1. 会議録本文
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000・会議録情報
平成十年五月十五日(金曜日)
午後零時四十二分開議
出席委員
委員長 大野由利子君
理事 小野 晋也君 理事 河本 三郎君
理事 三ッ林弥太郎君 理事 山口 俊一君
理事 辻 一彦君 理事 吉田 治君
理事 斉藤 鉄夫君 理事 菅原喜重郎君
奥山 茂彦君 木村 隆秀君
杉山 憲夫君 田中 和徳君
平沼 赳夫君 村井 仁君
望月 義夫君 近藤 昭一君
佐藤 敬夫君 近江巳記夫君
佐々木洋平君 吉井 英勝君
辻元 清美君 中村喜四郎君
出席国務大臣
国 務 大 臣
(科学技術庁長
官) 谷垣禎一君
出席政府委員
科学技術庁長官
官房長 沖村 憲樹君
科学技術庁研究
開発局長 青江 茂君
委員外の出席者
科学敬術委員会
専門員 宮武 太郎君
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委員の異動
五月十五日
辞任 補欠選任
中西 啓介君 佐々木洋平君
同日
辞任 補欠選任
佐々木洋平君 中西 啓介君
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五月十二日
宇宙開発事業団法の一部を改正する法律案(内
閣提出第一〇〇号)(参議院送付)
は本委員会に付託された。
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本日の会議に付した案件
宇宙開発事業団法の一部を改正する法律案(内
閣提出第一〇〇号)(参議院送付)
――――◇―――――発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/114203911X01019980515/0
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001・大野由利子
○大野委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、参議院送付、宇宙開発事業団法の一部を改正する法律案を議題といたします。
趣旨の説明を聴取いたします。谷垣科学技術庁長官。
宇宙開発事業団法の一部を改正する法律案
〔本号末尾に掲載〕発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/114203911X01019980515/1
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002・谷垣禎一
○谷垣国務大臣 宇宙開発事業団法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明いたします。
宇宙開発事業団は、昭和四十四年に設立されて以来、我が国の宇宙開発の中核的実施機関として、平和の目的に限り、人工衛星及び人工衛星打ち上げ用ロケットの開発、打ち上げ等を総合的、計画的かつ効率的に行うことにより、宇宙の開率及び利用の促進に重要な役割を果たしてきたところであります。
現在、宇宙開発事業団は、技術面、経済面双方において国際的な水準に達することを目指してHⅡAロケットの開発を進めておりますが、国際卓宙ステーション計画の本格化や、通信、地球観測等の多様な分野における衛星需要の拡大などに伴い、今後同事業団の打ち上げに対する需要も大値に増加することが予想されます、
宇宙開発事業団は、その打ち上げ能力を国全体のために活用することを任務の一つとして有しているところであり、HⅡAロケット等を用いて同事業団によるみずからの打ち上げ及び委託に応じた打ち上げを着実に推進していくことは、宇宙の開発及び利用を促進していく上で大きな意義を有するものと認識しております。
宇宙開発を早くから手がけている欧米におきましては、万一打ち上げにより第三者に損害が発生した場合に備え、責任保険契約の締結を義務づけるとともに、保険を超える損害については公的主体による賠償措置を整備しているところであります。
本法律案は、このような状況にかんがみ、我が国においても、宇宙開発事業団の打ち上げにより万一第三者に損害が発生した場合に備え、欧米と同等の損害賠償措置を講ずることにより、同事業団の打ち上げ業務の円滑な推進と確実な被害者保護に資することを目的として、責任保険契約の締結を義務づけるとともに、委託に応じた打ち上げに起因する損害賠償責任に関して同事業団に実質的な責任集中を図ることを内容とする措置を講じようとするものであります。
以上が、この法律案の提案理由及び要旨であります。
何とぞ、慎重に御審議の上、速やかに御賛同あらんことをお願い申し上げます。発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/114203911X01019980515/2
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003・大野由利子
○大野委員長 これにて趣旨の説明は終わりました。
次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。
午後零時四十五分散会
――――◇―――――発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/114203911X01019980515/3
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