1. 会議録本文
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000・会議録情報
本国会召集日(昭和四十九年十二月九日)(月曜日)
(午前零時現在)における本委員は、次の通りであ
る。
委員長 伊能繁次郎君
理事 小山 省二君 理事 中山 利生君
理事 村田敬次郎君 理事 佐藤 敬治君
理事 山本弥之助君 理事 三谷 秀治君
愛野興一郎君 大野 市郎君
片岡 清一君 亀山 孝一君
木村武千代君 島田 安夫君
住 栄作君 谷垣 專一君
永山 忠則君 古屋 亨君
武藤 嘉文君 保岡 興治君
渡辺 紘三君 井岡 大治君
岩垂寿喜男君 小川 省吾君
細谷 治嘉君 山田 芳治君
多田 光雄君 林 百郎君
小川新一郎君 小濱 新次君
折小野良一君
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昭和四十九年十二月十八日(水曜日)
午後三時二分開議
出席委員
委員長 伊能繁次郎君
理事 小山 省二君 理事 高鳥 修君
理事 中山 利生君 理事 古屋 亨君
理事 村田敬次郎君 理事 佐藤 敬治君
理事 山本弥之助君
愛野興一郎君 片岡 清一君
木村武千代君 島田 安夫君
谷垣 專一君 渡辺 紘三君
井岡 大治君 小川 省吾君
山田 芳治君 多田 光雄君
林 百郎君 小川新一郎君
小濱 新次君 折小野良一君
出席国務大臣
自 治 大 臣
国家公安委員会
委員長 福田 一君
出席政府委員
警察庁長官 浅沼清太郎君
自治政務次官 左藤 恵君
自治省財政局長 松浦 功君
自治省税務局長 首藤 堯君
委員外の出席者
地方行政委員会
調査室長 日原 正雄君
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委員の異動
十二月九日
辞任 補欠選任
愛野興一郎君 安田 貴六君
大野 市郎君 高鳥 修君
住 栄作君 斉藤滋与史君
武藤 嘉文君 中村 弘海君
同月十二日
辞任 補欠選任
斉藤滋与史君 住 栄作君
中村 弘海君 大野 市郎君
安田 貴六君 愛野興一郎君
同月十三日
辞任 補欠選任
大野 市郎君 鈴木 善幸君
同月十七日
辞任 補欠選任
鈴木 善幸君 篠田 弘作君
同月十八日
理事高鳥修君及び中村弘海君十一月十五日委員
辞任につき、その補欠として高鳥修君及び古屋
亨君が理事に当選した。
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十二月十四日
昭和四十九年度分の地方交付税の特例に関する
法律案(内閣提出第六号)
地方税法の一部を改正する法律案(内閣提出第
一〇号)
同月十七日
地方財政の確立に関する請願(平田藤吉君紹
介)(第三一五号)
は本委員会に付託された。
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十二月十六日
地方財源の確保に関する陳情書外六件
(第七号)
地方財政の超過負担解消に関する陳情書
(第八号)
固定資産税賦課事務の簡素化等に関する陳情書
(
第九号)
過疎町村に対する財政援助に関する陳情書
(第一〇
号)
人口急増過密都市対策の改善に関する陳情書外
九十四件
(第一一号)
広域市町村圏振興整備事業に対する財政措置に
関する陳情書外一件
(第一二号)
自治体病院に対する財政措置の強化に関する陳
情書
(第一三号)
地方公営企業の経営改善に関する陳情書
(第一四号)
地方事務官制度の廃止に関する陳情書外一件
(第一五
号)
地方公営水道事業の制度改善等に関する陳情書
外二件(
第一六号)
林野火災対策の推進等に関する陳情書
(第一
七号)
消防施設整備費に対する補助基準額引上げ等に
関する陳情書
(第一八号)
個人事業税に対する事業主報酬制度創設に関す
る陳情書外一件
(第二九号)
地方公共団体における総合福祉対策推進に関す
る陳情書
(第五八号)
町の自治会役員等の交通規制協力に対する警察
の適切指導に関する陳情書
(第一
〇一号)
は本委員会に参考送付された。
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本日の会議に付した案件
理事の補欠選任
国政調査承認要求に関する件
昭和四十九年度分の地方交付税の特例に関する
法律案(内閣提出第六号)
地方税法の一部を改正する法律案(内閣提出第
一〇号)
――――◇―――――発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/107404720X00119741218/0
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001・伊能繁次郎
○伊能委員長 これより会議を開きます。
この際、理事の補欠選任についておはかりいたします。
委員の異動に伴い、現在理事が二名欠員になっておりますので、その補欠選任を行なうのでありますが、先例によりまして、委員長において指名するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/107404720X00119741218/1
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002・伊能繁次郎
○伊能委員長 御異議なしと認めます。それでは、委員長は、高鳥修君及び古屋亨君を理事に指名いたします。
————◇—————発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/107404720X00119741218/2
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003・伊能繁次郎
○伊能委員長 次に、国政調査承認要求に関する件についておはかりいたします。
すなわち、本会期中、地方行政の実情を調査し、その健全なる発展に資するため、小委員会の設置、関係各方面からの説明聴取及び資料の要求等の方法により、
地方自治に関する事項
地方財政に関する事項
警察に関する事項
消防に関する事項以上の各項について国政に関する調査を行なうため、衆議院規則第九十四条により、議長に対し承認を求めたいと存じますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/107404720X00119741218/3
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004・伊能繁次郎
○伊能委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
————◇—————発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/107404720X00119741218/4
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005・伊能繁次郎
○伊能委員長 次に、福田国務大臣、左藤自治政務次官及び浅沼警察庁長官から、それぞれ発言を求められておりますので、順次これを許します。福田国務大臣。発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/107404720X00119741218/5
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006・福田一
○福田(一)国務大臣 私は、このたび自治大臣兼国家公安委員会委員長を命ぜられました福田一でございます。よろしくお願いいたします。
内外の政治、経済、社会諸情勢の激動の時期だけに、その責任の重大さを痛感いたしております。委員各位には、平素から地方自治発展のため、また警察行政に格別の御尽力をいただき厚く御礼を申し上げます。
地方自治は、その制度確立以来三十年を経過しようとしておりますが、経済、社会情勢の急速な変化の中にあって、地方自治もいまや重要な転換期を迎えようとしているものと存じます。このような情勢のもとで、地方公共団体が内政の中心的なにない手として、国民の期待にこたえ、高福祉社会の実現に取り組んでいくためには、地方自治の基盤の一そうの充実を期することはもちろん、行財政両面にわたり、従来以上に長期的な視野のもとに、計画的運営と機動的な行政執行体制を確立していく必要があると存じます。
今後とも、委員各位の格別の御協力によりまして、その実をあげることができますよう、一そうの御鞭撻と御指導をお願い申し上げる次第であります。(拍手)発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/107404720X00119741218/6
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007・伊能繁次郎
○伊能委員長 左藤自治政務次官。発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/107404720X00119741218/7
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008・左藤恵
○左藤政府委員 このたび自治政務次官を拝命いたしました左藤恵でございます。
私自身浅学非才であり、さらにまた地方行政に経験も全くない者でございますが、皆さま方のいろいろな御指導、御鞭撻をいただきまして、懸命な努力をしてまいりたいと思いますので、どうかよろしくお願いを申し上げます。(拍手)発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/107404720X00119741218/8
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009・伊能繁次郎
○伊能委員長 浅沼警察庁長官。発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/107404720X00119741218/9
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010・浅沼清太郎
○浅沼政府委員 警察庁長官の浅沼でございます。
私は、去る十月九日に長官に任命されましたが、その直後に急病で入院をいたしまして、十一月末まで入院をいたしました関係で、はなはだごあいさつがおそくなりましたことをおわび申し上げます。
内外ともまことにむずかしい情勢でございますが、微力ではありますが全力を傾けて職責を全ういたしたいと存じております。特に最近相次いで発生をいたしておりまする爆弾事件につきましては、これが社会に大きな不安を与えておりまするので、警察の総力をあげまして、犯人の検挙とこの種事案の未然防止に取り組む決意でございます。どうぞよろしく御指導、御鞭撻を賜わりますようにお願いを申し上げます。(拍手)
————◇—————発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/107404720X00119741218/10
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011・伊能繁次郎
○伊能委員長 内閣提出にかかる昭和四十九年度分の地方交付税の特例に関する法律案及び地方税法の一部を改正する法律案を議題とし、それぞれ提案理由の説明を聴取いたします。福田自治大臣。発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/107404720X00119741218/11
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012・福田一
○福田(一)国務大臣 ただいま議題となりました昭和四十九年度分の地方交付税の特例に関する法律案の提案理由とその要旨を御説明申し上げます。
先ほど、政府におきましては、人事院の勧告に基づき、本年四月一日から国家公務員の給与改定を実施することといたしましたが、これに伴い、地方団体が国に準じて地方公務員の給与改定を実施するための一般財源を付与するとともに、最近の物価の騰勢等に対処して所要の財源措置を講ずるために普通交付税の額の算定に用いる単位費用を改定し、あわせて現下の経済情勢のもとにおいて公共用地の円滑な取得をはかるため、新たに臨時土地対策費を基準財政需要額に算入することとしたいのであります。
以上が昭和四十九年度分の地方交付税の特例に関する法律案の提案理由及びその要旨であります。
何とぞ慎重御審議の上、すみやかに御可決あらんことをお願い申し上げます。
次に、地方税法の一部を改正する法律案の提案理由とその要旨を御説明申し上げます。
今般の電気料金及びガス料金の改定に伴い、電気税及びガス税の負担の軽減合理化をはかるため、電気税の税率を六%から五%に、ガス税の税率を五%から四%に引き下げ、電気税の免税点を千二百円から二千円に、ガス税の免税点を二千七百円から四千円に引き上げるとともに、共同住宅等にかかわる電気税及びガス税の免税点につき特例措置を講じようとするものであります。
この改正により、平年度四百十五億円の減税を行なうことになります。
以上が、地方税法の一部を改正する法律案の提案理由及びその要旨であります。
何とぞ、慎重御審議の上、すみやかに御可決あらんことをお願い申し上げます。発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/107404720X00119741218/12
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013・伊能繁次郎
○伊能委員長 以上で両案についての提案理由の説明は終わりました。
次回は、明十九日木曜日、午前十時から委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。
午後三時十一分散会発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/107404720X00119741218/13
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