1. 会議録本文
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000・会議録情報
平成二十年五月十三日(火曜日)
午前十時開会
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委員の異動
四月二十五日
辞任 補欠選任
中谷 智司君 藤本 祐司君
水岡 俊一君 田名部匡省君
五月九日
辞任 補欠選任
藤本 祐司君 尾立 源幸君
佐藤 信秋君 林 芳正君
西田 実仁君 浜田 昌良君
五月十二日
辞任 補欠選任
尾立 源幸君 藤本 祐司君
林 芳正君 佐藤 信秋君
浜田 昌良君 西田 実仁君
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出席者は左のとおり。
委員長 吉田 博美君
理 事
長浜 博行君
室井 邦彦君
谷川 秀善君
鶴保 庸介君
鰐淵 洋子君
委 員
池口 修次君
大江 康弘君
川上 義博君
輿石 東君
田中 康夫君
田名部匡省君
羽田雄一郎君
平山 幸司君
広田 一君
藤本 祐司君
山下八洲夫君
佐藤 信秋君
伊達 忠一君
長谷川大紋君
藤井 孝男君
山本 順三君
脇 雅史君
渕上 貞雄君
国務大臣
国土交通大臣 冬柴 鐵三君
副大臣
国土交通副大臣 松島みどり君
大臣政務官
国土交通大臣政
務官 山本 順三君
事務局側
常任委員会専門
員 伊原江太郎君
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本日の会議に付した案件
○観光圏の整備による観光旅客の来訪及び滞在の
促進に関する法律案(内閣提出、衆議院送付)
○地域における歴史的風致の維持及び向上に関す
る法律案(内閣提出、衆議院送付)
─────────────発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/116914319X00720080513/0
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001・吉田博美
○委員長(吉田博美君) ただいまから国土交通委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、水岡俊一君及び中谷智司君が委員を辞任され、その補欠として田名部匡省君及び藤本祐司君が選任されました。
─────────────発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/116914319X00720080513/1
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002・吉田博美
○委員長(吉田博美君) 観光圏の整備による観光旅客の来訪及び滞在の促進に関する法律案及び地域における歴史的風致の維持及び向上に関する法律案の両案を一括して議題といたします。
政府から順次趣旨説明を聴取いたします。冬柴国土交通大臣。発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/116914319X00720080513/2
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003・冬柴鐵三
○国務大臣(冬柴鐵三君) ただいま議題となりました観光圏の整備による観光旅客の来訪及び滞在の促進に関する法律案及び地域における歴史的風致の維持及び向上に関する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。
まず、観光圏の整備による観光旅客の来訪及び滞在の促進に関する法律案につきまして申し上げます。
我が国においては、政府を挙げて観光立国の実現に向けた施策を推進しているところですが、観光は、地域において消費の増加や新たな雇用の創出など幅広い経済効果をもたらし、また、地域の方々が誇りと愛着を持つことができる活力に満ちた地域社会の実現を促進するものであります。特に、地域への経済効果の観点からは、宿泊を伴う滞在型観光の促進が有効であります。
現在、我が国の各地域において観光地づくりの取組が行われておりますが、国際競争力の高い魅力ある観光地の形成を図り、国内外からの観光旅客の来訪及び滞在を促進するためには、それぞれの地域の自然、歴史、文化等の特色を生かし、幅広い関係者が連携して取り組むことが重要となっております。
このような状況を踏まえ、地域の関係者が一体となって行う創意工夫を生かした取組を積極的に支援し、観光圏の整備による観光旅客の来訪及び滞在を促進するため、この法律案を提案することとした次第です。
次に、この法律案の概要につきまして御説明申し上げます。
第一に、国土交通大臣及び農林水産大臣は、観光圏の整備による観光旅客の来訪及び滞在の促進を総合的かつ一体的に図るための基本方針を定めることとしております。
第二に、市町村又は都道府県は、基本方針に基づき、地域の関係者による協議を踏まえ、観光圏の区域、当該観光圏において実施する予定の事業等を定めた観光圏整備計画を作成できることとしております。
第三に、観光圏整備計画に定められた事業について国による認定制度を設け、認定を受けた事業に対して関係法律の特例措置等各種の支援措置を講ずることとしております。
その他、所要の規定の整備を行うこととしております。
次に、地域における歴史的風致の維持及び向上に関する法律案につきまして申し上げます。
我が国には、歴史上価値の高い建造物を核として地域に固有の歴史及び伝統を反映した人々の活動が行われることにより形成されている良好な市街地の環境、すなわち歴史的風致を有する地域が各地に存在しておりますが、近年、この地域における歴史的風致が急速に失われつつある状況にあります。
こうした状況を踏まえ、我が国及び地域にとって貴重な資産である歴史的風致について、その維持及び向上を図るためのまちづくりを推進する地域の取組を国が積極的に支援することにより、個性豊かな地域社会の実現を図り、都市の健全な発展及び文化の向上に寄与することを目的として、この法律案を提出することとした次第です。
次に、この法律案の概要につきまして御説明申し上げます。
第一に、文部科学大臣、農林水産大臣及び国土交通大臣は、地域における歴史的風致の維持及び向上に関する基本方針を策定するとともに、市町村が作成する当該市町村の区域における歴史的風致の維持及び向上に関する計画を共同で認定することとしております。
第二に、重要文化財等と一体となって歴史的風致を形成している建造物について、認定を受けた計画に基づき市町村が指定して保全する制度の創設や、歴史上価値の高い建築物の復原を市街化調整区域において行う場合の開発許可の特例等について定めることとしております。
第三に、地域の歴史及び伝統を生かした物品の販売や料理の提供などを行う歴史的風致にふさわしい用途の建築物等について、用途制限の特例によりその立地を可能とする新たな地区計画制度を創設することとしております。
以上が観光圏の整備による観光旅客の来訪及び滞在の促進に関する法律案及び地域における歴史的風致の維持及び向上に関する法律案を提案する理由です。
これらの法律案が速やかに成立いたしますよう、御審議をよろしくお願い申し上げます。発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/116914319X00720080513/3
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004・吉田博美
○委員長(吉田博美君) 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。
両案に対する質疑は後日に譲ることとし、本日はこれにて散会いたします。
午前十時六分散会発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/116914319X00720080513/4
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