第144回国会 本会議 第7号
平成十年十二月十四日(月曜日)
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 議事日程 第六号
  平成十年十二月十四日
    午後一時開議
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○本日の会議に付した案件
 すべての人々の人権が尊重される社会の実現に努める決議案(中川秀直君外十三名提出)
 請願日程 遺伝子組換え食品の安全性についての情報公開に関する請願外十三請願
 元日赤救護看護婦に対する慰労給付金増額に関する請願外六十七請願
 懲罰委員会を除く内閣委員会外十八常任委員会並びに金融安定化に関する特別委員会及び財政構造改革に関する特別委員会を除く災害対策特別委員会外六特別委員会において、各委員会から申出のあった案件について閉会中審査するの件(議長発議)
 議院運営委員会から申出の、各委員会において議案を閉会中審査するの件(議長発議)

    午後一時三分開議
○議長(伊藤宗一郎君) これより会議を開きます。
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○岸田文雄君 議事日程追加の緊急動議を提出いたします。
 中川秀直君外十三名提出、すべての人々の人権が尊重される社会の実現に努める決議案は、提出者の要求どおり、委員会の審査を省略してこれを上程し、その審議を進められることを望みます。
○議長(伊藤宗一郎君) 岸田文雄君の動議に御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(伊藤宗一郎君) 御異議なしと認めます。よって、日程に先立ち追加されました。
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 すべての人々の人権が尊重される社会の実現に努める決議案(中川秀直君外十三名提出)
○議長(伊藤宗一郎君) すべての人々の人権が尊重される社会の実現に努める決議案を議題といたします。
 提出者の趣旨弁明を許します。中川秀直君。
    〔中川秀直君登壇〕
○中川秀直君 私は、自由民主党、民主党、公明党・改革クラブ、自由党、日本共産党、社会民主党・市民連合、無所属の会及びさきがけを代表いたしまして、ただいま議題となりました世界人権宣言五十周年に当たり、すべての人々の人権が尊重される社会の実現に努める決議案につきまして、提案の趣旨を御説明申し上げます。
 まず、案文を朗読いたします。
    すべての人々の人権が尊重される社会の実現に努める決議案
     ―世界人権宣言五十周年を記念して―
  本年は、一九四八年の第三回国連総会において、人権の著しい軽視が過去二度にわたる世界大戦の惨禍をもたらしたという反省の上に立って、世界人権宣言が採択されてから、五十周年目に当たる年である。
  本院は、この間、世界人権宣言が、その後の国際人権規約、人種差別撤廃条約、児童の権利条約等に広く反映され、世界における人権擁護の推進に多大の貢献をしてきたことにつき、誠に喜ばしいと考える。
  我々は、社会の平和と繁栄は、すべての人々の人権が尊重されることにより、初めて実現されるものと深く確信する。
  本院は、この記念すべき年を契機に、世界人権宣言の持つ意義を改めて認識し、すべての人々の人権が尊重される社会の実現に一層努める決意をここに表明する。
  右決議する。
 提案の趣旨につきましては、以上のとおり案文に盛り込まれてございますので、何とぞ議員各位の御賛同をお願い申し上げます。(拍手)
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○議長(伊藤宗一郎君) 採決いたします。
 本案を可決するに御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(伊藤宗一郎君) 御異議なしと認めます。よって、本案は可決いたしました。
 この際、法務大臣から発言を求められております。これを許します。法務大臣中村正三郎君。
    〔国務大臣中村正三郎君登壇〕
○国務大臣(中村正三郎君) ただいまの御決議に対しまして所信を申し述べます。
 我が国におきましては、これまで、人権擁護のための諸法令、諸制度を整備充実させるとともに、世界人権宣言の精神にのっとって、人権擁護行政の推進に努めてまいりました。
 また、本年が世界人権宣言採択五十周年という記念すべき年でありますことから、政府におきまして、去る十二月十日に、天皇皇后両陛下の御臨席を賜り、世界人権宣言五十周年記念式典を盛大に挙行いたしたところであります。
 法務省といたしましては、ただいま採択されました御決議の趣旨を体し、世界人権宣言の持つ意義を改めて認識し、すべての人々の人権が尊重される平和で豊かな社会の実現に向けて、今後とも、人権擁護行政のより一層の推進に努めてまいる所存であります。(拍手)
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○岸田文雄君 議事日程追加の緊急動議を提出いたします。
 請願日程十四件とともに、本日委員会の審査を終了した元日赤救護看護婦に対する慰労給付金増額に関する請願外六十七請願を追加して一括議題とし、その審議を進められることを望みます。
○議長(伊藤宗一郎君) 岸田文雄君の動議に御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(伊藤宗一郎君) 御異議なしと認めます。よって、日程は追加されました。
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 請願日程 遺伝子組換え食品の安全性についての情報公開に関する請願外十三請願
 元日赤救護看護婦に対する慰労給付金増額に関する請願外六十七請願
○議長(伊藤宗一郎君) 遺伝子組換え食品の安全性についての情報公開に関する請願外八十一請願を一括して議題といたします。
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○議長(伊藤宗一郎君) これより採決に入ります。
 まず、原子力発電等に関する請願七請願は委員長の報告を省略して採択するに賛成の諸君の起立を求めます。
    〔賛成者起立〕
○議長(伊藤宗一郎君) 起立多数。よって、そのとおり決まりました。
 次に、ただいま採択いたしました請願を除く他の七十五請願は委員長の報告を省略して採択するに御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(伊藤宗一郎君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決まりました。
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 委員会の閉会中審査に関する件
○議長(伊藤宗一郎君) お諮りいたします。
 懲罰委員会を除く内閣委員会外十八常任委員会並びに金融安定化に関する特別委員会及び財政構造改革に関する特別委員会を除く災害対策特別委員会外六特別委員会から、閉会中審査をいたしたいとの申し出があります。
 各委員会から申し出のあった案件中、まず、法務委員会から申し出の組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律案、犯罪捜査のための通信傍受に関する法律案及び刑事訴訟法の一部を改正する法律案は、同委員会において閉会中審査をするに賛成の諸君の起立を求めます。
    〔賛成者起立〕
○議長(伊藤宗一郎君) 起立多数。よって、そのとおり決まりました。
 次に、法務委員会から申し出の民事訴訟法の一部を改正する法律案は、同委員会において閉会中審査をするに賛成の諸君の起立を求めます。
    〔賛成者起立〕
○議長(伊藤宗一郎君) 起立多数。よって、そのとおり決まりました。
 次に、外務委員会から申し出の日本国の自衛隊とアメリカ合衆国軍隊との間における後方支援、物品又は役務の相互の提供に関する日本国政府とアメリカ合衆国政府との間の協定を改正する協定の締結について承認を求めるの件、安全保障委員会から申し出の周辺事態に際して我が国の平和及び安全を確保するための措置に関する法律案及び自衛隊法の一部を改正する法律案は、各委員会において閉会中審査をするに賛成の諸君の起立を求めます。
    〔賛成者起立〕
○議長(伊藤宗一郎君) 起立多数。よって、そのとおり決まりました。
 次に、地方行政委員会から申し出の住民基本台帳法の一部を改正する法律案は、同委員会において閉会中審査をするに賛成の諸君の起立を求めます。
    〔賛成者起立〕
○議長(伊藤宗一郎君) 起立多数。よって、そのとおり決まりました。
 次に、法務委員会から申し出の借地借家法の一部を改正する法律案、大蔵委員会から申し出の金融業者の貸付業務のための社債の発行等に関する法律案、労働委員会から申し出の労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の就業条件の整備等に関する法律等の一部を改正する法律案、建設委員会から申し出の民間資金等の活用による公共施設等の整備等の促進に関する法律案は、各委員会において閉会中審査をするに賛成の諸君の起立を求めます。
    〔賛成者起立〕
○議長(伊藤宗一郎君) 起立多数。よって、そのとおり決まりました。
 次に、ただいま閉会中審査をすることに決まりました案件を除く他の案件について、各委員会において申し出のとおり閉会中審査をするに御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(伊藤宗一郎君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決まりました。
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○議長(伊藤宗一郎君) お諮りいたします。
 いまだ委員会に付託されていない議案につきまして、議院運営委員会から、それぞれ所管の各委員会において閉会中審査をされたいとの申し出があります。
 議院運営委員会の申し出のとおり、それぞれ各委員会において閉会中審査をするに御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(伊藤宗一郎君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決まりました。
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○議長(伊藤宗一郎君) 諸君、第百四十四回国会は、本日をもって終了いたします。
 諸君は、当面する内外の諸問題について、終始熱心な審議を重ねられました。ここに、その御労苦に対し、深く敬意を表します。
 年末年始の一段と多忙な折から、諸君におかれましては、健康に留意され、ますます御活躍あらんことを願ってやみません。(拍手)
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○議長(伊藤宗一郎君) これにて散会いたします。
    午後一時十七分散会