第108回国会 本会議 第14号
昭和六十二年四月二十三日(木曜日)
    ―――――――――――――
 議事日程 第十四号
  昭和六十二年四月二十三日
    午前十時三十分開議
 第一 大蔵大臣宮澤喜一君不信任決議案(大出
    俊君外四名提出)    (前会の続)
 第二 昭和六十二年度一般会計予算
 第三 昭和六十二年度特別会計予算
 第四 昭和六十二年度政府関係機関予算
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○本日の会議に付した案件
 日程第一 大蔵大臣宮澤喜一君不信任決議案
  (大出俊君外四名提出)   (前会の続)
 日程第二 昭和六十二年度一般会計予算
 日程第三 昭和六十二年度特別会計予算
 日程第四 昭和六十二年度政府関係機関予算
    午前十時三十二分開議
○議長(原健三郎君) これより会議を開きます。
     ――――◇―――――
 日程第一 大蔵大臣宮澤喜一君不信任決議案
  (大出俊君外四名提出)    (前会の続)
○議長(原健三郎君) 日程第一、大蔵大臣宮澤喜一君不信任決議案を議題とし、前会の議事を継続いたします。
 本決議案につき採決いたします。
 この採決は記名投票をもって行います。
 本決議案に賛成の諸君は白票、反対の諸君は青票を持参されることを望みます。――議場閉鎖。
 氏名点呼を命じます。
    〔参事氏名を点呼〕
    〔各員投票〕
○議長(原健三郎君) 速やかに投票願います。――急ぎ投票願います。――急ぎ投票願います。――後がつかえておりますから、先の方は、速やかに投票願います。立ちどまらないように、速やかに投票願います。
    〔投票継続〕
○議長(原健三郎君) 投票の済んだ方は、急ぎ降壇願います。立ちどまらないように。
    〔投票継続〕
○議長(原健三郎君) 投票開始より既に一時間が経過いたしました。急ぎ投票願います。
    〔投票継続〕
    〔発言する者あり〕
○議長(原健三郎君) 静粛に願います。静粛に願います。
    〔投票継続〕
○議長(原健三郎君) 投票開始より既に二時間が経過いたしております。この際、急ぎ御投票願います。なお、参考までに申し上げますと、昼食の時間も既に半時間経過いたしておるのであります。
    〔投票継続〕
○議長(原健三郎君) 立ちどまらないように、速やかに投票願います。急ぎ投票願います。
    〔投票継続〕
○議長(原健三郎君) 投票開始より既に二時間半が経過いたしました。この際、急ぎ投票願います。あと三十分以内に投票を完了願いたいと存じます。――投票権はあくまで尊重いたしたく存じますので、投票の意思のある方は、急ぎ投票を願います。立ちどまらないように、投票箱の前で立ちどまらないように願います。――投票の済んだ人は、速く降壇してください。投票の済んだ人は、速く降壇してください。――後がつかえております。時間も切迫いたしております。
    〔投票継続〕
○議長(原健三郎君) 立ちどまらないで、速やかに投票を願います。投票権は尊重いたしたく存じますので、投票の意思のある方は、急ぎ投票を願います。いつまでも立ちどまって投票せられなければ、投票の意思なしと認めざるを得ません。――壇上の人は、立ちどまらないように。ここは立ちどまるところではございませんから、速く投票してください。速く投票を……。
    〔投票継続〕
○議長(原健三郎君) 時間もだんだんたってまいりましたので、速やかに投票願います。――速やかに投票願います。
    〔投票継続〕
○議長(原健三郎君) 後がつかえておりますから、投票された方は、速やかに降壇願います。
    〔投票継続〕
○議長(原健三郎君) 壇上で立ちどまらないように、速やかに投票願います。――急いで投票を願います。立ちどまらないように、急いで投票願います。
    〔投票継続〕
○議長(原健三郎君) 投票漏れはありませんか。――投票漏れなしと認めます。投票箱閉鎖。開票。――議場開鎖。
 投票を計算させます。
    〔参事投票を計算〕
○議長(原健三郎君) 投票の結果を事務総長から報告させます。
    〔事務総長報告〕
 投票総数 四百七十三
  可とする者(白票)       百九十一
  否とする者(青票)      二百八十二
    〔拍手〕
○議長(原健三郎君) 右の結果、大蔵大臣宮澤喜一君不信任決議案は否決されました。(拍手)
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 大出俊君外四名提出大蔵大臣宮澤喜一君不信任決議案を可とする議員の氏名
      阿部未喜男君    五十嵐広三君
      井上  泉君    井上 一成君
      井上 普方君    伊藤  茂君
      伊藤 忠治君    池端 清一君
      石橋 大吉君    石橋 政嗣君
      岩垂寿喜男君    上田 卓三君
      上田  哲君    上田 利正君
      上原 康助君    江田 五月君
      小川 国彦君    小澤 克介君
      小野 信一君    緒方 克陽君
      大出  俊君    大原  亨君
      岡田 利春君    奥野 一雄君
      加藤 万吉君    角屋堅次郎君
      金子 みつ君    川崎 寛治君
      川俣健二郎君    河上 民雄君
      河野  正君    菅  直人君
      木間  章君    串原 義直君
      小林 恒人君    左近 正男君
      佐藤 観樹君    佐藤 敬治君
      佐藤 徳雄君    坂上 富男君
      沢田  広君    沢藤礼次郎君
      渋沢 利久君    嶋崎  譲君
      清水  勇君    城地 豊司君
      新村 勝雄君    新盛 辰雄君
      関山 信之君    田口 健二君
      田中 恒利君    田邊  誠君
      田並 胤明君    高沢 寅男君
      竹内  猛君    辻  一彦君
      戸田 菊雄君    土井たか子君
      中沢 健次君    中西 績介君
      中村  茂君    中村 正男君
      永井 孝信君    野口 幸一君
      野坂 浩賢君    馬場  昇君
      浜西 鉄雄君    早川  勝君
      広瀬 秀吉君    細谷 治嘉君
      堀  昌雄君    前島 秀行君
      松前  仰君    三野 優美君
      水田  稔君    村山 喜一君
      村山 富市君    安井 吉典君
      安田 修三君    山口 鶴男君
      山下八洲夫君    山花 貞夫君
      吉原 米治君    渡部 行雄君
      浅井 美幸君    新井 彬之君
      有島 重武君    井上 和久君
      池田 克也君    石田幸四郎君
      市川 雄一君    遠藤 和良君
      小川新一郎君    大久保直彦君
      大野  潔君    大橋 敏雄君
      近江巳記夫君    長田 武士君
      鍛冶  清君    貝沼 次郎君
      神崎 武法君    木内 良明君
      草川 昭三君    草野  威君
      小谷 輝二君    権藤 恒夫君
      斉藤  節君    坂井 弘一君
      坂口  力君    柴田  弘君
      鈴切 康雄君    竹入 義勝君
      竹内 勝彦君    武田 一夫君
      玉城 栄一君    鳥居 一雄君
      中村  巖君    西中  清君
      沼川 洋一君    橋本 文彦君
      春田 重昭君    日笠 勝之君
      平石磨作太郎君    伏木 和雄君
      伏屋 修治君    藤原 房雄君
      二見 伸明君    冬柴 鐵三君
      古川 雅司君    正木 良明君
      水谷  弘君    宮地 正介君
      森田 景一君    森本 晃司君
      矢追 秀彦君    矢野 絢也君
      薮仲 義彦君    山田 英介君
      吉井 光照君    吉浦 忠治君
      渡部 一郎君    安倍 基雄君
      阿部 昭吾君    青山  丘君
      伊藤 英成君    小沢 貞孝君
      大矢 卓史君    岡田 正勝君
      春日 一幸君    川端 達夫君
      河村  勝君    木下敬之助君
      北橋 健治君    小渕 正義君
      佐々木良作君    滝沢 幸助君
      玉置 一弥君    塚田 延充君
      塚本 三郎君    中野 寛成君
      中村 正雄君    永末 英一君
      西村 章三君    林  保夫君
      吉田 之久君    米沢  隆君
      和田 一仁君    安藤  巖君
      石井 郁子君    岩佐 恵美君
      浦井  洋君    岡崎万寿秀君
      金子 満広君    経塚 幸夫君
      児玉 健次君    佐藤 祐弘君
      柴田 睦夫君    瀬長亀次郎君
      田中美智子君    辻  第一君
      寺前  巖君    中路 雅弘君
      中島 武敏君    野間 友一君
      東中 光雄君    藤田 スミ君
      藤原ひろ子君    正森 成二君
      村上  弘君    矢島 恒夫君
      山原健二郎君
 否とする議員の氏名
      阿部 文男君    相沢 英之君
      逢沢 一郎君    愛知 和男君
      愛野興一郎君    青木 正久君
      赤城 宗徳君    麻生 太郎君
      天野 公義君    天野 光晴君
      甘利  明君    新井 将敬君
      有馬 元治君    粟屋 敏信君
      井出 正一君    井上 喜一君
      伊東 正義君    伊藤宗一郎君
      伊吹 文明君    池田 行彦君
      石井  一君    石川 要三君
      石破  茂君    石橋 一弥君
      石原慎太郎君    石渡 照久君
      糸山英太郎君    稲垣 実男君
      稻葉  修君    稲村 利幸君
      今井  勇君    今枝 敬雄君
      宇野 宗佑君    上草 義輝君
      上村千一郎君    魚住 汎英君
      臼井日出男君    内海 英男君
      浦野 烋興君    江口 一雄君
      江藤 隆美君    衛藤征士郎君
      榎本 和平君    遠藤 武彦君
      小川  元君    小此木彦三郎君
      小里 貞利君    小沢 一郎君
      小澤  潔君    小沢 辰男君
      小渡 三郎君    小渕 恵三君
      尾形 智矩君    尾身 幸次君
      越智 伊平君    越智 通雄君
      大石 千八君    大石 正光君
      大島 理森君    大塚 雄司君
      大坪健一郎君    大西 正男君
      大野  明君    大野 功統君
      大原 一三君    大村 襄治君
      太田 誠一君    岡島 正之君
      奥田 敬和君    奥田 幹生君
      奥野 誠亮君    加藤 紘一君
      加藤 卓二君    加藤 六月君
      鹿野 道彦君    海部 俊樹君
      柿澤 弘治君    梶山 静六君
      粕谷  茂君    片岡 清一君
      片岡 武司君    金子 一義君
      金子原二郎君    金丸  信君
      亀井 静香君    亀井 善之君
      亀岡 高夫君    唐沢俊二郎君
      瓦   力君    木部 佳昭君
      木村 守男君    木村 義雄君
      菊池福治郎君    岸田 文武君
      北川 石松君    北口  博君
      北村 直人君    久間 章生君
      久野 忠治君    工藤  晃君
      熊谷  弘君    熊川 次男君
      倉成  正君    栗原 祐幸君
      小泉純一郎君    小坂善太郎君
      小坂徳三郎君    小杉  隆君
      小宮山重四郎君    古賀  誠君
      古賀 正浩君    後藤田正晴君
      河野 洋平君    河本 敏夫君
      高村 正彦君    鴻池 祥肇君
      近藤 鉄雄君    近藤 元次君
      佐藤 一郎君    佐藤 静雄君
      佐藤 信二君    佐藤 敬夫君
      佐藤 文生君    佐藤 守良君
      斉藤斗志二君    齋藤 邦吉君
      坂田 道太君    坂本三十次君
      桜井  新君    櫻内 義雄君
      笹川  堯君    笹山 登生君
      志賀  節君    自見庄三郎君
      椎名 素夫君    塩川正十郎君
      塩崎  潤君    塩谷 一夫君
      島村 宜伸君    白川 勝彦君
      杉浦 正健君    杉山 憲夫君
      鈴木 恒夫君    鈴木 宗男君
      砂田 重民君    関谷 勝嗣君
      田澤 吉郎君    田名部匡省君
      田中 龍夫君    田中 直紀君
      田邉 國男君    田原  隆君
      田村 良平君    高鳥  修君
      高橋 一郎君    高橋 辰夫君
      竹内 黎一君    竹下  登君
      竹中 修一君    武部  勤君
      武村 正義君    谷  洋一君
      谷垣 禎一君    谷川 和穗君
      玉生 孝久君    玉沢徳一郎君
      近岡理一郎君    津島 雄二君
      塚原 俊平君    月原 茂皓君
      戸井田三郎君    戸沢 政方君
      戸塚 進也君    渡海紀三朗君
      東家 嘉幸君    友納 武人君
      虎島 和夫君    中川 昭一君
      中島源太郎君    中島  衛君
      中曽根康弘君    中西 啓介君
      中村喜四郎君    中村正三郎君
      中村  靖君    中山 太郎君
      中山 利生君    中山 成彬君
      中山 正暉君    長野 祐也君
      二階 俊博君    二階堂 進君
      丹羽 兵助君    丹羽 雄哉君
      西岡 武夫君    西田  司君
      額賀福志郎君    野田  毅君
      野中 英二君    野中 広務君
      野呂 昭彦君    野呂田芳成君
      羽田  孜君    葉梨 信行君
      橋本龍太郎君    畑 英次郎君
      鳩山 邦夫君    鳩山由紀夫君
      浜田 幸一君    浜田卓二郎君
      浜野  剛君    林  大幹君
      林  義郎君    原田  憲君
      原田昇左右君    東   力君
      平沼 赳夫君    平林 鴻三君
      深谷 隆司君    吹田  ナ君
      福島 譲二君    藤尾 正行君
      藤波 孝生君    藤本 孝雄君
      二田 孝治君    船田  元君
      古屋  亨君    保利 耕輔君
      穂積 良行君    細田 吉藏君
      堀内 光雄君    堀之内久男君
      前田 武志君    牧野 隆守君
      増岡 博之君    松田 岩夫君
      松田 九郎君    松永  光君
      松野 幸泰君    松本 十郎君
      三ツ林弥太郎君    三原 朝彦君
      三塚  博君    箕輪  登君
      水野  清君    宮崎 茂一君
      宮里 松正君    宮澤 喜一君
      宮下 創平君    武藤 嘉文君
      村井  仁君    村岡 兼造君
      村上誠一郎君    村田敬次郎君
      持永 和見君    粟山  明君
      森   清君    森  美秀君
      森  喜朗君    森下 元晴君
      森田  一君    谷津 義男君
      保岡 興治君    柳沢 伯夫君
      山口 敏夫君    山崎  拓君
      山崎平八郎君    山下 元利君
      山下 徳夫君    山中 貞則君
      山村新治郎君    山本 幸雄君
      与謝野 馨君    若林 正俊君
      綿貫 民輔君    渡部 恒三君
      渡辺 栄一君    渡辺 紘三君
      渡辺 省一君    渡辺 秀央君
      渡辺美智雄君    佐藤 孝行君
    ―――――――――――――
○議長(原健三郎君) この際、暫時休憩いたします。
    午後三時休憩
     ――――◇―――――
    午後十時四十四分開議
○議長(原健三郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
     ――――◇―――――
 日程第二 昭和六十二年度一般会計予算
 日程第三 昭和六十二年度特別会計予算
 日程第四 昭和六十二年度政府関係機関予算
○議長(原健三郎君) 日程第二、昭和六十二年度一般会計予算、日程第三、昭和六十二年度特別会計予算、日程第四、昭和六十二年度政府関係機関予算、右三案を一括して議題といたします。
 委員長の報告を求めます。予算委員長砂田重民君。
    ―――――――――――――
 昭和六十二年度一般会計予算及び同報告書
 昭和六十二年度特別会計予算及び同報告書
 昭和六十二年度政府関係機関予算及び同報告書
    〔本号(二)に掲載〕
    ―――――――――――――
    〔砂田重民君登壇〕
○砂田重民君 ただいま議題となりました昭和六十二年度一般会計予算外二案につきまして、予算委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。
 この予算三案は、去る一月二十六日本委員会に付託され、宮澤大蔵大臣から提案理由の説明を聴取し、三月三日から質疑に入り、公聴会を行い、去る四月十五日採決をいたしたものであります。
 まず、予算の概要について申し上げます。
 六十二年度一般会計予算の規模は五十四兆一千十億円であり、前年度当初予算に対し百二十四億円の増加となっております。
 歳出については、引き続き既存の制度、施策の改革等を行い、その結果、国債費及び地方交付税交付金を除いた、いわゆる一般歳出の規模は三十二兆五千八百三十四億円と、前年度当初予算に対し八億円の減少となっております。
 歳入につきましては、最近における社会経済情勢の著しい変化に即応し、税制全般にわたる抜本的見直し等を行うこととしており、租税及び印紙収入は、前年度当初予算に対し一・六%増の四十一兆一千九百四十億円が見込まれております。また、公債の発行額は、建設公債五兆五千二百億円、特例公債四兆九千八百十億円、合計十兆五千十億円を予定しております。これは、前年度当初発行予定額を四千四百五十億円下回っております。公債依存度は一九・四%となっております。
 特別会計はその数が三十八でありますが、輸出保険特別会計を貿易保険特別会計に改組することといたしております。
 政府関係機関の数は十一でありまして、日本国有鉄道の民営化により、前年度に比べ一つ少なくなっております。
 なお、財政投融資計画の規模は二十七兆八百十三億円であり、前年度当初計画に対し二二・二%増加となっております。
 次に、質疑について申し上げます。
 質疑は、当面する諸問題について行われたのでありますが、そのうち主な項目を申し上げますと、
 まず、政治姿勢関係では、第百五回国会冒頭解散と党首会談における解散否定発言、首相の記者会見における公式発言と非公式発言の区別問題について、
 財政一般では、六十二年度予算の撤回意思、六十五年度に特例公債依存からの脱却の可能性について、
 税制改革では、今回の税制改革の位置づけ、法人税減税と個人への帰着の有無、非課税貯蓄制度、キャピタルゲイン課税について、
 特に売上税関係では、首相の選挙公約との関係、売上税の導入目的、非課税品目の範囲、売上税法案と政省令との関係、税率引き上げの懸念、税額の価格への転嫁と独禁法との関係、景気及び物価への影響、売上税法案撤回意思の有無について、
 防衛、外交関係では、我が国の安全保障のあり方、防衛費のあり方とGNP比一%枠の問題、我が国への核兵器持ち込みに関する日米秘密取り決めの存否について、
 いわゆるG5、G7等と共同声明について、
 円高対策では、円高不況の責任と首相の見解、小麦、牛肉等の円高差益の還元策について、
 総合経済対策について、
 このほか、完全失業率の上昇と雇用対策、高齢化社会対策、エイズ対策等について質疑が行われましたが、その詳細は会議録によって御承知願いたいと存じます。
 かくて、四月十五日質疑終局の動議を可決し、直ちに採決の結果、昭和六十二年度予算三案はいずれも賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
 以上、御報告申し上げます。(拍手)
    ―――――――――――――
○議長(原健三郎君) 三案につき討論の通告があります。順次これを許します。細谷治嘉君。
    〔細谷治嘉君登壇〕
○細谷治嘉君 私は、日本社会党・護憲共同を代表いたしまして、ただいま議題となりました昭和六十二年度予算三案について、反対の討論を行うものであります。(拍手)
 思うに、戦後の歴史の中で、本日のような緊迫した事態、すなわち、予算案の根幹部分である売上税など税制に関する政府提案が事実上廃案に追い込まれるという中での採決は、かつて例のないことであります。この異常な状況は、本予算案が国民の信頼を得られるものでないことと同時に、これを提出した中曽根内閣はまさに末期的症状を示すものであると思うのであります。(拍手)
 我が党は、政府原案について、増税、軍拡、円高不況、失業傍観型予算と位置づけてまいりました。この予算は、公約否定の売上税など大増税計画を強行するものであり、さらに、三木内閣以来の政府公約である防衛費対GNP比一%ラインを意図的に突破し、軍事大国にならないとする内外へのあかしを踏みにじるものであります。さらに加えて、深刻な円高不況、産業空洞化の進行、雇用失業問題の不安にこたえていないばかりか、逆に、これらの問題を一層悪化させる予算となっているのであります。
 我が党は、昨年末の予算編成の党首会談以来、この経済危機に効果的に対応するため、積極財政への転換を要求してまいりましたが、政府は、何らこれらにこたえようとしてきませんでした。今、我が国の経済社会は、重大かつ深刻な状況に直面し、歴史的な転換に迫られておるのであります。この重大な転換の時期に当たって求められておりますのは、思い切った内需の拡大、そのために大幅減税を初めとする生活向上のための対策、円高不況を打開する大胆な景気対策であり、さらに、軍拡から軍縮への転換であります。しかるに中曽根内閣は、全く逆の危険な日本の方向にレールを敷こうとしております。(拍手)それを集中的に表現したのがこの予算案であります。
 このような政府の態度に対して、国民の不安と怒りはかってなく大きく高まったのであります。この国民の声を背景に、四野党、すなわち社会党、公明党、民社党、社民連は、かたく団結して闘いを展開してまいりました。本日の議長裁定によって、売上税を初めとする増税法案が事実上廃案に追い込まれたのは、国民世論の勝利であり、これとかたく連帯した売上税等粉砕闘争連絡協議会の闘いの結果であります。(拍手)私は、この事実の上に、昭和六十二年度に政府案を上回る大幅減税の先行実施を求めるものであります。同時に、この予算審議の経過の中で、必要な資料等の提出をしないまま強行に次ぐ強行を重ねたことを厳しく追及するものであります。(拍手)
 私は、この予算が防衛費対GNP比一%枠突破のまま採決されようとしていることに深い危惧を持っているものであります。我々は、中曽根内閣が積み上げてきた軍事費突出の政策を絶対に容認することはできません。予算編成時と比べ十円以上の円高、防衛費における売上税負担の削除だけでも一%以下になるのであります。したがいまして、これは直ちに組み替え修正さるべきものであります。
 中曽根首相は、来る二十九日に予定されている訪米の前にこの予算案を成立させようとしているのでありますが、この予算によって、異常な進行、円高不況の打開、貿易摩擦の解消は不可能であります。積極的な財政政策が緊急に求められているのに、三十二年ぶりのこの超緊縮予算は事態に逆行するものと言わざるを得ません。(拍手)この予算は、今月の状況に効果的に対応するよう、今大幅かつ根本的な組み替え修正を行うべきであります。さらに、この予算案における福祉、文化、教育への抑圧、たび重なる地方財政の削減、負担の転嫁など、認めることはできません。
 昨年末の党首会談で我が党は、地方財政の充実強化が予算編成の重要な柱であるという立場から、減税による減収の完全補てん、国と地方の税配分の改善、地方交付税の総額確保等財政調整制度の充実、新たな国庫補助負担率引き下げの中止と既存の国庫補助負担率引き下げによる地方財政への影響額の完全補てんなどを強く要求してまいりましたが、政府予算案は全く期待外れのものとなっています。
 一九八七年度の地方財政計画は、全歳入のうち地方債発行が八兆一千百五十億円であり、交付税特会からの借入金を合わせた地方の累積債務は六十四兆円になろうとしている。地方財政の状況も戦後最悪の状態に陥っているのであります。この財源不足の原因は、一九八六年から行われている国庫支出金カット、公共事業費など新たな国庫支出金カット、円高不況や税制改革による税収減など、すべて政府の政策責任にかかわるものとなっています。昨年の臨時国会に提出した補正予算でも、約四千億円の交付金を置きかえるルール違反であったが、一九八七年度も、昨年、大蔵、自治両省で確認した、国・地方間の財政関係を根本的に変えるような措置は講じないものとするとの覚書をみずから破って国庫支出金カットを強行するものであり、まさに公約違反の積み重ねであります。この予算には、予算編成の基本である視点がないだけでなく、地方自治体の事業における売上税負担は何ら考慮されておりません。
 以上のように、政府の予算案が内需拡大、円高不況の克服という我が国経済の緊急の課題に何ら有効なものでないことを指摘し、本予算案に対する反対の討論といたします。(拍手)
○議長(原健三郎君) 今井勇君。
    〔今井勇君登壇〕
○今井勇君 私は、ただいま議題となりました昭和六十二年度予算三案につきまして、自由民主党を代表して、政府原案に賛成の討論を行わんとするものであります。(拍手)
 私が政府原案に対し賛成する理由の第一は、政府原案においては、厳しい財政事情のもとにありながら、経済情勢に適切に対応するため、内需拡大等に最大限の努力が払われているということであります。
 まず、一般公共事業の事業費につきまして、内需の拡大に資するため、できる限り確保することとし、財政投融資の活用、民間活力の活用、補助・負担率の引き下げ等の工夫を行い、前年度を上回る五・二%の伸びを確保いたしております。また、雇用対策について、雇用情勢の先行きに対応するため、新たに三十万人雇用開発プログラムを実施することとし、地域雇用対策の充実等積極的な推進を図っております。さらに、産業構造の転換、地域経済の活性化等を図るため、産業基盤整備基金を設けるとともに、第八次石炭対策の円滑な実施を図っております。
 第二の理由は、喫緊の国民的課題である行財政改革をさらに一層徹底したということであります。
 すなわち、歳出面においては、既存の制度、施策の改革を行うなど、あらゆる分野にわたり経費の節減合理化に努め、一般歳出を五十八年度以降五年連続で対前年度以下に抑制するとともに、歳入面においても、税外収入について可能な眼力その確保を図るなど、歳出歳入両面にわたり最大限の努力を払い、できる限り特例公債発行額の縮減に努めたところであります。この結果、公債依存度は、特例公債発行下で初めて二〇%を割る、一九・四%に引き下げております。
 第三は、財源の重点的、効率的配分により、国民生活に十分にきめ細かな配慮が行われていることであります。
 すなわち、社会保障関係費については、今後の高齢化社会を展望し、引き続き制度、施策の合理化、適正化に努めるとともに、恵まれない人々に対する各種の福祉施策についてきめ細かく推進することとし、特に、老人や心身障害者に対する在宅福祉施策及び健康増進のための事業等を充実させております。また、文教及び科学振興費については、引き続き既存の施策の見直しを図るとともに、初任者研修の試行、基礎的、創造的研究の充実など教育、研究環境の整備のための施策の推進に努めております。
 第四は、我が国が国際社会の中でその役割を自覚し、国際的責務を果たそうとする強い意欲が見られることであります。
 すなわち、経済協力費については、第三次中期目標に沿って、政府開発援助予算の増額について特段の配慮を行うとともに、防衛関係費については、厳しい財政事情のもとで、他の諸施策との調和を図りつつ、中期防衛力整備計画を踏まえ、その質的充実が図られており、高く評価すべきものと思います。
 さて、最後に、我が国経済は、経常収支の大幅な黒字とそれに伴う諸外国との摩擦の激化、また、急激な円高の進展等による深刻な雇用情勢など、極めて厳しい局面にさらされております。このような状況のもと、政府においては、内需を中心とした経済の持続的成長を確保することが緊急に求められている責務であります。このためには、六十二年度予算を一日も早く成立させ、その円滑な執行を行うことこそが最も重要なことであります。このことが国民の信にこたえることであり、また、我が国が果たすべき国際的責務であると確信しております。政府におかれても、財政金融政策の機動的、弾力的運営に全力を尽くし、我が国経済の安定成長の確保と国民生活の向上に努められんことを強く要望して、私の予算三案に対する賛成の討論を終わります。(拍手)
○議長(原健三郎君) 坂口力君。
    〔坂口力君登壇〕
○坂口力君 私は、公明党・国民会議を代表して、ただいま議題になりました昭和六十二年度予算三案に対し、反対の討論を行うものであります。(拍手)
 今年度予算審議は異例ずくめの経過でありました。その原因のすべては、中曽根総理の公約違反に端を発し、民意を無視して売上税を強行しようとしたこと胆ありましたことは、今さら言うまでもありません。売上税の導入、マル優廃止は、野党四党の鉄の団結と国民の力強い声によって廃案になることが明らかになりましたが、一言で言えば良識の勝利と言えましょう。(拍手)顧みまするに、売上税に振り回された半年間であり、当面する国政の重要課題について何ら議論もできず、何のための混乱であったかと言わざるを得ません。売上税粉砕の四党の団結が新しい政治の流れになるかもしれない環境をつくり出したことにせめてもの慰めを感じるものであります。(拍手)
 以下、昭和六十二年度予算三案に反対する理由を申し上げます。第一の理由は、我が国経済が円高不況に苦しんでいるにもかかわらず、予算案ではこの事態を乗り切るための積極的な取り組みを怠っていることであります。
 我が国経済は、現在まさに四面楚歌の状態にあります。一方、経常収支は依然として大幅黒字を続け、貿易摩擦は緩和の兆しさえ見出すことができない状況であります。こうした中で財政の責務は重いにもかかわらず、六十二年度予算では、破綻が明らかな緊縮財政を続けているのであります。さきに開催された先進国蔵相会議では、我が国のみが内需拡大策の実施を約束させられたのであります。
 我が党は、昨年末の六十二年度予算案の編成段階から、これまでの緊縮財政を積極財政に転換し、大幅減税、公共事業の拡大を柱に思い切った内需拡大策を実施するよう迫ってまいりました。しかし、政府・自民党は我々の主張に耳を傾けず、公共事業費を前年度比でマイナスにし、その上、減税とは言葉だけで、売上税導入、マル優廃止によって、八〇%を占める年収五百万以下のサラリーマンに増税を押しつけようとしたのであります。これでは個人消費が萎縮してしまいます。今になって政府・自民党は、これまでの緊縮財政一本やりの財政運営の転換を余儀なくされ、安倍総務会長の訪米に先立ち、急遽緊急経済対策を決定いたしました。この事実は、政府みずから六十二年度予算案が欠陥予算であることを証明したものであります。
 反対する第二の理由は、雇用対策や中小企業対策が十分でない上、福祉、文教予算も後退をしているからであります。本年一月の完全失業率は三%台に突入いたしました。ところが、六十二年度予算に鳴り物入りで登場した三十万人雇用開発プログラムも、思い切った内需拡大策が実施されなければ即効性は極めて疑わしいのであります。また、地域雇用開発助成金制度、職業転換訓練助成金制度の拡大が必要であります。労働時間の短縮、ワークシェアリングも必要でありますし、中小企業対策としても、政府関係中小企業三機関の融資条件の改善や信用補完制度の拡大、さらには、中小企業の既往債務の金利の一層の引き下げ、償還期間の延長等を強く要求するものであります。
 政府は、六十一年度に三年間の予定で地方自治体向けの補助率をカットし、地方財政に負担を転嫁したのに加えて、六十二年度予算におきましてはさらに削減率を拡大しようといたしております。これは、将来の地方財政に重くのしかかり、断じて認めることはできません。この際、強力な地方財政対策を強く要求するものであります。
 反対する第四の理由は、政府がこれまで遵守を約束してきました防衛費はGNP一%枠とする五十一年の閣議決定を破棄し、防衛費の一%枠突破を強行しようとしていることであります。
 防衛費一%枠は、防衛力増強の政策の歯どめであり、国民が自衛隊を支援する前提であります。また、国際的にも日本が軍事大国とならないあかしとなってきた平和原則であります。政府が決定した総額明示方式という新基準は、防衛費の歯どめとなり得ません。私は、五十一年の閣議決定をあくまで遵守し、六十二年度予算の防衛関係費を一%に抑制するよう強く要求するものであります。
 以上で六十二年度予算案に反対する討論を終わります。(拍手)
○議長(原健三郎君) 吉田之久君。
    〔吉田之久君登壇〕
○吉田之久君 私は、民社党・民主連合を代表し、ただいま議題となっております昭和六十二年度予算三案に対し、一括して反対の討論を行うものであります。
 現在、我が国は未曾有の経済危機に直面しております。政府の無為無策の為替政策は、一ドル百四十円台という異常な円高を招来し、我が国経済を支えてきた産業基盤を根底から覆そうとしております。円高不況は、輸出産業のみならず内需産業にも、企業の規模を問わず倒産、雇用不安を日本列島にもたらしております。また、地域経済は疲弊し、地域の存続さえ危ういものとなっているのであります。貿易摩擦も激化の一途をたどり、我が国は世界から内需拡大を強く迫られております。
 このような深刻な経済状況は、まさに非常事態以外の何物でもありません。今政治が取り組むべき課題は、この重大な事態に積極的にこたえることであるにもかかわらず、六十二年度予算案は、五年連続のマイナスシーリングにより、依然として縮小均衡型路線を踏襲しており、非常事態に対処しようとする哲学を欠いた欠陥予算と断ぜざるを得ないのであります。
 我が党が本予算案に対して反対する理由は、第一に、公約違反の大型間接税である売上税導入、マル優制度廃止による大衆増税が盛り込まれている点であります。深刻な経済危機から脱却するには大幅な減税こそ必須の課題であるにもかかわらず、大増税路線を強行しようとする政府・自民党の姿勢は、言語道断と言わざるを得ません。総理大臣が絶対に導入しないと声高に国民に公約した大型間接税が導入されることは、国民を欺き、政治倫理を踏みにじり、議会制民主主義に挑戦するものであり、国民に対する厚顔無恥な裏切りと断ぜざるを得ないのであります。これまでの国会における審議でも明らかなように、大型間接税たる売上税は、国民生活を圧迫し、企業活力を損ねる数多くの欠陥を持っているものであります。すなわち、売上税は、物価の上昇、景気への悪影響、低所得者いじめ、歯どめなき税率の引き上げ、価格転嫁の困難性、非課税事業者の取引からの締め出し、累積二重課税の発生、納税徴税コストの増大などの欠陥を有しており、うそをうそで塗り固めた結果、複雑怪奇でいびつな税制としたことは決して容認できません。
 また、マル優制度廃止の強行も断じて許すことができないものであります。老人等一部の国民には特例措置を設けることが提案されておりますが、高齢化社会が進んでいる今日の状況のもとでは、比較的若いころから老後に備えることが緊急の課題となっており、マル優制度廃止は時代錯誤の最たるものであると言わざるを得ません。福祉を重視する我が党としては、絶対に認めることができないものであります。マル優制度の不正が巨額に達している現状に何ら手を打つことなく、一足飛び。に制度を廃止する政府・自民党のやり方は、本末転倒と言わざるを得ません。まず第一に限度額管理の強化を打ち出すべきであり、高額預貯金者のみに恩恵を与え、庶民のなけなしの貯蓄から税を取り立てる一律分離課税方式は邪道と言わざるを得ないのであります。我が党は、政府・自民党がうそと力によって強行しようとする大増税に断固反対するものであります。
 反対の第二の理由は、減税の中身に多くの欠陥があることであります。
 課税所得百二十万円から二百万円の部分は、現行税率一四%が一五%に引き上げられております。我が党の試算によれば、今回の税制改革においては、夫婦子供二人の標準世帯の場合、年収七百万円以下は増税になるとの結論が出ております。しかるに政府当局は、法人税減税が全額個人に還元するというおよそあり得ない条件をでっち上げて、増減税同額にもかかわらず全階層が減税になるという一方的な情報操作を行ってまいりました。このようなデータ捏造を平気で行える政府に民主主義を語る資格はありません。我々が長年主張してきた中堅所得者に厚い減税をという要求を無視した税制改革は極めて遺憾であります。
 中曽根総理は、国会における答弁の中で、再三にわたって中堅所得者層に重点を置いた減税の実現を約束してきたのでありますが、この公約をほごにして中堅所得者に増税を押しつける中曽根内閣のやり方は、卑劣きわまりないと言わざるを得ません。(拍手)また、真に中堅所得者に厚い減税を実施するには、住宅、教育など政策減税の拡充が必至と考えられるのでありますが、政府・自民党が進めようとしている税制改革では、政策減税は全くなおざりにされております。
 また、サラリーマンの必要経費を認める措置も名ばかりのものであり、実際に恩恵を受ける人はほとんど考えられないごまかしの制度であります。妻の内助の功を評価する二分二乗方式が見送られたことに対しても不満であります。また、パート減税の中身もずさんきわまるものであります。中堅所得者に厚い減税を完全に実現するには、我が党が主張しておりますように、税率構造の緩和に加え、扶養控除の大幅引き上げ、政策減税の拡充、二分二乗方式の導入等の措置が講ぜられるべきでありますが、政府の税制改革は、これらの項目を欠落させた全くお粗末なものと言わざるを得ません。
 反対の第三の理由は、不公平税制の是正に全く手がつけられていない点であります。
 納税環境の整備、資産課税の適正化等には全く触れず、不公平を温存させたままで財政当局が企図する財源確保のみを念頭にした税制改革は、シャウプ勧告以来の抜本改革などと評するには到底値しないものとなっております。
 反対の第四の理由は、円高、雇用不安に対する政策が小手先だけであり、真に実効のある内容とはなっていない点であります。
 政府の為替外交の失敗によって一ドル百四十円台という異常なレートがもたらされたことは、日本経済の危機を一層深刻なものとしたのであります。この政府の責任は極めて重大であります。にもかかわらず、円高及び雇用不安に対して十分な措置が講ぜられていないことは極めて遺憾であります。円高不況によって職を失われた中高年齢者は、塗炭の苦しみにあえぎ、きょう、あすの生活さえ見通しがつかない現況に追い込まれております。このような人たちに救いの手を差し伸べることこそ政府の責任ではありませんか。にもかかわらず政府は、これらの人々を冷たく突き放し、何ら有効なる対策をとろうとはしておりません。
 反対の第五の理由は、行政改革の不徹底であります。
 補助金の統廃合、公務員定数削減による総人件費の抑制、地方出先機関の整理など、極めて不十分にしか実施されておりません。むだを省き、行政改革を十分に行わないまま国民に増税を押しつける政府のやり方は、到底国民の理解を得られるものではありません。政府は、本格的な行革にメスを入れた行革五カ年計画を策定し、責任を持って実施するよう強く求めるものであります。
 反対の第六の理由は、予算案そのものがまやかしであるという点であります。
 政管健保の国庫負担の削減、公共事業費の補助率引き下げ、財政のつじつま合わせのための措置が講ぜられているのは納得できないものであります。
 最後の理由は、貿易摩擦解消に対し何ら実効的な措置が講ぜられていない点であります。
 内需拡大、産業構造の転換を円滑に促進する対策が不十分であり、国際的公約をも踏みにじるものと批判せざるを得ません。
 以上、昭和六十二年度予算三案に反対する主な理由を申し上げましたが、このような欠陥予算を衆議院予算委員会で強行採決したことは納得できません。
 総理は、このような国民に背を向け、かつ、内需振興に逆行した予算を手土産に訪米しようというのでありましょうか。これが国際国家日本の進むべき道なのでありましょうか。私は、このことに深く疑念を抱くものであることを表明し、昭和六十二年度予算三案に対する反対討論を終わるものであります。(拍手)
○議長(原健三郎君) 中島武敏君。
    〔中島武敏君登壇〕
○中島武敏君 私は、日本共産党・革新共同を代表して、昭和六十二年度一般会計、特別会計及び政府関係機関予算三案に対して、反対の討論を行います。
 予算案の内容について論ずる前に、議長裁定についての我が党の見解を申し述べます。
 ます第一に、この議長裁定の内容は、我が党が到底これを了承することのできない重要な問題が含まれており、これを受け入れることのできないことを明確にするものであります。(拍手)
 その一つは、議長裁定は、その冒頭に、税制改革の理念について「税制改革問題は、今後の高齢化社会に対応する等、将来のわが国の財政需要を展望する時、現在における最重要課題の一つであることは、いうをまたない。従って直間比率の見直し等今後できるだけ早期にこれを実現できるよう各党協調し、最大限の努力をはらうこと。」としていますが、これは中曽根内閣の税制改革の前提としてうたわれてきたことそのままであります。まず第一に、高齢化社会に対応し、将来の財政需要を展望すると称して将来の大増税を前提としたものであり、しかも、その財源を直間比率の見直し、すなわち、名称を何と変えようと大型間接税になみことが必然の財源によってこれを処置しようとしており、あまつさえ、これを早期に実現することさえ最大限の努力を払うことが義務づけられているのであります。これは、中曽根首相が持論としている税制改革路線そのものであり、大型間接税の火種を残し、それを育てることにしかならないものであります。(拍手)
 現に、中曽根首相みずからが、先ほどNHKのテレビで、原議長のあっせん案について次のように述べているのであります。すなわち「私としては必ずしも満足していないが、やむを得ないものだと思っている。今回のあっせん案によって売上税法案は事実上廃案になったという見方もあるが、私はそうでないと解釈している。今後は与野党でつくる協議機関の場で十分話し合ってもらいたい。税制改革について勝負はこれからだ」このように述べていることからいってもこのことは明白であります。
 さらに、売上税関連法案の取り扱いについては、税制改革に関する協議機関なるものを設置し、その結論を待って処理するとされていますが、今国会中に結論が得られない場合には、その取り扱いは各党の合意に基づいて措置するよう一層の努力をするとされているだけであって、本文には我々が国民の負託にこたえ全力を挙げて要求してきた売上税関連法案の撤回については何ら触れられていないのであります。さらに、ここにはマル優廃止の撤回も明記されておりません。公約違反の売上税、マル優廃止反対を強く求めている世論調査や、地方選挙前半戦によって示された国民の意思に反することは明白であります。
 最後に重大なことは、かかる議長裁定と引きかえに、総括質問さえ十分行われないまま予算委員会において強行された予算案を成立させようとしていることであります。
 次に、予算三案について反対する理由を簡単に述べます。
 まず、軍事費のGNP一%枠の突破に見られる大軍拡予算であるということです。
 一般会計の伸び率が〇・〇二%の中で、軍事費の伸び率は何と五・二%と異常突出し、中曽根内閣五年間で軍事費の伸び率は三六%、同じ五年間で文教費マイナス〇・五%、中小企業対策費マイナス二一・〇%、食糧管理費マイナス四五・四%と比べ、いかに軍事費だけが異常突出しているか明白であります。中曽根内閣は、こうした軍拡に対して、これまで政府・自民党みずからが歯どめとしてきたGNP一%枠を撤廃し、五年間で十八兆四千億円にも上る中期防衛力整備計画を新たな歯どめとするということを決定しました。しかし、これは歯どめどころか、一%枠を外した際限のない新たな大軍拡に足を踏み出したものであります。
 同時にこのことは、八〇年代に日本が一千海里シーレーンやその洋上防空能力を持つよう要求するアメリカの要求にこたえ、アメリカの有事に自衛隊が参戦していく態勢確立に向けての危険きわまりない方向であることを指摘しなければなりません。しかも、我が党金子書記局長の予算委員会での追及によってアメリカとの核兵器持ち込みの密約の事実が明らかにされたように、アメリカの対ソ核戦略に深く従属させられたもとでの軍拡路線であります。
 次に、空前の異常円高を追認し、対米公約の前川リポートに基づく産業構造調整を強行する予算であることであります。(発言する者あり)
○議長(原健三郎君) 静粛に願います。
○中島武敏君(続) これは、我が国産業の空洞化に拍車をかけ、国民経済を破壊してでも多国籍企業として栄える大企業を支援するものにほかならないのであります。円高不況であえぐ中小企業に対し実効ある救済策をとらず、一般会計中小企業対策費を五年連続して減らしたのと余りに対照的ではありませんか。
 また、国民生活と……(発言する者あり)
○議長(原健三郎君) 静粛に願います。
○中島武敏君(続) 地方自治体財政破壊の予算であるという問題であります。
 社会保障関係費は、本来なら認めなければならない八千億円に上る当然増経費のうち、わずか二千五百五十億円しか認めず、残りの五千四百五十億円はばっさり切り捨ててしまったのであります。地方自治体への高率補助金の大幅カットは三年目になり、新たに二千百七十億円、総額で一兆四千九百七十億円もの負担転嫁を押しつけようとしているのであります。この結果がもたらすものは、住民への福祉の切り捨てと社会資本のための公共事業予算の削減にほかなりません。この間、国民に直接影響を与えることはないという中曽根総理の答弁にもかかわらず、例えば保育料は十九万六千五百円から二十二万一千円へ、老人ホーム入所料は十万八千八百円から十九万五千二百円へと、国民の負担が急増しているのであります。
 以上述べたように、こうした反国民的予算案は撤回し……(発言する者あり)
○議長(原健三郎君) 静粛に。
○中島武敏君(続) 根本的に再編成する以外にありません。
 今日、中曽根内閣、自民党政治を貫いているのは、まさに対米従属、財界、大企業本位、国民犠牲の政治であります。そして、その根底にあるのが日米安保条約、日米軍事同盟であります。我が党は、国民の怒りと結んで、院内外での闘いを一層強め、一斉地方選挙後半戦でも必ず勝利して、売上税、マル優の廃止と中曽根内閣にとどめを刺すため全力で奮闘する決意を表明して、討論を終わります。(拍手)
○議長(原健三郎君) これにて討論は終局いたしました。
    ―――――――――――――
○議長(原健三郎君) 昭和六十二年度一般会計予算外二案を一括して採決いたします。
 この採決は記名投票をもって行います。
 三案の委員長の報告はいずれも可決であります。三案を委員長報告のとおり決するに賛成の諸君は白票、反対の諸君は青票を持参されることを望みます。――議場閉鎖。
 氏名点呼を命じます。
    〔参事氏名を点呼〕
    〔各員投票〕
○議長(原健三郎君) 投票漏れはありませんか。――投票漏れなしと認めます。投票箱閉鎖。開票。――議場開鎖。
 投票を計算させます。
    〔参事投票を計算〕
○議長(原健三郎君) 投票の結果を事務総長から報告させます。
    〔事務総長報告〕
 投票総数 四百八十七
  可とする者(白票)      二百九十一
    〔拍手〕
  否とする者(青票)       百九十六
    〔拍手〕
○議長(原健三郎君) 右の結果、昭和六十二年度一般会計予算外二案は委員長報告のとおり可決いたしました。(拍手)
    ―――――――――――――
 昭和六十二年度一般会計予算外二案を委員長報告の通り決するを可とする議員の氏名
      阿部 文男君    相沢 英之君
      逢沢 一郎君    愛知 和男君
      愛野興一郎君    青木 正久君
      赤城 宗徳君    麻生 太郎君
      天野 公義君    天野 光晴君
      甘利  明君    新井 将敬君
      有馬 元治君    粟屋 敏信君
      井出 正一君    井上 喜一君
      伊東 正義君    伊藤宗一郎君
      伊吹 文明君    池田 行彦君
      石井  一君    石破  茂君
      石橋 一弥君    石原慎太郎君
      石渡 照久君    糸山英太郎君
      稲垣 実男君    稻葉  修君
      稲村 利幸君    今井  勇君
      今枝 敬雄君    宇野 宗佑君
      上草 義輝君    上村千一郎君
      魚住 汎英君    臼井日出男君
      内海 英男君    浦野 烋興君
      江口 一雄君    江崎 真澄君
      江藤 隆美君    衛藤征士郎君
      榎本 和平君    遠藤 武彦君
      小川  元君    小此木彦三郎君
      小里 貞利君    小沢 一郎君
      小澤  潔君    小沢 辰男君
      小渡 三郎君    小渕 恵三君
      尾形 智矩君    尾身 幸次君
      越智 伊平君    越智 通雄君
      大石 千八君    大石 正光君
      大島 理森君    大塚 雄司君
      大坪健一郎君    大西 正男君
      大野  明君    大野 功統君
      大原 一三君    大村 襄治君
      太田 誠一君    岡島 正之君
      奥田 敬和君    奥田 幹生君
      奥野 誠亮君    加藤 紘一君
      加藤 卓二君    加藤 六月君
      鹿野 道彦君    海部 俊樹君
      柿澤 弘治君    梶山 静六君
      粕谷  茂君    片岡 清一君
      片岡 武司君    金子 一義君
      金子原二郎君    金丸  信君
      亀井 静香君    亀井 善之君
      亀岡 高夫君    唐沢俊二郎君
      川崎 二郎君    瓦   力君
      木部 佳昭君    木村 守男君
      木村 義雄君    菊池福治郎君
      岸田 文武君    北川 石松君
      北川 正恭君    北口  博君
      北村 直人君    久間 章生君
      工藤  巖君    鯨岡 兵輔君
      熊谷  弘君    熊川 次男君
      倉成  正君    栗原 祐幸君
      小泉純一郎君    小坂徳三郎君
      小杉  隆君    古賀  誠君
      古賀 正浩君    後藤田正晴君
      河野 洋平君    河本 敏夫君
      高村 正彦君    鴻池 祥肇君
      近藤 鉄雄君    近藤 元次君
      佐藤 一郎君    佐藤 静雄君
      佐藤 信二君    佐藤 敬夫君
      佐藤  隆君    佐藤 文生君
      佐藤 守良君    斉藤斗志二君
      齋藤 邦吉君    坂田 道太君
      坂本三十次君    桜井  新君
      櫻内 義雄君    笹川  堯君
      笹山 登生君    志賀  節君
      自見庄三郎君    椎名 素夫君
      塩川正十郎君    塩崎  潤君
      塩谷 一夫君    島村 宜伸君
      白川 勝彦君    杉浦 正健君
      杉山 憲夫君    鈴木 恒夫君
      鈴木 宗男君    砂田 重民君
      関谷 勝嗣君    田澤 吉郎君
      田名部匡省君    田中 龍夫君
      田中 直紀君    田邉 國男君
      田原  隆君    田村  元君
      田村 良平君    高橋 一郎君
      高橋 辰夫君    竹内 黎一君
      竹下  登君    竹中 修一君
      武部  勤君    武村 正義君
      谷  洋一君    谷垣 禎一君
      谷川 和穗君    玉生 孝久君
      玉沢徳一郎君    近岡理一郎君
      津島 雄二君    塚原 俊平君
      月原 茂皓君    戸井田三郎君
      戸沢 政方君    戸塚 進也君
      渡海紀三朗君    東家 嘉幸君
      友納 武人君    虎島 和夫君
      中尾 栄一君    中川 昭一君
      中川 秀直君    中島源太郎君
      中島  衛君    中曽根康弘君
      中西 啓介君    中村喜四郎君
      中村正三郎君    中村  靖君
      中山 太郎君    中山 利生君
      中山 成彬君    中山 正暉君
      長野 祐也君    二階 俊博君
      二階堂 進君    丹羽 兵助君
      丹羽 雄哉君    西岡 武夫君
      西田  司君    額賀福志郎君
      野田  毅君    野中 英二君
      野中 広務君    野呂 昭彦君
      野呂田芳成君    羽田  孜君
      葉梨 信行君    橋本龍太郎君
      畑 英次郎君    鳩山 邦夫君
      鳩山由紀夫君    浜田 幸一君
      浜田卓二郎君    浜野  剛君
      林  大幹君    林  義郎君
      原田  憲君    原田昇左右君
      東   力君    平泉  渉君
      平沼 赳夫君    平林 鴻三君
      深谷 隆司君    吹田  ナ君
      福島 譲二君    福田  一君
      福永 健司君    藤尾 正行君
      藤波 孝生君    藤本 孝雄君
      二田 孝治君    船田  元君
      古屋  亨君    保利 耕輔君
      穂積 良行君    細田 吉藏君
      堀内 光雄君    堀之内久男君
      前田 武志君    牧野 隆守君
      増岡 博之君    町村 信孝君
      松田 岩夫君    松田 九郎君
      松永  光君    松野 幸泰君
      松野 頼三君    松本 十郎君
      三ツ林弥太郎君    三原 朝彦君
      三塚  博君    箕輪  登君
      水野  清君    宮崎 茂一君
      宮里 松正君    宮澤 喜一君
      宮下 創平君    武藤 嘉文君
      村井  仁君    村岡 兼造君
      村上誠一郎君    村田敬次郎君
      村山 達雄君    持永 和見君
      粟山  明君    森   清君
      森  美秀君    森  喜朗君
      森下 元晴君    森田  一君
      森山 欽司君    谷津 義男君
      保岡 興治君    柳沢 伯夫君
      山口 敏夫君    山崎  拓君
      山崎平八郎君    山下 元利君
      山下 徳夫君    山中 貞則君
      山村新治郎君    山本 幸雄君
      与謝野 馨君    若林 正俊君
      綿貫 民輔君    渡部 恒三君
      渡辺 栄一君    渡辺 紘三君
      渡辺 省一君    渡辺 秀央君
      渡辺美智雄君
 否とする議員の氏名
      阿部未喜男君    五十嵐広三君
      井上  泉君    井上 一成君
      井上 普方君    伊藤  茂君
      伊藤 忠治君    池端 清一君
      石橋 大吉君    石橋 政嗣君
      岩垂寿喜男君    上田 卓三君
      上田  哲君    上田 利正君
      上原 康助君    江田 五月君
      小川 国彦君    小澤 克介君
      小野 信一君    緒方 克陽君
      大出  俊君    大原  亨君
      岡田 利春君    奥野 一雄君
      加藤 万吉君    角屋堅次郎君
      金子 みつ君    川崎 寛治君
      川俣健二郎君    河上 民雄君
      河野  正君    菅  直人君
      木間  章君    串原 義直君
      小林 恒人君    上坂  昇君
      左近 正男君    佐藤 観樹君
      佐藤 敬治君    佐藤 徳雄君
      坂上 富男君    沢田  広君
      沢藤礼次郎君    渋沢 利久君
      嶋崎  譲君    清水  勇君
      城地 豊司君    新村 勝雄君
      新盛 辰雄君    関山 信之君
      田口 健二君    田中 恒利君
      田邊  誠君    田並 胤明君
      高沢 寅男君    竹内  猛君
      辻  一彦君    戸田 菊雄君
      土井たか子君    中沢 健次君
      中西 績介君    中村  茂君
      中村 正男君    永井 孝信君
      野口 幸一君    野坂 浩賢君
      馬場  昇君    浜西 鉄雄君
      早川  勝君    広瀬 秀吉君
      細谷 治嘉君    前島 秀行君
      松前  仰君    三野 優美君
      水田  稔君    武藤 山治君
      村山 喜一君    村山 富市君
      安井 吉典君    安田 修三君
      山口 鶴男君    山下八洲夫君
      山花 貞夫君    吉原 米治君
      渡部 行雄君    浅井 美幸君
      新井 彬之君    有島 重武君
      井上 和久君    池田 克也君
      石田幸四郎君    市川 雄一君
      遠藤 和良君    大久保直彦君
      大野  潔君    大橋 敏雄君
      近江巳記夫君    長田 武士君
      鍛冶  清君    貝沼 次郎君
      神崎 武法君    木内 良明君
      草川 昭三君    草野  威君
      小谷 輝二君    権藤 恒夫君
      斉藤  節君    坂井 弘一君
      坂口  力君    柴田  弘君
      鈴切 康雄君    竹入 義勝君
      竹内 勝彦君    武田 一夫君
      玉城 栄一君    鳥居 一雄君
      中村  巖君    西中  清君
      沼川 洋一君    橋本 文彦君
      春田 重昭君    日笠 勝之君
      平石磨作太郎君    伏木 和雄君
      伏屋 修治君    藤原 房雄君
      二見 伸明君    冬柴 鐵三君
      古川 雅司君    正木 良明君
      水谷  弘君    宮地 正介君
      森田 景一君    森本 晃司君
      矢追 秀彦君    矢野 絢也君
      薮仲 義彦君    吉井 光照君
      吉浦 忠治君    渡部 一郎君
      安倍 基雄君    阿部 昭吾君
      青山  丘君    伊藤 英成君
      小沢 貞孝君    大矢 卓史君
      岡田 正勝君    春日 一幸君
      川端 達夫君    河村  勝君
      神田  厚君    木下敬之助君
      北橋 健治君    小渕 正義君
      佐々木良作君    田中 慶秋君
      滝沢 幸助君    玉置 一弥君
      塚田 延充君    塚本 三郎君
      中野 寛成君    中村 正雄君
      永末 英一君    楢崎弥之助君
      西村 章三君    林  保夫君
      吉田 之久君    米沢  隆君
      和田 一仁君    安藤  巖君
      石井 郁子君    岩佐 恵美君
      浦井  洋君    岡崎万寿秀君
      金子 満広君    経塚 幸夫君
      工藤  晃君    児玉 健次君
      佐藤 祐弘君    柴田 睦夫君
      田中美智子君    辻  第一君
      寺前  巖君    中路 雅弘君
      中島 武敏君    野間 友一君
      東中 光雄君    藤田 スミ君
      藤原ひろ子君    正森 成二君
      松本 善明君    村上  弘君
      矢島 恒夫君    山原健二郎君
      田川 誠一君    多賀谷真稔君
    ―――――――――――――
○議長(原健三郎君) 本日は、これにて散会いたします。
    午後十一時五十分散会
     ――――◇―――――