第031回国会 本会議 第24号
昭和三十四年三月十日(火曜日)
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 議事日程 第二十二号
  昭和三十四年三月十日
    午後三時開議
 第一 海上保安官に協力援助した者等の災害給付に関する法律の一部を改正する法律案(關谷勝利君外八名提出)
 第二 首都高速道路公団法案(内閣提出)
 第三 首都圏の既成市街地における工業等の制限に関する法律案(内閣提出、参議院送付)
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○本日の会議に付した案件
 議員鳩山一郎君逝去につき院議をもって弔詞を贈呈することとし、その文案の起草は議長に一任するの件(議長発議)
 日程第一 海上保安官に協力援助した者等の災害給付に関する法律の一部を改正する法律案(關谷勝利君外八名提出)
 日程第二 首都高速道路公団法案(内閣提出)
 日程第三 首都圏の既成市街地における工業等の制限に関する法律案(内閣提出、参議院送付)
 児童福祉法の一部を改正する法律案(内閣提出)
    午後四時三十六分開議
○議長(加藤鐐五郎君) これより会議を開きま
す。
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 議員鳩山一郎君逝去につき院議をもって弔詞を贈呈することとし、その文案の起草は議長に一任するの件(議長発議)
○議長(加藤鐐五郎君) 御報告いたすことがあります。議員鳩山一郎君は去る三月七日逝去せられました。まことに痛惜哀悼の至りにたえません。
 つきましては、同君に対し、院議をもって弔詞を贈呈いたしたいと存じます。なお、この文案の起草は議長に一任せられたいと存じます。これに御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(加藤鐐五郎君) 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
 つきましては、議長の手元において起草いたしました文案を朗読いたします。
 元自由民主党総裁衆議院議員正二位大勲位鳩山一郎君ハ、襄ニ永年在職ノ故ヲ以テ特
 ニ院議ニヨリソノ功労ヲ表彰セラル。国務大臣ノ重任ニ就クコト再度、内閣ヲ組織ス
 ルコト三度ニ及ブ。君ハ議会人トシテハ心魂ヲ議会政治ノ確立ニ傾ケ、内閣ノ首班ト
 シテハ多難ナル国政ヲ燮理シテ力ヲ国交ノ調整ニ致シ、終始憲政ノ為ニ尽瘁シ平和ノ
 確立ニ貢献ス。ソノ功績誠ニ偉大ナリ。
 衆議院ハ、君が長逝ヲ哀悼シ恭シク弔詞ヲ呈ス。
    〔拍手〕
ただいま朗読いたしました文案に御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(加藤鐐五郎君) 御異議なしと認めます。よって、弔詞は決定いたしました。
 この弔詞の贈呈方は議長において取り計らいます。
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 日程第一 海上保安官に協力援助した者等の災害給付に関する法律の一部を改正する法律案(關谷勝利君外八名提出)
○議長(加藤鐐五郎君) 日程第一、海上保安官に協力援助した者等の災害給付に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。委員長の報告を求めます。運輸委員長塚原俊郎君。
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    〔塚原俊郎君登壇〕
○塚原俊郎君 ただいま議題となりました、關谷勝利君外八名提出の、海上保安官に協力援助した者等の災害給付に関する法律の一部を改正する法律案につき、運輸委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。
 現行法によりますと、犯人の逮捕の職務を執行中の海上保安官が、その職務執行上の必要により援助を求めた場合等、海上保安官がその場にいた場合に、これに協力援助した者に対する災害給付については規定されておりまするが、海上保安官がいない場所において、職務によらないで自発的に犯人の逮捕または被害者の救助に当ったために災害をこうむった者には、国より給付を受ける方法がないのであります。しかしながら、最近の海上における凶悪犯罪の増加の傾向にかんがみまして、右のような事態の発生が予想されますので、このような場合にも国が療養その他必要な給付を行うことができるように、現行法を改正しようとするものであります。
 本法案は、三月五日本委員会に付託され、同月六日提出者の代表關谷勝利君より提案理由の説明を聴取し、質疑を行いましたが、その内容は会議録により御承知願います。
 なお、国会法第五十七条の三の規定により内閣の意見を徴しましたところ、中馬運輸政務次官より、政府は本法案に対して異存のない旨の意見が述べられました。
 かくて、討論を省略し、直ちに採決の結果、本法案は全会一致をもって原案通り可決いたしました。
 右、御報告申し上げます。(拍手)
○議長(加藤鐐五郎君) 採決いたします。本案は委員長報告の通り決するに御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(加藤鐐五郎君) 御異議なしと認めます。よって、本案は委員長報告の通り可決いたしました。
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 日程第二 首都高速道路公団法案(内閣提出)
 日程第三 首都圏の既成市街地における工業等の制限に関する法律案(内閣提出、参議院送付)
○議長(加藤鐐五郎君) 日程第二、首都高速道路公団法案、日程第三、首都圏の既成市街地における工業等の制限に関する法律案、右両案を一括して議題といたします。委員長の報告を求めます。建設委員会理事瀬戸山三男君。
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    〔瀬戸山三男君登壇〕
○瀬戸山三男君 ただいま議題となりました首都高速道路公団法案及び首都圏の既成市街地における工業等の制限に関する法律案の両案につきまして、建設委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。
 初めに、首都高速道路公団法案について申し上げます。
 まず本法律案の要旨でありますが、最近の首都における自動車交通量の激増はまことに目ざましく、これをこのまま放置するならば、近い将来において首都の交通は全く麻痺状態に陥ることが憂慮されており、その対策といたしまして、首都における自動車専用道路の建設及び管理に専念する事業体として新たに首都高速道路公団を設立し、これに政府資金のほか関係地方公共団体からの資金を導入し、首都高速道路の飛躍的な整備をはかろうとするものであります。
 本法律案は、去る二月二日本委員会に付託され、以来、参考人を招致するなど、慎重に審議が行われました。その際問題になりました点は、主として公団設立の是非を中心とする基本的な問題、また、現在民間会社で建設中の高速道路との関係等、多岐にわたる質疑が行われたのでありますが、その詳細は会議録に譲ることといたします。
 かくて、討論に入り、まず、日本社会党を代表して塚本三郎君より本案に対して反対の討論があり、続いて、自由民主党を代表して不肖私より本案に対して賛成の討論をいたし、採決の結果、本案は賛成多数をもって原案の通り可決すべきものと決した次第であります。
 次に、首都圏の既成市街地における工業等の制限に関する法律案について申し上げます。
 本法律案は、首都圏の既成市街地の区域のうち、特に人口の集中の著しい東京都区部、武蔵野市及び三鷹市の区域を工業等制限区域として指定し、この区域内においては、人口の増大をもたらす原因となる一定規模以上の工場、大学及び各種学校等の施設の新設を、制限区域内の住民にとって必要欠くべからざるものと認められる場合等を除いて、原則として認めないこととしようとするものであります。
 本法律案は、去る二月二十五日本委員会に付託され、以来、慎重に審議を続けて参ったのでありますが、その詳細につきましては会議録を御参照願いたいと存じます。
 かくて、討論に入り、日本社会党を代表して山中吾郎君より本案に賛成の旨の討論があり、採決の結果、本案は全会一致原案の通り可決すべきものと決定した次第であります。
 以上、御報告申し上げます。(拍手)
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○議長(加藤鐐五郎君) 討論の通告があります。これを許します。中島巖君。
    〔中島巖君登壇〕
○中島巖君 私は日本社会党を代表して、ただいま議題となりました首都高速道路公団法案に反対の討論を行わんとするものであります。(拍手)
 本通常国会劈頭に、岸総理は、施政方針演説において、「産業経済発展の基盤を強化するため、総投資額一兆円に及ぶ道路整備五カ年計画を強力に推進するほか、新たに東海道新幹線と首都高速道路の建設を計画し、これを実施に移すことといたします」と言われたのであります。また、大蔵大臣の財政演説にも強く打ち出されているのであります。すなわち、首都高速道路公団法は、岸内閣の内政面における重大施策たる道路整備一兆円五カ年計画の一環として行われるものであります。従いまして、道路整備五カ年計画の実態に触れることといたします。
 道路整備五カ年計画は、昭和三十三年度に始まり昭和三十七年度までの五カ年間に道路整備に一兆円の予算を投入するというのであります。その内訳は、一般道路、すなわち、一級国道、二級国道、重要府県道、都道府県道等の政府直轄並びに補助事業に六千一百億、有料道路に二千億、地方公共団体の行う道路整備単独事業に一千九百億となっているのであります。道路整備の緊急性については何人たりと異議のないところでありまして、わが社会党も双手をあげて賛成するものであります。しかりといえども、岸内閣の一兆円道路政策の内容には一貫した道路政策らしきものがなく、旧来の道路改良の工事工程表であるばかりでなく、道路整備の緊急性に名をかりて、いたずらに観光道路に力を入れたり、役人の退職後の就職口である公団の設立が最大の目的のようであります。その財源は、産業経済の動脈たるガソリン並びに軽油の両税の増税一本で補てんせんとしているのであります。
 道路整備五カ年計画は、昭和三十三年度に九千億予算で発足し、本年、自由民主党の強い要望で、一兆円予算に本国会で訂正せんとするものであります。この差額一千億の財源はいずこに求めたのでありましょうか。すなわち、現在衆議院で審議中の、ガソリン税一キロリットル五千五百円の増税、軽油引取税四千円の増税でありまして、これによって、増税の税額は、あと四カ年間に、ガソリン税の値上げ分一千六十八億円、軽油引取税の値上げが二百十九億円、合計一千二百八十七億円を増税せんとするものであります。これは、明らかに、国民に減税を公約しながら、裏口で大幅な増税を行なっている岸内閣の性格を如実に物語るものであると思うのであります。(拍手)
 税は、現行税率ですら、卸価格一リットル三十円に含む税額十八円三十銭、すなわち、税率は一五六%であります。清酒二級の七一%の二倍半、真珠入り金指輪の税率二八%の五倍半であります。衆参両院の運輸委員会は、何度か、ガソリン税の増税は、業者の負担力が限界に達している、これ以上なすべきでないと、附帯決議をしているのであります。また、自由民主党は、昭和三十二年一月十一日、政務調査会において、「揮発油税に対する課税は、若干引き上げるが、別途これと同額程度以上を一般財源より支出するものとす」と決議して、代議士会の承認を経ているのであります。また、昭和三十三年十二月二十五日、衆議院第十四控室、自由民主党有志国会議員会名義で決議文を作成しています。その決議文は、「揮発油税、軽油引取税増徴に対する大蔵省内示は道路整備に関する財源を他に求むる考慮を払わずして過酷に過ぎ、業界負担能力の限度を越えるものと認められる。よって、政府の善処を要求する」となっています。この決議文の署名簿に署名した自由民主党衆参両院議員は百四十二名、この中には、現職大臣が二人、自民党六役が三名おるわけでありますが、名前の発表は差し控えることといたします。(拍手)
 道路整備五カ年計画の一般道路事業六千一百億円中、国費がどうなっているかと申しますと、総額で五千三百三十二億円、この内訳は、ガソリン税が四千六百二十一億、直轄事業地方負担の交付公債が三百八十四億、一般財源三百十七億となっております。政府は一般財源三百十七億を出したことを自慢しておるのであります。ところが、このうち三百十二億を日本道路公団と首都高速道路公団へ出資金として持っていって、有料道路の財源としているのであります。従いまして、一般道路へは、あと四カ年間にたった五億円しかないのであります。従って、一般道路費の国費は四千六百二十六億となり、その比率は、ガソリン税が九九九で、国費が一というようになるのであります。岸内閣は金権内閣だ、官僚内閣だとよくいいますが、ガソリン税一つ取り上げても、議会の意思を無視したり、党内の意見もまた抑圧して、平気で官僚の作文通りに動くのが自由民主党のように思えるのであります。
 以上は財源関係について申し上げたのでありますが、政策面について申し上げますと、道路政策の一翼をになう日本道路公団は、現在、名神国道ほか三十三カ所の有料道路の工事中であります。名神国道とは、当衆議院四百三十名の議員提案による、国土開発縦貫自動車道建設法による小牧―神戸間の工事であります。昭和三十二年度に四十億二千九百十六万七千円の予算のところ、事業は、わずかに一割足らずの三億一千万しか行わず、三十七億余円が繰り越しとなっているのであります。また、三十三年度、すなわち本年度は、予算と繰り越しの合計事業費百二億余円になっておりますが、おそらく八十億程度の繰り越しが予想される状態であります。また、三十三カ所の事業は、立山登山道路だとか、雲仙道路、阿蘇登山道路、南霧島道路、高野山道路等、数えれば切りがないのでありますが、あたかも観光道路株式会社みたいなものであります。道路整備五カ年計画の目的たる、岸総理の言う、わが国産業経済発展のためには、よほど縁遠いものと思うのであります。
 本論である首都高速道路公団法は、その目的は、「東京都の区の存する地域及びその周辺の地区において自動車専用道路を新設して東京都の交通円滑化をはかり、よって、首都の機能の維持及び増進に資する」とあります。また、事業計画は、都内に八本の幹線と二つの支線、合計十本の高架高速道路を建設する。これが事業費九百十四億四千万円、このうち、五カ年計画、すなわち、あと四カ年間に五百九十二億円となっているのであります。
 反対の理由の第一点は、現在、日本道路公団がすでに着手しているのであるから、新たに公団を設置しなくても、日本道路公団に行わしめるべきであると思うのであります。
 反対の第二の理由は、この区域が東京都の区の存するところとその周辺に限られており、十路線の総延長わずかに七万千三十メートル、一路線平均して七・一キロとなります。計画通りの時速六十キロとしても、一路線の走行時間は十一分三十秒でありまして、高速道路の用をなさぬものであります。都市交通緩和のバイパス的存在であります。
 現在、国は総理府に首都圏整備委員会を設置して、首都圏整備法に示すごとく、首都圏の整備に関する総合的な計画を策定して、わが国の政治、経済、文化の中心にふさわしき首都圏の建設をはかっているのでありますから、少くとも、高速道路の計画としては、半径五十キロの首都圏を計画の範囲に入れるべきと考えるのであります。また、現在の都市計画の街路事業が、ところどころ手をつけたまま放任されているので、これらの促進の調整と相待ってすべきと考えるのであります。建設大臣が監督する数寄屋橋高速道路は、昭和二十六年に許可を得て工事にかかったが、現在、店舗だけに盛んにやっているが、道路は九年を経過した今日、いつ使えるともわからないのであります。これらや、土地区画整理の跡始末と相待って、行うべきと考えるものであります。
 現在、わが国の産業構成並びに人口の分布は、東京都に九百万の人口が集中し、世界一の人口となり、大阪、名古屋、福岡等に集中して、他の地方は逆に人口が減少しつつあります。これは国全体のあらゆる面から見てびっこであり、国そのものがかたわものであります。わが国産業構成の普遍化、人口分布の平均化、生活領域の拡大、すなわち、健全なる国の建設を目ざして道路政策を策定すべきだと思います。岸内閣の道路政策には、これが全くないのであります。
 かような見地から、国会で意思決定をした国土開発縦貫自動車道を幹線とし、これを基盤としての道路網の整備の策定を行うべきであります。ことに、首都高速道路公団法は、国会で目下審議中でありますが、すでに理事長になる人がきまっているというようなうわささえ流れているのであります。道路整備の美名のもとに、役人の退職後の就職口をこしらえ、汚職の温床となるような公団の設立は、むやみにすべきでないことを申し上げ、以上をもって首都高速道路公団法案の反対討論を終ることといたします。(拍手)
○議長(加藤鐐五郎君) これにて討論は終局いたしました。
 これより採決に入ります。
 まず、日程第二につき採決いたします。本案の委員長の報告は可決であります。本案を委員長報告の通り決するに賛成の諸君の起立を求めます。
  [賛成者起立]
○議長(加藤鐐五郎君) 起立多数。よって、本案は委員長報告の通り可決いたしました。(拍手)
 次に、日程第三につき採決いたします。本案は委員長報告の通り決するに御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(加藤鐐五郎君) 御異議なしと認めます。よって、本案は委員長報告の通り可決いたしました。
     ――――◇―――――
 児童福祉法の一部を改正する法律案(内閣提出)
○松澤雄藏君 議事日程追加の緊急動議を提出いたします。すなわち、この際、内閣提出、児童福祉法の一部を改正する法律案を議題となし、委員長の報告を求め、その審議を進められんことを望みます。
○議長(加藤鐐五郎君) 松澤君の動議に御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(加藤鐐五郎君) 御異議なしと認めます。よって、日程は追加せられました。
 児童福祉法の一部を改正する法律案を議題といたします。委員長の報告を求めます。社会労働委員会理事田中正巳君。
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    …………………………………
    〔田中正巳君登壇〕
○田中正巳君 ただいま議題となりました児童福祉法の一部を改正する法律案につきまして、社会労働委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。
 わが国の結核死亡率は近年目ざましい減少を続けて参ったのでありますが、現在なお医療を要する患者は約三百万人もございまして、結核問題は依然として民生の安定を脅かす最大の障害の一つとなっているのであります。なかんずく、骨関節結核の療養は非常に長期間にわたるものでありまして、心身の発育途上にある児童につきましては、特に適正な生活指導のもとに医療と教育とをあわせ行う必要があるのであります。
 本法案は、これら骨関節結核児童の福祉の向上をはかるため、その療育制度を設けるものでありまして、治療のほか、教育と生活指導に必要な設備機能を有する病院を指定してこれに入院させ、医療の給付及び学習に必要な物品の支給を行い得ることといたしているのであります。
 本案は、二月五日本委員会に付託せられ、同十八日坂田厚生大臣より提案理由の説明を聴取した後、数回にわたり熱心なる審議を行なったのでありますが、本月六日質疑を終了し、本日の委員会において採決に入りましたところ、本案は全会一致原案の通り可決すべきものと議決いたした次第でございます。
 なお、自由民主党及び日本社会党の共同提案にかかる次の附帯決議が提出せられ、河野孝子君よりその趣旨の説明がありました。朗読いたします。
    附帯決議
  今回骨関節結核にかかつている児童に対する療育の制度を設けることは極めて時宜に適したものであるが、政府はすみやかにこのような制度を骨関節結核以外の結核にかかつている児童にも拡大するよう適切な措置を講ずべきである。
 次いで、本動議について採決を行いましたところ、これまた全会一致をもって可決すべきものと議決いたした次第でございます。
 以上、御報告申し上げます。(拍手)
○議長(加藤鐐五郎君) 採決いたします。本案は委員長報告の通り決するに御異議ありませんか。
  [「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(加藤鐐五郎君) 御異議なしと認めます。よって、本案は委員長報告の通り可決いたしました。
     ――――◇―――――
○議長(加藤鐐五郎君) 本日はこれにて散会いたします。
    午後五時六分散会