手続がふまれて、ここにその届出が出て参りました。しかし今この表は、大体十二時現在までのものでやろうということでありますので、この両君が入つて来たことの変動の表はまだできておりません。これはたいへんな異動でもないように思いますから、休会明けのときにやることに御了承願いたいと思います。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○菅家委員長 それでは、そうお願いいたします。
    ―――――――――――――
○菅家委員長 次に、各委員会の理事の員数及び割当の件について事務総長から御説明申し上げます。
○大池事務総長 そういたしますと、委員の方はそういうことでおやり願つて、もし変更の場合は、あらためて御相談願うことにいたしまして、理事の数は、図書館運営委員会の二名を除き、各委員会とも、ただいま七名ときまつております。その理事の割当は、現在では自由党三、改進党一、社会党左右両派それぞれ一、それと日本自由党一となつておりました。ところが今度は、日本自由党からの理事がなくなりますので、その一名が自由党に加わりまして、自由党四となり、改進党、社会党両派それぞれ一となりますので、各委員会等で理事を選任されますときには、その比率でお願いいたしたいと思います。
○菅家委員長 この表をごらんくださればよくわかると思いますが、委員会の理事の割当は、これも当然のことで御異議ないと思いますので、これによつておやり願いたいと思いますが、御異議ありませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○菅家委員長 それでは理事の割当は、その通り決定いたします。
○大池事務総長 大橋さんは、ただいまどこの委員をやつておられますか。
○中村(英)委員 外務です。福田君が大蔵と予算の両方をやつております。
    ―――――――――――――
○菅家委員長 次に、年内の議事に関する件について御協議を願います。これもちよつと事務総長から御説明を願います。
○大池事務総長 年内の議事については、本会議の方といたしましては、ただいま政府案も出ておりませんし、議員の方からも案が出ておりませんでしたが、本日井上良二君外九名から、昭和二十八年の年末の賞与に対する所得税の臨時特例に関する法律案というのが出て参りました。これは改進党と社会党両派が入つておるものであります。こういう特例の法律案が出ておりますので、当然大蔵委員会に付託に相なるわけでありますが、この内容は、年末賞与等の問題に対して、所得税を課さないということでありますので、委員会で年内に上げて、本会議の議題にするという情勢になれば、どうしても年末までに解決をしなければならぬ と考えております。なおまた、これがずつと御審議に時間がかかり、来年三月までの間にやるというようなことで 委員会が御決定になれば別でございますが、この問題が今新して法案として出ておるわけであります。それ以外には、手持ちの法案というものはございません。
○菅家委員長 ちよつと待つてください。先ほど理事会でもちよつと御相談申し上げたのですが、水産委員会で各党一致の意見として、李承晩ライン内の拿捕の問題がありまして、逮捕された人たちは年内にみな帰つて来るという見通しがついたが、船の方はどうも年内に解決がつきそうもないので、帰つて来ても船がないのでは非常に困るという陳情もあつたわけで、ひとつそれらに対する融資に関して立法化しようということで、ただいま各党の諸君が、水産委員会においてそれを議員立法にするか、あるいは政府提案にするかということで協議をいたしております。その協議がまだまとまらないために、いましばらく議院運営委員会の方を待つてくれないかという交渉があつたのです。これがまとまりますと、議員立法になるか政府提案になるか、いずれにせよ、年内にこれを上げなければ意味をなさない。そこで、こちら の方は十二日に本会議を開いて、これを上げたいというのが各派一致の意見であります。参議院の方は、それを受けて十四日に本会議を開くということ で、参議院の議院運営委員長がここへ見えられ、そういうお話がありました。水産委員会から、この委員会開会中にまとまつて来ればいいのですが、もし本会議開会中にその意見がまとまつた場合には、場内において交渉をいたしますか、あるいはまた、この委員会を一応開いて御相談願うか、そのためにこの委員会は休憩しておくかですが、いかがいたしますか。
○園田委員 そのために休憩して、それからまた開いて決定するということでもないと思いますが……。
○菅家委員長 そういたしますと、大体場内でやるというお話合いにしてもいいと思いますが……。
○土井委員 今の李ラインの船舶拿捕に関する補償の問題については、各派できまりさえすれば本日できますが、昭和二十八年の年末の賞与に対する所得税の臨時特例に関する法律案は、大蔵委員会で早急にやつてもらうようにしたい。これは各派一致でやれるかどうかという問題もあるので、やれなければ、年末には適用不可能になる。そこで委員会の方を督励しまして相談をしてもらつて、各派一致すれば今日にでもやれるが、問題は自由党の方に 関係があり、予算関係が伴いますか ら……。
○菅家委員長 これは年内にはちよつと無理じやないかと思います。とにかく大蔵委員会に付託しまして、上つて来れば年内にやる、上つて来なければ年内にやれないということになりま す。
○土井委員 年内にやらなければ意味をなさないわけです。
○菅家委員長 取扱いとしては、ただいまの昭和二十八年の年末の賞与に対する所得税の臨時特例に関する法律案は、とりあえず大蔵委員会に付託して、もし大蔵委員会から上つて来た場合には、当然本会議を開くということになります。
 なお、李承晩ライン内の拿捕船舶に関係する融資の法律案については、場内において話合いがつくならば十二日に本会議を開く、従つて同日午前十一時に議院運営委員会を開く、こういう甲合せをしていただきたいと思います。これに対して何か御意見ございますか。
○田渕委員 年末賞与の所得税の臨時特例に関する法律案は、井上良二君の提案で、改進党と左右両社会党から提案されるわけですが、わが党としても一応これを聞く必要はありませんか。われわれ出先機関でありますので、一応党の幹部に諮るべきじやないかと思います。大蔵委員会に付託する前に……。
○菅家委員長 これは当然大蔵委員会に付託するわけです。付託しないといりなら別ですが、付託するわけですから……。
○田渕委員 これは改進党、両社会党の提案ですから、自由党もこれの提案君に加わるかどうかといつたことも留保しておいた方がいいのではないかと思います。それはかまわないのですか。――ちよつと懇談にしていただきたいのですが……。
○菅家委員長 それでは速記をとめててださい。懇談に移します。
 〔速記中止〕
○菅家委員長 速記を始めてください。懇談をとじます。
 先ほど申しました通り、昭和二十八年の年末の賞与に対する所得税の臨時特例に関する法律案は大蔵委員会に付託いたしまして、李承晩ラインにおける拿捕船舶に関する融資の法律案は、各党の話合いがまとまりましたならば場内において交渉し、十二日に本会議を開き、その審議をすることに決定して御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○菅家委員長 御異議ありませんから、さよう決定いたします。
    ―――――――――――――
○菅家委員長 なお、委員派遣等についてでありますが、自然休会の形になろうかと思いますけれども、その際には、従来の慣例によつて、議長並びに委員長に御一任願うということを申し合せておいて御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○菅家委員長 御異議がありませんから、さよう決定をいたします。
    ―――――――――――――
○菅家委員長 なお、これは大体協議会において話合いをしておきましたが、開会式については、政府の予算提出等の都合によつて、来春の休会明けのときに開会式を行うということで御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○菅家委員長 それでは御異議ありませんから、開会式はさように決定いたします。従いまして国務大臣の演説も、そのときにやるということにいたします。
○椎熊委員 ちよつと、かつてなことなんですが、わが党は、来年一月二十日に党の大会を開くことになつておるので、総理大臣の施政方針演説は、少しずらしていただきたいと思います。
○菅家委員長 なお、参考にお聞きしておきたいのですが、在右両派の方は、今そういう御計画がおきまりにな
 つておりましようか。
○正木委員 私の方は、大会は一月二十日、二十一日、二十二日の予定であります。但し、会場の都合さえつけば、休会明け前にやりたいということになつております。いずれ私の方で具体的にきまりましたら、事務総長の方に伝えておきます。
○土井委員 わが党は、十七日、十八日、十九日であります。
○菅家委員長 わかりました。
    ―――――――――――――
○菅家委員長 なお、事務総長からちよつと申し上げます。
○大池事務総長 御了承願いたい点があります。それは、建設委員会に今野という調査員がおるわけであります。この人は、元建設省関係の仕事をしておつた方で、建設委員会の調査員になつてからすでに五年余になるわけであります。一応調査員としてやつておりましたが、建設省の方に返してもらいたいという申出があるわけであります。この方は専門員のような上の方ではございませんで、十級ぐらいのところでございますので、適当の者がおれば、建設委員会の方でほしいということならば選考して差上げてもいいが、一応この人は返してもらいたいという要望が参つておるわけであります。従いまして、建設委員長の方へその点を申し上げたところ、建設委員長の方も、専門員だと困るけれども、調査員のことであるから、返してやつてさしつかえないということでございました。従つて、こちらをやめて向うへ行かれることでありますので、当委員会にお諮りして御了承を得たい、こういうことであります。
○菅家委員長 これは承認するに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○菅家委員長 御異議がなければ、さよう決定いたしました。
○大池事務総長 なお、御了承を願いたいと思いますことは、本日の本会議の模様にも関連いたしますけれども、ニユースもしくはテレビ等から、従来通り適当な時期にお願いをいたしますから、とらしていただきたいということで、ございます。
 なお、もう一点は、先日ちよつと申し上げたと思いますが、日本航空株式会社で、アメリカの方へ招待飛行をい九日にサンフランシスコへ着き、約一週間程度向うにおつた後、二月五日ないし七日の間に帰つて来る。そういう招待飛行をいたしたいので、両院の議員から二名ずつお願いしたい。招待飛行のことでございますから、議員さんばかりというわけにも行かないので、各界たくさんあろうと思います。従つて、二名推薦してもらいたいという申出が議長に対してありました。議長としては、二名となれば、やはり大会派順に一名ずつ御推薦を願つて行くより方法がなかろうということでございますが、先日椎熊さんからも、各会派の情勢等を考えて、少くとも四名くらいにふやしていただくように交渉せいということでございましたので、極力交渉いたしましたが、招待飛行のことでもあり、座席の関係でできないので、両院合せてお考え願つて、もし衆議院で大会派順で二名ということで、それに漏れた党の方は、参議院の方で推薦を願うようにこちらでお考えを願いたいということであります。両院で打合せてくれということですが、両院で打合せることもなかなかむずかしゆうございますから、本院としては、大会派順に二名御推薦を願いたいと思います。
○正木委員 それは議長に一任しようじやありませんか。
○菅家委員長 ただいま議長に一任というお話がありましたが、そのようにしてよろしゆうございますか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○菅家委員長 それでは、そういうことにお願いします。
○椎熊委員 私の方は一名推薦いたし ます。
○大池事務総長 なおもう一点、この前庶務小委員会でちよつとお話があつたわけでありますけれども、その点を御報告申し上げ、御了承を得たいと思います。ただいまの議員面会所は非常に不完全なものですから、あの議員面会所を、ただいまとりこわしておりま す横の方に持つて参りまして、ただいまある議面のところに、鉄筋でしつかりした五階建のものをつくりたいと考 えております。五階建の鉄筋となりますと、一年や二年ではできませんが、できるだけすみやかにできるように、継続事業でやりたい、ただいまの議面はこちらの方に移したい、こういう考えでございますから、御了承を願いた いと思います。
○椎熊委員 これは、今の国会の建物 を阻害するような建物は建ててもらつちや困ると思う。鉄筋で五階建なんと いう永久的なものを向うに建てるということになると、つり合いがどういうことになりますか。
○大池事務総長 これは、いずれ計画書をごらん願いまして、この建物に合うようなものをつくりたいということでございます。
○菅家委員長 これは、一応設計ができたらこの委員会にかけていただいて、中の構造や何か全部一応見ることにしたらいかがですか。
○椎熊委員 これは間に合えばいいので、そういうことにむだな費用をかけることはないと思います。
○菅家委員長 なお今の件は、設計ができたときに、あらためてこの委員会に一応見せていただくことにいたします。
○池田(禎)委員 なお、ちよつと申し上げますが、第一議員会館は、自動車が入つて来ても動きがとれないわけです。第二、第三と比較したら、まるで大混乱なわけです。あれは代議士の車でも外で乗り降りして、あの中に入れないという措置はできぬものですか。
○菅家委員長 ちよつとこれも速記をとめて、懇談に移しましよう。
  〔速記中止〕
○菅家委員長 それでは速記を始めてください。懇談をとじます。
 そういたしますと、本会議の開会は午後一時半でよろしゆうございますね。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○菅家委員長 それでは本会議は午後一時半から開会することに、いたします。本委員会はこれにて散会をいたします。
  午後一時十四分散会