1. 会議録本文
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000・会議録情報
平成十一年五月二十日(木曜日)
午後零時四十五分開会
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委員の異動
五月十七日
辞任 補欠選任
三重野栄子君 村沢 牧君
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出席者は左のとおり。
委員長 野間 赳君
理 事
岩永 浩美君
三浦 一水君
和田 洋子君
須藤美也子君
谷本 巍君
委 員
岸 宏一君
国井 正幸君
佐藤 昭郎君
長峯 基君
森下 博之君
小川 敏夫君
久保 亘君
郡司 彰君
風間 昶君
木庭健太郎君
大沢 辰美君
阿曽田 清君
石井 一二君
国務大臣
農林水産大臣 中川 昭一君
政府委員
農林水産省経済
局長 竹中 美晴君
農林水産省構造
改善局長 渡辺 好明君
林野庁長官 山本 徹君
事務局側
常任委員会専門
員 鈴木 威男君
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本日の会議に付した案件
○森林開発公団法の一部を改正する法律案(内閣
提出、衆議院送付)
○農業災害補償法及び農林漁業信用基金法の一部
を改正する法律案(内閣提出、衆議院送付)
─────────────発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/114515007X01719990520/0
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001・野間赳
○委員長(野間赳君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る十七日、三重野栄子君が委員を辞任され、その補欠として村沢牧君が選任されました。
─────────────発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/114515007X01719990520/1
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002・野間赳
○委員長(野間赳君) 森林開発公団法の一部を改正する法律案及び農業災害補償法及び農林漁業信用基金法の一部を改正する法律案、以上両案を一括して議題といたします。
まず、政府から順次趣旨説明を聴取いたします。中川農林水産大臣。発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/114515007X01719990520/2
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003・中川昭一
○国務大臣(中川昭一君) 森林開発公団法の一部を改正する法律案及び農業災害補償法及び農林漁業信用基金法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。
まず、森林開発公団法の一部を改正する法律案につきまして御説明申し上げます。
森林開発公団及び農用地整備公団は、設立以来、森林造成及び農用地整備などの業務を行い、我が国農林業と農山村の健全な発展に重要な役割を果たしてきたところであります。
しかしながら、行政改革の一環として、特殊法人の全般的な見直しを行った結果、農用地整備公団を解散し、その業務を森林開発公団に移管することとし、今回この法律案を提出することとした次第であります。
次に、この法律案の内容を御説明申し上げます。
第一に、農用地整備公団を解散し、その権利義務を森林開発公団を改称した緑資源公団に承継させることであります。
第二に、水源林の造成を行う必要がある地域のうち農業の生産条件が不利な地域において、森林の造成と農用地、土地改良施設等の整備を一体的に実施する事業を本来業務として位置づけることとしております。
第三に、緑資源公団は、農用地整備公団の実施及び調査中の本来業務のほか、海外農業開発の調査業務を承継することとしております。
第四に、緑資源公団の役員数は、両公団の役員合計数の四分の一以上の縮減を行っております。
その他、所要の経過措置等を講ずることとしております。
以上がこの法律案の提案の理由及び主な内容であります。
何とぞ、慎重に御審議の上、速やかに御可決いただきますようお願い申し上げます。
続きまして、農業災害補償法及び農林漁業信用基金法の一部を改正する法律案につきまして御説明申し上げます。
農業災害補償制度につきましては、昭和二十二年の制度創設以来、農業災害対策の一環として、災害時の農家の損失を補てんすることにより、農業経営の安定のために多大の寄与をしてまいりました。
しかしながら、我が国農業をめぐる情勢が大きく変化している中で、農業災害補償制度についても、制度の安定的な運営の確保を図りつつ、大規模な経営等意欲ある担い手を育成し、農業経営の安定を図る観点から見直しを行い、農業生産構造の変化に対応していくことが緊要の課題となっております。
また、農業共済基金につきましては、農業共済団体に対し、共済金等の支払いに必要な資金の融資等の業務を行ってきましたが、行政改革の一環として、特殊法人等の全般的な見直しを行った結果、農業共済基金を廃止し、その機能を農林漁業信用基金に移管することとしております。
このような状況を踏まえ、農業災害補償事業の健全な運営に資することとして、この法律案を提出することとした次第であります。
次に、法律案の主要な内容につきまして御説明申し上げます。
第一に、各共済事業の内容の改善であります。
最近の農業生産構造の変化に対応するとともに、農業共済事業の安定を図る観点から、農作物、家畜及び園芸施設の各共済事業において、てん補内容の充実、共済事業の対象の拡充、引き受け方式の改善、責任分担方式の改善等を行い、農業者の保険需要に適合した補償を行うこととしております。
第二に、農業共済組合の共済事業の運営基盤の充実及び強化の推進であります。
近年の農業共済組合等の広域合併の進展に対応するため、都道府県で一つの規模となった農業共済組合が農業共済組合連合会の権利義務を承継する仕組みを創設することとしております。
第三に、農業共済基金の廃止であります。
農業共済基金を解散し、その業務を農林漁業信用基金に行わせることとするほか、権利及び義務の承継等所要の措置を講ずることとしております。
以上がこの法律案の提案の理由及び主要な内容であります。
何とぞ、慎重に御審議の上、速やかに御可決いただきますようお願い申し上げます。発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/114515007X01719990520/3
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004・野間赳
○委員長(野間赳君) 以上で両案の趣旨説明の聴取は終わりました。
両案に対する質疑は後日に譲ることとし、本日はこれにて散会いたします。
午後零時五十一分散会発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/114515007X01719990520/4
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