第180回国会 本会議 第28号
平成二十四年六月二十六日(火曜日)
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  平成二十四年六月二十六日
    午後一時 本会議
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○本日の会議に付した案件
 公的年金制度の財政基盤及び最低保障機能の強化等のための国民年金法等の一部を改正する法律案(内閣提出)
 被用者年金制度の一元化等を図るための厚生年金保険法等の一部を改正する法律案(内閣提出)
 社会保障制度改革推進法案(長妻昭君外五名提出)
 子ども・子育て支援法案(内閣提出)
 就学前の子どもに関する教育、保育等の総合的な提供の推進に関する法律の一部を改正する法律案(和田隆志君外五名提出)
 子ども・子育て支援法及び総合こども園法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案(内閣提出)
 社会保障の安定財源の確保等を図る税制の抜本的な改革を行うための消費税法等の一部を改正する等の法律案(内閣提出)
 社会保障の安定財源の確保等を図る税制の抜本的な改革を行うための地方税法及び地方交付税法の一部を改正する法律案(内閣提出)
    午後一時二分開議
○議長(横路孝弘君) これより会議を開きます。
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○鷲尾英一郎君 議案上程に関する緊急動議を提出いたします。
 内閣提出、公的年金制度の財政基盤及び最低保障機能の強化等のための国民年金法等の一部を改正する法律案、被用者年金制度の一元化等を図るための厚生年金保険法等の一部を改正する法律案、長妻昭君外五名提出、社会保障制度改革推進法案、内閣提出、子ども・子育て支援法案、和田隆志君外五名提出、就学前の子どもに関する教育、保育等の総合的な提供の推進に関する法律の一部を改正する法律案、内閣提出、子ども・子育て支援法及び総合こども園法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案、社会保障の安定財源の確保等を図る税制の抜本的な改革を行うための消費税法等の一部を改正する等の法律案、社会保障の安定財源の確保等を図る税制の抜本的な改革を行うための地方税法及び地方交付税法の一部を改正する法律案、右八案を一括議題とし、委員長の報告を求め、その審議を進められることを望みます。
○議長(横路孝弘君) 鷲尾英一郎君の動議に御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(横路孝弘君) 御異議なしと認めます。
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 公的年金制度の財政基盤及び最低保障機能の強化等のための国民年金法等の一部を改正する法律案(内閣提出)
 被用者年金制度の一元化等を図るための厚生年金保険法等の一部を改正する法律案(内閣提出)
 社会保障制度改革推進法案(長妻昭君外五名提出)
 子ども・子育て支援法案(内閣提出)
 就学前の子どもに関する教育、保育等の総合的な提供の推進に関する法律の一部を改正する法律案(和田隆志君外五名提出)
 子ども・子育て支援法及び総合こども園法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案(内閣提出)
 社会保障の安定財源の確保等を図る税制の抜本的な改革を行うための消費税法等の一部を改正する等の法律案(内閣提出)
 社会保障の安定財源の確保等を図る税制の抜本的な改革を行うための地方税法及び地方交付税法の一部を改正する法律案(内閣提出)
○議長(横路孝弘君) 公的年金制度の財政基盤及び最低保障機能の強化等のための国民年金法等の一部を改正する法律案、被用者年金制度の一元化等を図るための厚生年金保険法等の一部を改正する法律案、社会保障制度改革推進法案、子ども・子育て支援法案、就学前の子どもに関する教育、保育等の総合的な提供の推進に関する法律の一部を改正する法律案、子ども・子育て支援法及び総合こども園法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案、社会保障の安定財源の確保等を図る税制の抜本的な改革を行うための消費税法等の一部を改正する等の法律案、社会保障の安定財源の確保等を図る税制の抜本的な改革を行うための地方税法及び地方交付税法の一部を改正する法律案、右八案を一括して議題といたします。
 委員長の報告を求めます。社会保障と税の一体改革に関する特別委員長中野寛成君。
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 公的年金制度の財政基盤及び最低保障機能の強化等のための国民年金法等の一部を改正する法律案及び同報告書
 被用者年金制度の一元化等を図るための厚生年金保険法等の一部を改正する法律案及び同報告書
 社会保障制度改革推進法案及び同報告書
 子ども・子育て支援法案及び同報告書
 就学前の子どもに関する教育、保育等の総合的な提供の推進に関する法律の一部を改正する法律案及び同報告書
 子ども・子育て支援法及び総合こども園法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案及び同報告書
 社会保障の安定財源の確保等を図る税制の抜本的な改革を行うための消費税法等の一部を改正する等の法律案及び同報告書
 社会保障の安定財源の確保等を図る税制の抜本的な改革を行うための地方税法及び地方交付税法の一部を改正する法律案及び同報告書
    〔本号末尾に掲載〕
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    〔中野寛成君登壇〕
○中野寛成君 ただいま議題となりました各法律案につきまして、社会保障と税の一体改革に関する特別委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。
 初めに、内閣提出の六法律案の概要について申し上げます。
 公的年金制度の財政基盤及び最低保障機能の強化等のための国民年金法等の一部を改正する法律案は、低所得者等への年金額の加算、高所得者の老齢基礎年金の支給停止、受給資格期間の短縮、短時間労働者への厚生年金保険の適用拡大、基礎年金の国庫負担割合を二分の一とするための安定した財源の確保が図られる年度を定める措置等を講じようとするものであります。
 被用者年金制度の一元化等を図るための厚生年金保険法等の一部を改正する法律案は、公務員及び私立学校教職員についても厚生年金保険制度を適用する措置等を講じようとするものであります。
 子ども・子育て支援法案は、子ども・子育て支援に係る給付その他の支援が総合的に提供されるよう、子ども・子育て支援給付を創設する等の措置を講じようとするものであります。
 子ども・子育て支援法及び総合こども園法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案は、子ども・子育て支援法及び総合こども園法の施行に伴い、就学前の子どもに関する教育、保育等の総合的な提供の推進に関する法律を廃止するほか、児童福祉法など五十六の関係法律についての規定の整備等を行うものであります。
 社会保障の安定財源の確保等を図る税制の抜本的な改革を行うための消費税法等の一部を改正する等の法律案は、経済状況を好転させることを条件として行う税制の抜本的な改革の一環として、社会保障の安定財源の確保及び財政の健全化を同時に達成することを目指す観点から、消費税の使途の明確化及び税率の引き上げを行うとともに、税体系全体の再分配機能を回復する等の観点から、所得税の最高税率の引き上げ、相続税の基礎控除の引き下げ等を行うほか、その他の税制の抜本的な改革及び関連する諸施策に関する措置等について定めるものであります。
 社会保障の安定財源の確保等を図る税制の抜本的な改革を行うための地方税法及び地方交付税法の一部を改正する法律案は、消費税法等改正案と同様に、地方における社会保障の安定財源の確保及び地方財政の健全化を同時に達成することを目指す観点から、地方消費税の税率の引き上げ、引き上げ分の地方消費税の使途の明確化、消費税に係る地方交付税の率の変更等の措置を講じようとするものであります。
 次に、長妻昭君外五名提出の社会保障制度改革推進法案の概要について申し上げます。
 本案は、社会保障制度改革について、その基本的な考え方その他の基本となる事項を定めるとともに、社会保障制度改革国民会議を設置すること等により、これを総合的かつ集中的に推進しようとするものであります。
 次に、和田隆志君外五名提出の就学前の子どもに関する教育、保育等の総合的な提供の推進に関する法律の一部を改正する法律案の概要について申し上げます。
 本案は、小学校就学前の子供に対する教育及び保育を必要とする子供に対する保育を一体的に行う幼保連携型認定こども園等に関する制度を拡充しようとするものであります。
 以上の法律案のうち、内閣提出の、年金制度改革関連二法案は去る五月八日に、子ども・子育て支援関連二法案及び総合こども園法案の三法律案は五月十日に、税制改革関連二法案は五月十一日に、それぞれ本会議において趣旨説明が行われ、本委員会に付託されました。
 本委員会においては、内閣提出の七法律案について、五月十六日、小宮山厚生労働大臣兼少子化対策担当大臣、安住財務大臣及び川端総務大臣からそれぞれ提案理由の説明を聴取し、翌十七日から質疑に入り、野田内閣総理大臣出席の総括質疑、集中審議を行ったほか、テーマ別質疑、全般質疑を行い、六月四日には福島県及び兵庫県において地方公聴会を開催し、八日には参考人から意見を聴取し、十二日及び十三日には公聴会を開催いたしました。
 また、社会保障制度改革推進法案及び就学前の子どもに関する教育、保育等の総合的な提供の推進法改正案は、去る二十一日本委員会に付託され、二十二日、提出者長妻昭君及び田村憲久君からそれぞれ提案理由の説明を聴取いたしました。
 同日、民主党・無所属クラブ、自由民主党・無所属の会及び公明党の三会派共同提案により、年金機能強化法案に対し、低所得である高齢者等への年金額の加算に関する規定等を削除すること、短時間労働者への厚生年金保険の適用拡大の対象となる者の月額賃金の範囲等を「七万八千円」から「八万八千円」に改めること、低所得である高齢者等に対する福祉的措置としての給付に係る制度の実施に必要な法制上の措置が講ぜられるものとする旨の規定を追加すること等を内容とする修正案が、被用者年金一元化法案に対し、年金機能強化法案等に対する修正に伴い、必要な技術的な修正を加える修正案が、子ども・子育て支援法案に対し、「教育・保育施設」を認定こども園、幼稚園及び保育所とし、市町村は、支給認定に係る小学校就学前子供が、市町村長が確認する教育・保育施設から教育、保育を受けたときは、当該保護者に対し、施設型給付費を支給すること等の修正案が、子ども・子育て支援法及び総合こども園法整備法案に対し、本案の全部を修正し、子ども・子育て支援法及び就学前の子どもに関する教育、保育等の総合的な提供の推進に関する法律の一部を改正する法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律とする修正案が、消費税法等改正案に対し、所得税法、相続税法等の一部改正に係る規定を削除するとともに、低所得者に配慮する観点から、給付つき税額控除等及び複数税率の導入について総合的に検討する旨の規定を追加するほか、成長戦略並びに事前防災及び減災等に資する分野に資金を重点的に配分することなど、我が国経済の成長等に向けた施策を検討することを追加する等の修正案が、地方税法及び地方交付税法改正案に対し、消費税法等改正案に対する修正案と同様に、我が国経済の成長等に向けた施策を検討することを追加する等の修正案がそれぞれ提出され、提出者を代表して、長妻昭君、西博義君及び野田毅君から各修正案の趣旨の説明を聴取いたしました。
 同日、各法律案及び各修正案を一括して議題とし、全般質疑を行い、また、野田内閣総理大臣出席のもと、二十五日に集中審議、本日、締めくくり質疑を行った後、総合こども園法案を除く各法律案及び各修正案について質疑を終局いたしました。次いで、社会保障制度改革推進法案及び消費税法等改正案に対する修正案について内閣の意見を聴取しました。引き続き、各法律案及び各修正案を一括して討論を行い、順次採決いたしましたところ、内閣提出の六法律案についてはいずれも賛成多数をもって修正議決すべきものと決し、社会保障制度改革推進法案及び就学前の子どもに関する教育、保育等の総合的な提供の推進法改正案はいずれも賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
 なお、子ども・子育て支援法案、就学前の子どもに関する教育、保育等の総合的な提供の推進法改正案及び子ども・子育て支援法及び総合こども園法整備法案に対し附帯決議が付されましたことを申し添えます。
 本委員会においては、約百二十九時間にわたり、慎重かつ熱心な審査を行ってまいりました。この際、御協力いただいた関係各位に心から感謝申し上げます。
 以上、御報告申し上げます。(拍手)
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○議長(横路孝弘君) 八案につき討論の通告があります。順次これを許します。高橋千鶴子さん。
    〔高橋千鶴子君登壇〕
○高橋千鶴子君 私は、日本共産党を代表し、消費税増税法案を初め八法案に反対の討論を行います。(拍手)
 野田内閣は、社会保障と税の一体改革と称して、七本の法案を一括して特別委員会に付託しました。ところが、公の審議の一方で、水面下での三党協議を行い、二十一日、新たな二法案や修正案を提出したのです。中央、地方公聴会での意見や、重ねてきた議論も全く無視して、三党が合意したから採決をと迫り、わずか十三時間余りの審議で採決を強行しました。三党が合意すれば何でもできるなら、国会の自殺行為であり、断じて認められません。
 第一に、消費税増税法案は、もともと公約違反の法案です。消費税を、二〇一四年四月に八%、二〇一五年十月に一〇%という大増税とあわせ、国民には、これまでにない二十兆円もの負担増が押しつけられます。消費を冷え込ませ、日本経済に重大な影響をもたらすことは明らかです。
 消費税が最悪の欠陥税制だということははっきりしました。所得の低い人ほど負担の重い逆進性があること、中小企業など、税率を価格に転嫁できず身銭を切らざるを得ない実態があること、これらは、政府自身が認めていながら、具体策は何も示されませんでした。
 また、消費税は全額社会保障に充てるというのは見せかけで、他の経費に置きかわるだけだということも明らかになりました。
 しかも、三党修正で高額所得者へのわずかな負担増さえ削除され、結局、消費税増税だけが突出したのです。
 国民の七割に及ぶ反対の声を無視した暴挙を、許すことはできません。
 第二に、三党合意において、自民党、公明党は、最低保障年金制度の撤回を迫り、今後の公的年金制度、高齢者医療制度については三党協議を経てという縛りまでかけてしまうという異常な対応でした。
 一方、後期高齢者医療制度の廃止を掲げて政権交代を果たした民主党が、今や、高齢化が社会保障費を増大させたとして公約を事実上断念するばかりか、増税やむなしの口実に高齢者を狙い撃ちにしていることは、最も重大な裏切りだと言わなければなりません。
 なお、今回の被用者年金一元化法案は、保険料を引き上げ、年金給付水準は一方的に引き下げるもので、反対です。
 年金受給の条件となる加入期間を二十五年から十年間に短縮したこと、男性にも遺族年金を支払うことなど、幾つかの改善点はあります。しかし、無年金、低年金問題の根本的な解決のためには、最低保障年金を確立して年金額を底上げすることが必要です。特例水準の解消やマクロ経済スライドをやめ、減らさない年金にするべきです。もちろん、消費税を財源にすることは、もってのほかであります。
 第三に、政府案の子ども・子育て新システムは、保育に企業の参入を進め、国や自治体の責任を大きく後退させるものです。子供の安全、安心が脅かされるおそれがあり、待機児童解消も期待できません。
 三党合意による修正案は、政府案とほとんど変わりません。総合こども園と呼んでいたものは、幼保連携認定こども園に置きかわったに等しいものです。待機児童対策は、株式会社の参入要件を若干厳しくし、多様な主体を認可することによって受け皿をふやそうとするもので、政府案と基本的に同じです。
 市町村の保育実施義務を明記した児童福祉法二十四条を残したことは、保育関係者、保護者の切実な声を一定反映したものです。しかし、保育を介護保険のような直接契約にしてしまう新システム法案がほぼ原案どおり残ったために、事実上、骨抜きにされました。
 今やるべきは、新システムは撤回し、国と行政の責任で認可保育所をふやし、公的保育制度を充実することであります。
 第四に、見過ごせないのは、自民党の基本法案を原案としてつくられた社会保障制度改革推進法案です。
 法案には、社会保障を単なる負担の見返りという保険制度に変え、自助を基本に、共助、公助で補完するという考え方が貫かれています。人間らしく生きる権利と、その実現のために国の責任を明記した憲法二十五条を真っ向から否定するものです。
 医療、介護、年金を初めとする社会保障制度の今後のあり方について、新設する社会保障制度改革国民会議の議論に委ねました。これは、三党協議と有識者の会議の結論を国会に押しつけるものであり、国会の議論は、全く形だけのものになりかねません。
 重大なのは、生活保護の厳格化と給付水準の適正化の検討が附則に盛り込まれたことです。今でも稼働能力や扶養義務については厳しい調査が求められ、命さえ絶たれる最悪の事態も続いています。これ以上の厳格化や引き下げは、絶対にやめるべきです。
 最後に、今、被災地からは、消費税増税に、反対、不安の声がたくさん寄せられています。やりくりが大変です、これ以上消費税を取られたら生活できません、国民の苦しみがわかる人が政治をしてほしい、賢く選挙権を行使していかなければと思っていますと。
 消費税増税、原発再稼働やTPPなど、民主党政権にも、あるいは三党の談合政治にも、白紙委任した覚えはありません。総理が今やるべきは、解散して国民に信を問うことです。
 以上で反対討論を終わります。(拍手)
○議長(横路孝弘君) 鉢呂吉雄君。
    〔鉢呂吉雄君登壇〕
○鉢呂吉雄君 私は、民主党・無所属クラブを代表して、ただいま議題となりました社会保障制度改革推進法案、年金制度改革関連二法案及び両修正案、子ども・子育て支援関連二法案及び両修正案、認定こども園法改正案、税制改革関連二法案及び両修正案に賛成する立場で討論を行います。(拍手)
 我が国が世界に誇る皆年金あるいは皆保険が達成されてから半世紀がたちました。この間、少子高齢化の進行や非正規労働者の増大など、我が国の社会経済を取り巻く状況は大きく変化しました。今後とも社会保障制度を持続可能なものにしていくためには、給付と負担の両面、すなわち、社会保障制度改革と消費税を含む税制の抜本改革を一体的に行うことは、避けて通れない道であります。
 こうしたことから、政府・与党として社会保障・税一体改革関連法案を取りまとめ、特別委員会では百三十時間にも及ぶ委員会審査を行うなど、与野党が真摯に議論を重ねてまいりました。そして、民主、自民、公明三党の修正協議がなされ、合意に基づく立法府としての一定の結論を出すに至ったことは、我が国の政治にとって極めて意義あることであり、この間、議論に携わった全ての皆様に深く敬意を表するものであります。
 以下、各案に賛成する理由を申し述べます。
 まず、社会保障制度改革推進法案について申し述べます。
 民主党は、年金、医療、介護等の社会保障制度の改革は、国民に大きな影響を与えるものであり、多岐にわたる関係者の理解を得なければならないことから、昨年来、国民的な議論を行うことを主張し、さらに、与野党協議を呼びかけてまいりました。
 本法律案では、社会保障制度改革国民会議を設置し、社会保障・税一体改革大綱その他の方針のみにかかわらず幅広い観点に立って、改革を行うために必要な事項を審議することとしております。国民会議は、有識者によって構成され、国会議員による兼務を妨げておりません。本法律案の成立により、安定した財源を確保しながら、給付と負担の均衡がとれた持続可能な社会保障制度の確立を図るべく、改革を総合的かつ集中的に推進する大きな力になると考えております。
 次に、年金機能強化法案及びその修正案について申し述べます。
 特別委員会の審議を通じて、少子高齢化の進展、産業構造の変化、非正規労働者の増加等の変化に対応し、公的年金制度を将来にわたって持続可能なものに改革しなければならないという認識が共有されたと考えております。
 まず、税制の抜本的な改革により、安定した財源を確保して、基礎年金の国庫負担割合を二分の一にすることについて、三党で合意が得られており、原案どおり、賛成をいたします。
 低所得者への老齢基礎年金、障害年金、遺族年金の加算については、三党協議の結果、保険料納付期間等に応じて福祉的な給付措置を行うことになりました。基礎年金だけでは暮らしていけないという低年金の問題を指摘する声に真正面から応える意義は大きいと考えます。
 一定の高所得の年金受給者について基礎年金額を調整することについては、引き続き検討事項となりました。
 短時間労働者への社会保険適用拡大については、三党協議の結果、新たに生じる事業主負担の規模に配慮し、対象者要件のうち、賃金月額を引き上げ、実施時期を政府原案より半年後といたしました。民主党としては、パート労働者等短時間労働者の待遇改善のため、引き続き、関係者の理解を得ながら、適用拡大に取り組んでまいります。
 被用者年金一元化法案は、官民格差解消のため、三つの共済年金制度に分かれている被用者年金各制度を厚生年金制度に統一するものであり、政府原案どおり、賛成をいたします。
 次に、子ども・子育て支援関連法案及びその修正案並びに改正案について賛成する理由を申し述べます。
 民主党は、これまで、人生前半の社会保障の充実を訴え、子ども・子育て支援を社会保障と税の一体改革における最重要な柱と位置づけてまいりました。
 政府提出法案は、全ての子供に良質な生育環境を保障し、子ども・子育て家庭を社会全体で支援するため、幼保一元化を含め、関連する制度と財源を一元化して新しい仕組みを構築し、質の高い教育、保育の一体的な提供、保育の量的拡大、家庭での養育支援の充実を図るために必要な制度を導入するものでありました。
 特別委員会における審議の中で、幼児教育や子育て支援の基本的な考え方、実施主体に係る考え方については各党それぞれの考え方はありましたが、喫緊の課題について、それぞれが共有できたと考えます。
 このたび、三党協議において一致点が見出され、税制の抜本改革による安定財源が子育て支援策に充当されることは、我が国の社会保障政策における大きな前進であると考えます。
 認定こども園法改正案については、幼保連携型認定こども園について、認可、指導監督等を一本化した上で、学校及び児童福祉施設として法的に位置づけることとなりました。
 また、保育に関しては、市町村が実施義務を引き続き担い、利用者と市町村の契約とすることになりました。そして、都道府県による認可制度を前提としながら、大都市部での保育需要の増大に機動的に対応できる仕組みといたしました。さらに、地域における小規模保育など、多様な保育ニーズにも対応し、財政支援が拡充されます。
 このように、教育、保育の質を確保しながら量的な拡大を図ることにより、待機児童の解消が進むと期待されるため、いずれも賛成をいたします。
 次に、税制改革関連法案及び両修正案について申し述べます。
 我が国の新たな人口構造に対応した社会保障を充実させるには、安定財源が不可欠であり、同時に、給付と負担のあり方を大きく見直すことも、避けては通れない課題です。他方で、欧州債務危機からも明らかなように、財政赤字の増大は、世界経済全体にはかり知れない影響を与えかねません。
 社会保障の充実、安定化を図るとともに、財政健全化を目指すため、消費税の引き上げ等の措置を講ずることは、どの政党が政権を担当しても、避けることができない、待ったなしの改革であります。
 当然、国民の皆様にも負担をお願いするわけでありますから、その前に、政治家や官僚がみずから身を切る改革も必須であります。民主党が先般提出した、衆議院選挙における一票の格差是正、定数削減、選挙制度改革に係る法律案及び行政改革実行法案の速やかな審議及び成立を、各党に改めてお願いするものであります。
 また、消費税引き上げの際に、その影響が最小限になるよう、さまざまな施策を講ずる必要があります。政府原案においても、経済成長、逆進性対策、価格転嫁対策など、さまざまな措置について明記されておりますが、特別委員会における慎重な審議も踏まえ、このたびの修正案作成に至りました。
 最後に申し上げます。
 私は、かつて、消費税が三%から五%に上がる最終判断をしたときの大蔵政務次官を務めさせていただきました。国民に増税をお願いするという仕事は、政治家として、非常に厳しく、つらいものであり、避けて通ることができるのであれば、誰もが避けて通りたいと思うところであろうと思います。しかし、どんなに苦しいときでも、国民に正直に説明をし、少しでも多くの国民に賛同していただけるよう最善の努力をするべきである、このように思います。そして、しっかりと結論を出すべきであると考えます。
 長時間にわたる特別委員会審査を終えられた社会保障・税特別委員会の委員初め、全ての皆様に改めて敬意を表しますとともに、各案での御賛同を心からお願い申し上げ、私の討論を終わります。(拍手)
○議長(横路孝弘君) 渡辺浩一郎君。
    〔渡辺浩一郎君登壇〕
○渡辺浩一郎君 新党きづなの渡辺浩一郎です。
 私は、ただいま議題となりました社会保障と税の一体改革関連法案に対し、新党きづなを代表し、反対の立場で討論をいたします。(拍手)
 五月の連休明け、社会保障と税の一体改革の議論が始まりました。百二十九時間を超える議論がなされました。ところが、六月の半ばになって、突然、民主党、自民党、公明党三党が密室で議論を開始。たった一週間で三党合意なるものができ上がったのであります。一体、あの百二十九時間の議論は何だったのでしょうか。
 政府が提案した原案の段階でも、昨年の夏から民主党内で激しい議論を重ねた上でつくったものとは思えない内容でしたが、修正案は、これは自民党がつくった法案なのではと思ってしまうほど後退し、総選挙で民主党が掲げていた理念、政策のかけらも感じません。
 マニフェストの主要政策である最低保障年金の創設、後期高齢者の医療制度の廃止は棚上げ。国民の生活が第一の思いのもとで、手を差し伸べなければいけない低所得者に対する年金の支給加算は給付金に変更。パートの厚生年金適用拡大は縮小。逆に、高所得者への年金支給減は見送り。富裕層の所得税、相続税の引き上げは先送り。民主党の政策の目玉である総合こども園の創設は削除。ここまで譲るのか、何も残っていないんじゃないかと思うのが、多くの国民の感想であります。
 民主党に期待した、投票した有権者の思いとは真逆の法案ができ上がってしまいました。この法案に、この後、賛成する、白票を入れる民主党の議員こそ、造反の議員のレッテルを張るべきであります。
 増税だけがむき出しになっている、社会保障の置き去りと消費税増税の一体でない改革法案は、思いのある国会議員の魂の一票でこの国会で葬り去り、もう一度、一から、国民の期待、負託に応えた社会保障政策をベースに議論をするべきであります。
 さらに、増税の前に、上辺だけでない徹底的な行政改革と選挙制度の改革、予算のゼロベースでの組み直しなど、永田町と霞が関を一度リセットして、どれだけ財源が出せるかチャレンジをするべきであります。
 さらに、将来の社会保障のメニューを国民にきちんと掲げ、財源が足りなければ、どう負担するのかを議論するというのがあるべき姿で、社会保障のメニューが何も決まっていない中で増税だけ先行して決めるというのは、筋が通らず、国民は納得いたしません。
 しかも、この後の社会保障政策は、正体不明の社会保障制度改革国民会議で議論されるとのことですが、この国民会議に社会保障の制度改革を委ねるのであれば、この国に国会議員は必要ありません。国会で議論すべきであります。
 私たち新党きづなは、この単なる社会保障制度の先送りである修正案を認めるわけにはいきません。この一連の法案は、一体改革とは名ばかりの、単なる消費税を上げるためのアリバイづくりの法案でしかありません。
 国民のフラストレーションは相当たまっています。今月から、年金の支給は減り、現役世代は、介護、医療の保険料が上がって、秋からは厚生年金の保険料もアップです。子育ての世代は住民税の年少扶養控除廃止。電気代、ガス代も上がっています。来年からは二十五年間も所得税が増税、再来年には市民税の増税、そして、仕上げには消費税大増税であります。支給は減り、負担は大幅にふえます。
 今、年収の二百万未満が一千万人超、この二十年間で一世帯の可処分所得は五十万円も下がり、貯蓄なし世帯は十五年前の三倍にふえています。多くの皆さんが、遠い将来よりも、あす生きていくのが精いっぱいなのです。皆さんが家計のやりくりにいかに苦労しているかを、野田総理は全くわかっていない。
 総理が言う、将来の社会保障が充実すれば個人消費が上向くというのは、机上の空論でしかありません。このひどいデフレの中で増税をすれば、所得は減り、個人消費が冷え込み、法人税も所得税も減って、トータルの税収は大幅に減ることが懸念されます。つまり、税率を上げても税収は上がらないのであります。税収が確保できないなら、この大変なデフレの時期に税率を上げるべきではありません。
 今やることは、日本の統治機構に切り込むこと、デフレ脱却と景気回復に取り組み、皆さんの可処分所得を上げて、税率ではなくて、税収を上げていくことに全力を尽くすことであります。
 よく野田首相は決められない政治からの脱却と言いますが、決めちゃいけないものを決める政治に正義はありません。このデフレ下での増税は、決めてはいけないものなのです。マニフェストに書いていないものなのですから。
 ルールがあるんです。書いてあることは命がけで実行する、書いていないことはやらない、それがルールです。違いますか、野田総理大臣。
 この法案が、日本経済に、将来に深刻なダメージを与えると考えている国会議員の皆さんが、政党の存続や選挙対策よりも、国民の生活に重きを置いた決断をされることを信じております。
 国民の生活が第一といいながら、国民の生活が台なしだとしたら、良識ある議員諸君へ、心から、心から、そして心から反対していただきたいことをお願いし、私の反対討論を終えさせていただきます。
 ありがとうございました。(拍手)
○議長(横路孝弘君) 金子一義君。
    〔金子一義君登壇〕
○金子一義君 私は、自由民主党・無所属の会を代表して、ただいま議題となりました各案につきまして、賛成の立場から討論を行います。(拍手)
 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会が四月二十六日に本院に設置されて以来二カ月、審議時間も百二十時間を超える過程で、政府提出法案の問題点が次々に明らかになってまいりました。
 そして、最終局面で、自民、公明、民主三党間の修正協議が行われ、六月十五日に修正協議が調いました。そして、本日、こうして採決を迎えたことは、決められない政治と言われる中で、評価されるべきものと思います。
 なお、今回、政党間協力のあり方の一つを示したものではありますが、消費税法改正法等は、我々自民党は選挙で公約したことであり、この政策に限っては協力するという、あくまでも特定の政策の協力であり、他の法案については引き続き厳しく対応していくことを申し上げる次第であります。
 野田総理が一体改革は待ったなしとして提出された今法案は、国民に税負担を求めるものであります。税負担を求めるからには、社会保障の姿を国民に示してから求めるのが政治の道であります。
 しかし、消費税関連法案には、年金、医療、介護、いずれについても、主要施策が抜け落ち、含まれていませんでした。後期高齢者医療廃止は今国会に提出、民主党のマニフェストの一丁目と言われる最低保障年金は来年度通常国会に提出という工程表があるだけで、具体的な姿は明らかにされていませんでした。医療の効率化も全くありませんでした。
 それでは、なぜ税負担を求めるのでしょうか。
 社会保障の中身を知らされず、増税だけ求めても、国民に理解されるはずがありません。これでは、税と社会保障の一体改革といいながら、単なる増税法案にすぎなかったのではないでしょうか。少なくとも、増税先行法案であります。
 一方、我々自民党は、自公政権下において、年金の公的負担を二分の一に引き上げることを決定し、実施いたしました。その際生ずる財源については、消費税を含む税制抜本改革を大前提として議論してまいりました。
 また、社会保障や少子化に対する費用の見通しを踏まえつつ、持続可能な財政構造を確立するための道筋と税制抜本改革を、我々が与党であった平成二十一年の税制改正に規定いたしました。今法案の出発点となる、たびたび引用される、所得税法等の一部を改正する法律附則第百四条であります。
 このような経緯を背景として、審議終盤に至り、野田内閣からの修正協議申し出に応じることといたしました。ただし、修正協議に当たっては、我々自民党は社会保障改革基本法を提出し、これをベースに協議することを求めてまいりました。
 自公両党が修正協議の終了期限とした六月十五日深夜に三党修正協議がまとまり、修正協議のベースとなった基本法は、社会保障制度改革推進法と名前を変えて、今回、法案として提出されたものであります。
 三党の修正協議に当たられた方々には、その御労苦に心から敬意を表したいと思います。
 本案では、社会保障改革国民会議を設置して、年金、医療、介護、そして少子化対策、それぞれの制度見直しに向けた検討を行い、その結果に基づき、一年以内に必要な法制上の措置を講ずることとし、社会保障制度の改革を総合的かつ集中的に推進することとしております。
 賛成する主な理由は、本法案により、年金、医療、介護、少子化対策全体の法体系が一年以内にできるようになること、社会保障の姿が法制上の整備も含めて見えるようになることであります。
 また、現政権が閣議決定した社会保障・税一体改革大綱などにかかわらず幅広い観点から制度改革を実現することという、自民、公明の主張した修正に現政権が応じたことも、賛成する理由の一つであります。
 賛成する第二の理由は、消費税率引き上げの前に社会保障制度改革を実現することを法律上明記したことであります。すなわち、増税先行はしないことを国民に約束したことであります。
 社会保障改革推進法案以外の法案についても、それぞれ修正が行われました。評価されるポイントを一つ二つ申し上げます。
 子ども・子育て関連法案は、総合こども園の創設は撤回されるなど、我が党の主張をおおむね取り入れたものとなりました。
 また、当初提出された消費税法等改正案では、消費税率引き上げ時における低所得者対策としての給付つき税額控除については、所得把握の困難さ、また、景気弾力条項における成長目標に向けた具体的な施策の致命的とも言える欠陥などが含まれていました。
 修正協議の結果、低所得者対策として、我々の主張する複数税率も含めた検討が行われることになりました。また、脱デフレ対策として、我が国の成長を高める研究開発分野や、予見される震災に対し防災に資する分野への資金の重点配分などの施策の検討が修正合意されたことは、評価されるところであります。
 以上、各案について主な賛成理由を申し上げました。
 さて、最低保障年金について申し上げます。
 まず、民主党マニフェストの最低保障年金の旗をおろせとかおろせないとかの発言が飛び交っておりますが、今回の法案には全く盛り込まれておりません。そのような議論はそもそも当たりません。
 一方、民主党のマニフェストの誰でももらえる最低保障年金は、文字どおり、誰でももらえる制度と私は思っておりました。多くの国民も、多少うさん臭いと思いつつ、信じていたと思います。
 ところが、社会保障と税の一体改革に関する特別委員会の審議の過程で、所得比例年金に四十年保険料を納めた人だけがもらえる、誰でももらえるものではないことが明らかにされました。だまされた思いであります。政治家はだまされた方が悪いで済まされるかもしれませんが、国民はそうはいきません。
 昨日の審議で、野田首相は、最低保障年金について、さらに詳細の制度設計を詰めて国民に発信したいと述べておられました。ぜひ、次回選挙で改めてマニフェストに掲げられてはいかがでしょうか。もちろん、次回は、見せかけではなく、かつ、これに必要な財源もあわせ明確にされることを期待しております。
 社会保障国民会議は、三党合意に従って社会保障のビジョンをつくる場であります。また、同法二条に記された基本的な考え方に基づいて協議される場であります。民主党の最低保障年金七万円が議論される余地はほとんどないと言っても過言ではないことを申し上げておきます。
 最後に、一番大切な、国民との関係について申し上げます。
 我々自民党は、平成二十一年総選挙の際に、主権者たる国民に、消費税を含む税制改革を明確に公約いたしました。
 しかし、民主党のマニフェストや、野田首相を初めとする民主党幹部の選挙公約には、何の記述もありませんでした。加えて、当時の鳩山代表や党幹部の言動は、任期中の四年間の消費税の立法化を全て否定しておられます。
 また、総理は、本日午前中の総括質疑の中で、なぜ民主党内にいまだに反対するような人がいるのかという我が党の逢沢議員の質問に対し、マニフェストに書かれていないことをやろうとしたことである、民主党議員の多くは、地元に帰ると、うそつき、ペテン師と呼ばれている、このことだ、野田首相が述べておられました。
 やらないということをやるという決断をしたならば、法案成立後直ちに民意を問うのが憲政の常道であります。そしてまた、これが、うそつき、ペテン師の呪縛から民主党議員を解き放つことにもなることを申し上げ、討論を終わります。(拍手)
○議長(横路孝弘君) 服部良一君。
    〔服部良一君登壇〕
○服部良一君 社民党の服部良一です。
 私は、社会民主党・市民連合を代表して、社会保障と税の一体改革関連の政府提出法案、民主党、自民党、公明党提出の法案及び修正案の全てに対して、反対の討論を行います。(拍手)
 政府案は、一体改革とは名ばかりの、ばらばら改革、つまみ食い改革です。
 社会保障の全体像も、所得税、資産課税、法人税の不公平を是正する税制抜本改革もないままに、庶民と中小零細企業に負担を押しつける消費増税を先行させることは、断じて許されません。デフレ下で、賃金も上がらず、中小零細企業は値引きを強いられている中で、消費税率を上げることは、生活、経済を破壊します。
 今やるべきことは、震災復興であり、デフレ対策であり、非正規雇用でない、安定した質の高い雇用をふやす強力な政策の推進です。野田政権は、優先順位を全く取り違えていると言わざるを得ません。一体改革の出発点となったビジョンをまとめた検討会の座長が言われるとおり、改革は矮小化され、単なる増税の口実になりました。
 そして、今回の修正案に至っては、ばらばら改革にも値しない、だまし討ち・談合増税法案であり、断固として反対です。
 税制法案では、支え合う社会の回復という文言が削除され、社会保障制度改革推進法案では、自助、家族が前面に出るだけでなく、附則に、生活保護制度の厳格化が盛り込まれました。
 そもそも、夫が終身雇用の正社員、妻が専業主婦というモデル自体が崩壊しており、介護、子育ての負担を家族だけに押しつけることには限界があります。自己責任、家族責任を強調して、経済的、社会的ゆがみを放置してはなりません。貧困、格差を解消することこそが政治に求められていることであり、一体改革の根幹だったはずです。
 野田総理、政府・与党に申し上げたい。弱肉強食、市場原理至上主義の新自由主義政策を転換し、政権交代で生活再建を約束したマニフェストは死にました。政権交代のドラマは、きょうで完全に終わりました。消費増税をしないという公約は破棄、最低保障年金創設、後期高齢者医療制度廃止も、事実上撤回じゃないですか。
 総理、政治生命をかけるべきは、震災や原発事故からの生活再建、社会の再生であり、脱原発、エネルギー政策を大転換させること、沖縄の声に寄り添い、辺野古の新基地建設、オスプレーの普天間基地配備をやめることです。
 財政再建が強調される一方、社会の持続可能性そのものが危機に陥っています。現役世代が高齢世代を支える力そのものを強める必要があります。それなのに、負担が先行し、受益の全体像も、バランスも、全く見えません。
 子ども・子育て支援も、政府原案は制度が複雑になる一方で効果は不透明、総合こども園を撤回した修正案はますます寄せ集めになりました。人生それぞれのステージに応じて、また、どんなリスクに直面しても必ず支えてくれるという社会保障制度への信頼が重要なのに、これでは、国民の不安が高まる一方です。
 子供の貧困はなくせるのですか。ワーキングプアの若者が将来に希望を持てますか。望みどおりに結婚し、出産し、子育てができる社会になりますか。シングルマザーの生活は楽になるのですか。リストラ、賃金カットにさらされている中高年層はどうなりますか。無年金、低年金の高齢者が不安なく暮らすことができるようになりますか。誰でも、生活が困窮したときに、生活保護などのセーフティーネットがちゃんと支えてくれるのですか。
 こういった声に、大丈夫ですよと答えを出すのが一体改革ではないのですか。年金制度、医療制度も先が見えず、消費税もどこまで上がるかわからないという中で、どうやって、安心して仕事をし、生活をしろというのですか。
 野田総理、気分は大連立ですか。民自公密室談合で修正協議が進み、特別委員会では採決のみが急がれ、国会審議は形骸化しました。まさに、国会無視、国民無視であり、議会制民主主義の自己否定です。一体改革関連法案は廃案にし、社会保障制度の全体像を示し、税制のあり方について、徹底的に国民的な議論をすべきです。
 消費増税のみならず、原発再稼働、TPP、沖縄・辺野古新基地建設、オスプレー配備など、対米追随の国民生活破壊にひた走る野田内閣は即刻退陣すべきであると強く申し上げ、私の反対討論といたします。
 ありがとうございました。(拍手)
○議長(横路孝弘君) 斉藤鉄夫君。
    〔斉藤鉄夫君登壇〕
○斉藤鉄夫君 私は、公明党を代表して、社会保障と税の一体改革関連六法案に対する民主、自民、公明提出の修正案、同じく三党提出の社会保障制度改革推進法案及び認定こども園法の一部改正案について、いずれも賛成の立場から討論を行います。(拍手)
 世界に類を見ない高齢化が進展する我が国において、持続可能な安定した社会保障制度をどのように構築していくのか、そしてそのための安定財源をどのように確保していくのかは、待ったなしの課題であります。
 公明党は、政権を担っていたときから、年金、医療、介護、子育てを初め社会保障制度の改革と税制の抜本改革、現政権の言葉をかりれば、社会保障と税の一体改革の必要性を認識し、二〇〇九年の改正所得税法の附則に改革の方向性を示すなど、努力を続けてきたところであります。
 その後、政権交代が起こり、四年間消費税は上げないとした民主党政権になってから、一旦はこうした機運は大きく後退したものの、民主党政権三人目となる野田総理が、突如として消費税増税を掲げ、政治生命をかけるとまで言い切って、関連法案が提出されました。
 公明党は、消費税増税の提案そのものが民主党の公約にはなかったこともさることながら、社会保障と税の一体改革といいつつ、その実情は、増税先行で、国民の安心のセーフティーネットである社会保障改革が置き去りにされてしまうのではないかなど、消費税増税に当たっての幾つかの条件が整っていないと強く主張してきました。
 特別委員会では、長時間に及ぶ審議がなされましたが、社会保障の全体像については、必ずしも政府から明確な姿が示されることはありませんでした。
 このままでは、形だけの社会保障と税の一体改革になってしまう。特に、先ほど指摘した、消費税増税の前提として、社会保障の全体像を示すことや、景気・経済対策、低所得者対策などの制度設計を明確にする必要がある。そのために、協議を通じて我が党の主張を最大限反映させるべきと考え、公明党は修正協議に臨みました。
 協議の結果、社会保障の全体像は、今後設置される国民会議における審議を踏まえて、消費税増税が実施されるまでに明確化することとし、それなしには増税ができない仕組みとなりました。
 また、デフレからの脱却に向けて、防災・減災対策を初めとする景気・経済対策を講じ、景気の回復を図ること、低所得者対策は最初の消費税率八%引き上げ段階から講じることなど、増税先行ではない方向で合意に達し、あわせて、関連法案の修正も行うこととなったものであります。
 以下、修正部分を中心に、主な賛成理由を述べさせていただきます。
 まず初めに、社会保障制度改革推進法案では、年金、医療、介護、子育ての課題は、新設される国民会議での議論を経て、消費税増税前までに必要な法制上の措置を講ずるものとしています。すなわち、社会保障の全体像を消費税増税前までに明確にすることが法的に担保された。この点は極めて重要であると考えます。
 さらに、三党合意では、今後の公的年金制度、高齢者医療制度に係る改革については、あらかじめその内容等について三党間で合意に向けて協議するとしており、民主党のマニフェストを初め各政党のさまざまな主張がそのまま国民会議で議論されるのではなく、その実施時期を含め、三党間で協議されたものが国民会議の議論の対象となると認識しております。
 一方、法案では、年金、医療及び介護においては社会保険制度を基本とするとしており、公明党としても、この趣旨に沿って制度改革を積極的に進めていく決意です。
 景気が低迷したままで国民に新たな負担を求める増税を実行することは、かえって日本経済や国民生活に悪影響を与えかねません。政府案の、実質二%、名目三%の成長を目指すとの条文は、政策努力の目標ではあるものの、少しでもそこに近づける具体的な方策が示されるべきです。
 公明党は、デフレからの脱却、景気回復を確実にするために、東日本大震災の教訓も踏まえつつ、防災・減災対策に資する投資を集中的に行うべきと主張してきました。
 今般の税法の修正案にて、成長戦略や事前防災及び減災等に資する分野に資金を重点的に配分するとして景気・経済対策の検討条項が盛り込まれたことや、増税の実施時期は時の政権が景気回復などの状況を確認して判断することとなったことは、評価をいたします。
 今後、現下の経済状況に鑑み、この条文の趣旨に沿って、できる限り前倒しで景気・経済対策を講じることが重要である、必要に応じて補正予算も編成すべきと強く申し上げます。
 次に、消費税増税に当たっての低所得者対策、逆進性対策についてです。
 消費税には、所得の低い方ほど負担が重くなる、いわゆる逆進性の問題があり、低所得者対策の実施は不可欠です。その手法としては、複数税率や給付つき税額控除などが考えられます。
 政府案では、消費税一〇%時点では複数税率は行わないこととし、いわゆるマイナンバーが定着した後の給付つき税額控除などが記されていますが、その内容はもちろん、その間に実施される簡素な給付措置の内容すら不明確でありました。
 今般の三党合意では、低所得者対策は、消費税を八%に引き上げるときから確実かつしっかりとした対策を実行すること、さらには複数税率の導入も検討する旨を修正案等で明らかにしたことは、大きな前進であると考えます。
 次に、年金、子育て、税制の各関連法案について申し上げます。
 初めに、年金関連法案についてです。
 そもそも、民主党が、現行の年金制度は破綻していると主張し、最低保障年金の創設や、国民年金も含めた年金一元化をマニフェストに掲げてきました。それにもかかわらず、抜本改革の具体像を示せない中で、今般、現行制度に基づく改善案を提示してきました。この点は、これまで公明党が主張してきた方向性とおおむね同じであります。
 政府案では、年金の受給資格期間の短縮、また、短時間労働者の社会保険の適用拡大や、遺族基礎年金の父子家庭への支給拡大、産休中の社会保険料免除、さらに、官民格差解消を図るための厚生年金と共済年金の一元化や職域加算の廃止など、公明党が以前から主張してきたとおりの内容となっております。
 他方、低所得者等への年金額の加算については、政府案の定額加算六千円は取りやめ、公明党が主張してきた定率加算する方法を参考に、保険料納付済み期間に応じた福祉的給付にて対応することで合意しました。また、消費税引き上げまでに、この給付に関する法律を成立させることとしており、公明党の主張する低年金対策の趣旨を踏まえたものと評価するものであります。
 次に、子育て関連法案についてであります。
 私たち公明党は、真に子供の幸福の実現に資するものであるか否か、また、安心して子育てができる社会の実現に資するのか否かという視点を基本に検討してきました。
 特に、三党の修正協議の結果、幼保一体への取り組みに関しては、現行の認定こども園の改正で十分に対応可能であり、その中で、二重行政による手続の煩雑さや、財政的な支援の不足といった課題に対処することとなりました。
 また、関係者の間で強い懸念があった市町村の保育の実施義務も、我が党の主張どおり、引き続き義務を担うように修正しました。
 今般、社会全体で子育てを支援する総合的枠組みが整備されたことの意義は、極めて大きいものがあると考えます。
 なお、政府の試算では、必要とされる財源は一兆円ですが、現時点で財源はなお不足しており、子育て、幼児教育、保育の質、量の充実のため、政府は財源確保に最大限努力すべきであることを強く申し上げます。
 次に、税制関連法案について申し上げます。
 消費税の税率引き上げについては、持続可能な安心の社会保障制度を構築するために必要な安定財源を確保することの重要性などに鑑み、また、消費税率引き上げまでに社会保障の改革を進めること、景気回復を確認すること、低所得者対策を具体化することなどが確保されたため、賛成するものであります。
 なお、消費税以外の税目については、今般の改正では実施を見送るものとしたものの、再分配機能の強化の観点からの所得税の最高税率の引き上げ、相続税の見直し、さらには、自動車取得税の廃止を含めた自動車関連諸税の抜本的見直し、消費税増税に伴う住宅対策などの課題は、消費税引き上げ前までに結論を得ることとしており、税制全体の改革が実行されることが担保されたものと考えます。
 以上、賛成する主な理由を申し述べました。
 残念ながら、足元の政治状況を見れば、国の行方に責任を持つべき政権党である民主党内での内紛に象徴されるように、決められない政治が恒常化しつつあるように見受けられます。
 このように、全くもって頼りない民主党は、政権党たる資格を持ち合わせておらず、いずれ、総選挙において国民から厳しい審判が下されることは明白であります。
 しかし、さはさりとて、私たち野党が、日本の政治の危機に対して、全く責任感を共有せず、全ての課題を単に先送りし続ければ、本当に日本が沈没してしまいます。
 少子高齢化が進む日本の中で、特に、社会保障と税の一体改革のような待ったなしの課題に対し、国民の皆様に実情や政策の必要性を丁寧かつ真摯に説明することはもちろん、その上で、政治が合意形成を図りながら決断し結論を出していく、決められる政治を国民は強く望んでいるのではないでしょうか。
 私たちは、言うべきことは言う、歯どめをかけるべきはしっかりと歯どめをかける、その上で、国民生活にとって重要な改革を前に進めていく、このことを最後に強く申し上げ、公明党を代表しての賛成討論を終わります。(拍手)
○議長(横路孝弘君) 渡辺喜美君。
    〔渡辺喜美君登壇〕
○渡辺喜美君 みんなの党代表渡辺喜美であります。
 増税法案に大反対の立場から討論をいたします。(拍手)
 議場を見渡すと、約八割以上が増税翼賛議員になろうとしているじゃありませんか。おぞましい光景ですよ。
 一九三〇年代の準戦時体制のもとで、政党内閣制は崩壊をいたしました。選挙の洗礼を受けない官僚内閣制が完成し、後に大政翼賛体制が確立、官僚ファシズムが横行いたしました。まさに今、国会が、増税官僚のシナリオに乗って、日本政治史の一大汚点をつくろうとしております。
 民主党は、選挙で国民に約束したことは守らない。政権交代後三人目の総理大臣になったら、官僚の腹話術でしゃべる人形と化し、マニフェストに書いてないことに命をかける。今や、第二自民党内閣であり、選挙の洗礼を受けていない増税官僚内閣、国民に対するうそつき内閣と言えるでしょう。
 国会は、官僚の決めた増税追認機関になろうとしています。増税官僚は、自分たちの思いどおりになる野田総理、谷垣総裁のゴールデンコンビのいるうちに増税をやらせようと画策をした。まさに千載一遇のチャンス。そして、民自公の三党談合で全てが決まるようになった。
 もともと、社会保障・税の一体改革とは、社会保障の薄い皮で増税のあんこをくるんだ薄皮まんじゅうでした。でも、野党自民党を使った官僚の腹話術で、最低保障年金制度、後期高齢者医療制度の廃止、給付つき税額控除の導入、歳入庁創設が、全て事実上の撤回ですよ。増税のあんこしか残っておりません。
 欧州金融危機のさなか、消費税増税決定は、一九九七年アジア通貨危機と日本の金融危機が重なったときと類似いたします。消費税増税など九兆円の負担増に加え、国会では、財政構造改革法という、目先の赤字国債を減らす法案を通しました。結果として、同法は、金融パニックとデフレ突入で、翌年には御破算になったんです。
 増税の前にやるべきことがあるだろう。まず、震災復興と原発事故対応です。
 そして、みんなの党は、デフレ脱却で名目四%成長を達成する、議員、公務員が身を削り、国のへそくり吐き出しと天下り根絶を訴えます。
 社会保障制度は所得の再分配であります。逆進性の高い消費税を使うべきではありません。歳入庁をつくって、所得税の体系の中で再分配をやるのが王道です。
 みんなの党は、結党以来、消費税は全額地方の財源にすべきと言ってまいりました。官僚統制、中央集権体制を打破するには、これが一番手っ取り早い方法だからです。
 野田総理が政権交代前に言っていたシロアリ退治はどうしたんですか。公務員の身分つき天下りである現役出向は全面解禁、天下りシロアリ城はますます強化をされた。特別会計のへそくりは、相変わらずシロアリの餌になっている。うそつき増税をやっても平気なんですか。
 民主党、自民党の心ある人たちに申し上げます。
 派閥の前に、党がある。党の前に、国家国民がある。国会議員は全国民の代表です、誰の代理人でもありません。みずからの信念に従って行動し、国民の負託に応える政治的義務を負っている。これは、政治道義上の至上命令、すなわち義命であります。
 国民に約束もしていない消費税増税法案に賛成しようという民主党の皆さん、あなた方は国会議員として恥ずかしくないのか。今からでも遅くはない。党議拘束などはね返し、みずからの信じるところに従って投票してください。私自身の経験からも言えることですが、党議に反し、離党覚悟で信念ある行動をした議員を、国民はよく見ていますよ。国民も、天も、決して見捨てることはありません。
 国民の皆さん、決して政治を諦めないでください。民自公の増税翼賛会に対して、みんなの党がちゃぶ台返しを用意いたします。政界再編をやりましょう。野田内閣は、国民に対するうそつき、うそつき、うそつき内閣です。だめ出し権を行使いたしましょう。次の総選挙で、増税法案に賛成をした議員に必ず鉄槌を食らわせましょう。
 以上、私の反対討論を終わります。(拍手)
○議長(横路孝弘君) これにて討論は終局いたしました。
    ―――――――――――――
○議長(横路孝弘君) これより採決に入ります。
 まず、公的年金制度の財政基盤及び最低保障機能の強化等のための国民年金法等の一部を改正する法律案及び被用者年金制度の一元化等を図るための厚生年金保険法等の一部を改正する法律案の両案を一括して採決いたします。
 両案の委員長の報告はいずれも修正であります。両案を委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。
    〔賛成者起立〕
○議長(横路孝弘君) 起立多数。よって、両案とも委員長報告のとおり修正議決いたしました。(拍手)
 次に、社会保障制度改革推進法案につき採決いたします。
 この採決は記名投票をもって行います。
 本案の委員長の報告は可決であります。本案を委員長報告のとおり決するに賛成の諸君は白票、反対の諸君は青票を持参されることを望みます。――議場閉鎖。
 氏名点呼を命じます。
    〔参事氏名を点呼〕
    〔各員投票〕
○議長(横路孝弘君) 投票漏れはありませんか。――投票漏れなしと認めます。投票箱閉鎖。開票。――議場開鎖。
 投票を計算させます。
    〔参事投票を計算〕
○議長(横路孝弘君) 投票の結果を事務総長から報告させます。
    〔事務総長報告〕
 投票総数 四百六十二
  可とする者(白票)      三百七十八
  否とする者(青票)        八十四
○議長(横路孝弘君) 右の結果、社会保障制度改革推進法案は委員長報告のとおり可決いたしました。(拍手)
    ―――――――――――――
社会保障制度改革推進法案を委員長報告のとおり決するを可とする議員の氏名
安住   淳君   阿久津 幸彦君   阿知波 吉信君   赤松  広隆君
網屋  信介君   荒井   聰君   五十嵐 文彦君   井戸 まさえ君
池田  元久君   石井 登志郎君   石毛 えい子君   石田  勝之君
石津  政雄君   石山  敬貴君   泉   健太君   磯谷 香代子君
市村 浩一郎君   糸川  正晃君   稲富  修二君   稲見  哲男君
今井  雅人君   打越 あかし君   生方  幸夫君   江端  貴子君
枝野  幸男君   小川  淳也君   小沢  鋭仁君   小野塚 勝俊君
小原   舞君   緒方 林太郎君   大泉 ひろこ君   大串  博志君
大島   敦君   大谷  信盛君   大西  健介君   大西  孝典君
大畠  章宏君   逢坂  誠二君   岡田  克也君   岡田  康裕君
岡本  充功君   奥田   建君   奥野 総一郎君   奥村  展三君
加藤  公一君   鹿野  道彦君   海江田 万里君   柿沼  正明君
勝又 恒一郎君   金森   正君   神山  洋介君   川内  博史君
川口   浩君   川口   博君   川越  孝洋君   川端  達夫君
川村 秀三郎君   菅   直人君   吉良  州司君   城井   崇君
菊田 真紀子君   岸本  周平君   北神  圭朗君   工藤  仁美君
櫛渕  万里君   楠田  大蔵君   沓掛  哲男君   熊田  篤嗣君
黒岩  宇洋君   桑原   功君   玄葉 光一郎君   小泉  俊明君
小平  忠正君   小林  興起君   小宮山 洋子君   小室  寿明君
小山  展弘君   古賀  一成君   後藤   斎君   後藤  祐一君
郡   和子君   近藤  和也君   近藤  昭一君   近藤  洋介君
佐々木 隆博君   斉木  武志君   斉藤   進君   齋藤   勁君
坂口  岳洋君   阪口  直人君   笹木  竜三君   柴橋  正直君
下条  みつ君   城島  光力君   白石  洋一君   神風  英男君
首藤  信彦君   末松  義規君   杉本 かずみ君   仙谷  由人君
園田  康博君   田島  一成君   田嶋   要君   田名部 匡代君
田中けいしゅう君   田中 眞紀子君   田中 美絵子君   田村  謙治君
平   智之君   高井  崇志君   高井  美穂君   高木  義明君
高野   守君   高橋  昭一君   高橋  英行君   高邑   勉君
高山  智司君   滝    実君   竹田  光明君   武正  公一君
玉木  朝子君   玉木 雄一郎君   樽床  伸二君   津川  祥吾君
津島  恭一君   津村  啓介君   辻元  清美君   筒井  信隆君
手塚  仁雄君   寺田   学君   道休 誠一郎君   富岡  芳忠君
中井   洽君   中川  正春君   中塚  一宏君   中根  康浩君
中野  寛成君   中野   譲君   中林 美恵子君   中屋  大介君
中山  義活君   仲野  博子君   永江  孝子君   長尾   敬君
長島  昭久君   長島  一由君   長妻   昭君   長安   豊君
仁木  博文君   西村 智奈美君   野木   実君   野田  国義君
野田  佳彦君   橋本  清仁君   橋本  博明君   橋本   勉君
鉢呂  吉雄君   初鹿  明博君   鳩山 由紀夫君   花咲  宏基君
浜本   宏君   早川 久美子君   伴野   豊君   樋口  俊一君
平岡  秀夫君   平野  博文君   福島  伸享君   福田 衣里子君
藤井  裕久君   藤田  一枝君   藤田  大助君   藤田  憲彦君
藤村   修君   古川  元久君   古本 伸一郎君   細川  律夫君
細野  豪志君   本多  平直君   馬淵  澄夫君   前原  誠司君
牧野  聖修君   松岡  広隆君   松崎  公昭君   松野  頼久君
松原   仁君   松宮   勲君   松本  大輔君   松本  剛明君
松本   龍君   三日月 大造君   三谷  光男君   三村  和也君
三井  辨雄君   皆吉  稲生君   宮崎  岳志君   宮島  大典君
向山  好一君   村越  祐民君   室井  秀子君   本村 賢太郎君
森岡 洋一郎君   森本  和義君   森本  哲生君   森山  浩行君
矢崎  公二君   谷田川  元君   山尾 志桜里君   山口  和之君
山口   壯君   山崎  摩耶君   山崎   誠君   山田  良司君
山井  和則君   山花  郁夫君   山本  剛正君   湯原  俊二君
柚木  道義君   横光  克彦君   吉川  政重君   吉田   泉君
吉田 おさむ君   吉田  公一君   吉田  統彦君   笠   浩史君
和嶋  未希君   和田  隆志君   若井  康彦君   若泉  征三君
鷲尾 英一郎君   渡辺   周君   渡部  恒三君   あべ  俊子君
安倍  晋三君   逢沢  一郎君   赤澤  亮正君   秋葉  賢也君
麻生  太郎君   甘利   明君   井上  信治君   伊東  良孝君
伊吹  文明君   石田  真敏君   石破   茂君   石原  伸晃君
稲田  朋美君   今津   寛君   今村  雅弘君   岩屋   毅君
江渡  聡徳君   江藤   拓君   遠藤  利明君   小里  泰弘君
小野寺 五典君   小渕  優子君   大島  理森君   大野  功統君
加藤  勝信君   加藤  紘一君   梶山  弘志君   金子  一義君
金子  恭之君   金田  勝年君   鴨下  一郎君   川崎  二郎君
河井  克行君   河村  建夫君   木村  太郎君   城内   実君
岸田  文雄君   北村  茂男君   北村  誠吾君   小池 百合子君
小泉 進次郎君   小泉  龍司君   古賀   誠君   後藤田 正純君
河野  太郎君   高村  正彦君   近藤 三津枝君   佐田 玄一郎君
佐藤   勉君   齋藤   健君   坂本  哲志君   塩崎  恭久君
塩谷   立君   柴山  昌彦君   下村  博文君   新藤  義孝君
菅   義偉君   菅原  一秀君   田中  和徳君   田野瀬良太郎君
田村  憲久君   平   将明君   高市  早苗君   高木   毅君
竹下   亘君   竹本  直一君   武田  良太君   武部   勤君
橘  慶一郎君   棚橋  泰文君   谷   公一君   谷垣  禎一君
谷川  弥一君   谷畑   孝君   徳田   毅君   中谷   元君
中村 喜四郎君   永岡  桂子君   長島  忠美君   長勢  甚遠君
二階  俊博君   丹羽  秀樹君   西野 あきら君   西村  康稔君
額賀 福志郎君   野田  聖子君   野田   毅君   馳    浩君
浜田  靖一君   林   幹雄君   平井 たくや君   平沢  勝栄君
福井   照君   福田  康夫君   古川  禎久君   古屋  圭司君
保利  耕輔君   細田  博之君   町村  信孝君   松浪  健太君
松野  博一君   松本   純君   三ッ矢 憲生君   宮腰  光寛君
村上 誠一郎君   村田  吉隆君   望月  義夫君   茂木  敏充君
森   英介君   森   喜朗君   森山   裕君   柳本  卓治君
山口  俊一君   山本  公一君   山本  幸三君   山本   拓君
山本  有二君   吉野  正芳君   赤松  正雄君   井上  義久君
池坊  保子君   石井  啓一君   石田  祝稔君   稲津   久君
漆原  良夫君   江田  康幸君   遠藤  乙彦君   大口  善徳君
佐藤  茂樹君   斉藤  鉄夫君   坂口   力君   高木 美智代君
高木  陽介君   竹内   譲君   遠山  清彦君   富田  茂之君
西   博義君   東   順治君   古屋  範子君   下地  幹郎君
中島  正純君   松下  忠洋君   園田  博之君   平沼  赳夫君
衛藤 征士郎君   土肥  隆一君
否とする議員の氏名
相原  史乃君   青木   愛君   東   祥三君   石井   章君
石原 洋三郎君   小沢  一郎君   大谷   啓君   大山  昌宏君
太田  和美君   岡島  一正君   岡本  英子君   加藤   学君
笠原 多見子君   金子  健一君   川島 智太郎君   木村たけつか君
菊池長右ェ門君   京野  公子君   熊谷  貞俊君   黒田   雄君
小宮山 泰子君   古賀  敬章君   階    猛君   瑞慶覧 長敏君
菅川   洋君   鈴木  克昌君   高松  和夫君   橘   秀徳君
玉城 デニー君   辻    惠君   中川   治君   中津川 博郷君
中野渡 詔子君   萩原   仁君   畑   浩治君   樋高   剛君
福嶋 健一郎君   牧   義夫君   松崎  哲久君   三宅  雪子君
水野  智彦君   村上  史好君   山岡  賢次君   山田  正彦君
横山  北斗君   赤嶺  政賢君   笠井   亮君   穀田  恵二君
佐々木 憲昭君   志位  和夫君   塩川  鉄也君   高橋 千鶴子君
宮本  岳志君   吉井  英勝君   石田  三示君   内山   晃君
小林  正枝君   斎藤やすのり君   中後   淳君   豊田 潤多郎君
三輪  信昭君   渡辺 浩一郎君   渡辺  義彦君   阿部  知子君
重野  安正君   照屋  寛徳君   中島  隆利君   服部  良一君
吉泉  秀男君   浅尾 慶一郎君   江田  憲司君   柿澤  未途君
山内  康一君   渡辺  喜美君   浅野  貴博君   石川  知裕君
松木けんこう君   亀井  静香君   木内  孝胤君   佐藤 ゆうこ君
田中  康夫君   中島  政希君   平山  泰朗君   横粂  勝仁君
    ―――――――――――――
○議長(横路孝弘君) 次に、子ども・子育て支援法案及び子ども・子育て支援法及び総合こども園法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案の両案を一括して採決いたします。
 両案の委員長の報告はいずれも修正であります。両案を委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。
    〔賛成者起立〕
○議長(横路孝弘君) 起立多数。よって、両案とも委員長報告のとおり修正議決いたしました。(拍手)
 次に、就学前の子どもに関する教育、保育等の総合的な提供の推進に関する法律の一部を改正する法律案につき採決いたします。
 この採決は記名投票をもって行います。
 本案の委員長の報告は可決であります。本案を委員長報告のとおり決するに賛成の諸君は白票、反対の諸君は青票を持参されることを望みます。――議場閉鎖。
 氏名点呼を命じます。
    〔参事氏名を点呼〕
    〔各員投票〕
○議長(横路孝弘君) 投票漏れはありませんか。――投票漏れなしと認めます。投票箱閉鎖。開票。――議場開鎖。
 投票を計算させます。
    〔参事投票を計算〕
○議長(横路孝弘君) 投票の結果を事務総長から報告させます。
    〔事務総長報告〕
 投票総数 四百六十二
  可とする者(白票)      三百七十七
  否とする者(青票)        八十五
○議長(横路孝弘君) 右の結果、就学前の子どもに関する教育、保育等の総合的な提供の推進に関する法律の一部を改正する法律案は委員長報告のとおり可決いたしました。(拍手)
    ―――――――――――――
就学前の子どもに関する教育、保育等の総合的な提供の推進に関する法律の一部を改正する法律案を委員長報告のとおり決するを可とする議員の氏名
安住   淳君   阿久津 幸彦君   阿知波 吉信君   赤松  広隆君
網屋  信介君   荒井   聰君   五十嵐 文彦君   井戸 まさえ君
池田  元久君   石井 登志郎君   石毛 えい子君   石田  勝之君
石津  政雄君   石山  敬貴君   泉   健太君   磯谷 香代子君
市村 浩一郎君   糸川  正晃君   稲富  修二君   稲見  哲男君
今井  雅人君   打越 あかし君   生方  幸夫君   江端  貴子君
枝野  幸男君   小川  淳也君   小沢  鋭仁君   小野塚 勝俊君
小原   舞君   緒方 林太郎君   大泉 ひろこ君   大串  博志君
大島   敦君   大谷  信盛君   大西  健介君   大西  孝典君
大畠  章宏君   逢坂  誠二君   岡田  克也君   岡田  康裕君
岡本  充功君   奥田   建君   奥野 総一郎君   奥村  展三君
加藤  公一君   鹿野  道彦君   海江田 万里君   柿沼  正明君
勝又 恒一郎君   金森   正君   神山  洋介君   川内  博史君
川口   浩君   川口   博君   川越  孝洋君   川端  達夫君
川村 秀三郎君   菅   直人君   吉良  州司君   城井   崇君
菊田 真紀子君   岸本  周平君   北神  圭朗君   工藤  仁美君
櫛渕  万里君   楠田  大蔵君   沓掛  哲男君   熊田  篤嗣君
黒岩  宇洋君   桑原   功君   玄葉 光一郎君   小泉  俊明君
小平  忠正君   小林  興起君   小宮山 洋子君   小室  寿明君
小山  展弘君   古賀  一成君   後藤   斎君   後藤  祐一君
郡   和子君   近藤  和也君   近藤  昭一君   近藤  洋介君
佐々木 隆博君   斉木  武志君   斉藤   進君   齋藤   勁君
坂口  岳洋君   阪口  直人君   笹木  竜三君   柴橋  正直君
下条  みつ君   城島  光力君   白石  洋一君   神風  英男君
首藤  信彦君   末松  義規君   杉本 かずみ君   仙谷  由人君
園田  康博君   田島  一成君   田嶋   要君   田名部 匡代君
田中けいしゅう君   田中 眞紀子君   田中 美絵子君   田村  謙治君
平   智之君   高井  崇志君   高井  美穂君   高木  義明君
高野   守君   高橋  昭一君   高橋  英行君   高邑   勉君
高山  智司君   滝    実君   竹田  光明君   武正  公一君
玉木  朝子君   玉木 雄一郎君   樽床  伸二君   津川  祥吾君
津島  恭一君   津村  啓介君   辻元  清美君   筒井  信隆君
手塚  仁雄君   寺田   学君   道休 誠一郎君   富岡  芳忠君
中井   洽君   中川  正春君   中塚  一宏君   中根  康浩君
中野  寛成君   中野   譲君   中林 美恵子君   中屋  大介君
中山  義活君   仲野  博子君   永江  孝子君   長尾   敬君
長島  昭久君   長島  一由君   長妻   昭君   長安   豊君
仁木  博文君   西村 智奈美君   野木   実君   野田  国義君
野田  佳彦君   橋本  清仁君   橋本  博明君   橋本   勉君
鉢呂  吉雄君   鳩山 由紀夫君   花咲  宏基君   浜本   宏君
早川 久美子君   伴野   豊君   樋口  俊一君   平岡  秀夫君
平野  博文君   福島  伸享君   藤井  裕久君   藤田  一枝君
藤田  大助君   藤田  憲彦君   藤村   修君   古川  元久君
古本 伸一郎君   細川  律夫君   細野  豪志君   本多  平直君
馬淵  澄夫君   前原  誠司君   牧野  聖修君   松岡  広隆君
松崎  公昭君   松野  頼久君   松原   仁君   松宮   勲君
松本  大輔君   松本  剛明君   松本   龍君   三日月 大造君
三谷  光男君   三村  和也君   三井  辨雄君   水野  智彦君
皆吉  稲生君   宮崎  岳志君   宮島  大典君   向山  好一君
村越  祐民君   室井  秀子君   本村 賢太郎君   森岡 洋一郎君
森本  和義君   森本  哲生君   森山  浩行君   矢崎  公二君
谷田川  元君   山尾 志桜里君   山口  和之君   山口   壯君
山崎  摩耶君   山崎   誠君   山田  良司君   山井  和則君
山花  郁夫君   山本  剛正君   湯原  俊二君   柚木  道義君
横光  克彦君   吉川  政重君   吉田   泉君   吉田 おさむ君
吉田  公一君   吉田  統彦君   笠   浩史君   和嶋  未希君
和田  隆志君   若井  康彦君   若泉  征三君   鷲尾 英一郎君
渡辺   周君   渡部  恒三君   あべ  俊子君   安倍  晋三君
逢沢  一郎君   赤澤  亮正君   秋葉  賢也君   麻生  太郎君
甘利   明君   井上  信治君   伊東  良孝君   伊吹  文明君
石田  真敏君   石破   茂君   石原  伸晃君   稲田  朋美君
今津   寛君   今村  雅弘君   岩屋   毅君   江渡  聡徳君
江藤   拓君   遠藤  利明君   小里  泰弘君   小野寺 五典君
小渕  優子君   大島  理森君   大野  功統君   加藤  勝信君
加藤  紘一君   梶山  弘志君   金子  一義君   金子  恭之君
金田  勝年君   鴨下  一郎君   川崎  二郎君   河井  克行君
河村  建夫君   木村  太郎君   城内   実君   岸田  文雄君
北村  茂男君   北村  誠吾君   小池 百合子君   小泉 進次郎君
小泉  龍司君   古賀   誠君   後藤田 正純君   河野  太郎君
高村  正彦君   近藤 三津枝君   佐田 玄一郎君   佐藤   勉君
齋藤   健君   坂本  哲志君   塩崎  恭久君   塩谷   立君
柴山  昌彦君   下村  博文君   新藤  義孝君   菅   義偉君
菅原  一秀君   田中  和徳君   田野瀬良太郎君   田村  憲久君
平   将明君   高市  早苗君   高木   毅君   竹下   亘君
竹本  直一君   武田  良太君   武部   勤君   橘  慶一郎君
棚橋  泰文君   谷   公一君   谷垣  禎一君   谷川  弥一君
谷畑   孝君   徳田   毅君   中谷   元君   中村 喜四郎君
永岡  桂子君   長島  忠美君   長勢  甚遠君   二階  俊博君
丹羽  秀樹君   西野 あきら君   西村  康稔君   額賀 福志郎君
野田  聖子君   野田   毅君   馳    浩君   浜田  靖一君
林   幹雄君   平井 たくや君   平沢  勝栄君   福井   照君
福田  康夫君   古川  禎久君   古屋  圭司君   保利  耕輔君
細田  博之君   町村  信孝君   松浪  健太君   松野  博一君
松本   純君   三ッ矢 憲生君   宮腰  光寛君   村上 誠一郎君
村田  吉隆君   望月  義夫君   茂木  敏充君   森   英介君
森   喜朗君   森山   裕君   柳本  卓治君   山口  俊一君
山本  公一君   山本  幸三君   山本   拓君   山本  有二君
吉野  正芳君   赤松  正雄君   井上  義久君   池坊  保子君
石井  啓一君   石田  祝稔君   稲津   久君   漆原  良夫君
江田  康幸君   遠藤  乙彦君   大口  善徳君   佐藤  茂樹君
斉藤  鉄夫君   坂口   力君   高木 美智代君   高木  陽介君
竹内   譲君   遠山  清彦君   富田  茂之君   西   博義君
東   順治君   古屋  範子君   下地  幹郎君   中島  正純君
松下  忠洋君   園田  博之君   平沼  赳夫君   衛藤 征士郎君
土肥  隆一君
否とする議員の氏名
相原  史乃君   青木   愛君   東   祥三君   石井   章君
石原 洋三郎君   小沢  一郎君   大谷   啓君   大山  昌宏君
太田  和美君   岡島  一正君   岡本  英子君   加藤   学君
笠原 多見子君   金子  健一君   川島 智太郎君   木村たけつか君
菊池長右ェ門君   京野  公子君   熊谷  貞俊君   黒田   雄君
小宮山 泰子君   古賀  敬章君   階    猛君   瑞慶覧 長敏君
菅川   洋君   鈴木  克昌君   高松  和夫君   橘   秀徳君
玉城 デニー君   辻    惠君   中川   治君   中津川 博郷君
中野渡 詔子君   萩原   仁君   畑   浩治君   初鹿  明博君
樋高   剛君   福嶋 健一郎君   福田 衣里子君   牧   義夫君
松崎  哲久君   三宅  雪子君   村上  史好君   山岡  賢次君
山田  正彦君   横山  北斗君   赤嶺  政賢君   笠井   亮君
穀田  恵二君   佐々木 憲昭君   志位  和夫君   塩川  鉄也君
高橋 千鶴子君   宮本  岳志君   吉井  英勝君   石田  三示君
内山   晃君   小林  正枝君   斎藤やすのり君   中後   淳君
豊田 潤多郎君   三輪  信昭君   渡辺 浩一郎君   渡辺  義彦君
阿部  知子君   重野  安正君   照屋  寛徳君   中島  隆利君
服部  良一君   吉泉  秀男君   浅尾 慶一郎君   江田  憲司君
柿澤  未途君   山内  康一君   渡辺  喜美君   浅野  貴博君
石川  知裕君   松木けんこう君   亀井  静香君   木内  孝胤君
佐藤 ゆうこ君   田中  康夫君   中島  政希君   平山  泰朗君
横粂  勝仁君
    ―――――――――――――
○議長(横路孝弘君) 次に、社会保障の安定財源の確保等を図る税制の抜本的な改革を行うための消費税法等の一部を改正する等の法律案につき採決いたします。
 この採決は記名投票をもって行います。
 本案の委員長の報告は修正であります。本案を委員長報告のとおり決するに賛成の諸君は白票、反対の諸君は青票を持参されることを望みます。――議場閉鎖。
 氏名点呼を命じます。
    〔参事氏名を点呼〕
    〔各員投票〕
○議長(横路孝弘君) 投票漏れはありませんか。――投票漏れなしと認めます。投票箱閉鎖。開票。――議場開鎖。
 投票を計算させます。
    〔参事投票を計算〕
○議長(横路孝弘君) 投票の結果を事務総長から報告させます。
    〔事務総長報告〕
 投票総数 四百五十九
  可とする者(白票)      三百六十三
  否とする者(青票)        九十六
○議長(横路孝弘君) 右の結果、社会保障の安定財源の確保等を図る税制の抜本的な改革を行うための消費税法等の一部を改正する等の法律案は委員長報告のとおり修正議決いたしました。(拍手)
    ―――――――――――――
社会保障の安定財源の確保等を図る税制の抜本的な改革を行うための消費税法等の一部を改正する等の法律案を委員長報告のとおり決するを可とする議員の氏名
安住   淳君   阿久津 幸彦君   阿知波 吉信君   赤松  広隆君
網屋  信介君   荒井   聰君   五十嵐 文彦君   井戸 まさえ君
池田  元久君   石井 登志郎君   石毛 えい子君   石田  勝之君
石津  政雄君   泉   健太君   磯谷 香代子君   市村 浩一郎君
糸川  正晃君   稲富  修二君   稲見  哲男君   今井  雅人君
打越 あかし君   生方  幸夫君   江端  貴子君   枝野  幸男君
小川  淳也君   小野塚 勝俊君   小原   舞君   緒方 林太郎君
大泉 ひろこ君   大串  博志君   大島   敦君   大谷  信盛君
大西  健介君   大西  孝典君   大畠  章宏君   逢坂  誠二君
岡田  克也君   岡田  康裕君   岡本  充功君   奥田   建君
奥野 総一郎君   奥村  展三君   加藤  公一君   鹿野  道彦君
海江田 万里君   柿沼  正明君   勝又 恒一郎君   金森   正君
神山  洋介君   川口   浩君   川口   博君   川越  孝洋君
川端  達夫君   川村 秀三郎君   菅   直人君   吉良  州司君
城井   崇君   菊田 真紀子君   岸本  周平君   北神  圭朗君
工藤  仁美君   櫛渕  万里君   楠田  大蔵君   沓掛  哲男君
黒岩  宇洋君   桑原   功君   玄葉 光一郎君   小平  忠正君
小宮山 洋子君   小室  寿明君   小山  展弘君   古賀  一成君
後藤   斎君   後藤  祐一君   郡   和子君   近藤  和也君
近藤  昭一君   近藤  洋介君   佐々木 隆博君   斉木  武志君
斉藤   進君   齋藤   勁君   坂口  岳洋君   阪口  直人君
笹木  竜三君   柴橋  正直君   下条  みつ君   城島  光力君
白石  洋一君   神風  英男君   首藤  信彦君   末松  義規君
杉本 かずみ君   仙谷  由人君   園田  康博君   田島  一成君
田嶋   要君   田名部 匡代君   田中けいしゅう君   田中 眞紀子君
田中 美絵子君   田村  謙治君   高井  崇志君   高井  美穂君
高木  義明君   高野   守君   高橋  昭一君   高橋  英行君
高邑   勉君   高山  智司君   滝    実君   竹田  光明君
武正  公一君   玉木  朝子君   玉木 雄一郎君   樽床  伸二君
津川  祥吾君   津島  恭一君   津村  啓介君   辻元  清美君
筒井  信隆君   手塚  仁雄君   寺田   学君   道休 誠一郎君
富岡  芳忠君   中井   洽君   中川  正春君   中塚  一宏君
中根  康浩君   中野  寛成君   中野   譲君   中林 美恵子君
中屋  大介君   中山  義活君   仲野  博子君   永江  孝子君
長尾   敬君   長島  昭久君   長島  一由君   長妻   昭君
長安   豊君   仁木  博文君   西村 智奈美君   野木   実君
野田  国義君   野田  佳彦君   橋本  博明君   鉢呂  吉雄君
花咲  宏基君   浜本   宏君   早川 久美子君   伴野   豊君
樋口  俊一君   平岡  秀夫君   平野  博文君   藤井  裕久君
藤田  一枝君   藤田  大助君   藤田  憲彦君   藤村   修君
古川  元久君   古本 伸一郎君   細川  律夫君   細野  豪志君
本多  平直君   馬淵  澄夫君   前原  誠司君   牧野  聖修君
松岡  広隆君   松崎  公昭君   松原   仁君   松宮   勲君
松本  大輔君   松本  剛明君   松本   龍君   三日月 大造君
三谷  光男君   三村  和也君   三井  辨雄君   皆吉  稲生君
宮島  大典君   向山  好一君   村越  祐民君   室井  秀子君
本村 賢太郎君   森岡 洋一郎君   森本  和義君   森本  哲生君
森山  浩行君   矢崎  公二君   谷田川  元君   山尾 志桜里君
山口  和之君   山口   壯君   山崎  摩耶君   山崎   誠君
山田  良司君   山井  和則君   山花  郁夫君   山本  剛正君
湯原  俊二君   柚木  道義君   横光  克彦君   吉川  政重君
吉田   泉君   吉田 おさむ君   吉田  公一君   吉田  統彦君
笠   浩史君   和嶋  未希君   和田  隆志君   若井  康彦君
若泉  征三君   鷲尾 英一郎君   渡辺   周君   渡部  恒三君
あべ  俊子君   安倍  晋三君   逢沢  一郎君   赤澤  亮正君
秋葉  賢也君   麻生  太郎君   甘利   明君   井上  信治君
伊東  良孝君   伊吹  文明君   石田  真敏君   石破   茂君
石原  伸晃君   稲田  朋美君   今津   寛君   今村  雅弘君
岩屋   毅君   江渡  聡徳君   江藤   拓君   遠藤  利明君
小里  泰弘君   小野寺 五典君   小渕  優子君   大島  理森君
大野  功統君   加藤  勝信君   加藤  紘一君   梶山  弘志君
金子  一義君   金子  恭之君   金田  勝年君   鴨下  一郎君
川崎  二郎君   河井  克行君   河村  建夫君   木村  太郎君
城内   実君   岸田  文雄君   北村  茂男君   北村  誠吾君
小池 百合子君   小泉 進次郎君   小泉  龍司君   古賀   誠君
後藤田 正純君   河野  太郎君   高村  正彦君   近藤 三津枝君
佐田 玄一郎君   佐藤   勉君   齋藤   健君   坂本  哲志君
塩崎  恭久君   塩谷   立君   柴山  昌彦君   下村  博文君
新藤  義孝君   菅   義偉君   菅原  一秀君   田中  和徳君
田野瀬良太郎君   田村  憲久君   平   将明君   高市  早苗君
高木   毅君   竹下   亘君   竹本  直一君   武田  良太君
武部   勤君   橘  慶一郎君   棚橋  泰文君   谷   公一君
谷垣  禎一君   谷川  弥一君   谷畑   孝君   徳田   毅君
中谷   元君   中村 喜四郎君   永岡  桂子君   長島  忠美君
長勢  甚遠君   二階  俊博君   丹羽  秀樹君   西野 あきら君
西村  康稔君   額賀 福志郎君   野田  聖子君   野田   毅君
馳    浩君   浜田  靖一君   林   幹雄君   平井 たくや君
平沢  勝栄君   福井   照君   福田  康夫君   古川  禎久君
古屋  圭司君   保利  耕輔君   細田  博之君   町村  信孝君
松浪  健太君   松野  博一君   松本   純君   三ッ矢 憲生君
宮腰  光寛君   村上 誠一郎君   村田  吉隆君   望月  義夫君
茂木  敏充君   森   英介君   森   喜朗君   森山   裕君
柳本  卓治君   山口  俊一君   山本  公一君   山本  幸三君
山本   拓君   山本  有二君   吉野  正芳君   赤松  正雄君
井上  義久君   池坊  保子君   石井  啓一君   石田  祝稔君
稲津   久君   漆原  良夫君   江田  康幸君   遠藤  乙彦君
大口  善徳君   佐藤  茂樹君   斉藤  鉄夫君   坂口   力君
高木 美智代君   高木  陽介君   竹内   譲君   遠山  清彦君
富田  茂之君   西   博義君   東   順治君   古屋  範子君
下地  幹郎君   中島  正純君   松下  忠洋君   園田  博之君
平沼  赳夫君   衛藤 征士郎君   土肥  隆一君
否とする議員の氏名
相原  史乃君   青木   愛君   東   祥三君   石井   章君
石原 洋三郎君   石山  敬貴君   小沢  一郎君   大谷   啓君
大山  昌宏君   太田  和美君   岡島  一正君   岡本  英子君
加藤   学君   笠原 多見子君   金子  健一君   川内  博史君
川島 智太郎君   木村たけつか君   菊池長右ェ門君   京野  公子君
熊谷  貞俊君   熊田  篤嗣君   黒田   雄君   小泉  俊明君
小林  興起君   小宮山 泰子君   古賀  敬章君   階    猛君
瑞慶覧 長敏君   菅川   洋君   鈴木  克昌君   平   智之君
高松  和夫君   橘   秀徳君   玉城 デニー君   辻    惠君
中川   治君   中津川 博郷君   中野渡 詔子君   萩原   仁君
橋本   勉君   畑   浩治君   初鹿  明博君   鳩山 由紀夫君
樋高   剛君   福嶋 健一郎君   福島  伸享君   福田 衣里子君
牧   義夫君   松崎  哲久君   松野  頼久君   三宅  雪子君
水野  智彦君   村上  史好君   山岡  賢次君   山田  正彦君
横山  北斗君   赤嶺  政賢君   笠井   亮君   穀田  恵二君
佐々木 憲昭君   志位  和夫君   塩川  鉄也君   高橋 千鶴子君
宮本  岳志君   吉井  英勝君   石田  三示君   内山   晃君
小林  正枝君   斎藤やすのり君   中後   淳君   豊田 潤多郎君
三輪  信昭君   渡辺 浩一郎君   渡辺  義彦君   阿部  知子君
重野  安正君   照屋  寛徳君   中島  隆利君   服部  良一君
吉泉  秀男君   浅尾 慶一郎君   江田  憲司君   柿澤  未途君
山内  康一君   渡辺  喜美君   浅野  貴博君   石川  知裕君
松木けんこう君   亀井  静香君   木内  孝胤君   佐藤 ゆうこ君
田中  康夫君   中島  政希君   平山  泰朗君   横粂  勝仁君
    ―――――――――――――
○議長(横路孝弘君) 次に、社会保障の安定財源の確保等を図る税制の抜本的な改革を行うための地方税法及び地方交付税法の一部を改正する法律案につき採決いたします。
 本案の委員長の報告は修正であります。本案を委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。
    〔賛成者起立〕
○議長(横路孝弘君) 起立多数。よって、本案は委員長報告のとおり修正議決いたしました。(拍手)
     ――――◇―――――
○議長(横路孝弘君) 本日は、これにて散会いたします。
    午後三時二十五分散会
     ――――◇―――――
 出席国務大臣
       総務大臣    川端 達夫君
       財務大臣    安住  淳君
       厚生労働大臣
       国務大臣    小宮山洋子君
       国務大臣    岡田 克也君