1. 会議録本文
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000・会議録情報
平成八年五月二十一日(火曜日)
正午開会
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委員の異動
五月十四日
辞任 補欠選任
保坂 三蔵君 坪井 一宇君
五月十五日
辞任 補欠選任
平田 健二君 今泉 昭君
三重野栄子君 青木 薪次君
末広真樹子君 中尾 則幸君
五月十六日
辞任 補欠選任
中尾 則幸君 奥村 展三君
五月十七日
辞任 補欠選任
奥村 展三君 中尾 則幸君
五月二十一日
辞任 補欠選任
青木 薪次君 千葉 景子君
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出席者は左のとおり。
委員長 足立 良平君
理 事
南野知惠子君
真島 一男君
武田 節子君
大脇 雅子君
委 員
小山 孝雄君
佐々木 満君
山東 昭子君
坪井 一宇君
前田 勲男君
松谷蒼一郎君
石井 一二君
今泉 昭君
星野 朋市君
日下部禧代子君
千葉 景子君
吉川 春子君
笹野 貞子君
中尾 則幸君
国務大臣
労 働 大 臣 永井 孝信君
政府委員
労働大臣官房長 渡邊 信君
労働省労政局長 七瀬 時雄君
事務局側
常任委員会専門
員 佐野 厚君
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本日の会議に付した案件
○勤労者財産形成促進法の一部を改正する法律案
(内閣提出、衆議院送付)
—————————————発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/113615289X01119960521/0
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001・足立良平
○委員長(足立良平君) ただいまから労働委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る十四日、保坂三蔵君が委員を辞任され、その補欠として坪井一宇君が選任されました。
また、去る十五日、平田健二君、末広真樹子君及び三重野栄子君が委員を辞任され、その補欠として今泉昭君、中尾則幸君及び青木薪次君が選任されました。
また、本日、青木薪次君が委員を辞任され、その補欠として千葉景子君が選任されました。
—————————————発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/113615289X01119960521/1
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002・足立良平
○委員長(足立良平君) 勤労者財産形成促進法の一部を改正する法律案を議題といたします。
政府から趣旨説明を聴取いたします。永井労働大臣。発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/113615289X01119960521/2
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003・永井孝信
○国務大臣(永井孝信君) ただいま議題となりました勤労者財産形成促進法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。
勤労者財産形成促進制度は、勤労者の計画的な財産形成を促進し、その生活の安定を図ることを目的としており、昭和四十六年の制度発足以来、七次にわたる法改正が行われ、逐次内容の充実が図られてまいりました。現在、勤労者財産形成貯蓄を行う勤労者は千七百万人を超え、その貯蓄額は十八兆円近くに達するなど、我が国の勤労者の生活において大きな役割を果たしてきているところであります。
しかしながら、近年における少子・高齢化の進展や労働移動の増加等の状況のもとで、我が国の経済社会を支えている勤労者の活力の維持を図りつつ、豊かさを実感し、安定した勤労者生活の実現を図るためには、勤労者の自助努力を基本に、これを支援する仕組みを拡充することが必要となっております。
また、企業の規模によって依然として格差が見受けられる企業内福祉の充実の観点からも、中小企業への財形制度の導入を促進し、もって中小企業の勤労者の福祉の向上を図ることが求められております。
政府は、このような状況にかんがみ、勤労者財産形成施策の充実強化を図るための案を勤労者財産形成審議会に諮問し、その答申をいただきましたので、ここに勤労者財産形成促進法の一部を改正する法律案として提出した次第であります。
次に、この法律案の内容につきまして、概要を御説明申し上げます。
第一は、勤労者財産形成貯蓄の活用に関する支援であります。
勤労者の生涯にわたる生活設計を支援するため、勤労者が計画的に財産形成を行い、育児、教育、介護等について一般財形貯蓄の払い出しにより対処した場合に、当該勤労者に財産形成貯蓄活用給付金を支払う事業主に対し、雇用促進事業団が助成金を支給することとするとともに、財産形成貯蓄活用給付金について課税上特別の措置を講ずることとしております。
第二は、中小企業における財形事務の事務代行制度の創設であります。
中小企業における財形事務の負担軽減を図るため、中小企業の事業主が事務代行団体に対し財形事務を委託できる制度を創設するとともに、これらの業務に関して雇用促進事業団が必要な助成を行うことといたしております。
第三は、勤労者財産形成貯蓄制度の改善であります。
勤労者が転職等をした場合で、転職先等で財形制度が導入されていないときでも、計画的な財産形成の継続を可能とする措置を講ずるとともに、財形貯蓄商品の選択を幅広く行うことができるよう、財形貯蓄について他の金融機関の財形貯蓄商品への預け替えを可能とする制度を創設することといたしております。
以上、この法律案の提案理由及びその内容の概要につきまして御説明申し上げました。
何とぞ、御審議の上、速やかに御可決あらんことをお願い申し上げます。発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/113615289X01119960521/3
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004・足立良平
○委員長(足立良平君) 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。
本案に対する質疑は二十三日に譲ることとし、本日はこれにて散会いたします。
午後零時四分散会
—————・—————発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/113615289X01119960521/4
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