1. 会議録本文
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000・会議録情報
平成九年十一月十四日(金曜日)
午後零時十分開議
出席委員
委員長 金子 一義君
理事 佐藤 剛男君 理事 津島 雄二君
理事 根本 匠君 理事 岡田 克也君
理事 山本 孝史君 理事 金田 誠一君
理事 児玉 健次君
安倍 晋三君 江渡 聡徳君
大村 秀章君 桜井 郁三君
鈴木 俊一君 田村 憲久君
戸井田 徹君 能勢 和子君
原田 義昭君 桧田 仁君
松本 純君 山下 徳夫君
青山 二三君 大口 善徳君
斉藤 鉄夫君 坂口 力君
福島 豊君 矢上 雅義君
吉田 幸弘君 米津 等史君
家西 悟君 石毛 鍈子君
中桐 伸五君 瀬古由起子君
中川 智子君 鴨下 一郎君
土屋 品子君 山本 幸三君
出席国務大臣
厚 生 大 臣 小泉純一郎君
出席政府委員
厚生政務次官 原田 義昭君
厚生大臣官房長 近藤純五郎君
厚生省健康政策
局長 谷 修一君
厚生省保健医療
局長 小林 秀資君
委員外の出席者
厚生委員会調査
室長 市川 喬君
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委員の異動
十一月十四日
辞任 補欠選任
桝屋 敬悟君 斉藤 鉄夫君
同日
辞任 補欠選任
斉藤 鉄夫君 桝屋 敬悟君
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十一月十一日
社会保障制度の改悪反対、制度の拡充に関する
請願(児玉健次君紹介)(第三一九号)
医療保険制度の改悪反対、医療の充実に関する
請願(藤田スミ君紹介)(第三四四号)
小規模作業所等成人期障害者施策に関する請願
(草川昭三君紹介)(第三四五号)
同(草川昭三君紹介)(第三六四号)
同(草川昭三君紹介)(第三七七号)
同(草川昭三君紹介)(第四〇二号)
臍帯血バンクの設立に関する請願(森喜朗君紹
介)(第三四六号)
同(中桐伸五君紹介)(第三六五号)
ごみをリサイクルすることのできる資源回収箱
の増設に関する請願(山元勉君紹介)(第三九
九号)
たばこの禁煙場所の指定に関する請願(山元勉
君紹介)(第四〇〇号)
医療等の改善に関する請願(野田毅君紹介)(
第四〇一号)
同(笹木竜三君紹介)(第四四六号)
同(堀込征雄君紹介)(第四四七号)
難病医療への自己負担導入反対に関する請願
(中川智子君外一名紹介)(第四七五号)
子供の性的搾取・虐待をなくすための立法措置
に関する請願(土井たか子君紹介)(第四七六
号)
は本委員会に付託された。
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十一月十日
少子化対策の充実に関する陳情書外三件
(第一九号)
男性介護従事者の養成とその待遇改善に関する
陳情書
(第二〇号)
ねたきり老人・重度心身障害者とその介護者が
福祉施設に同居可能な法制度の整備に関する陳
情書
(第二一号)
障害者施策の推進に関する陳情書外一件
(第二二号)
廃棄物対策の推進に関する陳情書外三件
(
第二三号)
は本委員会に参考送付された。
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本日の会議に付した案件
精神保健福祉士法案(内閣提出、第百四十回国
会閣法第九〇号)
言語聴覚士法案(内閣提出第八号)
――――◇―――――発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/114104237X00319971114/0
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001・金子一義
○金子委員長 これより会議を開きます。
第百四十回国会、内閣提出、精神保健福祉士法案及び内閣提出、言語聴覚士法案の両案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
精神保健福祉士法案につきましては、前国会におきまして既に趣旨の説明を聴取しておりますので、これを省略いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/114104237X00319971114/1
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002・金子一義
○金子委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
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精神保健福祉士法案
〔本号末尾に掲載〕
—————————————発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/114104237X00319971114/2
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003・金子一義
○金子委員長 次に、言語聴覚士法案について趣旨の説明を聴取いたします。小泉厚生大臣。
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言語聴覚士法案
〔本号末尾に掲載〕
—————————————発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/114104237X00319971114/3
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004・小泉純一郎
○小泉国務大臣 ただいま議題となりました言語聴覚士法案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。
脳卒中等による言語機能障害や先天的難聴等の聴覚障害を有する者等に対するリハビリテーションにつきましては、近年の人口の高齢化、疾病構造の変化等に伴い、その必要性、重要性が高まってきております。
これらのリハビリテーションの推進を図るためには、その従事者の確保及び資質の向上が喫緊の課題となっており、こうした状況を踏まえ、音声機能、言語機能及び聴覚に関するリハビリテーションを行う専門職種として言語聴覚士の資格を定めることとし、この法律案を提出することとした次第であります。
以下、この法律案の主な内容について御説明申し上げます。
第一に、この法律案において、言語聴覚士とは、厚生大臣の免許を受けて、言語聴覚士の名称を用いて、音声機能、言語機能または聴覚に障害のある者についてその機能の維持向上を図るため、言語訓練その他の訓練、これに必要な検査及び助言、指導その他の援助を行うことを業とする者をいうこととしております。
第二に、言語聴覚士の資格を得るためには、言語聴覚士国家試験に合格し、厚生大臣の免許を受けなければならないこととしております。
第三に、言語聴覚士国家試験につきましては、厚生大臣が行うこととしております。また、国家試験を受験することができる者として、高校卒業後、文部大臣の指定する学校または厚生大臣の指定する言語聴覚士養成所において、三年以上言語聴覚士として必要な知識及び技能を修得した者並びに大学において厚生大臣の指定する科目を修めて卒業した者等を定めることとしております。
第四に、言語聴覚士の免許の登録に関する事務及び国家試験の実施に関する事務につきましては、厚生大臣の指定する者に行わせることができることとしております。
第五に、言語聴覚士は、診療の補助として、医師または歯科医師の指示のもとに、嚥下訓練及び人工内耳の調整等の行為を行うことを業とすることができることとし、また、言語聴覚士は、その業務を行うに当たって、対象者に主治の医師または歯科医師があるときは、その指導を受けなければならないこととしております。
第六に、言語聴覚士は、その業務を行うに当たっては、医師その他の医療関係者及び福祉関係者等との連携に努めなければならないこととするとともに、言語聴覚士以外の者は、言語聴覚士という名称またはこれに紛らわしい名称を用いてはならないこととしております。
最後に、この法律の施行期日につきましては、公布の日から起算して一年を超えない範囲において政令で定める日としております。
以上が、この法律案の提案理由及びその内容の概要であります。
何とぞ、慎重に御審議の上、速やかに御可決あらんことをお願いいたします。(拍手)発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/114104237X00319971114/4
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005・金子一義
○金子委員長 これにて趣旨の説明は終わりました。発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/114104237X00319971114/5
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006・金子一義
○金子委員長 この際、原田厚生政務次官から発言を求められておりますので、これを許します。原田厚生政務次官。発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/114104237X00319971114/6
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007・原田義昭
○原田(義)政府委員 厚生政務次官の原田義昭でございます。改めてごあいさつ申し上げます。
既に二月ほどたちますが、就任以来、健康や福祉という国民に最も身近で重要な分野を担当し、日々その責任の重さを痛感しております。これからも、大臣を補佐し、厚生行政の推進に誠心誠意努力してまいる所存でございます。
委員の皆様方の御理解と御協力をお願い申し上げ、大変簡単ではございますが、私のごあいさつとさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/114104237X00319971114/7
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008・金子一義
○金子委員長 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。
午後零時十五分散会
————◇—————発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/114104237X00319971114/8
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