1. 会議録本文
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000・会議録情報
平成二十年六月十日(火曜日)
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議事日程 第二十六号
平成二十年六月十日
午後一時開議
第一 性同一性障害者の性別の取扱いの特例に関する法律の一部を改正する法律案(参議院提出)
第二 愛がん動物用飼料の安全性の確保に関する法律案(内閣提出、参議院送付)
第三 平成十八年度一般会計歳入歳出決算
平成十八年度特別会計歳入歳出決算
平成十八年度国税収納金整理資金受払計算書
平成十八年度政府関係機関決算書
第四 平成十八年度国有財産増減及び現在額総計算書
第五 平成十八年度国有財産無償貸付状況総計算書
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○本日の会議に付した案件
日程第一 性同一性障害者の性別の取扱いの特例に関する法律の一部を改正する法律案(参議院提出)
日程第二 愛がん動物用飼料の安全性の確保に関する法律案(内閣提出、参議院送付)
日程第三 平成十八年度一般会計歳入歳出決算
平成十八年度特別会計歳入歳出決算
平成十八年度国税収納金整理資金受払計算書
平成十八年度政府関係機関決算書
日程第四 平成十八年度国有財産増減及び現在額総計算書
日程第五 平成十八年度国有財産無償貸付状況総計算書
地方自治法の一部を改正する法律案(総務委員長提出)
障害のある児童及び生徒のための教科用特定図書等の普及の促進等に関する法律案(参議院提出)
午後一時二分開議発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/116905254X03820080610/0
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001・河野洋平
○議長(河野洋平君) これより会議を開きます。
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日程第一 性同一性障害者の性別の取扱いの特例に関する法律の一部を改正する法律案(参議院提出)発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/116905254X03820080610/1
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002・河野洋平
○議長(河野洋平君) 日程第一、性同一性障害者の性別の取扱いの特例に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。
委員長の報告を求めます。法務委員長下村博文君。
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性同一性障害者の性別の取扱いの特例に関する法律の一部を改正する法律案及び同報告書
〔本号末尾に掲載〕
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〔下村博文君登壇〕発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/116905254X03820080610/2
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003・下村博文
○下村博文君 ただいま議題となりました法律案につきまして、法務委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。
本案は、現に子がいる性同一性障害者であっても、当該子がすべて成年に達している場合には、性別の取り扱いの変更の審判をすることができるようにするため、その要件のうち、「現に子がいないこと。」を「現に未成年の子がいないこと。」に改めるものであります。
本案は、参議院提出に係るもので、六月四日本委員会に付託され、六日参議院法務委員長代理者参議院議員浜四津敏子君から提案理由の説明を聴取した後、採決の結果、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上、御報告申し上げます。(拍手)
—————————————発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/116905254X03820080610/3
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004・河野洋平
○議長(河野洋平君) 採決いたします。
本案の委員長の報告は可決であります。本案は委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/116905254X03820080610/4
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005・河野洋平
○議長(河野洋平君) 御異議なしと認めます。よって、本案は委員長報告のとおり可決いたしました。
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日程第二 愛がん動物用飼料の安全性の確保に関する法律案(内閣提出、参議院送付)発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/116905254X03820080610/5
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006・河野洋平
○議長(河野洋平君) 日程第二、愛がん動物用飼料の安全性の確保に関する法律案を議題といたします。
委員長の報告を求めます。環境委員長小島敏男君。
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愛がん動物用飼料の安全性の確保に関する法律案及び同報告書
〔本号末尾に掲載〕
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〔小島敏男君登壇〕発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/116905254X03820080610/6
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007・小島敏男
○小島敏男君 ただいま議題となりました法律案につきまして、環境委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。
本案は、最近における愛玩動物用飼料の製造及び流通をめぐる状況等の変化にかんがみ、愛玩動物用飼料の安全性の確保を図るため、愛玩動物用飼料の基準または規格の設定、当該基準または規格に合わない愛玩動物用飼料の製造の禁止等の措置を講じようとするものであります。
本案は、参議院先議に係るもので、去る二日本委員会に付託をされました。
委員会におきましては、翌三日に鴨下環境大臣から提案理由の説明を聴取し、六日に質疑を行いました。同日質疑終局後、先般、生物多様性基本法が成立し公布されたことに伴う規定の整理をするための修正案を提出し、趣旨説明の後、採決の結果、修正案及び修正部分を除く原案はいずれも全会一致をもって可決され、本案は修正議決すべきものと決した次第であります。
なお、本案に対し附帯決議が付されましたことを申し添えます。
以上、御報告申し上げます。(拍手)
—————————————発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/116905254X03820080610/7
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008・河野洋平
○議長(河野洋平君) 採決いたします。
本案の委員長の報告は修正であります。本案は委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/116905254X03820080610/8
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009・河野洋平
○議長(河野洋平君) 御異議なしと認めます。よって、本案は委員長報告のとおり修正議決いたしました。
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日程第三 平成十八年度一般会計歳入歳出決算
平成十八年度特別会計歳入歳出決算
平成十八年度国税収納金整理資金受払計算書
平成十八年度政府関係機関決算書
日程第四 平成十八年度国有財産増減及び現在額総計算書
日程第五 平成十八年度国有財産無償貸付状況総計算書発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/116905254X03820080610/9
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010・河野洋平
○議長(河野洋平君) 日程第三、平成十八年度一般会計歳入歳出決算、平成十八年度特別会計歳入歳出決算、平成十八年度国税収納金整理資金受払計算書、平成十八年度政府関係機関決算書、日程第四、平成十八年度国有財産増減及び現在額総計算書、日程第五、平成十八年度国有財産無償貸付状況総計算書、右各件を一括して議題といたします。
委員長の報告を求めます。決算行政監視委員長枝野幸男君。
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〔報告書は本号末尾に掲載〕
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〔枝野幸男君登壇〕発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/116905254X03820080610/10
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011・枝野幸男
○枝野幸男君 ただいま議題となりました平成十八年度決算外二件につきまして、決算行政監視委員会の審査の経過及び結果を御報告申し上げます。
まず、決算等の概要について申し上げます。
一般会計決算額は、歳入八十四兆四千億円余、歳出八十一兆四千億円余であり、特別会計決算総額は、歳入五百一兆五千億円余、歳出四百五十兆五千億円余であります。国税収納金整理資金は、収納済額六十三兆六千億円余、一般会計の歳入への組み入れ額等六十二兆八千億円余であり、政府関係機関決算総額は、収入四兆五千億円余、支出三兆七千億円余であります。
次に、国有財産増減及び現在額総計算書の年度末現在額は、百六兆七千億円余であり、国有財産無償貸付状況総計算書の年度末現在額は、一兆円余であります。
本委員会におきましては、第百六十八回国会において額賀財務大臣から概要説明を聴取し、今国会において、総括質疑、分科会審査、重点事項審査、全般的審査を行い、去る六日締めくくり総括質疑を行った後、私、委員長から平成十八年度決算に関する議決案を提出いたしました。
以下、議決案の内容を申し上げます。
本院は、平成十八年度決算について、予算執行の実績とその効果、会計検査院の検査報告などに重点を置いて審議を行ってきたが、さらに改善を要するものが認められるのは遺憾である。
一 予算の執行状況などからみて、所期の目的が十分達成されるよう、なお一層の努力を要する事項などが見受けられる。
次の事項がその主なものであるが、政府は、これらについて特に留意して適切な措置を執り、その結果を次の常会に本院に報告すべきである。
1 国の財政は、公債残高が年々増加の一途を辿り、非常に厳しい状況にある。二〇一一年度には国と地方の基礎的財政収支を確実に黒字化する財政健全化の目標に向け、あらゆる分野における歳出改革に全力で取り組むなど、歳出歳入一体改革を着実に進めていくべきである。また、ODAについては、納税者への説明責任を果たすため、個々の事業の必要性の検証を徹底するとともに、事業に対する事前評価を含めた情報開示を一層推進するべきである。
2 我が国における本格的な人口減少社会を迎えるに当たって、国民の希望する結婚や出産、子育てを実現できる環境を早急に整備することが喫緊の課題となっている。このため、保育所の受入れ児童数の拡大、多様な保育サービスの拡大、放課後児童対策の拡充を図るなどの少子化対策を積極的に推進するべきである。また、将来の社会を担う若者の雇用・生活の安定を図るため、フリーター常用雇用化の一層の推進を図るとともに、ニートの職業的自立の支援を行う地域若者サポートステーションの拡充強化等に努めるべきである。
3 耐震偽装対策として建築基準法が改正される中で、住宅着工件数が落ち込み、経済に影響を与えるなどの混乱が生じた。政府は、建築確認手続が円滑に行われるよう改正建築基準法の運用の改善に努めるべきである。また、低額所得者、被災者、高齢者、障害者等の住宅確保要配慮者の居住の安定を図るため、いわゆる住宅セーフティネット法に則り、公的賃貸住宅の供給の促進、民間賃貸住宅への円滑な入居の促進等の施策を、着実に推進するべきである。
4 道路特定財源の使途について、不適切な関連支出などの問題が生じていることは遺憾である。政府は、無駄を排除し、支出の適正化・効率化を図るとともに、交通需要を適切に把握し、国民にとって真に必要な道路計画の策定を進めるべきである。また、道路関係公益法人に対する支出の削減や業務・組織形態の見直しなどを進めるとともに、道路特定財源を来年度から確実に一般財源化すべきである。
5 食品表示の偽装や輸入食品の安全性の問題等、食の安全・安心を脅かす事態が頻発していることから、食に対する信頼を取り戻す有効な対策を講ずるべきである。また、食料自給率向上のため、農林水産業に従事する意欲と能力のある担い手の育成を進め、生産の場である農山漁村の活性化を図るべきである。
6 国民に信頼され、豊かさを実感できる社会保障制度の確立に向け、公的年金制度の長期的安定の確保について徹底した検討を行い、今後の国の役割及び国民負担の将来像を早期に提示すべきである。また、年金記録問題への対応については、国民の信頼回復を一刻も早く図るため、ねんきん特別便等の通知を確実に行うとともに、記録確認の周知、相談体制の充実に万全を期すべきである。
7 地域医療や救急医療等における医師不足等の諸問題は深刻な状況となっており、引き続き国民に対する医療提供体制の整備強化に全力で取り組むべきである。また、高齢者の医療サービス提供体制を充実させるとともに、介護を担う優れた人材の確保を図るため介護従事者等の処遇改善策を講ずるべきである。なお、後期高齢者医療制度については、施行状況を検証した上で根本的な対策について徹底的な議論を行うべきである。さらに、新型インフルエンザについては、その発生が国際的にも予断を許さない状況になっていることから、ワクチン等の医薬品の研究開発を促進するとともに、抗インフルエンザ薬及びプレパンデミックワクチンの必要な量の備蓄に努めるべきである。
8 地球温暖化対策等の環境問題に関しては、政府として、京都議定書の温室効果ガス六%削減約束の確実な達成に努めるとともに、更なる排出量の削減のため、森林吸収源対策の推進、バイオマス等の再生可能なエネルギーの導入促進等を図るほか、全ての主要排出国が参加する実効性のある新たな枠組み作り、排出削減と経済成長の両立を目指す途上国への支援等、地球環境問題に対する国際社会全体の取組にリーダーシップを発揮すべきである。
9 公務員制度の総合的な改革を推進するため、基本理念及び基本方針その他の基本となる事項を定めるとともに、公務員制度改革を総合的に推進する機関を設置し、速やかに取り組むべきである。さらに、行政と関係の深い公益法人について、契約の在り方、役員報酬等の集中点検を実施するとともに、退職管理の適正化を進め、いわゆる天下り問題の根絶を図るべきである。また、イージス艦機密情報の持ち出しやイージス艦と漁船との衝突事故、前事務次官の収賄事件、防衛調達に関する水増し事案など自衛隊に関する不祥事が続発しているのは遺憾である。政府は、厳格な情報管理体制の確立や再発防止を図るとともに、公務員による不正行為や行政執行の怠慢に対する厳正な処分の徹底等を行うべきである。
二 会計検査院が検査報告で指摘した不当事項については、本院もこれを不当と認める。
政府は、これらの指摘事項について、それぞれ是正の措置を講じるとともに、綱紀を粛正して、今後再びこのような不当事項が発生することのないよう万全を期すべきである。
三 決算のうち、前記以外の事項については異議がない。
政府は、今後予算の作成及び執行に当たっては、本院の決算審議の経過と結果を十分考慮して、行財政改革を強力に推進し、財政運営の健全化、行政の活性化・効率化を図るとともに、政策評価等の実施を通じた効果的かつ効率的な行政を推進し、もって国民の信託にこたえるべきである。
以上が、議決案の内容であります。
次いで、討論の後、採決を行った結果、平成十八年度決算は多数をもって議決案のとおり議決すべきものと決し、国有財産増減及び現在額総計算書並びに国有財産無償貸付状況総計算書は、いずれも多数をもって是認すべきものと議決いたしました。
以上、御報告申し上げます。(拍手)
—————————————発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/116905254X03820080610/11
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012・河野洋平
○議長(河野洋平君) これより採決に入ります。
まず、日程第三の各件を一括して採決いたします。
各件を委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/116905254X03820080610/12
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013・河野洋平
○議長(河野洋平君) 起立多数。よって、各件とも委員長報告のとおり議決いたしました。
次に、日程第四につき採決いたします。
本件の委員長の報告は是認すべきものと決したものであります。本件を委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/116905254X03820080610/13
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014・河野洋平
○議長(河野洋平君) 起立多数。よって、本件は委員長報告のとおり議決いたしました。
次に、日程第五につき採決いたします。
本件の委員長の報告は是認すべきものと決したものであります。本件を委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/116905254X03820080610/14
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015・河野洋平
○議長(河野洋平君) 起立多数。よって、本件は委員長報告のとおり議決いたしました。
————◇—————発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/116905254X03820080610/15
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016・御法川信英
○御法川信英君 議事日程追加の緊急動議を提出いたします。
総務委員長提出、地方自治法の一部を改正する法律案は、委員会の審査を省略してこれを上程し、その審議を進められることを望みます。発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/116905254X03820080610/16
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017・河野洋平
○議長(河野洋平君) 御法川信英君の動議に御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/116905254X03820080610/17
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018・河野洋平
○議長(河野洋平君) 御異議なしと認めます。よって、日程は追加されました。
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地方自治法の一部を改正する法律案(総務委員長提出)発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/116905254X03820080610/18
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019・河野洋平
○議長(河野洋平君) 地方自治法の一部を改正する法律案を議題といたします。
委員長の趣旨弁明を許します。総務委員長渡辺博道君。
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地方自治法の一部を改正する法律案
〔本号末尾に掲載〕
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〔渡辺博道君登壇〕発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/116905254X03820080610/19
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020・渡辺博道
○渡辺博道君 ただいま議題となりました法律案につきまして、提案の趣旨及び内容を御説明申し上げます。
本案は、地方分権改革の進展により、地方公共団体の権限や機能が拡大する中で、その役割と責任がますます重要となっている地方議会の実態等を踏まえ、議会活動の範囲を明確化する等のため、会議規則の定めるところにより、議案の審査または議会の運営に関し協議または調整を行うための場を設けることができるものとするとともに、議員の報酬の支給方法等に関する規定を他の行政委員会の委員等の報酬の支給方法等に関する規定から分離し、報酬の名称を議員報酬に改めようとするものであります。
本案は、本日総務委員会におきまして、全会一致をもって委員会提出の法律案とすることに決したものであります。
なお、委員会において、地方議会の活動の充実・強化とさらなる改革に関する件について決議が行われたことを申し添えます。
何とぞ速やかに御賛同くださいますようお願い申し上げます。(拍手)
—————————————発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/116905254X03820080610/20
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021・河野洋平
○議長(河野洋平君) 採決いたします。
本案を可決するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/116905254X03820080610/21
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022・河野洋平
○議長(河野洋平君) 御異議なしと認めます。よって、本案は可決いたしました。
————◇—————発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/116905254X03820080610/22
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023・御法川信英
○御法川信英君 議事日程追加の緊急動議を提出いたします。
参議院提出、障害のある児童及び生徒のための教科用特定図書等の普及の促進等に関する法律案を議題とし、委員長の報告を求め、その審議を進められることを望みます。発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/116905254X03820080610/23
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024・河野洋平
○議長(河野洋平君) 御法川信英君の動議に御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/116905254X03820080610/24
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025・河野洋平
○議長(河野洋平君) 御異議なしと認めます。よって、日程は追加されました。
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障害のある児童及び生徒のための教科用特定図書等の普及の促進等に関する法律案(参議院提出)発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/116905254X03820080610/25
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026・河野洋平
○議長(河野洋平君) 障害のある児童及び生徒のための教科用特定図書等の普及の促進等に関する法律案を議題といたします。
委員長の報告を求めます。文部科学委員長佐藤茂樹君。
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障害のある児童及び生徒のための教科用特定図書等の普及の促進等に関する法律案及び同報告書
〔本号末尾に掲載〕
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〔佐藤茂樹君登壇〕発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/116905254X03820080610/26
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027・佐藤茂樹
○佐藤茂樹君 ただいま議題となりました法律案につきまして、文部科学委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。
本案は、教育の機会均等の趣旨にのっとり、障害等のある児童生徒に配慮した教科書等の普及促進等を図り、もって障害その他の特性の有無にかかわらず児童生徒が十分な教育を受けることができる学校教育の推進を図るものであり、その主な内容は、次のとおりであります。
第一に、国は、教科用特定図書等の普及促進等のために必要な措置を講じることとするとともに、教科書発行者は、その発行する検定教科用図書等について適切な配慮をするよう努めること、
第二に、教科書発行者は、検定教科用図書等の電子データを文部科学大臣等に提供するものとし、文部科学大臣等は、教科用特定図書等を発行する者に当該データを提供することができるものとすること、
第三に、文部科学大臣は、教科用特定図書等について標準的な規格を定め、教科書発行者は、当該規格に適合した教科用特定図書等の発行に努めること、
第四に、教科用特定図書等について、国は、小中学校の設置者に無償給付し、各学校の校長を通じて視覚障害その他の障害のある児童生徒に給与すること
などであります。
本案は、参議院提出に係るもので、去る六日本委員会に付託され、本日関口参議院文教科学委員長から提案理由の説明を聴取した後、直ちに採決の結果、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと議決した次第であります。
なお、本案に対し附帯決議が付されたことを申し添えます。
以上、御報告申し上げます。(拍手)
—————————————発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/116905254X03820080610/27
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028・河野洋平
○議長(河野洋平君) 採決いたします。
本案の委員長の報告は可決であります。本案は委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/116905254X03820080610/28
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029・河野洋平
○議長(河野洋平君) 御異議なしと認めます。よって、本案は委員長報告のとおり可決いたしました。
————◇—————発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/116905254X03820080610/29
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030・河野洋平
○議長(河野洋平君) 本日は、これにて散会いたします。
午後一時二十四分散会
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出席国務大臣
総務大臣 増田 寛也君
法務大臣 鳩山 邦夫君
財務大臣 額賀福志郎君
文部科学大臣 渡海紀三朗君
環境大臣 鴨下 一郎君発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/116905254X03820080610/30
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