1. 会議録本文
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000・会議録情報
昭和五十七年十二月二十一日(火曜日)
午後零時十分開会
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委員氏名
委員長 河本嘉久蔵君
理 事 衛藤征士郎君
理 事 中村 太郎君
理 事 藤井 裕久君
理 事 穐山 篤君
理 事 塩出 啓典君
岩動 道行君
大河原太一郎君
大坪健一郎君
梶木 又三君
嶋崎 均君
鈴木 省吾君
塚田十一郎君
土屋 義彦君
藤井 孝男君
藤田 正明君
赤桐 操君
小谷 守君
鈴木 和美君
丸谷 金保君
多田 省吾君
矢追 秀彦君
近藤 忠孝君
三治 重信君
野末 陳平君
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委員の異動
十一月二十六日
辞任 補欠選任
三治 重信君 柄谷 道一君
十一月三十日
辞任 補欠選任
梶木 又三君 戸塚 進也君
十二月一日
辞任 補欠選任
土屋 義彦君 増岡 康治君
十二月二日
辞任 補欠選任
衛藤征士郎君 中西 一郎君
大坪健一郎君 上田 稔君
藤井 裕久君 中山 太郎君
十二月三日
辞任 補欠選任
中西 一郎君 衛藤征士郎君
中山 太郎君 藤井 裕久君
十二月四日
辞任 補欠選任
矢追 秀彦君 黒柳 明君
十二月九日
辞任 補欠選任
黒柳 明君 桑名 義治君
十二月十日
辞任 補欠選任
小谷 守君 竹田 四郎君
穐山 篤君 小野 明君
十二月十一日
辞任 補欠選任
小野 明君 穐山 篤君
十二月二十一日
辞任 補欠選任
近藤 忠孝君 小笠原貞子君
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委員長の異動
十二月一日河本嘉久蔵君委員長辞任につき、そ
の補欠として戸塚進也君を議院において委員長
に選任した。
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出席者は左のとおり。
委員長 戸塚 進也君
理 事
大河原太一郎君
中村 太郎君
増岡 康治君
穐山 篤君
塩出 啓典君
委 員
岩動 道行君
衛藤征士郎君
河本嘉久蔵君
塚田十一郎君
藤井 孝男君
藤井 裕久君
鈴木 和美君
竹田 四郎君
桑名 義治君
小笠原貞子君
柄谷 道一君
国務大臣
大 蔵 大 臣 竹下 登君
政府委員
大蔵政務次官 塚原 俊平君
大蔵政務次官 遠藤 政夫君
事務局側
常任委員会専門
員 伊藤 保君
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本日の会議に付した案件
○理事補欠選任の件
○調査承認要求に関する件
○派遣委員の報告に関する件
─────────────発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/109714629X00119821221/0
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001・戸塚進也
○委員長(戸塚進也君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
一言ごあいさつを申し上げます。
私、このたび当委員会の委員長に選任されました。何分ふなれでございますが、委員各位の御協力を賜りまして、当委員会の公正円滑な運営に努めてまいりたいと存じます。何とぞよろしくお願いいたします。(拍手)
この際、河本前委員長から発言を求められておりますので、これを許します。河本君。発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/109714629X00119821221/1
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002・河本嘉久蔵
○河本嘉久蔵君 一言お礼を申し上げます。
一年有余にわたりまして、委員各位の御指導、御協力によりまして、大過なく委員長の職責を果たすことができました。ここに厚く御礼を申し上げます。幸い、委員としてこれからも残ることになりましたので、よろしくお願い申し上げます。(拍手)
─────────────発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/109714629X00119821221/2
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003・戸塚進也
○委員長(戸塚進也君) 委員の異動について御報告いたします。
本日、近藤忠孝君が委員を辞任され、その補欠として小笠原貞子君が選任されました。
─────────────発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/109714629X00119821221/3
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004・戸塚進也
○委員長(戸塚進也君) 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が三名欠員となっておりますので、この際、理事の補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/109714629X00119821221/4
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005・戸塚進也
○委員長(戸塚進也君) 御異議ないと認めます。
それでは、理事に大河原太一郎君、増岡康治君、穐山篤君を指名いたします。
─────────────発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/109714629X00119821221/5
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006・戸塚進也
○委員長(戸塚進也君) 次に、調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。
本委員会は、今期国会におきましても、租税及び金融等に関する調査を行うこととし、この旨の調査承認要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/109714629X00119821221/6
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007・戸塚進也
○委員長(戸塚進也君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/109714629X00119821221/7
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008・戸塚進也
○委員長(戸塚進也君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
─────────────発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/109714629X00119821221/8
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009・戸塚進也
○委員長(戸塚進也君) この際、竹下大蔵大臣から発言を求められておりますので、これを許します。竹下大蔵大臣。発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/109714629X00119821221/9
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010・竹下登
○国務大臣(竹下登君) 今般はからずも大蔵大臣を拝命いたしました。
大蔵大臣の職は昭和五十五年七月以来で二度目でございますが、その責任の重大なることを改めて痛感いたしております。今後、財政金融政策の運営に誤りなきよう全力を挙げて取り組んでまいる所存であります。
今回提出いたしております昭和五十七年度補正予算におきましては、世界経済停滞の影響等による経済情勢の変化に伴い、租税及び印紙収入の減収が避けられない見通しとなりましたので、約六兆一千億円を減額いたしました。このため、従来にも増して既定経費の節減、税外収入の確保等を行ったところであります。さらに、異例の措置といたしまして、国家公務員の給与改定を見送るほか、国債費の定率繰り入れを停止することとしておりますが、なお歳入不足額は約三兆四千億円となります。この歳入不足につきましては、特例公債の追加発行によって対処せざるを得ません。また、災害の早期復旧に要する経費につきましては、建設公債の発行によることとしております。なお、追加発行される公債につきましては、その円滑な消化に鋭意配慮してまいりたいと考えております。
一方、歳出につきましては、本年の災害に対する復旧事業費の追加、その他やむを得ない歳出の追加等の措置を講ずるとともに、既定経費の節減、地方交付税の減額等を行うこととしております。
政府といたしましては、これまで財政再建のため、歳入歳出両面にわたりできる限りの努力をしてまいりましたが、さきに述べましたように、税収の伸びも急激に鈍化し、財政は未曾有の困難に直面しております。昭和五十九年度に特例公債依存体質から脱却することはきわめてむずかしくなったと言わなければなりません。
しかしながら、今後とも困難に憶することなく、財政再建のためにできる限りの措置を進めていく所存であります。
すなわち、昭和五十八年度予算におきましても、すでに概算要求の段階で画期的なマイナスシーリングを採用し、要求額を大きく抑制してまいりました。予算編成に当たりましても、一般歳出を前年度同額にまで圧縮する方針で努力してまいる考えであります。また、歳入構造の合理化・適正化にも努めてまいる所存であります。
わが国経済は、諸外国と比べれば良好な実績を示しております。しかしながら、輸出の減少の影響もあり、生産・出荷には伸び悩みが見られます。このような情勢にかんがみ、先般、政府は、事業規模総額二兆円強の公共投資等の追加などを内容とする総合経済対策を決定いたしました。この対策の着実な実施により、わが国経済は内需を中心とした自律的回復への道を歩んでいくものと期待しております。
金融面では、今後とも引き続き適切かつ機動的な金融政策の運営に努めてまいることは申すまでもありません。
対外経済関係につきましては、自由貿易体制を堅持していくため、さきに決定した市場開放対策の着実な実施を図る等引き続き努力をしてまいりたいと考えております。
また、これまでの行き過ぎたドル高・円安は次第に是正され、円高方向に改善されつつありますが、今後とも関係諸国とも密接な連絡を保ちつつ、円相場の一層の安定に努めてまいりたいと考えております。
本国会に提出いたしました大蔵省関係の法律案は、昭和五十七年度における国債整理基金に充てるべき資金の繰入れの特例に関する法律案一件であります。その内容につきましては、すにで本会議で趣旨の説明を行ったことでございますが、何とぞよろしく御審議のほどお願いする次第であります。
今後とも大蔵委員各位の御理解と御協力を切にお願い申し上げまして、私のごあいさつを終わらせていただきます。ありがとうございました。(拍手)発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/109714629X00119821221/10
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011・戸塚進也
○委員長(戸塚進也君) 次に、大蔵政務次官から発言を求められておりますので、順次これを許します。遠藤大蔵政務次官。発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/109714629X00119821221/11
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012・遠藤政夫
○政府委員(遠藤政夫君) このたびはからずも大蔵政務次官を拝命いたしました。現下の困難な時局に際しまして、自重自戒し、職責の遂行に遺憾なきを期してまいる決意でございます。委員各位の御指導のほどよろしくお願い申し上げましてごあいさつといたします。(拍手)発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/109714629X00119821221/12
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013・戸塚進也
○委員長(戸塚進也君) 塚原大蔵政務次官。発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/109714629X00119821221/13
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014・塚原俊平
○政府委員(塚原俊平君) 今般はからずも大蔵政務次官を拝命いたしました。職責の重大さをひしひしと痛感いたしております。微力ながら全力を傾けて職務の遂行に当たる所存でございます。よろしく御指導、御鞭撻のほどお願い申し上げます。(拍手)
─────────────発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/109714629X00119821221/14
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015・戸塚進也
○委員長(戸塚進也君) 次に、派遣委員の報告に関する件についてお諮りいたします。
先般、当委員会が行いました租税及び金融等に関する実情調査のための委員派遣につきまして、各班からそれぞれ報告書が提出されておりますので、これを本日の会議録の末尾に掲載することにいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/109714629X00119821221/15
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016・戸塚進也
○委員長(戸塚進也君) 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。
本日はこれにて散会いたします。
午後零時十七分散会発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/109714629X00119821221/16
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