1. 会議録本文
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000・会議録情報
昭和三十年六月六日(月曜日)
午後二時一分開議
出席委員
委員長 原 健三郎君
理事 臼井 莊一君 理事 木村 俊夫君
理事 山本 友一君 理事 青野 武一君
理事 中居英太郎君
佐々木秀世君 中嶋 太郎君
濱野 清吾君 眞鍋 儀十君
關谷 勝利君 徳安 實藏君
井岡 大治君 下平 正一君
正木 清君 山口丈太郎君
小山 亮君
出席政府委員
運輸政務次官 河野 金昇君
運輸事務官
(自動車局長) 真田 登君
運輸事務官
(航空局長) 荒木茂久二君
委員外の出席者
専 門 員 堤 正威君
専 門 員 志鎌 一之君
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六月三日
船舶積量測度法の一部を改正する法律案(内閣
提出第四三号)(参議院送付)
同月六日
道路運送車両法の一部を改正する法律案(内閣
提出第一二五号)
同月三日
鹿児島国際空港開設促進に関する請願(中馬辰
猪君紹介)(第一六五七号)
戸井線敷設促進に関する請願(田中正巳君紹
介)(第一六五八号)
同月四日
戦傷病者に国鉄無賃乗車復活に関する請願(亘
四郎君紹介)(第一七八六号)
同(高村坂彦君紹介)(第一七八七号)
の審査を本委員会に付託された。
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本日の会議に付した案件
船舶積量測度法の一部を改正する法律案(内閣
提出第四三号)(参議院送付)
道路運送車両法の一部を改正する法律案(内閣
提出第一二五号)
—————————————発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/102203830X01719550606/0
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001・原健三郎
○原委員長 これより運輸委員会を開会いたします。
まず船舶積量測度法の一部を改正する法律案を議題といたします。
本案は去る三日参議院より送付され、同日本委員会に付託になったものであります。本案に対しましては去る五月二十八日提案理由を聴取いたしておりますので、本日は質疑を行いたいと思います。質疑はありませんか。
別段質疑がないようでありますので、これより討論を行いたいと思いますが、討論の申し出もありませんので、討論を省略したいと思いますが、御異議はありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/102203830X01719550606/1
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002・原健三郎
○原委員長 御異議がないようでありますので、討論を省略して直ちに採決いたします。
本案を原案の通り可決いたすに御異議はありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/102203830X01719550606/2
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003・原健三郎
○原委員長 それでは本案は原案の直り可決いたしました。
なお報告書の作成などにつきましては、委員長に御一任いただきたいと存じますが、御異議はございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/102203830X01719550606/3
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004・原健三郎
○原委員長 それではさよう取り計らいます。
暫時休憩いたします。
午後二時二分休憩
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午後二時二十二分開議発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/102203830X01719550606/4
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005・原健三郎
○原委員長 それでは休憩前に引ぎ続き委員会を再開いたします。
ただいま付託になりました道路運送車両法の一部を改正する法律案(内閣提出)について、提案理由の説明を聴取いたします。運輸政務次官河野金昇君。
—————————————発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/102203830X01719550606/5
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006・河野金昇
○河野(金)政府委員 最近における自動車の発達はきわめて顕著でありまして、本法制定当時は三十数万台でありましたのが、近々この四年間において百三十万両をこえるに至りました。これに伴い自動車の登録、検査に関する事務もますます増加の一途をたどっております。しかるに一方、定員及び予算は、国家財政の現状からして、車両数の増加に比例してこれを増加するというわけにも参りませんので、このように急激に増加する事務を処理していくためには、業務の重点を保安確保に集約し、複雑な手続等の事務を極力簡素化、合理化し、行政の能率化をはかる必要があるのであります。
次に、改正案の骨子について御説明いたします。第一は、自動車の登録事項から原動機番号を削除し、原動機の型式を追加いたしました。原動機は常に良好な状態に整備をして置かなければならないので、整備の際に載せかえられる機会が多く、そのつど変更登録の手続を必要としますので、その煩を省略しようとするものであります。ただ原動機の型式が変りますと、車両の性能も変って参りますので、原動機の型式は登録事項といたしたわけであります。
第二は、営業用旅客自動車の検査証の有効期間は、現在九カ月とされておりますが、最近車両の需給状況が好転し、かつその整備状態も向上して参りましたので、整備の状態が著しく良好であり、かつ車齢、走行距離等が政令で定める基準に適合するものについては、その有効期間を一カ年の範囲内で伸長することができるようにいたしました。なお参考までに申し上げますと、自家用旅客自動車にあっては二カ年、貨物自動車については営業用、自家用ともに一カ年の検査証の有効期間を規定してあります。
第三は、冒頭に申し上げまして目的に沿うように自動車の登録、検査及び整備に関する諸規定を整理いたしました。
以上によりまして、改正法案の提出理由についての御説明を終りますが、年々増加する車両数に伴う事務量の増法律の改正を必要とすると考えられますので、何とぞ十分御審議の上、すみやかに可決されるようお願いいたします。発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/102203830X01719550606/6
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007・原健三郎
○原委員長 質疑は次会に譲ることにいたします。
それでは発言を求められておりますからこれを許します。關谷勝利君。発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/102203830X01719550606/7
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008・關谷勝利
○關谷委員 自動車損害賠償保障法案について、いろいろ計算の基礎になりますので、資料の要求をいたしておきたいと思います。配られた資料を見てもないようでありますので、車の種類別の車両総数、これは乗合自動車あるいは営業用自動車、自家用自動車、普通貨物、小型貨物、軽及び小型二輪と三輪、こういうふうな全車種別の車両数、それからもう一つは一人当りの金高で計算した場合に、一事故当りの最高限度を超過した事故数、その内訳、これはどのくらい統計がとれますか。発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/102203830X01719550606/8
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009・真田登
○真田政府委員 先日一年当りのは一応とってみましたが、なお調べてみましたら、ここ数年のこちらに報告がありました分ならすぐできると思います。発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/102203830X01719550606/9
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010・關谷勝利
○關谷委員 それでけっこうだから、今の内訳、なければ一年でもけっこうです。それから次は本法制定によって政令が出されるその政令の案、これは案でけっこうで、その後変ることはやむを得ないと思いますので、政令案。次が保険約款の案、それからこの法案と税との関係、特に自家保障に関するものの税の関係、これだけの資料を要求をいたしておきます。発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/102203830X01719550606/10
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011・原健三郎
○原委員長 それでは質疑は次会に譲り、本日はこれにて散会いたします。
午後二時三十二分散会発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/102203830X01719550606/11
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