1. 会議録本文
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000・会議録情報
平成七年六月八日(木曜日)
午前十時開議
出席委員
委員長 田中 恒利君
理事 加藤 卓二君 理事 近岡理一郎君
理事 渡辺 省一君 理事 石井 啓一君
理事 今井 宏君 理事 江田 五月君
相沢 英之君 池田 行彦君
鈴木 俊一君 武部 勤君
津島 雄二君 虎島 和夫君
高木 義明君 野田 佳彦君
弘友 和夫君 北沢 清功君
田口 健二君 宇佐美 登君
藤田 スミ君
委員外の出席者
参議院議員 野沢 太三君
内閣委員会調査
室長 菅野 和美君
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委員の異動
三月二十三日
委員佐藤敬夫君が退職された。
同日二十九日
辞任 補欠選任
野田 佳彦君 鹿野 道彦君
辞任 補欠選任
鹿野 道彦君 野田 佳彦君
六月八日
辞任 補欠選任
塚田 延充君 高木 義明君
松本 善明君 藤田 スミ君
辞任 補欠選任
高木 義明君 塚田 延充君
藤田 スミ君 松本 善明君
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六月二日
臨時大深度地下利用調査会設置法案(野沢太三
君外四名提出、参法第五号)(予)
同月五日
臨時大深度地下利用調査会設置法案(参議院提
出、参法第五号)
四月四日
従軍慰安婦に対する国家による謝罪・補償等に
関する請願(辻一彦君紹介)(第三八五号)
同月十一日
アイヌ民族に関する法律の早期制定に関する請
願(田中秀征君紹介)(第五一八号)
シベリア抑留者への戦後補償の解決に関する請
願(田中秀征君紹介)(第五一七号)
元陸海軍従軍看護婦に対する処遇に関する請願
(伊藤茂君紹介)(第六六一号)
同(石橋大吉君紹介)(第六六二号)
同外四件(相沢英之君紹介)(第六六九号)
同(秋葉忠利君紹介)(第六七〇号)
同(伊藤茂君紹介)(第六七一号)
同(大石千八君紹介)(第六七二号)
同(久間章生君紹介)(第六七三号)
同外四件(木幡弘道君紹介)(第六七四号)
同(田口健二君紹介)(第六七五号)
同外三件(田原隆君紹介)(第六七六号)
同月十八日
元陸海軍従軍看護婦に対する処遇に関する請願
外五件(愛野興一郎君紹介)(第六八九号)
同(秋葉忠利君紹介)(第六九〇号)
同(伊藤茂君紹介)(第六九一号)
同(田口健二君紹介)(第六九二号)
同(秋葉忠利君紹介)(第七〇二号)
同(伊藤茂君紹介)(第七〇三号)
同(田口健二君紹介)(第七〇四号)
同(秋葉忠利君紹介)(第七七八号)
同(伊藤茂君紹介)(第七七九号)
同(田口健二君紹介)(第七八〇号)
同(秋葉忠利君紹介)(第八三四号)
同(粟屋敏信君紹介)(第八三五号)
同(田口健二君紹介)(第八三六号)
同月二十五日
元陸海軍従軍看護婦に対する処遇に関する請願
(田口健二君紹介)(第八五五号)
同(三野優美君紹介)(第八五六号)
同(月原茂皓君紹介)(第八八七号)
同外五件(佐藤信二君紹介)(第九一八号)
傷病恩給等の改善に関する請願(山口敏夫君紹
介)(第九六七号)
五月十六日
元陸海軍従軍看護婦に対する処遇に関する請願
(早川勝君紹介)(第一〇一一号)
同(早川勝君紹介)(第一〇一八号)
同(荒井広幸君紹介)(第一〇四一号)
同(早川勝君紹介)(第一〇四二号)
同(早川勝君紹介)(第一〇四七号)
同(梁瀬進君紹介)(第一〇六五号)
傷病恩給等の改善に関する請願(宇野宗佑君紹
介)(第一〇一九号)
同(塩谷立君紹介)(第一〇二〇号)
同(塚原俊平君紹介)(第一〇二一号)
同(中村正三郎君紹介)(第一〇二二号)
同(丹羽雄哉君紹介)(第一〇二三号)
同(浜田靖一君紹介)(第一〇二四号)
同(堀之内久男君紹介)(第一〇二五号)
同(持永和見君紹介)(第一〇二六号)
同(森喜朗君紹介)(第一〇二七号)
同(山本有二君紹介)(第一〇二八号)
同(河本敏夫君紹介)(第一〇四三号)
同(中山太郎君紹介)(第一〇五四号)
同(中山正暉君紹介)(第一〇五五号)
同(逢沢一郎君紹介)(第一〇七一号)
同(森喜朗君紹介)(第一〇七二号)
同(河村建夫君紹介)(第一〇八一号)
同(櫻内義雄君紹介)(第一〇八二号)
同(町村信孝君紹介)(第一〇八三号)
同月二十三日
傷病恩給等の改善に関する請願(小渕恵三君紹
介)(第一〇九九号)
同(大野功統君紹介)(第一一〇〇号)
同(櫻内義雄君紹介)(第一一〇一号)
同(野呂田芳成君紹介)(第一一〇二号)
同(細田博之君紹介)(第一一〇三号)
同(中馬弘毅君紹介)(第一一一九号)
同月三十日
元陸海軍従軍看護婦に対する処遇に関する請願
(秋葉忠利君紹介)(第一四五五号)
同(伊吹文明君紹介)(第一四五六号)
同(緒方克陽君紹介)(第一四五七号)
同外二件(鈴木俊一君紹介)(第一四五八号)
同外一件(中谷元君紹介)(第一四五九号)
同外三件(林義郎君紹介)(第一四六〇号)
六月一日
元陸海軍従軍看護婦に対する処遇に関する請願
(秋葉忠利君紹介)(第一五九三号)
同(濱田健一君紹介)(第一五九四号)
同外三件(岸本光造君紹介)(第一七三五号)
同外一件(田原隆君紹介)(第一七三六号)
同(濱田健一君紹介)(第一七三七号)
傷病恩給等の改善に関する請願(熊谷弘君紹介
)
(第一五九五号)
同(船田元君紹介)(第一五九六号)
同(今村修君紹介)(第一七三八号)
シベリア抑留者の労働証明書受け入れに関する
請願(野田佳彦君紹介)(第一七三四号)
同月六日
元陸海軍従軍看護婦に対する処遇に関する請願
(笹川堯君紹介)(第一七七九号)
同(豊田潤多郎君紹介)(第一七八〇号)
同(笹川堯君紹介)(第一八五九号)
傷病恩給等の改善に関する請願(山中貞則君紹
介)(第一七八一号)
同(左藤恵君紹介)(第一八六〇号)
同月七日
部落解放基本法の制定に関する請願(長浜博行
君紹介)(第二〇一六号)
元陸海軍従軍看護婦に対する処遇に関する請願
(柳田稔君紹介)(第二〇一七号)
同外二件(錦織淳君紹介)(第二〇六七号)
同(柳田稔君紹介)(第二〇六八号)
シベリア抑留者の労働証明書受け入れに関する
請願(高市早苗君紹介)(第二〇六九号)
従軍慰安婦に対する国家による謝罪・補償等に
関する請願(岡崎宏美君紹介)(第二二三五号
)
傷病恩給等の改善に関する請願(中曽根康弘君
紹介)(第二二三六号)
同(三ッ林弥太郎君紹介)(第二三〇六号)
同月八日
シベリア抑留者の労働証明書受け入れに関する
請願(今井宏君紹介)(第二三五六号)
同(堀込征雄君紹介)(第二三五七号)
同(池田隆一君紹介)(第二四二一号)
同(池端清一君紹介)(第二四二二号)
同(小林守君紹介)(第二四二三号)
同(穀田恵二君紹介)(第二四二四号)
同(坂上富男君紹介)(第二四二五号)
同(寺前巖君紹介)(第二四二六号)
同(細川律夫君紹介)(第二四二七号)
同(阿部昭吾君紹介)(第二六一三号)
同(大木正吾君紹介)(第二六一四号)
同(輿石東君紹介)(第二六一五号)
同(坂上富男君紹介)(第二六一六号)
同(竹内猛君紹介)(第二六一七号)
同(細川律夫君紹介)(第二六一八号)
同(矢島恒夫君紹介)(第二六一九号)
従軍慰安婦に対する国家による謝罪・補償等に
関する請願(岩佐恵美君紹介)(第二四一五号
)
同(海江田万里君紹介)(第二四一六号)
同(志位和夫君紹介)(第二四一七号)
同(藤田スミ君紹介)(第二四一八号)
同(松本善明君紹介)(第二四一九号)
傷病恩給等の改善に関する請願(片岡武司君紹
介)(第二四二〇号)
同(海部俊樹君紹介)(第二六一一号)
同(山崎拓君紹介)(第二六一二号)
非核法制定に関する請願(伊藤茂君紹介)(第
二六〇八号)
同(佐々木秀典君紹介)(第二六〇九号)
元陸海軍従軍看護婦に対する処遇に関する請願
(高木義明君紹介)(第二六一〇号)
は本委員会に付託された。
―――――――――――――
五月九日
建国記念の日政府主催式典の開催に関する陳情
書外一件
(第一六七号)
ボランティア育成の条件整備に関する陳情書外
六件
(第一六八号)
六月六日
ボランティア及び市民運動育成の条件整備に関
する陳情書外一件
(第二五一号
)
部落解放基本法制定に関する陳情書
(第
二五二号)
は本委員会に参考送付された。
―――――――――――――
本日の会議に付した案件
臨時大深度地下利用調査会設置法案(参議院提
出、参法第五号)
――――◇―――――発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/113204889X00919950608/0
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001・田中恒利
○田中委員長 これより会議を開きます。
参議院提出、臨時大深度地下利用調査会設置法案を議題といたします。
発議者から趣旨の説明を聴取いたします。参議院議員野沢太三君。
—————————————
臨時大深度地下利用調査会設置法案
〔本号末尾に掲載〕
—————————————発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/113204889X00919950608/1
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002・野沢太三
○野沢参議院議員 ただいま議題となりました臨時大深度地下利用調査会設置法案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。
現在、我が国においては、国民一人一人が豊かさとゆとりを実感できる生活大国の実現が大きな課題となっておりますが、そのためには、立ちおくれが見られる生活に関連した社会資本整備を重点的に図っていくことが必要不可欠であります。
しかしながら、特に大都市圏においては、土地利用が高度化、複雑化していることから、鉄道、道路等の整備を進めるに当たって、地権者との権利調整に手間がかかるばかりでなく、地価が依然として高水準にあることから、用地買収が困難であり、また、買収費用の事業費全体に占める割合が著しく高くなるため、事業が停滞しがちとなっております。
一方、我が国やヨーロッパにおける海底トンネルの完成に見られるように、掘削等の技術の進歩は目覚ましいものがあり、大深度地下の利用が可能となってきております。
現在、大都市圏を中心に、新たな鉄道、道路その他の施設の整備構想も検討されておりますが、仮にこの大深度地下を活用することができるならば、これら事業の整備は飛躍的に促進されると考えられます。
しかしながら、大深度地下の利用に関しましては、まず、大深度地下を法的にどのように構成するかということが問題となります。すなわち、大深度地下に土地所有権が及ぶのか、権利制限・補償をどのように考えるかという、憲法及び民法にかかわる基本的な問題であります。
その上で、さらに、大深度地下の範囲の確定、地権者等との間における法律関係の明確化、安全及び環境保全の確保、対象とすべき施設の範囲の確定と事業間の調整方法の確立等々、事前に解決をしておかなければならない重要な問題が数多く残されており、そのためのルールづくりが強く要請されているところであります。
こうした問題は、国民各層の意見を反映させつつ、各省庁間の総合調整のもとに政府全体で取り組んでいくべき課題であります。
このような状況を踏まえ、大深度地下の適正かつ計画的な利用の確保とその公共的利用の円滑化に資する観点から、大深度地下の利用に関する諸問題について専門的に調査審議する機関を設置することが必要であるとの認識により、このたび本法律案を提出した次第であります。
次に、本法律案の内容の概要につきまして御説明申し上げます。
第一は、調査会の目的及び設置についてであります。
土地利用に係る社会経済情勢の変化にかんがみ、大深度地下の適正かつ計画的な利用の確保とその公共的利用の円滑化に資するため、総理府に、臨時大深度地下利用調査会を置くこととしております。
第二は、所掌事務についてであります。
調査会は、内閣総理大臣の諮問に応じ、人深度地下の利用に関する諸問題について、広く、かつ、総合的に検討を加え、大深度地下の利用に関する基本理念及び施策の基本となる事項並びに大深度地下の公共的利用の円滑化を図るための施策に関する事項について調査審議することとしております。
第三は、答申の尊重等についてであります。
内閣総理大臣は、調査会の答申及び意見を受けたときは、これを尊重するとともに、これを国会に報告するものとしております。
第四は、組織についてであります。
調査会は、委員十二人以内で組織するとともに、委員は、大深度地下の利用に関する諸問題についてすぐれた識見を有する者のうちから、両議院の同意を得て、内閣総理大臣が任命することとしております。また、調査会には委員の互選により会長を置くこととしております。
第五は、資料提出その他の協力についてであります。
調査会は、その所掌事務を遂行するため必要があると認めるときは、関係行政機関の長及び関係地方公共団体の長に対して、資料の提出、意見の開陳等の必要な協力を求めることができるとともに、その所掌事務を遂行するために特に必要があると認めるときは、それ以外の者に対しても必要な協力を依頼することができることとしております。
なお、この法律は、施行の日から三年を経過した日に失効することとしております。
以上が、本法律案の提案理由及び内容の概要でございます。
何とぞ、御審議の上、速やかに御賛同くださいますようお願い申し上げます。発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/113204889X00919950608/2
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003・田中恒利
○田中委員長 これにて趣旨の説明は終わりました。
次回は、明九日金曜日午後一時五十分理事会、午後二時委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。
午前十時六分散会
————◇—————発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/113204889X00919950608/3
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