1. 会議録本文
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000・会議録情報
平成十一年五月二十七日(木曜日)
午後零時十一分開会
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委員の異動
五月二十一日
辞任 補欠選任
清水嘉与子君 真鍋 賢二君
川橋 幸子君 足立 良平君
小宮山洋子君 松田 岩夫君
峰崎 直樹君 今井 澄君
但馬 久美君 日笠 勝之君
入澤 肇君 月原 茂皓君
堂本 暁子君 椎名 素夫君
五月二十五日
辞任 補欠選任
清水 澄子君 山本 正和君
五月二十六日
辞任 補欠選任
足立 良平君 直嶋 正行君
五月二十七日
辞任 補欠選任
直嶋 正行君 松崎 俊久君
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出席者は左のとおり。
委員長 竹村 泰子君
理 事
海老原義彦君
佐藤 泰三君
江田 五月君
月原 茂皓君
椎名 素夫君
委 員
石井 道子君
岡 利定君
鴻池 祥肇君
森田 次夫君
矢野 哲朗君
今井 澄君
松崎 俊久君
松田 岩夫君
浜四津敏子君
日笠 勝之君
阿部 幸代君
吉川 春子君
山本 正和君
国務大臣
国務大臣
(総務庁長官) 太田 誠一君
政府委員
人事院総裁 中島 忠能君
総務庁人事局長 中川 良一君
事務局側
常任委員会専門
員 志村 昌俊君
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本日の会議に付した案件
○理事補欠選任の件
○国家公務員法等の一部を改正する法律案(内閣
提出)
─────────────発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/114514601X01219990527/0
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001・竹村泰子
○委員長(竹村泰子君) ただいまから総務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る二十一日、但馬久美さん、入澤肇さん、峰崎直樹さん、堂本暁子さん、小宮山洋子さん、川橋幸子さん及び清水嘉与子さんが委員を辞任され、その補欠として日笠勝之さん、月原茂皓さん、今井澄さん、椎名素夫さん、松田岩夫さん、足立良平さん及び真鍋賢二さんが選任されました。
また、去る二十五日、清水澄子さんが委員を辞任され、その補欠として山本正和さんが選任されました。
また、昨二十六日、足立良平さんが委員を辞任され、その補欠として直嶋正行さんが選任されました。
また、本日、直嶋正行さんが委員を辞任され、その補欠として松崎俊久さんが選任されました。
─────────────発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/114514601X01219990527/1
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002・竹村泰子
○委員長(竹村泰子君) 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が二名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/114514601X01219990527/2
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003・竹村泰子
○委員長(竹村泰子君) 御異議ないと認めます。
それでは、理事に月原茂皓さん及び椎名素夫さんを指名いたします。
─────────────発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/114514601X01219990527/3
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004・竹村泰子
○委員長(竹村泰子君) 国家公務員法等の一部を改正する法律案を議題といたします。
まず、政府から趣旨説明を聴取いたします。太田総務庁長官。発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/114514601X01219990527/4
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005・太田誠一
○国務大臣(太田誠一君) ただいま議題となりました国家公務員法等の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。
高齢社会の到来及び年金制度の改革に対応して、六十歳台前半の生活を雇用と年金の連携により支えることが官民共通の課題となっております。公務部門におきましても、国家公務員の六十歳台前半における雇用に積極的に取り組むとの平成六年三月二十五日の閣議決定を踏まえ、関係行政機関において検討を行ってまいりました。さらに、昨年五月十三日には、人事院が国会及び内閣に対して、新たな再任用制度を導入するための国家公務員法等の改正に関する意見の申し出を行いました。
また、第百四十回国会で成立した国家公務員退職手当法等の一部を改正する法律の附帯決議において、政府及び人事院に対し、出向し復帰した職員に対する懲戒処分のあり方について検討が求められていたところであり、昨年九月二十五日には、人事院が国会及び内閣に対し懲戒制度の整備に関する意見の申し出を行いました。
この法律案は、これらを踏まえ、定年退職者等が公務において培った知識、経験を活用できるようにするため、一般職の国家公務員の新たな再任用制度を導入するとともに、懲戒制度の一層の適正化を図るために必要な措置を講じるものであります。
次に、法律案の内容について、その概要を御説明申し上げます。
まず、新たな再任用制度の導入について申し上げます。
第一に、一般職の国家公務員につきまして、定年退職等により退職した者の中から、一年以内の任期を定めて改めて採用できることとし、任用される者の年齢の上限は、平成十三年度からは六十一歳とし、以下、共済年金の支給開始年齢の引き上げスケジュールに合わせて段階的に引き上げ、最終的に平成二十五年度には六十五歳とすることとしております。
第二に、この新たな再任用において、週四十時間のフルタイム勤務に加え、週十六時間から三十二時間の範囲内で勤務する短時間勤務の形態を設定することとしております。
第三に、再任用された職員の給与については、昇給は行わないなど定年前の職員とは異なる枠組みとし、再任用される標準的なケースにおいて民間企業の六十歳台前半の雇用者の給与水準と均衡するよう水準を設定することとしております。また、特別給については、支給割合を定年前より引き下げるほか、諸手当について、生活関連や人材確保のための手当は不支給とするなどの特例を設定することとしております。
第四に、再任用された後の期間についての退職手当は不支給とすることとしております。
第五に、国立大学の教員について、国家公務員法に基づく再任用制度を適用し、その場合における任期の設定方法の特例を設けるとともに、教員の定年制度に係る規定の整備を行うこととしております。
次に、懲戒制度の整備について申し上げます。
地方公務員、公庫等一定の法人に使用される者等となるため職員が退職し、その後再び職員として採用された場合、あるいは定年等により退職した職員が新たな再任用制度により採用された場合におきまして、退職前の職員としての在職期間中に懲戒事由に該当する行為を行っていたときは、これに対し懲戒処分を行うことができることとしております。
その他、関連法令について所要の規定の整備を行うこととしております。
以上がこの法律案の提案理由及びその内容の概要であります。
何とぞ、慎重御審議の上、速やかに御賛同あらんことをお願いいたします。発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/114514601X01219990527/5
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006・竹村泰子
○委員長(竹村泰子君) 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。
本案に対する質疑は後日に譲ることとし、本日はこれにて散会いたします。
午後零時十七分散会発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/114514601X01219990527/6
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