1. 会議録本文
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000・会議録情報
平成九年四月二十三日(水曜日)
午前十時開議
出席委員
委員長 市川 雄一君
理事 赤城 徳彦君 理事 遠藤 利明君
理事 田野瀬良太郎君 理事 中島洋次郎君
理事 太田 昭宏君 理事 増田 敏男君
理事 石井 紘基君 理事 中島 武敏君
佐藤 静雄君 阪上 善秀君
実川 幸夫君 田村 憲久君
橘 康太郎君 玉沢徳一郎君
中山 利生君 萩山 教嚴君
松本 和那君 茂木 敏充君
赤羽 一嘉君 岩浅 嘉仁君
岡島 正之君 樽床 伸二君
山本 幸三君 葉山 峻君
山本 譲司君 辻 第一君
中西 績介君
出席国務大臣
建 設 大 臣 亀井 静香君
出席政府委員
建設政務次官 佐藤 静雄君
建設大臣官房長 小野 邦久君
建設省河川局長 尾田 栄章君
委員外の出席者
建設委員会調査
室長 白兼 保彦君
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委員の異動
四月二十三日
辞任 補欠選任
井奥 貞雄君 実川 幸夫君
金子原二郎君 茂木 敏充君
高市 早苗君 田村 憲久君
谷畑 孝君 阪上 善秀君
蓮実 進君 橘 康太郎君
同日
辞任 補欠選任
阪上 善秀君 谷畑 孝君
実川 幸夫君 井奥 貞雄君
田村 憲久君 高市 早苗君
橘 康太郎君 蓮実 進君
茂木 敏充君 金子原二郎君
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四月二十二日
川辺川ダム建設の中止に関する請願(秋葉忠利
君紹介)(第二二三七号)
は本委員会に付託された。
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本日の会議に付した案件
河川法の一部を改正する法律案(内閣提出第五
七号)
————◇—————発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/114004149X01019970423/0
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001・市川雄一
○市川委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、河川法の一部を改正する法律案を議題といたします。
趣旨の説明を聴取いたします。亀井建設大臣。
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河川法の一部を改正する法律案
〔本号末尾に掲載〕
—————————————発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/114004149X01019970423/1
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002・亀井静香
○亀井国務大臣 ただいま議題となりました河川法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。
近年、河川の持つ多様な自然環境や水辺空間としての機能に着目して、良好な環境の整備と保全を求める国民のニーズが高まっており、こうした要請にこたえて河川の特性を踏まえた河川管理を適切に実施していくため、地域と連携し、地域の実情に応じた河川整備を進めていくことが不可欠となっております。また、近年渇水が頻発する中で、その被害を最小限にとどめること等が国民から求められているところであります。
この法律案は、このような状況にかんがみ、河川法の目的と河川の整備に関する計画のあり方について見直すこととするほか、異常渇水時における水利使用の調整の円滑化のための措置等を講ずるものであります。
次に、その要旨を御説明申し上げます。
第一に、河川環境の整備と保全を積極的に推進するため、河川法の目的に「河川環境の整備と保全」を加えることとしております。
第二に、環境に配慮し、地域の実情に応じた河川整備を推進するため、現行の工事実施基本計画にかえて長期的な整備の方針である河川整備基本方針と具体的な整備の計画である河川整備計画を定めることとし、後者について地方公共団体の長、地域住民等の意見を反映させるための手続を導入する等の改正を行うこととしております。
第三に、異常渇水時における円滑な水利使用の調整を図るため、水利使用者は早い段階から協議に努め、また、河川管理者は必要な情報提供に努めることとするとともに、水利使用者相互間の水の融通に係る手続の簡素化を図ることとしております。
第四に、堤防やダム貯水池の機能の維持増進を図るため、堤防やダム貯水池周辺の樹林帯を、河川管理施設として適正に整備または保全することができるよう措置することとしております。
第五に、水質事故処理等の河川の維持行為について、原因者に行わせ、またはその費用を負担させることができることとしております。
第六に、不法係留船舶等の排除を促進するため、河川管理者が不法係留船舶等の売却、廃棄、売却代金の保管等を行うことができることとしております。
その他、これらに関連いたしまして、所要の規定の整備を行うこととしております。
以上が、この法律案の提案理由説明及びその要旨であります。
何とぞ、慎重御審議の上、速やかに御可決いただきますようお願い申し上げます。
なお、つけ加えまして一言。
既にテレビ等で御承知と思いますが、ペルーの日本大使公邸での人質事件に関しまして、日本時間で本日の五時二十三分、現地時間で四月二十二日の十五時二十三分、特殊部隊が突入をいたしまして、現在これは報道からのあれでございますが、人質が一名死亡をされておりますこと、それと特殊部隊が二名、これも犠牲になっておるということでありますが、日本人の人質につきましては、建設省から派遣をいたしております仲江一等書記官は左側に若干のけがをしておるようでございますが軽傷でございまして、日本人人質につきましては全員無事救助をされておりますことを御報告を申し上げたいと思います。
以上でございます。発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/114004149X01019970423/2
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003・市川雄一
○市川委員長 これにて趣旨の説明は終わりました。
次回は、来る五月七日水曜日に委員会を開会することとし、開会時間は、追って公報をもってお知らせいたします。
本日は、これにて散会いたします。
午前十時五分散会
————◇—————発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/114004149X01019970423/3
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