1. 会議録本文
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000・会議録情報
平成十四年十一月十四日(木曜日)
午前十時三分開会
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出席者は左のとおり。
委員長 大野つや子君
理 事
仲道 俊哉君
橋本 聖子君
佐藤 泰介君
山本 香苗君
林 紀子君
委 員
有馬 朗人君
有村 治子君
後藤 博子君
中曽根弘文君
岩本 司君
江本 孟紀君
神本美恵子君
山根 隆治君
草川 昭三君
畑野 君枝君
山本 正和君
国務大臣
文部科学大臣 遠山 敦子君
事務局側
常任委員会専門
員 巻端 俊兒君
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本日の会議に付した案件
○学校教育法の一部を改正する法律案(内閣提出
、衆議院送付)
─────────────発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/115515104X00320021114/0
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001・大野つや子
○委員長(大野つや子君) ただいまから文教科学委員会を開会いたします。
学校教育法の一部を改正する法律案を議題といたします。
政府から趣旨説明を聴取いたします。遠山文部科学大臣。発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/115515104X00320021114/1
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002・遠山敦子
○国務大臣(遠山敦子君) このたび、政府から提出いたしました学校教育法の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。
大学の特性を尊重するとともに、規制改革の流れを踏まえ、各大学の教育研究水準の向上とそのための主体的な取組の促進を図るため、大学の設置認可制度を弾力化し、併せて第三者評価制度の導入及び違法状態の大学に対する是正措置の整備を行う必要があります。
また、大学院において、社会的、国際的に活躍できる高度専門職業人の養成を促進するため、法科大学院などの専門職大学院制度を整備する必要があります。
今回御審議をお願いする学校教育法の一部を改正する法律案は、以上の観点からの制度改善を図るものであります。
次に、この法律案の内容の概要について御説明申し上げます。
第一に、文部科学大臣の認可が必要とされている大学の学部の設置等について、大学が授与する学位の種類及び分野の変更を伴わないなどの場合には認可を要せず、届出で足りることとするものであります。
第二に、各大学が、その教育研究水準の向上を図るため、教育研究等の状況について定期的に評価機関による評価を受けることとし、併せてこれらの評価を行う評価機関に対する文部科学大臣の認証等に関する規定を整備するものであります。
第三に、違法状態の大学に対する文部科学大臣の措置として、改善勧告等の段階的な是正措置を整備するものであります。
第四に、大学院の目的として、高度の専門性が求められる職業を担うための深い学識及び卓越した能力を培うことを明らかにするとともに、大学院のうち、これを目的とするものを専門職大学院とし、その修了者には新たな学位を授与することとするものであります。
このほか、所要の規定の整備を行うことといたしております。
以上が、この法律案の提案理由及びその内容の概要であります。
何とぞ、十分御審議の上、速やかに御賛成くださいますようお願いをいたします。発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/115515104X00320021114/2
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003・大野つや子
○委員長(大野つや子君) 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。
本案に対する質疑は後日に譲ることとし、本日はこれにて散会いたします。
午前十時六分散会発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/115515104X00320021114/3
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