1. 会議録本文
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000・会議録情報
平成八年四月九日(火曜日)
午後零時四十分開会
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委員の異動
四月四日
辞任 補欠選任
常田 享詳君 勝木 健司君
四月九日
辞任 補欠選任
田浦 直君 常田 享詳君
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出席者は左のとおり。
委員長 今井 澄君
理 事
石井 道子君
大島 慶久君
釘宮 磐君
朝日 俊弘君
委 員
阿部 正俊君
清水嘉与子君
塩崎 恭久君
高木 正明君
長峯 基君
勝木 健司君
常田 享詳君
水島 裕君
山本 保君
竹村 泰子君
西山登紀子君
国務大臣
厚 生 大 臣 菅 直人君
政府委員
厚生省生活衛生
局長 小林 秀資君
厚生省社会・援
護局長 佐々木典夫君
事務局側
常任委員会専門
員 水野 国利君
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本日の会議に付した案件
○廃棄物処理施設整備緊急措置法の一部を改正す
る法律案(内閣提出)
○民間活動に係る規制の改善及び行政事務の合理
化のための厚生省関係法律の一部を改正する法
律案(内閣提出)
—————————————発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/113614237X00719960409/0
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001・今井澄
○委員長(今井澄君) ただいまから厚生委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る四日、常田享詳君が委員を辞任され、その補欠として勝木健司君が選任されました。
また、本日、田浦直君が委員を辞任され、その補欠として常田享詳君が選任されました。
—————————————発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/113614237X00719960409/1
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002・今井澄
○委員長(今井澄君) 廃棄物処理施設整備緊急措置法の一部を改正する法律案及び民間活動に係る規制の改善及び行政事務の合理化のための厚生省関係法律の一部を改正する法律案を便宜一括して議題といたします。
政府から順次趣旨説明を聴取いたします。菅厚生大臣。発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/113614237X00719960409/2
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003・菅直人
○国務大臣(菅直人君) ただいま議題となりました二法案について、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。
まず、廃棄物処理施設整備緊急措置法の一部を改正する法律案について申し上げます。
廃棄物の適正な処理は、国民の生活環境を保全し、公衆衛生の向上を図る上で必要不可欠なものであり、廃棄物処理施設の着実な整備を図ることはその中心となる施策であります。このため、昭和三十八年度以来、七次にわたり廃棄物処理施設の整備計画を策定し、その計画的な整備を図ってきたところでありますが、リサイクル型社会への転換を推進するためには、廃棄物の排出量を極力抑制するとともに、リサイクルの促進を重点とした廃棄物処理施設を緊急かつ計画的に整備することが必要であります。
こうした状況を踏まえ、今般、現行の整備計画に引き続き、平成十二年度までの第八次廃棄物処理施設整備計画を策定することとし、この法律案を提出した次第であります。
この法律案の内容でありますが、厚生大臣は、平成十二年度までの間に実施すべき廃棄物処理施設整備事業の実施の目標及び事業の量について計画を策定し、閣議の決定を求めなければならないこととするものであります。
なお、この法律の施行期日は公布の日からとしております。
以上がこの法律案の提案の理由及びその内容の概要であります。
次に、民間活動に係る規制の改善及び行政事務の合理化のための厚生省関係法律の一部を改正する法律案について申し上げます。
政府は、公的規制の緩和等の推進を当面の重要課題の一つとして位置づけ、これに積極的に取り組んでいるところでありますが、その一環として、厚生省においても、民間活動に係る規制がもたらす負担の軽減や行政事務の合理化を図るため、今般、この法律案を提出することとした次第であります。
以下、この法律案の主な内容について御説明申し上げます。
第一に、診療放射線技師法について、診療放射線技師が作成する照射録の記載事項を医療現場の実態に即して弾力的に改正することができるよう、省令で定めることとしております。
第二に、検疫法について、世界保健機関が根絶を宣言している痘そうを検疫伝染病から削除することとしております。
第三に、理容師法、クリーニング業法及び美容師法について、理容所の開設者等について相続等があったときは、相続人等は、開設者等の地位を承継することとし、開設の届け出を不要とすることとしております。
第四に、水道法について、水道指定工事店制度を見直し、指定要件の明確化等を図るとともに、このために必要な給水装置工事主任技術者試験等について定めることとしております。
第五に、社会福祉事業法について、福祉事務所長が他の業務を兼務できることとするとともに、社会福祉法人の設立認可、監督等の権限及び社会福祉事業に関する監督等の権限を都道府県知事から政令指定都市等の長に移譲することとしております。
第六に、消費生活協同組合法について、購買事業等を行う消費生活協同組合連合会の一会員が有することのできる出資口数の限度を引き上げることとしております。
第七に、社会福祉・医療事業団法について、社会福祉・医療事業団の福祉貸し付けの勘定と医療貸し付けの勘定とを統合し、資金貸し付けの弾力化を図ることとしております。
第八に、厚生年金保険法及び国民年金法について、厚生年金基金等の積立金の効率的な運用の観点から、厚生年金基金等の積立金の運用拡大枠の撤廃、国民年金基金等の積立金の運用方法の追加等を図ることとしております。
以上、二法案の提案理由及びその内容の概要について御説明申し上げました。
何とぞ、慎重に御審議の上、速やかに御可決あらんことをお願い申し上げます。発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/113614237X00719960409/3
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004・今井澄
○委員長(今井澄君) 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。
両案に対する質疑は後日に譲ることとし、本日はこれにて散会いたします。
午後零時四十六分散会
—————・—————発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/113614237X00719960409/4
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