1. 会議録本文
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000・会議録情報
昭和二十七年十二月二十三日(火曜日)
午前十一時三十四分開議
出席委員
委員長 奧村又十郎君
理事 淺香 忠雄君 理事 川野 芳滿君
理事 内藤 友明君 理事 松尾トシ子君
理事 佐藤觀次郎君
大泉 寛三君 大村 清一君
小山 長規君 西村 直己君
宮幡 靖君 三和 精一君
加藤 高藏君 小川 豊明君
坊 秀男君
出席政府委員
大蔵事務官
(主計局法規課
長) 白石 正雄君
大蔵事務官
(主税局長) 平田敬一郎君
委員外の出席者
専 門 員 椎木 文也君
専 門 員 黒田 久太君
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本日の会議に付した事件
連合審査会開会要求に関する件
造幣局特別会計法等の一部を改正する法律案(
内閣提出第二八号)
租税特別措置法の一部を改正する法律案(内閣
提出第三二号)
小委員長報告に関する件
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請願
一 酒税引下げに関する請願(内藤友明君紹
介)(第一号)
二 同外三件(並木芳雄君紹介)(第二号)
三 同(青柳一郎君紹介)(第九号)
四 同(堤ツルヨ君紹介)(第一五号)
五 同(今澄勇君紹介)(第一六号)
六 同(池田禎治君紹介)(第六五号)
七 同外二件(北村徳太郎君紹介)(第六八
号)
八 同(和田博雄君紹介)(第一一九号)
九 同(小金義照君紹介)(第一四七号)
一〇 同(渡邊良夫君紹介)(第一四八号)
一一 同(南好雄君紹介)(第一四九号)
一二 同(植原悦二郎君紹介)(第一五〇号)
一三 同外二件(船田中君紹介)(第一五一号)
一四 同外八十件(山崎巖君紹介)(第一五二
号)
一五 同外二百六十一件(川野芳滿君外五名紹
介)(第一五三号)
一六 政府資金の統一運用に関する請願外十九件
(高倉定助君紹介)(第一二号)
一七 同(今松治郎君紹介)(第三七号)
一八 同外六件(生田和平君紹介)(第三八号)
一九 同外四件(伊藤郷一君紹介)(第三九号)
二〇 同(關谷勝利君紹介)(第五三号)
二一 同(武知勇記君紹介)(第五四号)
二二 同(細野三千雄君紹介)(第七〇号)
二三 同(河原田稼吉君紹介)(第八二号)
二四 同(關谷勝利君紹介)(第八三号)
二五 同外一件(伊藤郷一君紹介)(第八四号)
二六 同(大平正芳君紹介)(第一三九号)
二七 同外二件(河原田稼吉君紹介)(第一四〇
号)
二八 同外九件(森三樹二君紹介)(第一四一
号)
二九 工芸刺しゆう画に対する物品税撤廃の請
願(水谷長三郎君紹介)(第一四号)
三〇 化粧品に対する物品税撤廃の請願(島村一
郎君外一名紹介)(第三〇号)
三一 勤労所得税の控除額引上げに関する請願(
持永義夫君外五名紹介)(第四五号)
三二 油津港を貿易港に指定の請願(持永義夫君
外五名紹介)(第五一号)
三三 林業税制の改正に関する請願(上塚司君紹
介)(第六六号)
三四 在外公館等借入金の返済金増額に関する請
願(前田榮之助君紹介)(第六九号)
三五 揮発油税軽減に関する請願(勝間田清一君
紹介)(第一二〇号)
三六 同(渡邊良夫君紹介)(第一二一号)
三七 同(古井喜實君紹介)(第一二二号)
三八 揮発油税軽減に関する請願(足鹿覺君紹
介)(第一六五号)
三九 同(小林かなえ君紹介)(第一六六号)
四〇 同外一件(徳安實藏君紹介)(第一八四
号)
四一 同(河野金昇君紹介)(第二〇五号)
四二 同(福井勇君紹介)(第二〇六号)
四三 同(松田鐵藏君紹介)(第二〇七号)
四四 同(福井盛太君紹介)(第二二〇号)
四五 同(小林かなえ君紹介)(第二二一号)
四六 同(松野頼三君紹介)(第二二二号)
四七 同(木暮武太夫君紹介)(第二七二号)
四八 同外一件(尾崎末吉君紹介)(第二七三
号)
四九 政府資金の統一運用に関する請願(楢橋渡
君紹介)(第一七四号)
五〇 同(林讓治君紹介)(第一七五号)
五一 同外二件(河原田稼吉君紹介)(第一七六
号)
五二 同(森三樹二君紹介)(第二一二号)
五三 洋紙に対する物品税撤廃の請願(宮幡靖君
紹介)(第二三八号)
五四 酒税引下げに関する請願(尾崎末吉君紹
介)(第二七〇号)
五五 同(平野力三君紹介)(第二七一号)
五六 松山市吉田浜に空港開設反対並びに同地区
払下げに関する請願(安平鹿一君紹介)(
第二七五号)
五七 政府資金の統一運用に関する請願(大平正
芳君紹介)(第三〇一号)
五八 同外一件(加藤常太郎君紹介)(第三二五
号)
五九 酒税引下げに関する請願(加藤常太郎君紹
介)(第三一七号)
六〇 同(山崎巖君紹介)(第三一八号)
六一 同(山田彌一君紹介)(第三三七号)
六二 揮発油税軽減に関する請願(加藤常太郎君
紹介)(第三一九号)
六三 同(長谷川四郎君紹介)(第三三八号)
六四 同(山田彌一君紹介)(第三三九号)
六五 同外二件(安東義良君紹介)(第三四〇
号)
六六 同(本間俊一君紹介)(第三六四号)
六七 台湾における外地資産の補償に関する請願
(楢橋渡君紹介)(第三四一号)
六八 楽器類に対する物品税撤廃の請願(春日一
幸君紹介)(第三六三号)
六九 元海軍文官に退職賞与金復
活に関する請願(北村徳太郎君紹介)(第
三八一号)
七〇 滋養食品の製造と酒税法に関する請願(大
石武一君紹介)(第三九六号)
七一 揮発油税軽減に関する請願(早川崇君紹
介)(第四〇四号)
七二 同(佐伯宗義君紹介)(第四〇五号)
七三 同(平野三郎君紹介)(第四〇六号)
七四 同(石橋湛山君紹介)(第四〇七号)
七五 同(吉川大介君紹介)(第四〇八号)
七六 同外一件(楯兼次郎君紹介)(第四〇九
号)
七七 同(平塚常次郎君紹介)(第四一〇号)
七八 同(坪川信三君紹介)(第四一一号)
七九 同(佐藤善一郎君紹介)(第四一二号)
八〇 同外四件(相川勝六君紹介)(第四一三
号)
八一 同(長野長廣君紹介)(第四八六号)
八二 同(甲斐中文治郎君紹介)(第五二〇号)
八三 旧陸軍公済組合員に年金交付に関する請願
(山花秀雄君紹介)(第四一四号)
八四 政府資金の統一運用に関する請願(河原田
稼吉君紹介)(第四四三号)
八五 同(平澤長吉君紹介)(第四八七号)
八六 現行会計年度を暦年制に変更の請願(山崎
岩男君紹介)(第四五〇号)
八七 酒税引下げに関する請願外二十九件(山村
新治郎君紹介)(第四五一号)
八八 煙火類に対する物品税撤廃の請願(小林か
なえ君紹介)(第四八八号)
八九 貴石、半貴石及びその製品に対する物品税
免税点設定等に関する請願(内田常雄君紹
介)(第四八九号)
九〇 弁護士の所得に対する源泉徴収制度廃止に
関する請願(明禮輝三郎君外十四名紹介)
(第四九二号)
九一 元海軍文官に退職賞与金復活に関する請願
(前田榮之助君外三名紹介)(第五二三
号)
九二 医療法人に対する相続税の課税反対に関す
る請願(勝俣稔君紹介)(第五三三号)
九三 揮発油税軽減に関する請願(江崎真澄君紹
介)(第五三四号)
九四 同(伊藤郷一君紹介)(第五三五号)
九五 同(村松久義君紹介)(第五三六号)
九六 同(山下春江君紹介)(第五六六号)
九七 同(岡田五郎君紹介)(第五六七号)
九八 同外五件(牧野良三君紹介)(第五九七
号)
九九 産金対策確立に関する請願(今澄勇君紹
介)(第五四五号)
一〇〇 政府資金の統一運用に関する請願(伊藤
郷一君紹介)(第五四八号)
一〇一 酒税引下げに関する請願(荒木萬壽夫君
紹介)(第五六五号)
一〇二 石炭手当及び寒冷地手当に対する課税撤
廃の請願(横路節雄君紹介)(第五六八
号)
一〇三 同(渡辺惣蔵君外一名紹介)(第五六九
号)
一〇四 物品税撤廃に関する請願(島村一郎君外
一名紹介)(第五九四号)
一〇五 アルバムに対する物品税撤廃の請願(田
嶋好文君紹介)(第五五九号)
一〇六 プロマイド及び額絵に対する物品税撤廃
の請願(田嶋好文君紹介)(第五九六号)
一〇七 松山港を開港として指定に関する請願(
關谷勝利君紹介)(第六〇三号)
一〇八 勤労所得税軽減等に関する請願(熊本虎
三君紹介)(第六六〇号)
一〇九 同(佐藤觀次郎君紹介)(第七一三号)
一一〇 揮発油税軽減に関する請願(大上司君紹
介)(第六六一号)
一一一 同(平澤長吉君紹介)(第七一六号)
一一二 同(楠山義太郎君紹介)(第七一七号)
一一三 同(水谷昇君紹介)(第七一八号)
一一四 (大石武一君紹介)(第七一九号)
一一五 技術使用料等の免税期間延長に関する請
願(宮幡靖君紹介)(第六六二号)
一一六 生出村地内に国立たばこ試験設置の請願
(内海安吉君紹介)(第七一四号)
一一七 清涼飲料及びし好飲料に対する物品税撤
廃の請願(塚田十一郎君紹介)(第七二〇
号)
一一八 煙火類に対する物品税撤廃の請願(山花
秀雄君紹介)(第七二一号)
一一九 飾物等に対する物品税撤廃等の請願(西
村直己君紹介)(第七二二号)
一二〇 酒税引下げに関する請願外百四十件(松
山義雄君紹介)(第七二三号)
一二一 揮発油税軽減に関する請願(小林かなえ
君紹介)(第八一二号)
一二二 同(早稻田柳右エ門君紹介)(第八一三
号)
一二三 同(重光葵君紹介)(第八八四号)
一二四 同(木村文男君紹介)(第八八五号)
一二五 同(本間俊一君紹介)(第八八六号)
一二六 同(山手滿男君紹介)(第八八七号)
一二七 税制改正に関する請願(小川半次君紹
介)(第八一四号)
一二八 政府資金の統一運用に関する請願(伊藤
郷一君紹介)(第八二〇号)
一二九 同(後藤義隆君紹介)(第八二一号)
一三〇 同外二件(松野孝一君紹介)(第八五六
号)
一三一 同(黒金泰美君紹介)(第八五七号)
一三二 同(黒金泰美君紹介)(第九一〇号)
一三三 鏡台に対する物品税撤廃の請願(西村直
己君紹介)(第八四九号)
一三四 勤労所得税軽減等に関する請願(中村高
一君紹介)(第八五〇号)
一三五 元大阪陸軍造兵廠石見製造所のか働再開
に関する請願(櫻内義雄君紹介)(第八五
一号)
一三六 揮発油税軽減に関する請願(加藤鐐五郎
君紹介)(第九二〇号)
一三七 同(木村公平君紹介)(第九七九号)
一三八 酒税引下げに関する請願外一件(砂原格
君紹介)(第九七八号)
一三九 舞鶴旧要塞地等の払下げに関する請願(
大石ヨシエ君紹介)(第九八〇号)
一四〇 日本専売公社職員の休職者に対する給与
支給に関する請願(楯兼次郎君紹介)(第
一〇二八号)
一四一 揮発油税軽減に関する請願(池田清君紹
介)(第一〇三九号)
一四二 同(青柳一郎君紹介)(第一〇七三号)
一四三 同外二件(坪川信三君紹介)(第一〇七
四号)
一四四 同(濱地文平君紹介)(第一〇七五号)
一四五 同(平岡忠次郎君紹介)(第一〇七六
号)
一四六 同(熊本虎三君紹介)(第一〇七七号)
一四七 同(西尾末廣君紹介)(第一〇七八号)
一四八 同(植木庚子郎君紹介)(第一一二四
号)
一四九 同(山田彌一君紹介)(第一一二五号)一五〇 同(松山義雄君紹介)(第一一二六号)
一五一 同(遠藤三郎君紹介)(第一一二七号)
一五二 同(高見三郎君紹介)(第一一二八号)
一五三 同(古島義英君紹介)(第一一二九号)
一五四 同(福永健司君紹介)(第一一三〇号)
一五五 同(中村幸八君紹介)(第一一三一号)
一五六 同(田中彰治君紹介)(第一一三二号)
一五七 同(羽田武嗣郎君紹介)(第一一三三
号)
一五八 同(福井順一君紹介)(第一一三四号)
一五九 同(西村直己君紹介)(第一一三五号)
一六〇 同(辻寛一君紹介)(第一一三六号)
一六一 同(青木孝義君紹介)(第一一三七号)
一六二 同(佐藤虎次郎君紹介)(第一一三八
号)
一六三 同(中村庸一郎君紹介)(第一一三九
号)
一六四 同(早稻田柳右エ門君紹介)(第一一四
〇号)
一六五 同(中曽根康弘君紹介)(第一一四一
号)
一六六 同(柳原三郎君紹介)(第一一四二号)
一六七 密造酒対策に関する請願(本間俊一君紹
介)(第一〇四〇号)
一六八 同(田万廣文君紹介)(第一〇四一号)
一六九 台湾における外地資産の補償に関する請
願(松野孝一君紹介)(第一一二三号)
一七〇 揮発油税軽減に関する請願外十七件(岡
田五郎君紹介)(第一一八六号)
一七一 同(岡田五郎君紹介)(第一一八八号)
一七二 同(岡田五郎君紹介)(第一一九〇号)
一七三 同(岡田五郎君紹介)(第一一九二号)
一七四 同(岡田五郎君紹介)(第一一九四号)
一七五 同(岡田五郎君紹介)(第一一九六号)
一七六 同(岡田五郎君紹介)(第一一九八号)
一七七 同(岡田五郎君紹介)(第一二〇〇号)
一七八 同(岡田五郎君紹介)(第一二〇二号)
一七九 同(舘林三喜男君紹介)(第一二一七
号)
一八〇 同(水谷昇君紹介)(第一二二九号)
一八一 同(高橋長治君紹介)(第一二三〇号)
一八二 同(南條徳男君紹介)(第一三三三号)
一八三 同(河合良成君紹介)(第一三三四号)
一八四 同(田嶋好文君紹介)(第一三三五号)
一八五 同外一件(宮幡靖君紹介)(第一三三六
号)
一八六 同(村上勇君紹介)(第一四三〇号)
一八七 酒税引下げに関する請願(田中角榮君紹
介)(第一二一五号)
一八八 同(勝俣稔君紹介)(第一三三八号)
一八九 物品税法施行規則実施に関する請願(内
藤友明君紹介)(第一二一六号)
一九〇 物品税の減免に関する請願(小金義照君
外一名紹介)(第一二三一号)
一九一 煙火類に対する物品税撤廃の請願(西村
直己君紹介)(第一二三二号)
一九二 台湾における外地資産の補償に関する請
願(砂原格君紹介)(第一三三一号)
一九三 同(古屋貞雄君外三名紹介)(第一四二
八号)
一九四 密造酒対策に関する請願(南條徳男君紹
介)(第一三三七号)
一九五 二輪自動車及び三輪乗用自動車に対する
物品税撤廃の請願(首藤新八君紹介)(第
一三三九号)
一九六 日本製写真機等に対する物品税撤廃の請
願(飯塚定輔君紹介)(第一三四〇号)
一九七 帽子に対する物品税廃止の請願(中村幸
八君紹介)(第一三四一号)
一九八 七宝製品に対する物品税撤廃の請願(江
崎真澄君紹介)(第一三四二号)
一九九 昭和二十七年度産米に対する課税の減免
特例に関する請願(芳賀貢君紹介)(第一
四二九号)
二〇〇 政府資金の統一運用に関する請願(東郷
實君外五名紹介)(第一四三一号)
陳 情
一 地方公務員等に支給される臨時給与の免税
に関する陳情書
(第二一号)
二 金利引下げに関する陳情書
(第三四号)
三 財政並びに租税政策に関する陳情書
(第三五号)
四 株式課税改正等に関する陳情書
(第三六号)
五 所得税法改正に関する陳情書
(第三七号)
六 洋紙の物品税撤廃に関する陳情書
(第三八号)
七 ガソリン税軽減に関する陳情書
(第三九号)
八 給与所得者の勤労控除額引上げの陳情書
(第一三四
号)
九 会計年度期間の改正等に関する陳情書
(第一三五号)
一〇 中小企業税負担軽減に関する陳情書
(第一三六号)
一一 石炭手当に対する免税に関する陳情書
(
第一三七号)
一二 ガソリン税軽減に関する陳情書
(第一三八号)
一三 食糧管理特別会計法の一部を改正する法
律の制定促進に関する陳情書
(第一
五六号)
一四 寒冷地手当及び石炭手当に対する所得税
免除の陳情書
(第二一五号)
一五 勤労課税軽減に関する陳情書
(第二
一六号)
一六 外国為替予約制改善に関する陳情書
(第二一七
号)
一七 政府資金の統一運用に関する陳情書
(第二一八
号)
一八 国有財産特別措置法の運用に関する陳情
書(第
三二一号)
一九 税制改正の実施に関する陳情書
(第三二二号)
二〇 貿易金融制度の改善に関する陳情書
(第三二三
号)
二一 会計年度期間の改正等に関する陳情書
(第三二四号)
二二 織物消費税の廃止に伴う業者手持品の既
納税額返還に関する陳情書
(第三二五号)
二三 板金工事業に対する所得税軽減に関する陳
情書
(第三二六
号)
二四 政府資金の統一運用に関する陳情書
(第三二七号)
二五 同(第
三二八号)
二六 同
(第三二九号)
二七 同
(第三三〇号)
二八 政府資金の統一運用に関する陳情書
(第四二四
号)
二九 数同
(第四二五号)
三〇 同(第
四二六号)
三一 同
(第四二七号)
三二 昭和二十七年産米超過供出等に対する課税
の特例立法に関する陳情書
(第四二八号)
三三 税制改正に関する陳情書
(第五二六号)
三四 課税の適正化に関する陳情書
(第五二七号)
三五 揮発油税収入を道路整備事業費に充当の陳
情書(第
五二八号)
三六 揮発油税軽減に関する陳情書
(第五二九号)
三七 松本市に国民金融公庫支所設置の陳情書外
一件(第五三〇号)
三八 政府資金の統一運用に関する陳情書
(第五三一
号)
三九 同(
第五三二号)
四〇 同
(第五三三号)
四一 同(第
五三四号)
四二 未帰還抑留同胞の国家補償拡充に関する陳
情書(第五四
六号)
四三 弁護士の所得に対する源泉徴収制度廃止等
の陳情書
(第六二八号)
四四 揮発油税収入を道路整備事業費に充当の陳
情書(
第六二九号)
四五 本年産米の超過供出分等に対する免税措置
の陳情書
(第六三〇号)
四六 国民金融公庫に対する政府出資金増額の陳
情書
(第六三一号)
四七 年末融資促進に関する陳情書
(第六三二
号)
四八 政府資金の統一運用に関する陳情書
(第六三三号)
四九 外国技術使用料に対する課税実施延期の陳
情書(第
七一八号)
五〇 国際復興開発銀行の融資に関する陳情書
(第七一九号)
五一 農民並びに農業協同組合課税に関する陳情
書
(第七二〇号)
五二 昭和二十七年産米の超過供出等に対する課
税の特別立法に関する陳情書
(第七二一号)
五三 揮発油税軽減に関する陳情書
(
第七二二号)
五四 同
(第七二三号)
五五 政府資金の統一運用に関する陳情書
(第七二四号)
五六 同(第
七二五号)
五七 火災保険料率の低下に関する陳情書
(第七
二六号)
五八 金鉱山助成策の確立に関する陳情書
(第七八五号)
五九 勤労所得者に対する所得税軽減に関する陳
情書(第八
三四号)
六〇 在外資産の国家補償に関する陳情書
(第八三五号)
六一 同
(第八三六号)
六二 本年産米の超過供出分等に対する免税措置
の陳情書
(第八三七号)
六三 政府資金の統一運用に関する陳情書
(第八三八
号)
六四 同(第八三
九号)
―――――――――――――発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/101504629X02119521223/0
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001・淺香忠雄
○淺香委員長代理 これより会議を開きます。
本日はまず請願及び陳情書日程を一括議題として、請願及び陳情書審査小委員長より審査の経過並びに結果の報告を求めます。請願及び陳情書審査小委員長代理坊秀男君。発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/101504629X02119521223/1
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002・坊秀男
○坊委員 ただいま議題となりました請願及び陳情書につきまして、請願及び陳情書審査小委員長よりの小委員会におけ審査の経過並びに結果を私からかわつて御報告申し上げます。
本会期中大蔵委員会に付託されました請願は総計二百件、送付されました陳情書は六十四件でございまして、本日当小委員会におきまして、紹介議員及び関係政府当局の御出席を得て、慎重審議検討の結果、左の結論を得た次第であります。
すなわち、日程第一ないし第一五、第二九ないし第四八、第五三ないし第五六、第五九ないし第八三、第八七ないし第九九、第一〇一ないし第一〇三、第一〇五ないし第一二七、第一三三ないし第二三九及び第一四一ないし第一九九の各請願は、いずれも採択の上内閣に送付すべきもの、日程第一四〇の請願は議決を要しないものとし、日程第一六ないし第二八、第四九ないし第五二、第五七、第五八、第八四、第八五、第八六、第一〇〇、第一〇四、第一二八ないし第一三二及び第二〇〇の各請願は、いずれも留保すべきものと決しました。
なお陳情書につきましては、すべてその趣旨を了承すべきものと決定した次第でございます。
簡単でございますが、右御報告申し上げます。発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/101504629X02119521223/2
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003・淺香忠雄
○淺香委員長代理 小委員長の報告は終りました。
請願及び陳情書につきましては、小委員長の報告の通り決定するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/101504629X02119521223/3
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004・淺香忠雄
○淺香委員長代理 御異議ないようですから、さよう決定いたします。
なお委員長報告書の件につきましては委員長に御一任願いたいと存じます。
—————————————発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/101504629X02119521223/4
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005・淺香忠雄
○淺香委員長代理 次に、造幣局特別会計法等の一部を改正する法律案及び租税特別措置法の一部を改正する法律案の両案を一括議題として質疑を続行いたします。発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/101504629X02119521223/5
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006・川野芳滿
○川野委員 動議を提出いたします。ただいま議題となりました造幣局特別会計法等の一部を改正する法律案及び租税特別措置法の一部を改正する法律案の両案につきましては、質疑も大体尽されたと思いますので、この際両案につきましては質疑を打切られんことを望みます。発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/101504629X02119521223/6
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007・淺香忠雄
○淺香委員長代理 ただいま川野君の動議のごとく決定するに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり〕発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/101504629X02119521223/7
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008・淺香忠雄
○淺香委員長代理 御異議ないようでありますから、右両案につきましては、以上をもつて質疑を打切ることといたします。
これより租税特別措置法の一部を改正する法律案を議題として討論採決に入りたいと存じますが、本案に対しましては、自由党の宮幡委員より修正案が提出せられておりますので、まず修正案提出者より修正案の趣旨弁明を求めます。宮幡君。
—————————————発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/101504629X02119521223/8
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009・宮幡靖
○宮幡委員 租税特別措置法の一部を改正する法律案に対して修正案を提案いたします。修正案の要領は印刷物をもつてお手元に配付いたしました通りであります。これを速記に載せまして、この際朗読を省略させていただきます。
その趣旨といたしますところは、外国からの工業所有権その他の技術を導入いたしております日本の現在の実情としましては、政府もこれを相当程度奨励もいたしておりますし、また保護もいたしております。そこで現行の租税特別措置法は技術使用料等に対します課税につきまして、すでに特段の配慮をいたして参つておりまして、これは私どもかねがね適切なものだと考えているところでありますが、その期限が昭和二十七年十二月三十一日をもつて終了しようといたしております。一方においては、日米租税協定も予備交渉の段階が進みまして、すでに妥結というところまで参りました。明年早々にでもその協定案につきまして国会の承認を求むる等の手続が展開されるものと期待されております。しかしながら現在いまだ製油に関する技術、その他日本になくてはならない重要な技術の導入と見られますものが四、五件あります。正確に申せば三件、あるいは交渉中のものだと解釈のできるものが一件、四件ほどありまして、これはいずれも日本の技術を保護するために非常に有効必要なものと考えております。そこで大蔵省が考えました原案の、二十七年十二月四十一日までに契約ができたものに対して、本年の四月に実施いたしました、一応の二重課税防止等の精神から組まれました特別措置法の規定というものの考え方には、私は矛盾はないと考えております。むしろこれに御賛成申し上げたいのが本来の気持でありますが、何分にも同一条件のもとに今交渉中のものが四件あるといたしますならば、これも一応その交渉の終末までは同様な——保護という言葉が適当かどうかわかりませんが、保護的な法制をもつてカバーしてやるべきである。かたがた日米租税協定も、伝えられるところによりますと、なかなかよいきめができそうであります。有効的な二重課税防止をするような法制ができ上ることを私どもは期待し、また待望しておるわけでありますが、これも見せてもらつての上でよかろう、こう思うのであります。そこで日米租税協定の内容を拝見し、また契約もすみやかに促進せられますこと等の行政指導等もいただきまして、昭和二十八年三月三十一日までに契約の締結したものについては、同様な規定の保護があるというように修正いたしたいというのが、この修正案の趣旨であります。
何とぞ皆様の御賛成を得まして、日本工業技術の育成のために、この修正案の実現せられますようお願い申し上げるわけであります。発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/101504629X02119521223/9
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010・淺香忠雄
○淺香委員長代理 修正案の趣旨弁明は終りました。
これより本案及び修正案を一括議題として討論に入ります。発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/101504629X02119521223/10
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011・川野芳滿
○川野委員 動議を提出いたします。ただいま議題となりました租税特別措置法の一部を改正する法律案につきましては、本案及び修正案ともに討論を省略して、ただちに採決に入られんことを望みます。発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/101504629X02119521223/11
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012・淺香忠雄
○淺香委員長代理 ただいまの川野君の動議のごとく決定するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/101504629X02119521223/12
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013・淺香忠雄
○淺香委員長代理 御異議ないようですから、本案及び修正案につきましては、討論を省略してこれよりただちに採決に入ります。
まず宮幡君提出にかかる修正案に賛成の諸君の起立を願います。
〔賛成者起立〕発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/101504629X02119521223/13
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014・淺香忠雄
○淺香委員長代理 起立多数。よつて本修正案は可決せられました。
次に本修正案の修正部分を除いた原案に賛成の諸君の起立を願います。
〔賛成者起立〕発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/101504629X02119521223/14
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015・淺香忠雄
○淺香委員長代理 起立多数。よつて本案は宮幡君提案のごとく修正議決せられました。
本案に関する報告書の件につきましては、委員長に御一任願いたいと存じます。
暫時休憩いたします。
午前十一時四十四分休憩
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午後二時三十九分開議発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/101504629X02119521223/15
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016・奧村又十郎
○奧村委員長 休憩前に引続き会議を開きます。
連合審査会開会申入れの件についてお諮りいたします。本日建設委員会に付託に相なりました道路整備費の財源等に関する臨時措置法案につきましては、本委員会の所管とも関連のある法案でありますので、本案に関し、建設委員会に連合審査会開会の申入れをいたしたいと存じますが、この点御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/101504629X02119521223/16
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017・奧村又十郎
○奧村委員長 御異議なしと認めます。本案に関し、建設委員会に連合審査会開会の申入れをすることに決定いたしました。
なお開会の日時等につきましては、委員長に御一任願いたいと思います。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/101504629X02119521223/17
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018・奧村又十郎
○奧村委員長 暫時休憩いたします。
午後二時四十分休憩
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午後二時四十二分開議発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/101504629X02119521223/18
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019・奧村又十郎
○奧村委員長 休憩前に引続き会議を開きます。
これより造幣局特別会計法等の一部を改正する法律案を議題として討論に入ります。討論は通告順にこれを許します。松尾トシ子君。発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/101504629X02119521223/19
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020・松尾トシ子
○松尾委員 私は日本社会党を代表いたしまして、造幣局特別会計法等の一部を改正する法律案に対して、条件付賛成をいたすものであります。
さきに公共企業体労働関係法が改正され、今回国の経営する造幣、印刷、アルコール専売、郵政、国有林野事業に従事する現業職員については、国家公務員法の大部分の規定、一般職の給与に関する法律の規定等の適用が排除されることとなり、当該企業に従事する職員に対しましては、給与を支給するために本法によつて給与準則を定めることになりますが、この場合においては、一般職の職員の給与に関する法律の適用を受ける職員の給与及び民間事業の従業員の給与その他の事情を考慮して、予算の定める給与の総額内で定めることになつておりますが、この際特に生計費に重点を置くよう、第一条中、第三十六条の二の第二項、第二条中、第十四条の二の第二項、第三条中、第十七条の二の第二項、第四条中、第十五条の二の第二項、第五条中、第四十二条の二の第二項のうち、「民間事業の従業員の給与その他の事情」とあるのを、「民間事業の従業員の給与、特に生計費その他の事情」と改めるならばまことにけつこうだと思います。これよりまして、給与準則をつくる場合、生計費を基礎に置いて作成することを明文化しておく心要があると思うのであります。
次に、給与準則は当該年度内の給与総則の範囲内で定めることになつておりますが、経済事情の変動、国営企業内の緊急目的その他予測できない事態に応ずるため、国会の議決を経た金額の範囲内で臨時に給与を支給する道を開く心要がありますので、前述いたしました各条の各項の次に但書を、すなわち「但し経済事情の変動その他予測することができない事態に応ずるため、特に心要があつて国会の議決を経た金額の範囲内で臨時に給与を支給する場合においては、この限りではない」とつけ加えることを主張いたすものであります。ところがこの修正案を出したいのですが、年内にこれを審議することは時間的にも許されないし、また政府当局におきましても、これらの問題に不一致があることを認め、立法化するとの法規課長の言を信じまして、再開国会劈頭にこれを上程していただくことをお約束いたしまして賛成いたすものであります。(拍手)発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/101504629X02119521223/20
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021・奧村又十郎
○奧村委員長 佐藤觀次郎君。発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/101504629X02119521223/21
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022・佐藤觀次郎
○佐藤(觀)委員 日本社会党を代表しまして、同僚松尾議員から提案されたと同じ趣旨において、条件付賛成いたします。(拍手)発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/101504629X02119521223/22
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023・奧村又十郎
○奧村委員長 討論は終局いたしました。
これより本案の採決をいたします。本案を原案の通り可決するに賛成の諸君の御起立を願います。
〔総員起立〕発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/101504629X02119521223/23
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024・奧村又十郎
○奧村委員長 起立総員。よつて本案は原案の通り可決いたしました。
なお委員会報告書の件につきましては、委員長に御一任願いたいと存じます。
暫時休憩いたします。
午後二時四十九分休憩
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〔休憩後は開会に至らなかつた〕発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/101504629X02119521223/24
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