第045回国会 本会議 第5号
昭和三十八年十二月九日(月曜日)
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 議事日程 第五号
  昭和三十八年十二月九日
   午後三時開議
 第一 内閣総理大臣の指名
 第二 常任委員の選任
 第三 常任委員長の選挙
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○本日の会議に付した案件
 日程第一 内閣総理大臣の指名
 日程第二 常任委員の選任
 日程第三 常任委員長の選挙
   午後三時四十六分開議
○議長(船田中君) これより会議を開きます。
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 日程第一 内閣総理大臣の指名
○議長(船田中君) 日程第一、内閣総理大臣の指名を行ないます。
 この手続は衆議院規則及び先例によることといたします。衆議院規則第十八条第一項によりますれば、記名投票で指名される者を定めることとなっております。諸君のお手元に配付してありますところの投票用紙に、指名される者の氏名を記載せられ、かつ投票者の氏名を記載の上、木札の名刺を添えて御持参あらんことを望みます。
 これより点呼を命じます。
  〔参事氏名を点呼〕
  〔各員投票〕
○議長(船田中君) 投票漏れはありませんか。――投票漏れなしと認めます。投票箱閉鎖。開匣。
 これより名刺及び投票を計算いたさせます。
  〔参事名刺及び投票を計算〕
○議長(船田中君) 投票総数四百四十六、名刺の数もこれと符合いたしております。本投票の過半数は二百二十四であります。
 これより投票の点検を命じます。点検の方法は、便宜上、同一投票は十票ずつ合算して読み上げることといたします。
  〔参事投票を点検〕
○議長(船田中君) おはかりいたします。
 投票中、池田勇人君の名前の「勇」の字の横に「隼」という字を記載したものがあります。これは池田勇人君に投票したものと認め、有効とするに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(船田中君) 御異議なしと認めます。
 おはかりいたします。
 投票中、河上丈太郎君の「河」の字を河川の「川」という字を記載したものがあります。これは河上丈太郎君に投票したものと認め、有効とするに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(船田中君) 御異議なしと認めます。
 おはかりいたします。
 投票中、河上丈太郎君の「丈」の字が、「吏」とも読め、「丈」とも読めるものがあります。これは河上丈太郎君に投票したものと認め、有効とするに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(船田中君) 御異議なしと認めます。
 投票中、投票者の氏名の記載してないものが二票あります。これは当然無効であります。
  〔参事投票の点検を継続〕
○議長(船田中君) 投票の結果を事務総長より報告いたさせます。
  〔事務総長報告〕
     二百八十点 池田 勇人君
  〔拍手〕
     百三十七点 河上丈太郎君
  〔拍手〕
      二十二点 西尾 末廣君
  〔拍手〕
      五点 野坂 参三君
  〔拍手〕
     ほかに無効 二
○議長(船田中君) 右の結果、池田勇人君を、衆議院規則第十八条第二項により、本院において内閣総理大臣に指名することに決しました。
  〔拍手〕
 日程第二 常任委員の選任
○議長(船田中君) 日程第二に入ります。
 すでに選任されました議院運営委員を除き、その他の常任委員の選任を行ないます。
 衆議院規則第三十七条により、議長において、各会派から申し出のとおり指名いたします。
 日程第三 常任委員長の選挙
  内閣委員長の選挙
○議長(船田中君) 日程第三に入ります。
 すでに選挙されました議院運営委員長を除き、その他の常任委員長の選挙を行ないます。
 まず、内閣委員長の選挙を行ないます。
 選挙の手続につきましては議長の選挙の例によることとなっております。なお、念のため申し上げますと、投票は単記無名投票であります。諸君のお手元に配付してありますところの投票用紙に被選人の氏名を記載せられ、木札の名刺を添えて御持参あらんことを望みます。
 これより点呼を命じます。
  〔参事氏名を点呼〕
  〔各員投票〕
○議長(船田中君) 投票漏れはありませんか。――投票漏れなしと認めます。投票箱閉鎖。開匣。
 これより名刺及び投票の計算を命じます。
  〔参事名刺及び投票を計算〕
○議長(船田中君) 投票総数四百十九、名刺の数もこれと符合いたしております。本投票の過半数は二百十であります。
 これより投票の点検を命じます。点検の方法は、便宜上、同一投票は十票ずつ合算して読み上げることといたします。
  〔参事投票を点検〕
○議長(船田中君) おはかりいたします。
 投票中、綱島君の姓のほかに他事を記載したものがあります。これは無効とするに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(船田中君) 御異議なしと認めます。よって、無効といたします。
 おはかりいたします。
 投票中、内閣委員でない者の氏名を記載したものがあります。これは当然無効であります。
 投票の結果を事務総長より報告いたさせます。
  〔事務総長報告〕
    二百五十七点 綱島 正興君
  〔拍手〕
      百六十点 松本 七郎君
  〔拍手〕
     ほかに無効 二
○議長(船田中君) 右の結果、綱島正興君が内閣委員長に当選せられました。
  〔拍手〕
  地方行政委員長の選挙
○議長(船田中君) 地方行政委員長の選挙を行ないます。
 選挙の手続につきましては前と同様であります。すなわち、投票用紙に被選人の氏名を記載せられ、木札の名刺とともに御持参あらんことを望みます。
 これより点呼を命じます。
  〔参事氏名を点呼〕
  〔各員投票〕
○議長(船田中君) 投票漏れはありませんか。――投票漏れなしと認めます。投票箱閉鎖。開匣。
 これより名刺及び投票の計算を命じます。
  〔参事名刺及び投票を計算〕
○議長(船田中君) 投票総数三百八十五、名刺の数もこれと符合いたしております。本投票の過半数は百九十三であります。
 これより投票の点検を命じます。
  〔参事投票を点検〕
○議長(船田中君) おはかりいたします。
 投票中、川俣清音君の「音」を「吉」と記載したるものがあります。これは川俣清音君に投票したるものと認め、有効とするに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(船田中君) 御異議なしと認めます。
  〔参事投票の点検を継続〕
○議長(船田中君) 投票の結果を事務総長より報告いたさせます。
  〔事務総長報告〕
    二百三十五点 森田重次郎君
  〔拍手〕
      百五十点 川俣清音君
  〔拍手〕
○議長(船田中君) 右の結果、森田重次郎君が地方行政委員長に当選せられました。
  〔拍手〕
  法務委員長の選挙
○議長(船田中君) 法務委員長の選挙を行ないます。
 選挙の手続につきましては前と同様であります。すわちす、投票用紙に被選人の氏名を記載せられ、木札の名刺とともに御持参あらんことを望みます。
 これより点呼を命じます。
  〔参事氏名を点呼〕
  〔各員投票〕
○議長(船田中君) 投票漏れはありませんか。――投票漏れなしと認めます。投票箱閉鎖。開匣。
 これより名刺及び投票の計算を命じます。
  〔参事名刺及び投票を計算〕
○議長(船田中君) 投票総数三百七十六、名刺の数もこれと符合いたしております。本投票の過半数は百八十九であります。
 これより投票の点検を命じます。
  〔参事投票を点検〕
○議長(船田中君) おはかりいたします。
 投票中、濱野清吾君の「吾」の字を「吉」と記載したものがあります。これは濱野清吾君に投票したものと認め、有効とするに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(船田中君) 御異議なしと認めます。
  〔参事投票の点検を継続〕
○議長(船田中君) 投票の結果を事務総長より報告いたさせます。
  〔事務総長報告〕
    二百二十三点 濱野 清吾君
  〔拍手〕
     百五十三点 横路 節雄君
  〔拍手〕
○議長(船田中君) 右の結果、濱野清吾君が法務委員長に当選せられました。
  〔拍手〕
  外務委員長の選挙
○議長(船田中君) 外務委員長の選挙を行ないます。
 選挙の手続につきましては前と同様であります。すなわち、投票用紙に被選人の氏名を記載せられ、木札の名刺とともに御持参あらんことを望みます。
 これより点呼を命じます。
  〔参事氏名を点呼〕
  〔各員投票〕
  〔議長退席、副議長着席〕
○副議長(田中伊三次君) 投票漏れはありませんか。
  〔「ある、ある」と呼ぶ者あり〕
  〔投票継続〕
○副議長(田中伊三次君) 投票漏れはありませんか。
  〔「あります」と呼ぶ者あり〕
  〔投票継続〕
○副議長(田中伊三次君) 他に投票漏れはありませんか。――投票漏れなしと認めます。投票箱閉鎖。開匣。
 これより名刺及び投票の計算を命じます。
  〔参事名刺及び投票を計算〕
○副議長(田中伊三次君) 投票総数三百三十八、名刺の数もこれと符合いたしております。本投票の過半数は百七十であります。
 これより投票の点検を命じます。
  〔参事投票を点検〕
○副議長(田中伊三次君) 投票の結果を事務総長より報告いたさせます。
  〔事務総長報告〕
     百九十三点 赤澤 正道君
  〔拍手〕
     百四十五点 戸叶 里子君
  〔拍手〕
○副議長(田中伊三次君) 右の結果、赤澤正道君が外務委員長に当選せられました。
  〔拍手〕
  大蔵委員長の選挙
○副議長(田中伊三次君) 次に、大蔵委員長の選挙を行ないます。
 選挙の手続につきましては前と同様であります。すなわち、投票用紙に被選人の氏名を記載せられ、木札の名刺とともに御持参あらんことを望みます。
 これより点呼を命じます。
  〔参事氏名を点呼〕
  〔各員投票〕
○副議長(田中伊三次君) 投票漏れはありませんか。――投票漏れなしと認めます。投票箱閉鎖。開匣。
 これより名刺及び投票の計算を命じます。
  〔参事名刺及び投票を計算〕
○副議長(田中伊三次君) 投票総数三百三十七、名刺の数もこれと符号いたしております。本投票の過半数は百六十九であります。
 これより投票の点検を命じます。
  〔参事投票を点検〕
○副議長(田中伊三次君) おはかりをいたします。
 投票中、山中貞則君の「中」の字を人べんの「仲」と記載したものがあります。これは山中貞則君に投票したものと認め、有効とするに御異議はありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(田中伊三次君) 御異議なしと認めます。
 さらにおはかりいたします。
 投票中、日野吉夫君の「吉」の字を草かんむりの「芳」と記載したものがあります。これは日野吉夫君に投票したものと認め、有効とするに御異議はありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(田中伊三次君) 御異議なしと認めます。
 なお、おはかりをいたします。
 投票中、山中貞則君の「則」の字を「足」と記載したものがあります。これは山中貞則君に投票したものと認め、有効とするに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(田中伊三次君) 御異議なしと認めます。
 なお、おはかりをいたします。
 投票中、日野吉夫君の「野」の字を「里」と記載したものがあります。これは日野吉夫君に投票したものと認め、有効とするに御異議はありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(田中伊三次君) 御異議なしと認めます。
 もう一つおはかりいたします。
 投票中、山中貞則君の「貞」の字を「忠」と記載したものがあります。これは山中貞則君に投票したものと認め、有効とするに御異議はありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(田中伊三次君) 御異議なしと認めます。
  〔参事投票の点検を継続〕
○副議長(田中伊三次君) 投票の結果を事務総長より報告いたさせます。
  〔事務総長報告〕
     百九十五点 山中 貞則君
  〔拍手〕
     百四十二点 日野 吉夫君
  〔拍手〕
○副議長(田中伊三次君) 右の結果、山中貞則君が大蔵委員長に当選せられました。
  〔拍手〕
  文教委員長の選挙
○副議長(田中伊三次君) 次に、文教委員長の選挙を行ないます。
 選挙の手続につきましては前と同様であります。すなわち、投票用紙に被選人の氏名を記載せられ、木札の名刺とともに御持参あらんことを望みます。
 これより点呼を命じます。
  〔参事氏名を点呼〕
  〔各員投票〕
○副議長(田中伊三次君) 投票漏れはありませんか。――投票漏れなしと認めます。投票箱閉鎖。開匣。
 これより名刺及び投票の計算を命じます。
  〔参事名刺及び投票を計算〕
○副議長(田中伊三次君) 投票総数三百二十四、名刺の数もこれと符合いたしております。本投票の過半数は百六十三であります。
 これより投票の点検を命じます。
  〔参事投票を点検〕
○副議長(田中伊三次君) おはかりいたします。
 投票中、久野忠治君の「久」の字を数字の「九」と記載したものがあります。これは久野忠治君に投票したものと認め、有効とするに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(田中伊三次君) 御異議なしと認めます。
  〔参事投票の点検を継続〕
○副議長(田中伊三次君) 投票の結果を事務総長より報告いたさせます。
  〔事務総長報告〕
     百八十五点 久野 忠治君
  〔拍手〕
     百三十九点 鈴木  一君
  〔拍手〕
○副議長(田中伊三次君) 右の結果、久野忠治君が文教委員長に当選せられました。
  〔拍手〕
  社会労働委員長の選挙
  農林水産委員長の選挙
  商工委員長の選挙
  運輸委員長の選挙
  逓信委員長の選挙
  建設委員長の選挙
  予算委員長の選挙
  決算委員長の選挙
  懲罰委員長の選挙
○副議長(田中伊三次君) 次に、社会労働委員長、農林水産委員長、商工委員長、運輸委員長、逓信委員長、建設委員長、予算委員長、決算委員長及び懲罰委員長の選挙を行ないます。
○竹下登君 常任委員長の選挙は、その手続を省略して、議長において指名されんことを望みます。
○副議長(田中伊三次君) 竹下登君の動議に御異議はありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(田中伊三次君) 御異議なしと認めます。よって、動議のごとく決しました。
 議長は、各常任委員長を指名いたします。
   社会労働委員長 田口長治郎君
  〔拍手〕
   農林水産委員長 高見 三郎君
  〔拍手〕
     商工委員長 二階堂進君
  〔拍手〕
     運輸委員長 川野 芳滿君
  〔拍手〕
     逓信委員長 加藤常太郎君
  〔拍手〕
     建設委員長 丹羽喬四郎君
  〔拍手〕
     予算委員長 荒舩清十郎君
  〔拍手〕
     決算委員長 白浜 仁吉君
  〔拍手〕
     懲罰委員長 内海 安吉君
  〔拍手〕
     ――――◇―――――
○副議長(田中伊三次君) 御報告いたすことがあります。
 永年在職議員として表彰された元本院副議長田中萬逸君は、去る五日逝去せられました。まことに哀悼痛惜の至りにたえません。
 同君に対する弔詞は、先例により、議長において今九日贈呈いたしました。これを朗読いたします。
  〔総員起立〕
 衆議院は多年憲政のため尽力し特に院議をもつてその功労を表彰されかつて本院副議長平和条約及び日米安全保障条約特別委員長の要職につきまたさきに国務大臣の重任にあたられた正三位勲一等田中萬逸君の長逝を哀悼しつつしんで弔詞をささげます
     ――――◇―――――
○副議長(田中伊三次君) 本日は、これにて散会いたします。
   午後七時三十四分散会
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