1. 会議録本文
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000・会議録情報
昭和二十七年十二月十九日(金曜日)
午前十一時三十八分開会
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出席者は左の通り。
委員長 中川 以良君
理事 木内 四郎君
委員
岡崎 真一君
黒田 英雄君
平沼彌太郎君
小林 政夫君
小宮山常吉君
杉山 昌作君
松永 義雄君
菊田 七平君
衆議院議員
野原 正勝君
国務大臣
大 蔵 大 臣 向井 忠晴君
政府委員
大蔵省主計局法
規課長 白石 正雄君
大蔵省銀行局長 河野 通一君
農林省農林経済
局長 小倉 武一君
事務局側
常任委員会専門
員 木村常太郎君
常任委員会専門
員 小田 正義君
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本日の会議に付した事件
○金融並びに租税一般に関する調査の
件
(農林漁業金融公庫法案に関する
件)
(日本開発銀行法改正に関する件)
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001・木内四郎
○理事(木内四郎君) それでは只今より大蔵委員会を開きます。
日本開発銀行法改正に関する件は、大臣の御都合によりまして後廻しにいたしまして、農林漁業金融公庫法案に関する件を議題といたします。先ず小倉農林経済局長から御説明をお願いいたします。発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/101514629X01219521219/1
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002・小倉武一
○政府委員(小倉武一君) 今回提案になりました農林漁業金融公庫法案につきまして概略御説明いたします。
御承知の通り終戦後農林漁業に対しまする長期金融の途としまして、各種の方途が講じられて参つたのでございますが、昨年農林漁業につきまして、融通特別会計法を以ちまして全面的に政府資金によりまして長期且つ低利な資金で、而も一般の金融機関には依存できないようなものを賄うというようなことに相成つたのであります。そこで昨年度の資金といたしましては、百二十億、本年度は二百億、かように増加して参りまして、特別会計で処理して行くということは、実際問題としてなかなか困難になつて参つたのであります。従いまして公庫といつたような特別の機関で以てこの仕事を処理したほうがよかろうということが議会でも論議されまして、今回の提案に至つた次第だと思うのでございます。御承知の通り特別会計で以て発足した当時にも、公庫といつたような考え方があつたのでありますけれども、当時のいろいろの事情を以ちまして、特別会計として発足したといつたような経過もございまして、今回当初の考え方もございまして、公庫法といつたようなものに切替えるということに相成つたことと思います。
内容を御説明申上げますると、特別会計でやつておりました仕事をほぼそのまま公庫がいたすということに相成るのでありますけれども、勿論公庫が発足いたしました場合を考えますと、やり方といたしましては二通りあると思います。一つは公庫が独自の支所、出張所といつたようなものを設けて、貸付の申請の受理から審査、貸付の決定、それから決定後の貸付金の管理、回収といつたようなことをやるということも考えられると思いまするし、それから又公庫は貸付の決定といつた最終の責任だけをやる機関といたしまして、申請の受理とか、審査或いは貸付金の管理といつた面は従来通りの金融機関に委託してやつて行く、この二通りがあろうかと思うのでありますが、この公庫法案はどちらでやるかということは必ずしも明瞭に出ておらんように見受けられますけれども、私どもの処理のいたし方としましては、公庫が支所、出張所を全面的に設けてやるということでなくて、少くとも差当りは従来通りの農林中金その他中央金庫といつたような金融機関に仕事を委託してやつて参りたいと、かように考えております。
〔理事木内四郎君退席、委員長着席〕
内容でございまするが、この公庫の目的は現在の資金融通法でやつておりまする仕事の内容と実は変りませんのでして、農林漁業の生産力の維持増進のために必要な資金で、且つ長期、低利であるということでございまするが、長期、低利必ずしも特別会計乃至公庫の必要性ということにはならんのでございまするが、而も一般の金融機関乃至系統金融機関でありますところの農林中金でも、さような資金を賄うことが困難であるようなものについて、この公庫が融資をして行く、かようにいたしております。公庫の事務所乃至出張所につきましては、先ほど申上げました通りの方針で行くことにしたいと思つておりますけれども、法文では一応一般の法人と同じように、主たる事務所、従たる事務所というような形をとつておるのであります。資本金は現在の一般会計乃至見返資金からの繰入、こういつたようなものに見合いまして、百五十億になるわけでありまするが、今回補正予算におきまして、五億の一般会計からの繰入が要求中でございまするので、予算が成立いたしますれば、それが加えられることになるわけであります。なおそのほかに対日援助の見返資金の特別会計から出資があつたものとみなされるものが数億加わることになるのであります。
それから役員、職員でございまするが、役員といたしましては、総裁一人、理事四人、監事二人以内、こういうことにいたしております。職員の数は勿論法律には規定はございませんが、ほぼ百人余りで発足ができはしないか、かように考えております。
業務でございまするが、業務は現在のところとさほど変りございませんのですが、一点変つておりまするのは災害復旧の場合でございます。農林漁業の生産力を維持増進するために必要な施設の災害復旧、これに必要な資金をこの公庫が融通できるということを新らしく加えたほかは従来通りであります。
それから貸付金の利率或いは償還期限乃至据置期間といつたようなものも、現在特別会計で処理いたしておりまするところをそのまま踏襲するようになつております。
それから業務の委託につきましても、先ほど申上げましたような趣旨を以ちまして、農林中金その他の金融機関に業務の一部を委託できるというようになつております。業務をかように委託するということにつきましては、これは既存のと申しますか、特別会計の中金その他の金融機関との関係を、公庫が発足することによりまして急激な変化を与えることは如何かと思われまするので、この法案によりまして従来通りの委託を続けて行きたい、かように考えております。業務のやり方といたしましては、公庫という独立の機関がやるわけでございまするので、やはり主務大臣の監督が必要になつて参りますので、その点は業務方法書の認可ということと事業計画乃至資金計画の認可といつたことを軸としましてやつて行きたい、かように相成つております。
会計につきましては、公庫の予算、決算に関する法律がございまするので、これを適用しまして特別会計のようなことでなくてやつて行きたい、かように考えております。又公庫にしたほうがよろしいといつた一つの理由も、財政法等の適用を排除したいといつたような考え方に基いておるのであります。
次は監督でございまするが、この点は特別に御説明をする必要がないと思います。最後の補則のところに至りまして、特別会計からの資産、負債が勿論この公庫に移るわけでございまするが、そのほかに開発銀行、それから中央金庫からの債権の承継があるのであります。折角公庫という独立の機関ができまするので、公庫と類似の業務を従来やつておりました開発銀行から、農林漁業に関係ある、或いは農林漁業に貸付けておりまする分で公庫が承継して適当とするものは、この際公庫に引継いだほうがよかろうということであります。それから農林中金が復興融資をいたしまして、現在の特別会計或いは将来できますれば公庫がいたしますような仕事を復興融資ということでやつておりました仕事も、この公庫ができますればそれに引継ぐということに相成つております。
次は公庫の発足の時期でありまするが、これは特別会計の移り変りといつたこともありまするので、法案が成立いたしますれば、来年の四月一日から発足したい、勿論法律が公布のときから施行いたしまして一四月一日に間に合うように諸般の準備を整えたい、かように思つております。設立につきましては、これは普通のやり方と同じように設立委員を主務大臣が任命いたしまして、その設立委員が設立の準備をするということにいたしております。
極く概要でありまするが、今回提案になりました法案の概要を御説明いたしました。発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/101514629X01219521219/2
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003・中川以良
○委員長(中川以良君) なお提案者の野原代議士も只今見えましたので、御質疑をお願いいたします。発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/101514629X01219521219/3
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004・小林政夫
○小林政夫君 今までに特別会計でやつておつたのを公庫に変えるわけですが、これには大体基本的には賛成なんですが、公庫に変つたことによつて只今の説明の中にもありましたが、開発銀行が継承した見返資金の農林漁業者に対する貸付の債権を継承するというような問題もあるし、従来の半公共事業的な使途に使つておつた特別会計の農林漁業融資というものが、相当一般的な事業資金と考えられるような面にも出し得るという性格的な変更もこれに伴うと考えていいわけですか。発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/101514629X01219521219/4
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005・野原正勝
○衆議院議員(野原正勝君) この法案の意図するところは農林漁業の生産力を拡大いたしまして、拡充するために特に長期且つ低利を要するというようなものに対して、一般の金融機関においては到底その必要を満し得ない分に対しまして、政府が特に財政の投資並びに借入金等によりまして、その長期且つ低利の資金を賄おうという意図で始められたものであり、又もつぱら公共的な性格を多分に持つておるものに対して融資をしよう、今までの農林漁業資金融通法に基く特別会計の考え方が殆んどそのままこの公庫の中に生かされておるということでありまして、ただ今までの扱い方は少し窮屈な面がありまして、例えば災害復旧といつたようなことに対しましては、その規定がなかつたために資金の融通を必要としながらもやり得なかつたというふうなものに対しては、この機会に災害復旧等に対しても同様の資金の融通を開くべきだというようなことにいたしたのであります。特にこの公庫によりまして、今までやつておりましたもののほかに特に非常にこの枠を拡げて、たくさんのいろいろな各方面の事業にもどんどん投資をする、資金の融通を図るというような非常に積極的な意図を実はいたしたわけであります。本来ならば財政の余裕或いは又資金の余裕等がありますれば、御承知の通り今日農林政策を遂行する上においては実は厖大な融資が要求されておりますので、財政の許す限り、或いは又資金問題の許す限りは枠を拡げて行きたいという意図は案は提案者としては持つております。又たくさん資金の都合が付くならば、御指摘のようにいろいろな方面に今まで非常に消極的に考えられておつた長期且つ低利の資金の中でも、なおまだまだ十分と申せない問題が多いのでありますから、それに満足をするようなところまで実は行きたいものだと考えておりますが、今日の国家財政の事情等から見まして、余り過大なものを要求することも事実上困難ではないかというふうなことで、今までの農林漁業資金融通法に基く融資の対象を今後も引続いてやるという考え方で、この案が実は出来上つておるわけであります。発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/101514629X01219521219/5
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006・小林政夫
○小林政夫君 大体御答弁でわかりましたが、結局かいつまんで言うと、勿論今まで通りの金融は継承されるが、それは資金量が現在程度である限りにおいては、どうしても資金量の面から言つて従来の金融対象範囲を拡大することはむずかしいが、併し公庫自体のやり得る方法としては、資金量をできるだけ殖やすことによつて従来の半公共事業的な面からも枠を拡げて、うんと積極的な事業資金、併しそれはコンマーシヤル・ペースに乗りにくい農林漁業の事業資金、特に設備資金的なものに出し得る道を開く意味における、そういう意味においては特別会計でやつておつたよりは公庫でやるということは、そこに金融機関としての性格の変化というものを認めていいと思うのですが、その点は如何ですか。発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/101514629X01219521219/6
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007・野原正勝
○衆議院議員(野原正勝君) この公庫の性格そのものについては変るということは考えられないのであります。ただ今までもつばら役人がやつておつたという仕事で以て、官庁のやる仕事必ずしも弊害はありませんけれども、いろいろ弾力性に乏しいと申しましようか、又長い間の回収業務をも含めた長期の金融でありますので、取扱う人が余り変るというふうなことは好ましくないこともありますので、いろいろな点、又特に熟練をした金融問題等に明るい人、適材を適所に置くというふうな点でも今日の官吏の待遇等の問題もありましよう、いろいろな点で不自由も考えられますので、こういう公庫に形を変えたわけであります。貸付の対象というふうなことはまだはつきりした性格を変えるというふうなことは今のところ全然考えていないわけであります。我々といたしましては、食糧増産というような大きな観点から、特に農林金庫の問題に関連しまして、国内における食糧自給態勢を強化するというようなことで、まあこの面の大きな部分をこの金融公庫によつて充足しようという考え方を持つております。今までの資金量に比較いたしまして、できれば二十八年度は二倍くらいの資金を実は当てたいということで今折衝しておるわけでありますが、今までの見通しにおきましては、二倍にすることもなかなか容易ではない、併しながら何とかして少くとも三百五十億程度の資金にはいたしたいというふうに考えておるわけであります。発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/101514629X01219521219/7
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008・小林政夫
○小林政夫君 そうすると、まあ抽象的なことを議論しても仕方がありませんが、先ほど言われた説明から言つても、多少性格が変ると言つてはおかしいけれども、融資対象が特別会計でやつておつたよりも、金融公庫に組織替えをしてやられるところに拡がる可能性はあるということを思うのだし、又拡げようとする意図があるのじやないか、あるほうがむしろ公庫に変えるのに意味があるのじやないかと私は思つてお尋ねしておるわけでありますが、やつちやいけないという趣旨で聞いておるのじやないのです。そこでそういう点をはつきりする、多少性格を明らかにする意味において、この見返資金から農林漁業者に対して出しておつた貸付金の債権を継承するというのは、具体的にどういうのを継承されるか、一応例示的にお話を願いたいと思うのです。発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/101514629X01219521219/8
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009・小倉武一
○政府委員(小倉武一君) 見返資金から農林漁業部門に貸付けられておりますものにつきましては、借受の主体が若干この公庫が狙つておるものと違つたものもありますので、全部を引継ぐというわけには参りません。例えば借受の主体から申しまして、株式会社或いは合名会社といつたようなものもございます。又農林漁業の団体、協同組合とか、或いは土地改良といつたようなものもございますので、まあそういう借受の主体と、それから資金の用途、例えば土地改良でありますとか、或いは塩田の開発とか、そういつたものと睨み合せまして決定したい、かように思つております。例えば土地改良におきまして土地改良をやる、そのために借受けておる、或いは漁業組合で以て魚田の開発をやるといつたために借受ける、或いは森林組合で以て造林をするために借受けておる、こういつたものが承継されることになるのであります。発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/101514629X01219521219/9
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010・小林政夫
○小林政夫君 この頂いておる資料の中にそういうものがありますか。発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/101514629X01219521219/10
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011・小倉武一
○政府委員(小倉武一君) 配付いたしましたこの中にはございませんようであります。後日資料を御提出いたします。発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/101514629X01219521219/11
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012・小林政夫
○小林政夫君 それでは今の引継ぎ方針というのがあるでしようね、引継がれるのに、今おつしやつたように対象が法人とか、個人というようなものはどうするか、融資対象が協同組合的なものであるか或いは一般的な債権継承の基準と言いますか、方針があるでしよう、それを書いてもらつて、その方針に基いて、こういうものを継承するんだという資料をお願いいたします。発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/101514629X01219521219/12
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013・小倉武一
○政府委員(小倉武一君) 御要求のような資料を提出いたしたいと思います。発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/101514629X01219521219/13
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014・小林政夫
○小林政夫君 その資料を拝見すればわかると思うのですが、結論的には、今までの特別会計でやつておつた方針通りのものに合致する見返資金からの融資分の債権を継承すると、こういうことになるのですか。発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/101514629X01219521219/14
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015・小倉武一
○政府委員(小倉武一君) 大きな方針といたしましては御説のようなことになると思います。発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/101514629X01219521219/15
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016・小林政夫
○小林政夫君 そうすると、ただ今までよりも枠が広がるというのか、範囲が広がるのは災害復旧に対する個人等に対する貸付が一つ加わると、こういうだけと了承してよろしうございますか。発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/101514629X01219521219/16
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017・小倉武一
○政府委員(小倉武一君) さようでございます。発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/101514629X01219521219/17
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018・松永義雄
○松永義雄君 銀行局長に伺いますが、公庫とは何ですか。発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/101514629X01219521219/18
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019・河野通一
○政府委員(河野通一君) 公庫と申しますと、今ありますのは、例えば国民金融公庫でございます。これが字句的には金庫という言葉と公庫という言葉とどう違うかという議論いろいろございますが、金庫よりも、私の考えでは程度の差でありますけれども、金庫よりも更に政府機関的と申しますか、公の性格の強いものというふうに考えております。発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/101514629X01219521219/19
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020・松永義雄
○松永義雄君 そうしますと、まあ今資金量を殖やすというお話ですが、そういつた金はどこから出て来るのですか、これは資金運用部ということになるのですか。発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/101514629X01219521219/20
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021・河野通一
○政府委員(河野通一君) この農林漁業の金融公庫は完全な政府機関であります。従いまして開発銀行或いは金融公庫と同じように、すべての資金源は財政資金、ただ例外が、この資料の中にございますが、一つありますのは、外国から外資を入れるといつたような場合におきましては、政府の資金じやなく外国の銀行から、民間から借入れることもあります。国内で調達いたします資金は狭い意味の財政資金、資金運用部資金或いは見返資金等の広い意味の財政資金、いずれかにかかつております。発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/101514629X01219521219/21
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022・松永義雄
○松永義雄君 外資のお話が出ましたけれども、その外資というのはアメリカの民間から来る外資ですか、或いは国際開発銀行といつたような組織から来るのですか、どういうところから来るのですか。発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/101514629X01219521219/22
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023・河野通一
○政府委員(河野通一君) 民間のコマーシヤル・バンクからどういつた種類の資金が外資として日本へ入つて来るのか、恐らく予測できないのであります。従いまして今お示しのような世界銀行でありますとか、少し性質は違いますが、アメリカの輸出入銀行、こういうような特殊の金融機関からであろうと思います。発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/101514629X01219521219/23
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024・松永義雄
○松永義雄君 別の機会に国際復興開発銀行その他銀行の性格を伺つておきたいと思つたのですが、丁度いい機会ですから伺いたいのですが、アメリカ方面から来る外資の目的というものは、果して平和的な開発を目的として融資して来るのであるか、それは確実でしようか、どうですか。発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/101514629X01219521219/24
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025・河野通一
○政府委員(河野通一君) 外資一般の問題でございますので申上げてみたいと思います。現在外資の問題でいろいろ参つておりますのは、一つは輸出入銀行から日本に入つて来るところのもの、これは余り長い期間のものではありません。現在御案内のように世界銀行からガーナー氏が来ておりまして、この銀行からの外資の導入の話が現在進んでおるわけであります。いろいろな機会でお聞取り頂いておりますように、この外資はできるだけ長い期間の外資を得ることによつて、長期的に安定した外資を入れるというのが目的でございます。従いまして、この対象になりますものも受入れの機関をどういうふうにして行きますか、今後の問題でありますが、電源開発でありますとか、或いは一部においては農林関係等の資金でありますとか、いろいろそういつた長い開発資金、これを現在私のほうでは希望いたしておるわけであります。優先的にはやはり電源関係の資金が一番優先的に取扱われることになるかと思いますが、そういつた意味で輸出入銀行から入つております外資と、世界銀行から私どもが希望いたしておりまする外資とは性質が若干違います。発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/101514629X01219521219/25
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026・松永義雄
○松永義雄君 御承知の通り輸出入銀行の取扱いの性質というものは非常に、最近と言いますか、国際復興開発銀行とは違つて軍事的目的の色彩が非常に濃厚であるということを言われておるのであります。農業と言えばそれ自体が平和産業でありますから、それ自体は別に何らの心配はないわけです。今電源開発の話が出ましたが、電源開発ということも、これ又それ自体から言えば、電気を起すということですから、何も軍事的目的はないと言えばないというようなものですが、併しそれに伴なつて来る関連の産業の開発と結び付いているときには、その電源開発ということも、場合によつては我我としては考えなきやならないと思うのです。前々からアメリカ側から日本の開発ということについて、農業を取扱つておるようなことを耳にしておつたのですが、純粋に日本の農業開発のためにのみそうした外資が来るというふうに考えてよろしいですか。発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/101514629X01219521219/26
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027・河野通一
○政府委員(河野通一君) 只今この問題についてお答えいたしました通りでありまして、電源開発が日本の産業開発のために最も重要な、少くともその一つであるということは、これは間違いないのであります。農業の関係だけに外資の導入を限るということは私どもは考えておりません。電源開発等は日本の最も経済を開発するために必要なものですると固く信じております。なおアメリカの輸出入銀行が軍事目的的な方向に融資が行われておるように聞くがというお話でありますが、そういうふうには考えておりません。発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/101514629X01219521219/27
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028・松永義雄
○松永義雄君 そうすると、あれですか、只今仰せられた外資というものは、農業に関して電源開発として来る、こういう考え方ですか。発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/101514629X01219521219/28
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029・河野通一
○政府委員(河野通一君) 只今申上げましたように、世界銀行からガーナーさんが見えて、今いろいろ調査しておられます。それで私どもといたしましては、長期の外資が入ることを希望する幾つかの業種について、希望の数量を向うに提出して、いろいろ調査を願つておるわけです。外資が入りますかどうかは、専ら世界銀行のほうで決定されるということになるので、私どもはこれは強く実は希望いたしておるのであります。現在のところでは、はつきり入るかどうかは結論としては申上げることができないわけです。発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/101514629X01219521219/29
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030・松永義雄
○松永義雄君 この農業に関して外資が入りますというと、電源の開発に関連して……、こういうことになれば、電気の機械でも輸入する、こういうことに一応了解されるのですが、ただ農業開発のために外資がが入つて来れば、鍬だとか、そういつたものが入つて来るかということを聞きたくなるのですが、そこまではつきり言われんというのなら、これで質問はやめます。発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/101514629X01219521219/30
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031・小林政夫
○小林政夫君 第四條の公庫の資本金ですが、これは私の持論であり、当委員会においては超党派的にいつも賛成を得て、政府提案を何回か変えたことがあるのですが、こういう資本金の額を明示しない書き方は困るというのが私の主張なんです。これは計画的にはこれでわかりますけれども、一体法案を見て、公庫というものはどれだけの資本金かということがすぐわからない。その点について今第四條の通りの書き方で行くと、こういう計算をして資本金が幾らになりますか。発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/101514629X01219521219/31
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032・野原正勝
○衆議院議員(野原正勝君) 差当り継承いたしますのが百五十五億でありますが、これに二十八年度の予算或いは借入金というふうなもので、大体二十八年度は一応計画しましたのは四百億であります。この四百億というのはなかなか困難であるということは、先ほど申上げましたが、年々殖えて行くという性格のものでございまして、案はお話のごとく初めから幾らにするということにきめられない事情でありまして国家の財政の許す限り漸次資金の量を殖やして行つて、そうして農林金融の長期金融としての性格を生かして行きたいというふうに考えておるのであります。発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/101514629X01219521219/32
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033・小林政夫
○小林政夫君 それはそういう増資した際は、予算案と同時に、例えば日本輸出入銀行であるとか、開発銀行であるとか、或いは国民金融公庫、そのほうの法律で第四條の改正法を提出になればいいわけです。そうやつてはつきりさせてもらいたい。併し今言われたようなことで、将来どんどん殖えるのだから、如何ように殖えても適用できるような規定と言われるが、この第四條はそうなつていないので、丁度廃止の際における資産の価額から負債の金額を差引いた額と、見返資金特別会計から出資があつた金額との合計額ということでありますから、この法案の際には金額は確定しているはずです。だからそれを私の希望を言うならば、ここで資本金は農林漁業特別会計の廃止の際におけるその資産の価額から負債を差引いた何億円と、それから三十二條の第五項の規定による金額の何億円との合計百五十五億、こういうふうに書いてもらいたい。それで今度はこの次に今御説明のように四百億になるならば、二十八年度の予算を御提出になるわけですが、そのときにしつかりした金額がきまるわけで、その際その追加は政府の出資追加分を含めて四百億円になるならば、もうこういう経過規定は要らないので、第四條を改正して政府が全額出資してその金額は四百億だ、こうやつてもらいたい。発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/101514629X01219521219/33
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034・野原正勝
○衆議院議員(野原正勝君) ちよつと私先ほど間違つて申しましたが、これは第四條には御指摘のように書いてあります。これは丁度発足するときのはつきりした計算がまだわかつておりませんので、こういう表現にしたわけでありますが、引継資産その他回収金その他の関係、すべてはつきりいたしますれば、そこに出発したときの資本金というものがはつきりするわけであります。これは一応まだはつきりしません。本日の段階においてはこういう趣旨で一応成立させる、そうしてはつきりしますれば、これは明示することに相成ると思います。御指摘のように資本が殖えますれば、それによつて漸次殖やして行くということに取計らいたいと思います。発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/101514629X01219521219/34
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035・小林政夫
○小林政夫君 経済局長それでいいですな。今は多少数学的に百五十五億という概算なんだが、何銭何厘まではつきりしないから、こういうふうにしたので、次回においては金額を明示する。変更します場合には単独規定で改正法を出す、こういうことでよろしうございますか、政府のほうは……。発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/101514629X01219521219/35
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036・小倉武一
○政府委員(小倉武一君) 只今野原議員から御説明がありましたような趣旨で我々も考えております。発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/101514629X01219521219/36
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037・小林政夫
○小林政夫君 次は役員ですが、こういう公庫ということになつたならば、その公庫の役員、総裁が融資については全責任を持つ、こういうことで一応役所関係、官庁の意向は聞くが、最終の融資の責任は公庫の理事者が持つんだと、今の開発銀行と同様の意味だというふうに了解してよろしうございますか。発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/101514629X01219521219/37
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038・野原正勝
○衆議院議員(野原正勝君) お説の通りでございます。発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/101514629X01219521219/38
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039・杉山昌作
○杉山昌作君 先ほどの外資の借入ですが、従来の特別会計になかつたものを今度わざわざ入れたのは、近くそういう見込みがあるとか、可能性があるとかいう予想が付いているんでございますか。発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/101514629X01219521219/39
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040・野原正勝
○衆議院議員(野原正勝君) はつきりした可能性はありませんが、先ほども銀行局長からお話がありましたように、実は只今いろいろと政治的に折衝しておる案件であります。で、これは希望的観測も盛込んでおるのでありますが、あちら側でも相当に理解を持つておるししますので、うまく行けば相当程度の外資が導入し得るのではないかと、そういう見通しもややございます。はつきりしたものではありませんが、そういうことがありました場合に、受入態勢が何にもないというのも困りますから、幸いこういう公庫が発足するという際でありますので、その途だけでも開いておこうではないかというのであります。まあ具体的な問題としては、ちよつとこの際憚りますので申上げられません。発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/101514629X01219521219/40
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041・杉山昌作
○杉山昌作君 それから法案の二十三條の項に移るのですが、損益計算上利益があつたときには国庫に納付するのだが、損失が出た場合はどういうことになりますか。発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/101514629X01219521219/41
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042・野原正勝
○衆議院議員(野原正勝君) これは利益金が出ますれば全部国庫に納付する代りに、損失が出ますればやはり国家がその穴を埋めなければならんと考えております。発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/101514629X01219521219/42
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043・小林政夫
○小林政夫君 ちよつと一点。二十四條の第三項で「前項の貸付金については、利息を免除し、又は通常の條件より公庫に有利な條件を附することができる。」というのは、あれは政府は特別な法人等に対して特別な扱いをしてはいけないという、あれとの抵触はないわけですか。こう書けばそれで行けるわけですか。これは立法技術的な問題なんですが、何とかいう名前の政令がありましたね。その政令にかかわらず、こうすると調うべきじやないかと思うのです。発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/101514629X01219521219/43
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044・小倉武一
○政府委員(小倉武一君) 御指摘の点は、恐らく法人等に対する政府の出資等についての法律で、公平に取扱わねばならんという趣旨の法律だと思いましたが、あれは配当のことであつて利子の減免のことは関係なくて出資できるように私理解しておつたのですが。発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/101514629X01219521219/44
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045・小林政夫
○小林政夫君 それはそんなことはない。利息を免除するというような……、とにかく有利の條件を附することができるのだから、あの規定にかかわらず、こうすることができると調わなければいけないので、これは立法技術の問題で、もう少し研究して、私も研究してみたいと思つておりますが、あなたも研究して確信のある御答弁をお願いしたいと思います。発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/101514629X01219521219/45
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046・中川以良
○委員長(中川以良君) ちよつとお諮りいたしますが野原衆議院議員は衆議院のほうに特別な御用事がありますので御退席を希望しておられますが、特別に御質問があれば短時間でお済ましを願いたいと思いますが、よろしうございますか……。それでは御苦労様でございました。
それでは本日の質疑はこの程度で終りたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/101514629X01219521219/46
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047・中川以良
○委員長(中川以良君) 御異議ないと認めます。次回は明日十時から、本日は午後から労働委員会との連合委員会を開催いたします。
暫らく休憩いたします。
午後零時二十六分休憩
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午後一時四十六分開会発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/101514629X01219521219/47
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048・中川以良
○委員長(中川以良君) それでは休憩前に引続き再開をいたします。
最初に日本開発銀行法の改正につきまして、先般来小林委員より御意見がございましたので、本日は大蔵大臣が出席をされましたので、小林委員より御質疑をお願いいたします。発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/101514629X01219521219/48
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049・小林政夫
○小林政夫君 只今問題になつております中小企業に対する金融の問題で、我々の考えるところでは、中小企業金融の問題の一番の問題点は長期運転資金を賄うことにある、こう考えておるわけでありますが、それについて開発銀行の中小企業融資について検討いたしましたところ、かなりの現在までのところ余裕もあるようであり、その原因は設備資金に限られておるというような点が相当の余裕金を生む原因の大きな部分であると考えたのであります。そこで日本開発銀行法の一部を改正いたしまして、中小企業融資に限つては開発銀行の融資は設備資金に限らず、長期運転資金にも出し得るという途を開きたいということで私が提案いたしましたところ、本委員会においては全員の賛同を得ておるわけでありますが、聞くところによりますと、政府においては中小企業の金融の重要性を認め、近い機会において相当中小企業融資について金融機構の整備に伴い、又資金量も増大するというような計画もあるように聞きますので、万一そういうようなことで我々の狙いと政府の現在意図されておるところが合致するというような点があるならば、今回私の提案しようとしておる開発銀行法の一部改正を見合わしてもいい、こういうつもりで、とくと大蔵大臣から中小企業融資に対する構想を承わりたい。発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/101514629X01219521219/49
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050・向井忠晴
○国務大臣(向井忠晴君) お答えいたします。中小企業金融は設備資金のみならず、運転資金につきましても金融の疏通を図ることが必要でございまして、財政資金の導入、保険制度の拡充等に努めておる次第でございまするが、御質問の日本開発銀行をして中小企業向け運転資金の融資を行わせるという点につきましては、日本開発銀行が専ら長期設備資金の供給を行うということを本来の任務とする同行の性格から、これに運転資金の貸出しを行わせることは避けるのが適当であるように考えます。併しながら政府においては中小企業に対する資金供給の円滑化を図る目的を以ちまして、目下商工組合中央金庫についてその整備改善の具体案を鋭意検討中でございまして、成案を得次第、できれば次期国会に提案いたしたいと考えております。その場合には御意見を十分尊重して、その実現について配慮することにいたしたいと、こう考えております。発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/101514629X01219521219/50
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051・小林政夫
○小林政夫君 只今承わりますと、次期国会において我々の趣旨に副う意味において商工中金の改組を考えておる、こういう御答弁でございますが、その商工中金の改組ということには、先般の当委員会において、質疑の過程において私はそのアイデアを示したのでありますが、そもそも開発銀行が見返資金の私企業扱資の債権を継承する際に、中小企業融資部門は開発銀行が継承することは本来の筋ではないので、商工中金が継承すべきが筋じやないか、従つて今の商工中金の改組と言われる構想の中には開発銀行の中小企業融資部門を商工中金に引継いで、而も我々の狙つておるような長期運転資金も出すような構想を含んでおるのかどうかということについて、大臣何でしたら銀行局長でも結構ですが。発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/101514629X01219521219/51
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052・向井忠晴
○国務大臣(向井忠晴君) 政府委員から御答弁をいたしたいと思います。発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/101514629X01219521219/52
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053・河野通一
○政府委員(河野通一君) 代つてお答え申上げます。今小林さんからお話のように、商工中金を改組いたしまして、その性格を更に公共的なものに改めて参ります暁におきましては、御指摘のように現在見返資金から引継ぎました開発銀行の中小金融部門は当然に新らしい改組された商工中金に引継ぐ、それのみならず、この新らしい改組された商工中金におきましては、お話のような中小企業向の長期運転資金、長期運転資金と申しますのは、なかなか御承知のように定義がむずかしいのでありますけれども、そういつたものを当然にこの機関に取扱わせることが適当であろうと、かように考えております。発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/101514629X01219521219/53
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054・小林政夫
○小林政夫君 その際に、改組された商工中金の融資対象は、従来は原則として協同組合が中心であつたが、協同組合を組織しておらない中小企業者等も融資を受け得る途を考えておられるかどうか。発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/101514629X01219521219/54
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055・河野通一
○政府委員(河野通一君) お説の通りであります。発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/101514629X01219521219/55
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056・小林政夫
○小林政夫君 只今の大臣並びに銀行局長の答弁で私は満足をいたしますので、先に提案をいたしました日本開発銀行法の一部を改正する法律案の提案は見合わせることにいたします。是非只今の言明通り、次の国会においては速急に商工中金の今お述べになつた構想による提案を期待いたします。発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/101514629X01219521219/56
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057・中川以良
○委員長(中川以良君) なお大蔵大臣に御質疑があろうかと思いますが、本日は丁度予算委員会がございまして、すでに大臣がこちらから呼ばれておりますので、大蔵大臣にお引取りを願うことに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/101514629X01219521219/57
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058・中川以良
○委員長(中川以良君) それでは本日はこれを以て散会いたします。
午後一時五十五分散会発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/101514629X01219521219/58
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