1. 会議録本文
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000・会議録情報
平成十二年一月二十五日(火曜日)
午後五時二十四分開議
出席委員
委員長 桜井 新君
理事 赤城 徳彦君 理事 鈴木 宗男君
理事 中谷 元君 理事 林 幹雄君
理事 中桐 伸五君 理事 堀込 征雄君
理事 遠藤 和良君 理事 西野 陽君
荒井 広幸君 飯島 忠義君
岩永 峯一君 坂本 剛二君
阪上 善秀君 田中 和徳君
田村 憲久君 滝 実君
橘 康太郎君 中川 秀直君
蓮実 進君 平林 鴻三君
福田 康夫君 松本 純君
宮腰 光寛君 御法川英文君
森 英介君 山口 泰明君
石井 一君 鍵田 節哉君
島 聡君 末松 義規君
松本 龍君 漆原 良夫君
河合 正智君 平田 米男君
達増 拓也君 鰐淵 俊之君
木島日出夫君 東中 光雄君
中西 績介君
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自治政務次官 平林 鴻三君
自治政務次官 橘 康太郎君
衆議院調査局第二特別調査
室長 牧之内隆久君
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委員の異動
一月二十五日
辞任 補欠選任
小林 多門君 岩永 峯一君
中川 秀直君 御法川英文君
葉梨 信行君 坂本 剛二君
古屋 圭司君 森 英介君
井上 義久君 漆原 良夫君
同日
辞任 補欠選任
岩永 峯一君 小林 多門君
坂本 剛二君 葉梨 信行君
御法川英文君 中川 秀直君
森 英介君 古屋 圭司君
漆原 良夫君 井上 義久君
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本日の会議に付した案件
公職選挙法の一部を改正する法律案(衛藤征士郎君外三名提出、第百四十五回国会衆法第二六号)
午後五時二十四分開議
————◇—————発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/114704577X00220000125/0
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001・桜井新
○桜井委員長 それでは、これより会議を開きます。(発言する者、離席する者あり)しかし、この状態では会議ができませんから、議場の整理をしてください。今、開会宣言をさせてもらいました。しかし、このままでは開会ができませんので、議場の整理をしてください。(発言する者あり)私も、子供じゃないんだから、いいかげんにしてください。私も言っているように、我々はどんな仕事があっても国会のためにはちゃんと詰めているんですから……(発言する者あり)懲罰はしっかりやらなければだめだ。私ども国会議員は、もうちょっと国民の前に紳士的にやってもらわなければ困ります。(発言する者あり)多数の暴力はいかぬといって、これだけの皆さんが審議を進めようとすることについても妨害をされたのじゃ強行妨害、強行妨害だ。(発言する者あり)下がってください。私は私なりに考えがあってやりますから、どうぞ下がってください。(発言する者あり)席へ下がってください、席へ。紳士的にやってもらわないと話にならぬから、席へ下がってください。それなら話の余地もあるけれども、こういう暴力的な行為で会議を開かせないなんという話は……(発言する者あり)席へ下がってください。(発言する者あり)あなた方とは、いろいろ言ってもなかなかそう納得する話にならぬからね。(発言する者あり)冒頭処理しませんよ。審議をしないなんということは……(発言する者あり)それでは……(発言する者あり)だめじゃない。下がって。(発言する者あり)私は中西さんにそんな講釈を受ける必要はないよ。私は、あなたとさんざん話をしていろいろなことを言うけれども、さっぱり賛成してもらえないんだから、どうしようもないよ。(発言する者あり)衛視の皆さん、この人たちを下げてください。理事はやむを得ないとしても、理事以外の人は出てください。東中さんが、それは委員長の議場整理の采配権が、力がないからそうだ、こういうことでこの間理事会でさんざんやられたところです。どうぞ皆さん出てください。それまでは審議できません。こういうことで妨害するんなら、記者の皆さんからよく撮っていただいて、記事に書いてもらいましょう。(発言する者あり)いやいや、こんなばかな話はないですよ。(発言する者あり)いや、だけれども、皆さんが相談に乗るということであればちゃんとできるが、そうでないんだからだめだよ、それは。それは、あなた、何回もあなたに言っているよ。それはしなければ、私だって立場ないもの。全然会議にならないんだもの、幾らやっても。(発言する者あり)冒頭処理はしません。
それでは、ただいまから審議に入らせていただきます。
第百四十五回国会、衛藤征士郎君外三名提出、公職選挙法の一部を改正する法律案を議題といたします。
本案につきましては、既に趣旨の説明を聴取しておりますので、これを省略するに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/114704577X00220000125/1
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002・桜井新
○桜井委員長 起立多数。よって、そのとおり決しました。
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公職選挙法の一部を改正する法律案
〔本号末尾に掲載〕
—————————————発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/114704577X00220000125/2
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003・桜井新
○桜井委員長 本案に対し、去る二十一日、鈴木宗男君外五名から修正案が提出されております。
提出者から趣旨の説明を聴取いたします。鈴木宗男君。
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公職選挙法の一部を改正する法律案に対する修正案
〔本号末尾に掲載〕
—————————————発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/114704577X00220000125/3
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004・鈴木宗男
○鈴木(宗)委員 ただいま議題となりました自由民主党、公明党・改革クラブ並びに自由党の三党派共同提案の公職選挙法の一部を改正する法律案に係る修正案につきまして、提案理由及びその内容の概略を御説明申し上げます。(退場する者あり)
定数削減は待ったなし、これが我々の現状認識であります。我々は、衆議院の現行小選挙区比例代表並立制は、国民の意思を端的に集約する小選挙区制を基本としつつ、国民の意思を反映する比例代表制の特性を組み合わせた仕組みであると認識しております。
しかしながら、選挙制度のあり方は、単に代表の原理、すなわち、国民の意思の集約の重視か、国民の意思の反映の重視かの理念的な側面にとどまるものではなく、今日の我が国の経済的、社会的諸条件、つまり、中央省庁の改革、国家公務員の定員削減や地方議会等の削減など、また、民間における経営の合理化や組織全体の変革が進められている中、まず国会議員みずからが改革の先頭に立って範を示し、各般の改革を求めるべきとの見地、さらには、国民世論の七割近くが削減すべきとの声であることや現実の政治状況などに照らし、総合的に勘案して決定されるべきものであると考えております。
また、定数削減のあり方は、我が国議会制民主主義の根幹にかかわる問題であるとともに、各党の選挙・政治活動に影響を与える重要な問題であると認識しており、徹底的な審議を尽くし、合意形成に努め、一定の結論を得るという議会政治の基本原則を貫くことは当然のことであります。
そして、我々は、議会政党として衆議院議長の裁定及びあっせんを尊重し、互譲の精神を基本としつつ、今日まで協議を真摯に進めてきたと確信しております。
以上の経過により、我々三党派は、国民に約束した政治が示すべき基本姿勢として、比例代表定数の一割である二十人を削減することが喫緊の課題であるとの認識に至り、今回、衆議院議員定数の削減に関する法律案の修正案を提出する必要があるとの結論に達したものであります。
以上が、この修正案を提出いたしました理由であります。
次に、修正案の内容の概略について御説明申し上げます。
この修正案は、衆議院議員の定数は四百八十人とし、そのうち百八十人を比例代表選出議員とすることとしております。
そして、これらに伴い、所要の規定の整備を行うこととしております。
以上が、公職選挙法の一部を改正する法律案に対する修正案の提案理由及びその内容の概略であります。
何とぞ委員各位の御賛同をお願いいたします。発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/114704577X00220000125/4
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005・桜井新
○桜井委員長 以上で修正案の趣旨の説明は終わりました。
次回は、明二十六日水曜日午前九時三十分理事会、午前十時委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。
午後五時三十六分散会発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/114704577X00220000125/5
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