1. 会議録本文
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000・会議録情報
平成十八年二月十日(金曜日)
午前十時一分開議
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○議事日程 第五号
平成十八年二月十日
午前十時開議
第一 平成十七年度の水田農業構造改革交付金
等についての所得税及び法人税の臨時特例に
関する法律案(衆議院提出)
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○本日の会議に付した案件
一、請暇の件
一、永年在職議員表彰の件
一、裁判官弾劾裁判所裁判員、同予備員、裁判
官訴追委員及び同予備員辞任の件
一、裁判官弾劾裁判所裁判員等各種委員の選挙
一、国家公務員等の任命に関する件
以下 議事日程のとおり
─────・─────発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/116415254X00520060210/0
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001・角田義一
○副議長(角田義一君) これより会議を開きます。
この際、お諮りいたします。
橋本聖子君から海外渡航のため明十一日から九日間の請暇の申出がございました。
これを許可することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/116415254X00520060210/1
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002・角田義一
○副議長(角田義一君) 御異議ないと認めます。
よって、許可することに決しました。
─────・─────発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/116415254X00520060210/2
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003・角田義一
○副議長(角田義一君) この際、永年在職議員表彰の件についてお諮りいたします。
議員扇千景君は、国会議員として在職すること二十五年に達せられました。
つきましては、院議をもって同君の永年の功労を表彰することといたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/116415254X00520060210/3
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004・角田義一
○副議長(角田義一君) 御異議ないと認めます。
同君に対する表彰文を朗読いたします。
〔扇千景君起立〕
議員扇千景君 君は国会議員としてその職にあること二十五年に及び常に憲政のために力を尽くされました
参議院は君の永年の功労に対しここに院議をもって表彰します
〔拍手〕
─────────────発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/116415254X00520060210/4
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005・角田義一
○副議長(角田義一君) 青木幹雄君から発言を求められました。発言を許します。青木幹雄君。
〔青木幹雄君登壇、拍手〕発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/116415254X00520060210/5
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006・青木幹雄
○青木幹雄君 私は、皆様のお許しをいただき、本院議員一同を代表させていただき、ただいま永年在職のゆえをもって表彰されました議長扇千景先生に対しまして、一言お祝いの言葉を申し述べさせていただきます。
扇先生は、昭和五十二年の第十一回参議院議員通常選挙において初当選をなされ、以来五回もの当選を果たされ、今日まで、二十五年の長きにわたり本院議員として御活躍をされてこられました。この間、第二次森内閣における建設大臣、国土庁長官に始まり、省庁再編を経て、小泉改造内閣に至るまで国土交通大臣として、国政の中枢に参画され、平成十六年七月、参議院初の女性議長に当選をされました。
このように、先生は、高い見識と豊富な政治経験に基づき、我が国議会政治発展のため多大の貢献をしてこられました。さらに、議長として本院の円満な運営に努められてきたことも、参議院改革のために情熱を傾けておられることも議員各位御承知のことと思います。
ここに、我々議員一同は、先生の二十五年の御功績に対しまして深甚なる敬意を表しますとともに、本日、栄誉ある表彰を受けられましたことに心から祝意を表する次第であります。
我が国を取り巻く諸情勢は、国内外を問わず誠に厳しいものであります。特に、行財政改革を始めとする各分野の構造改革は正に喫緊の課題であります。それだけに国会、とりわけ参議院の果たすべき責務も重く、その独自性の発揮が今までにも増して求められているところであります。
どうか、扇先生におかれましては、この上とも御健康に留意され、今後も国民のため、さらには、参議院の権威高揚と我が国議会制民主主義の発展のため、なお一層の御尽力を賜りますよう切にお願いを申し上げまして、お祝いの言葉といたします。
おめでとうございました。(拍手)発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/116415254X00520060210/6
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007・角田義一
○副議長(角田義一君) 扇千景君から発言を求められました。発言を許します。扇千景君。
〔扇千景君登壇、拍手〕発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/116415254X00520060210/7
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008・扇千景
○扇千景君 お許しを得まして、一言御礼を申し上げたいと存じます。
ただいまは、院議をもって二十五年の表彰という大変光栄ある皆さんの御推挙をいただき、まずもって心から厚く御礼申し上げたいと思います。本当にありがとうございます。
私どもは、皆さんとこうして、特に私の場合は、この参議院に籍を同じくするということは、私の人生の中で全くの計算外、思いもしないことでございました。
と申しますのも、今、代表して青木先生から大変御懇篤な御祝辞をいただきました。心から感謝申し上げたいと思いますが、御紹介がございました、初めて選挙に臨んだのが昭和五十二年、一九七七年でございました。前年のロッキード事件以来、政権が揺れまして、伯仲時代、五十一年の衆議院選挙で正に与野党伯仲という緊迫した時代でございました。五十二年の参議院選挙、当時は全国区でございました。自民党を名のって立候補する人がなく、皆さん及び腰でございました。
そのときに私は、戦後の安定は自民党が政権を持ってきたからだ、その安定によって戦後の復興がなされたと信じておりました。そのときに、当時の内閣総理大臣が福田赳夫先生、自民党は大平幹事長、そして安倍晋太郎先生、竹下登先生、四人の先生がそろって、歌舞伎役者の女房で何の経験もない、政治的バックのない私にどうしても立候補しろというお誘いがございまして、私は、それまで二十五年間女優としてやってきまして、その女優の名前を全国区で政治献金できるのであれば、それは私は自民党への感謝の気持ちと思って、清水の舞台から降りるつもりで立候補したわけでございます。
それから始めまして、私は、二度目の改選のときには比例区になりまして、選挙制度が変わってしまいました。けれども、自民党の比例の中に入れていただいて、二度目の当選を果たしました。
そして、三度目の選挙は平成元年でございました。消費税導入ということで、自民党の名簿十六位で、十五番まで当選で、私は次点で落選をいたしました。ですから、本来であれば二十九年ですけれども、四年間落選の時代を過ごしまして、そのときにはもう政治家になるべきではない、やっぱり天命で、私は主婦で、そして子育てでと思っておりましたけれども、四年目に繰上げ当選で繰上げになりました。そして、それが三回目でございます。
そのときから、私は四年間の落選時代に、自民党が変わるであろう、世の中を改革しようという意気が上がっておりました、ロッキード事件以来。それが四年たっても全然自民党が進歩してなかった。私はそのことを強く思いまして、何とか外からでも自民党を変えることができないんだろうか、政治の流れを改革に向かうことができないんだろうかということで、私は、自民党の改革法案というものが進んでないということで、当時の与党から出された改革法案に賛成して独り自民党を離れた時代もございました。
でも、改革しようという意気だけは私は当選以来一度も変わっておりません。ロッキード事件以来、国を変えようというその政治姿勢というものは私は変えておりませんでした。
そして、るる転変いたしましたけれども、そのときも女性で私は党首という大きな役目を担いました。そして、女性で党首で、小さな政党ですけれども、そこで私は選挙を戦ったわけでございます。党首でございましたから自分だけの選挙が言えないで大変苦しい選挙でございましたけれども、これも皆さんの御理解を得て、そして私は当選をさしていただいたわけですけれども。
私は、この二十五年の中で、是非皆さんにお知らせしたい、また我々が忘れてはいけないと思うことが何点かございます。時間の制約もございますけれども、是非皆さん方にお願いしたいことがございます。
私は、女性で初めて、当時、建設大臣、国土庁長官を拝命いたしました。そのときに、それは二〇〇〇年の七月の四日でございます。
皆さんは今年のカレンダーを見ていただくと分かるんですけれども、私が二〇〇〇年の大臣に就任したときと同じカレンダーでございます。それは、六月の三十日が金曜日です。その金曜日に建設大臣経験者が逮捕されました。元の建設大臣ですけれども、逮捕されたんです。それが六月三十日の金曜日。七月の一日、二日が土、日でございました。三日の月曜日に建設省に捜査が行われました。
そして、そのことで大変混乱しているときに、夜中に電話が森総理からあって、建設大臣になれということで、私はお引き受けできない、建設大臣には女がなったことがない、建設の不祥事で男がなる人がないから女に回ってくるのでは許せない、私はそう思いましたけれども、私は納得して、やはり請われるのであればと思って、素人が建設大臣を経験さしていただきました。
けれども、その捜査の翌日の四日が就任式ですから、書類が何もないんです。向島の料亭で何をしたと言われても書類がない。全部持っていかれた。けれども、私は、それから大変大事なことであると経験もいたしましたし、それは新たな証明を皆さんにすべてのことを開示することによって信頼を得なければならないと思ってやってまいりました。
それと大事なことは、私は当時、十二月には運輸大臣も経験さしていただきました。これも女が初めてです。そのときにアメリカの九・一一の同時多発テロが起こりました。陸海空の危機管理というものがいかに大事か、そのことも私は思い知らされまして、日本はいま一度、この忘れ掛けたものは、阪神・淡路大震災以来の安全の神話が崩れたことを我々はいま一度子供たちに対しても、もう一度銘記しなければいけないと思います。
そして、その年の十二月の二十二日には、今度は戦後初めての銃撃戦が行われました。それは皆さんもお覚えでしょう。日本の九州の西南の不審船事件です。改めて、戦後で銃撃戦が行われたのも私が国土交通大臣で運輸の担当であったときに起こったことで、今拉致問題がまだ解決してませんけれども、あの不審船によって拉致されたであろうということもいまだ想像に難くないわけでございます。
我々は、現在、こうして参議院に籍を置いておりますけれども、私が二十五年間こうして皆さんに支えられましたのも、当選当時から我々は、政治の信条として教わった福田先生から信なくば立たずということで私は成長してまいりました。建設省の不祥事も、あるいは不審船問題、今回の住宅問題、あるいはテロ問題、すべて私は、原点は信なくば立たずだと思います。家庭を持ち、子供を持ちながら、女としてこれだけの大役をさせていただいたのも、信なくば立たずという原点で、この浅学非才の私を皆さんが支援していただいたおかげで今日があると思っております。
今日の表彰していただいたこの原点に立ち返って、今問題が山積している参議院を私は何としても良識の府として、日本の参議院が厳然として民主主義の根幹を支えるんだという気概を持っていきたいと思います。
そして、その大きな原点の一つは、今の単年度予算ということで、単年度予算をしていたのでは国の衰退は目に見えております。それはなぜか。私が、成田空港を改革しても、二十四年たたなければ二本目の滑走路ができないというようなことでは、アジアで日本は残されていきます。どうかそのことを、大きなプロジェクトは国家プロジェクトとして参議院がそれを見守っていく、単年度予算は衆議院がやってください、国家プロジェクトは参議院が責任を持って十年、二十年の計画で参議院がやるということに私は是非変えていくべきだと思っております。
どうか一票の格差も、選挙のたびに法廷に違反だと言われるような、一票の格差を言われるような参議院であってはならないと思います。一票の格差があればあるほど、そこは恵まれない問題のある地域なんです。参議院は全国区を網羅して、この一票の格差のあるへき地も、そして恵まれないところも、参議院が堂々と国会へ出てきて、その苦しさを解決するのが参議院の役目だと思います。
党派を超えて、この際、皆さん方とともにますます参議院の改革と国民に期待される参議院になるために頑張っていきたいということを心から御礼とともにお誓い申し上げて、重ねての御礼に代えます。
ありがとうございました。(拍手)
─────・─────発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/116415254X00520060210/8
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009・角田義一
○副議長(角田義一君) この際、お諮りいたします。
櫻井新君、真鍋賢二君及び浜四津敏子君から裁判官弾劾裁判所裁判員を、山崎力君、草川昭三君及び魚住裕一郎君から同予備員を、浅野勝人君、泉信也君、田浦直君及び荒木清寛君から裁判官訴追委員を、大野つや子君、加納時男君及び木庭健太郎君から同予備員を、それぞれ辞任いたしたいとの申出がございました。
いずれも許可することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/116415254X00520060210/9
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010・角田義一
○副議長(角田義一君) 御異議ないと認めます。
よって、いずれも許可することに決しました。
─────・─────発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/116415254X00520060210/10
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011・角田義一
○副議長(角田義一君) この際、欠員となりました
裁判官弾劾裁判所裁判員、同予備員各三名、
裁判官訴追委員四名、同予備員三名、またあわせて
皇室経済会議予備議員、
検察官適格審査会委員、同予備委員各一名、
日本ユネスコ国内委員会委員二名、
国土審議会委員、
国土開発幹線自動車道建設会議委員各一名の選挙
を行います。
つきましては、これら各種委員の選挙は、いずれもその手続を省略し、議長において指名することとし、また、裁判官弾劾裁判所裁判員予備員、裁判官訴追委員予備員、皇室経済会議予備議員の職務を行う順序は、これを議長に一任せられたいと存じますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/116415254X00520060210/11
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012・角田義一
○副議長(角田義一君) 御異議ないと認めます。
よって、議長は、裁判官弾劾裁判所裁判員その他の各種委員を議席に配付いたしました氏名表のとおり指名し、職務を行う順序を決定いたします。
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─────・─────発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/116415254X00520060210/12
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013・角田義一
○副議長(角田義一君) この際、国家公務員等の任命に関する件についてお諮りいたします。
内閣から、
国家公安委員会委員に葛西敬之君を、
原子力安全委員会委員に中桐滋君、久住静代君及び東邦夫君を、
国地方係争処理委員会委員に増井和男君、長谷部恭男君、高木佳子君、大橋洋一君及び岩崎美紀子君を、
日本銀行政策委員会審議委員に須田美矢子君を、
宇宙開発委員会委員に松尾弘毅君を、
中央社会保険医療協議会委員に土田武史君を、
また、運輸審議会委員に保田眞紀子君を
任命することについて、本院の同意を求めてまいりました。
これより採決をいたします。
まず、国家公安委員会委員の任命について採決をいたします。
内閣申出のとおり同意することの賛否について、投票ボタンをお押し願います。
〔投票開始〕発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/116415254X00520060210/13
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014・角田義一
○副議長(角田義一君) 間もなく投票を終了いたします。──これにて投票を終了いたします。
〔投票終了〕発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/116415254X00520060210/14
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015・角田義一
○副議長(角田義一君) 投票結果の報告をいたします。
投票総数 二百十九
賛成 二百九
反対 十
よって、同意することに決しました。
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〔投票者氏名は本号末尾に掲載〕
─────────────発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/116415254X00520060210/15
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016・角田義一
○副議長(角田義一君) 次に、原子力安全委員会委員のうち中桐滋君及び久住静代君の任命について採決をいたします。
内閣申出のとおり同意することの賛否について、投票ボタンをお押し願います。
〔投票開始〕発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/116415254X00520060210/16
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017・角田義一
○副議長(角田義一君) 間もなく投票を終了いたします。──これにて投票を終了いたします。
〔投票終了〕発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/116415254X00520060210/17
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018・角田義一
○副議長(角田義一君) 投票の結果を報告いたします。
投票総数 二百十九
賛成 二百十三
反対 六
よって、同意することに決しました。
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〔投票者氏名は本号末尾に掲載〕
─────────────発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/116415254X00520060210/18
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019・角田義一
○副議長(角田義一君) 次に、原子力安全委員会委員のうち東邦夫君の任命について採決をいたします。
内閣申出のとおり同意することの賛否について、投票ボタンをお押し願います。
〔投票開始〕発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/116415254X00520060210/19
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020・角田義一
○副議長(角田義一君) 間もなく投票を終了いたします。──これにて投票を終了いたします。
〔投票終了〕発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/116415254X00520060210/20
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021・角田義一
○副議長(角田義一君) 投票の結果を報告いたします。
投票総数 二百十九
賛成 二百三
反対 十六
よって、同意することに決しました。
─────────────
〔投票者氏名は本号末尾に掲載〕
─────────────発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/116415254X00520060210/21
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022・角田義一
○副議長(角田義一君) 次に、国地方係争処理委員会委員、日本銀行政策委員会審議委員、宇宙開発委員会委員、中央社会保険医療協議会委員及び運輸審議会委員の任命について採決をいたします。
内閣申出のとおり同意することの賛否について、投票ボタンをお押し願います。
〔投票開始〕発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/116415254X00520060210/22
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023・角田義一
○副議長(角田義一君) 間もなく投票を終了いたします。──これにて投票を終了いたします。
〔投票終了〕発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/116415254X00520060210/23
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024・角田義一
○副議長(角田義一君) 投票の結果を報告いたします。
投票総数 二百十九
賛成 二百十九
反対 〇
よって、全会一致をもって同意することに決しました。
─────────────
〔投票者氏名は本号末尾に掲載〕
─────・─────発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/116415254X00520060210/24
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025・角田義一
○副議長(角田義一君) 日程第一 平成十七年度の水田農業構造改革交付金等についての所得税及び法人税の臨時特例に関する法律案(衆議院提出)を議題といたします。
まず、委員長の報告を求めます。財政金融委員長池口修次君。
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〔審査報告書及び議案は本号末尾に掲載〕
─────────────
〔池口修次君登壇、拍手〕発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/116415254X00520060210/25
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026・池口修次
○池口修次君 ただいま議題となりました法律案につきまして、委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。
本法律案は、衆議院財務金融委員長提出によるものでありまして、平成十七年度に地域水田農業推進協議会から交付される水田農業構造改革交付金等について、個人が交付を受けるものについては、これを一時所得に係る収入金額とみなすこと等とし、農業生産法人が交付を受けるものについては、圧縮記帳の特例を設けることにより、それぞれ税負担の軽減を図ろうとするものであります。
委員会におきましては、提出者衆議院財務金融委員長小野晋也君より趣旨説明を聴取した後、採決の結果、本法律案は全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。
なお、本法律案に対し附帯決議が付されております。
以上、御報告申し上げます。(拍手)
─────────────発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/116415254X00520060210/26
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027・角田義一
○副議長(角田義一君) これより採決をいたします。
本案の賛否について、投票ボタンをお押し願います。
〔投票開始〕発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/116415254X00520060210/27
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028・角田義一
○副議長(角田義一君) 間もなく投票を終了いたします。──これにて投票を終了いたします。
〔投票終了〕発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/116415254X00520060210/28
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029・角田義一
○副議長(角田義一君) 投票の結果を報告いたします。
投票総数 二百二十
賛成 二百二十
反対 〇
よって、本案は全会一致をもって可決されました。(拍手)
─────────────
〔投票者氏名は本号末尾に掲載〕
─────────────発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/116415254X00520060210/29
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030・角田義一
○副議長(角田義一君) 本日はこれにて散会いたします。
午前十時三十分散会発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/116415254X00520060210/30
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