1. 会議録本文
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000・会議録情報
平成十一年二月十七日(水曜日)
午後零時十二分開議
出席委員
委員長 平田 米男君
理事 佐田玄一郎君 理事 谷畑 孝君
理事 原田 義昭君 理事 鉢呂 吉雄君
理事 井上 義久君 理事 青木 宏之君
飯島 忠義君 岩永 峯一君
小林 多門君 阪上 善秀君
田中 和徳君 滝 実君
玉沢徳一郎君 蓮実 進君
松本 和那君 宮腰 光寛君
目片 信君 藤村 修君
山本 譲司君 長内 順一君
辻 第一君 中島 武敏君
中西 績介君
出席国務大臣
国務大臣
(国土庁長官) 関谷 勝嗣君
出席政府委員
国土庁長官官房
長 久保田勇夫君
国土庁地方振興
局長 中川 浩明君
委員外の出席者
建設委員会専門
員 白兼 保彦君
委員の異動
二月十七日
辞任 補欠選任
西川 公也君 滝 実君
平野 博文君 藤村 修君
同日
辞任 補欠選任
滝 実君 西川 公也君
藤村 修君 平野 博文君
二月十二日
奄美群島振興開発特別措置法及び小笠原諸島振興開発特別措置法の一部を改正する法律案(内閣提出第七号)
は本委員会に付託された。
二月十六日
道路予算の確保に関する陳情書外四十八件(第八二号)
中部縦貫自動車道の整備促進に関する陳情書(第八三号)
東九州自動車道等の整備促進に関する陳情書(第八四号)
住宅品質確保促進法の早期制定等に関する陳情書外四件(第八五号)
災害復旧制度の拡充等に関する陳情書(第八六号)
過疎地域活性化のための新立法措置に関する陳情書外八件(第八七号)
は本委員会に参考送付された。
本日の会議に付した案件
奄美群島振興開発特別措置法及び小笠原諸島振興開発特別措置法の一部を改正する法律案(内閣提出第七号)
午後零時十二分開議
――――◇―――――発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/114504149X00319990217/0
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001・平田米男
○平田委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、奄美群島振興開発特別措置法及び小笠原諸島振興開発特別措置法の一部を改正する法律案を議題といたします。
趣旨の説明を聴取いたします。国土庁長官関谷勝嗣君。
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奄美群島振興開発特別措置法及び小笠原諸島振興開発特別措置法の一部を改正する法律案
〔本号末尾に掲載〕
―――――――――――――発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/114504149X00319990217/1
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002・関谷勝嗣
○関谷国務大臣 ただいま議題となりました奄美群島振興開発特別措置法及び小笠原諸島振興開発特別措置法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び主な内容を御説明申し上げます。
奄美群島につきましては、昭和二十八年の本土復帰以来、特別措置法のもとで各般の事業を実施し、基礎条件の改善とその振興開発を図ってまいったところであります。
しかしながら、奄美群島をめぐる諸条件は依然として厳しく、なお本土との間に格差が存しており、近年では若年層を中心とする人口の流出や高齢化が進み、活力ある地域社会を維持していく上で、多くの課題を抱えております。
今後、これらの課題の解決を図り、特有の農林水産資源、観光資源等を開発及び活用することにより、その特性に応じた振興開発を推進していくため、奄美群島振興開発特別措置法の有効期限を五カ年延長するとともに、振興開発計画を改定し、これに基づく事業を推進する等特別の措置を引き続き講ずる必要があります。
また、小笠原諸島につきましては、昭和四十三年の本土復帰以来、特別措置法のもとで各般の事業を実施し、その成果を上げてまいったところでありますが、本土から極めて隔絶した外海離島であるという自然的条件等のため、人口の定着、産業の育成等が十分には達成されていない状況にあります。
今後、引き続き小笠原諸島の基礎条件の改善を図るとともに、その特性と発展可能性を広く活用し、環境と調和した振興開発を推進していくため、小笠原諸島振興開発特別措置法の有効期限を五カ年延長するとともに、新たな振興開発計画を策定し、これに基づく事業を実施する等特別の措置を引き続き講ずる必要があります。
以上が、この法律案を提出する理由であります。
次に、この法律案の内容につきまして御説明申し上げます。
まず、奄美群島振興開発特別措置法の一部改正につきましては、第一に、この法律の有効期限を平成十六年三月三十一日まで五カ年延長するとともに、現行の奄美群島振興開発計画の計画期間を現行法の五カ年から十カ年に延長することとしております。
第二に、地方税の課税免除または不均一課税に伴う減収を地方交付税により補てんする措置を講ずることとしております。
次に、小笠原諸島振興開発特別措置法の一部改正につきましては、この法律の有効期限を平成十六年三月三十一日まで五カ年延長するとともに、新たに平成十一年度を初年度とする五カ年の小笠原諸島振興開発計画を策定することとしております。
以上が、この法律案の提案理由及び主な内容であります。
何とぞ、慎重に御審議の上、速やかに御可決いただきますようお願い申し上げます。発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/114504149X00319990217/2
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003・平田米男
○平田委員長 これにて趣旨の説明は終わりました。
次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。
午後零時十六分散会発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/114504149X00319990217/3
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