1. 会議録本文
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000・会議録情報
平成二十三年七月二十五日(月曜日)
午後四時一分開議
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○議事日程 第二十七号
平成二十三年七月二十五日
午後四時開議
第一 外国為替及び外国貿易法第十条第二項の
規定に基づき、北朝鮮を仕向地とする貨物の
輸出及び北朝鮮を原産地又は船積地域とする
貨物の輸入につき承認義務を課する等の措置
を講じたことについて承認を求めるの件(衆
議院送付)
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○本日の会議に付した案件
一、検察官適格審査会委員予備委員の選挙
一、平成二十三年度一般会計補正予算(第2号
)
一、平成二十三年度特別会計補正予算(特第2
号)
一、日程第一
一、災害弔慰金の支給等に関する法律の一部を
改正する法律案(衆議院提出)
一、東日本大震災に対処するための特別の財政
援助及び助成に関する法律の一部を改正する
法律案(内閣提出、衆議院送付)
一、平成二十二年度歳入歳出の決算上の剰余金
の処理の特例に関する法律案(内閣提出、衆
議院送付)
─────・─────発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/117715254X02720110725/0
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001・西岡武夫
○議長(西岡武夫君) これより会議を開きます。
この際、欠員中の検察官適格審査会委員予備委員一名の選挙を行います。
つきましては、本選挙は、その手続を省略し、議長において指名することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/117715254X02720110725/1
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002・西岡武夫
○議長(西岡武夫君) 御異議ないと認めます。
よって、議長は、検察官適格審査会委員予備委員に谷岡郁子君を指名いたします。
─────・─────発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/117715254X02720110725/2
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003・西岡武夫
○議長(西岡武夫君) この際、日程に追加して、
平成二十三年度一般会計補正予算(第2号)
平成二十三年度特別会計補正予算(特第2号)
以上両案を一括して議題とすることに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/117715254X02720110725/3
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004・西岡武夫
○議長(西岡武夫君) 御異議ないと認めます。
まず、委員長の報告を求めます。予算委員長前田武志君。
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〔審査報告書は本号末尾に掲載〕
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〔前田武志君登壇、拍手〕発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/117715254X02720110725/4
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005・前田武志
○前田武志君 ただいま議題となりました平成二十三年度第二次補正予算二案につきまして、委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。
補正予算二案は、去る七月十五日、国会に提出され、衆議院からの送付の後、二十一日、財務大臣から趣旨説明を聴取し、同日、二十二日及び本日の三日間、菅内閣総理大臣及び関係各大臣に対し、質疑を行いました。
以下、質疑の若干につき、その要旨を御報告申し上げます。
「今回、補正予算を提出した理由は何か。本格的復興に向けた第三次補正予算の準備状況はどうか。震災を受け、財政運営戦略の見直しにどう取り組むのか」との質疑があり、これに対し、菅内閣総理大臣及び関係各大臣より、「本補正予算は、東日本大震災の復旧に際し、緊急・必要なもののうち、第一次補正予算に間に合わなかった経費を盛り込んだものである。本格的な復興には大規模な予算が必要であり、第三次補正予算については、復興構想会議の提言を踏まえて、復興の基本方針をまとめ、財源の在り方も含め、精力的に検討していきたい。財政運営戦略に基づく中期財政フレームについては、年央に見直すこととしており、今年は、社会保障と税の一体改革の成案を踏まえ、さらに復興財源の検討の後に、鋭意取り組んでまいりたい」旨の答弁がありました。
質疑は、このほか、脱原発依存発言と今後のエネルギー政策、原発輸出の在り方、牛肉汚染問題への対応、瓦れき処理への対応とアスベスト対策、仮設住宅の整備状況、二重債務解消対策、被災地域の雇用確保策、災害救助への取組、北朝鮮拉致問題、政治資金をめぐる諸問題など多岐にわたりましたが、その詳細は会議録によって御承知願いたいと存じます。
質疑を終局し、討論に入りましたところ、民主党・新緑風会を代表して徳永委員が賛成、自由民主党を代表して磯崎委員が賛成、公明党を代表して横山委員が賛成、みんなの党を代表して小野理事が賛成の旨、それぞれ意見を述べられました。
討論を終局し、採決の結果、平成二十三年度第二次補正予算二案は賛成多数をもっていずれも原案どおり可決すべきものと決定いたしました。
以上、御報告申し上げます。(拍手)
─────────────発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/117715254X02720110725/5
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006・西岡武夫
○議長(西岡武夫君) 両案に対し、討論の通告がございます。順次発言を許します。小見山幸治君。
〔小見山幸治君登壇、拍手〕発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/117715254X02720110725/6
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007・小見山幸治
○小見山幸治君 私は、民主党・新緑風会の小見山幸治でございます。
ただいま議題となりました平成二十三年度第二次補正予算案について、会派を代表して、賛成の立場から討論をいたします。
三月十一日の東日本大震災から既に四か月が過ぎました。被災地におきまして、今なお一万八千人余りもの皆様が不自由な避難所生活を強いられており、大変厳しい状況にあります。一刻も早い生活再建に向け全力を挙げることは、我々国会議員の責務であります。
さきに全会一致で成立しました第一次補正予算に続き、今回、第二次補正予算が成立する見通しとなったことについて、予算委員会において、被災地の皆様のことを思うその一点で御協力いただいた自民党、公明党を始め野党の皆様に心から敬意を表したいと思います。
第二次補正予算案は、歳出面におきまして、被災者支援関係経費三千七百七十四億円を計上したのを始め、原子力損害賠償法等関係経費に二千七百五十四億円、大震災復旧・復興予備費に八千億円など、合計一兆九千九百八十八億円が計上されております。一方、歳入面の財源としては、追加の国債を発行しないで余剰金受入れにより全額を充てております。
喫緊の課題として、被災地の再建を力強く支援していくことは、与野党を問わず共通の認識であると考えます。
第二次補正予算案は、できる限り被災地、被災された方々の声を反映し、作成に努めてまいりました。第一次補正予算案同様に、今回も全会一致で賛成、成立されますよう、野党の皆様の御協力を心からお願い申し上げる次第でございます。
先ごろ、政府は東日本大震災復興対策本部を立ち上げました。大震災復興構想会議からの提言を基に、本格的な復興に向け施策の具体化に取り組んでまいります。
復旧・復興対策で今何よりも求められているのはスピードであります。私は、政府だけでなく、与野党一体となって対策の実現に果敢に取り組むよう御提案したいと思います。
さらに、我が国の今後のエネルギー政策について一言申し添えたいと思います。
エネルギー政策は、経済産業と安全保障に匹敵する重要政策であり、国益を踏まえた十分な議論が必要であります。今後、原発への依存度を段階的に引き下げ、安心、安全なエネルギー行政を再構築していかなければなりません。
しかしながら、現政権は、エネルギー政策の根幹を短期間で変更するなど、場当たり的な発言、対応はもはや政権の体を成していないと言わざるを得ません。このままいくと、日本経済は危機的状況に直面いたします。日本企業の海外流出は加速し、国内経済の空洞化が進んでいきます。財政運営がこれ以上混乱し、日本経済の足を引っ張ることだけは避けなければなりません。
私は将来に禍根を残したくありません。政府に対する信頼は失墜し、国民の間で底知れぬ焦燥感と絶望感が蔓延しております。民主党が責任政党として一刻も早く新たな体制でスタートできるよう、菅総理には潔く御決断をしていく以外に選択肢はないと考えます。
私は、国会議員となってちょうど今日で一年が過ぎました。私たち国会議員は、決して権力に固執することなく、国民の皆様とともに歩み、国民の生活を第一とし、国民の皆様に最大の幸せをお届けできるように、今こそ一致結束して汗をかいていかねばなりません。
最後に、改めて第二次補正予算案に満場一致で賛成していただけますようお願い申し上げ、私の賛成討論といたします。
ありがとうございました。(拍手)発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/117715254X02720110725/7
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008・西岡武夫
○議長(西岡武夫君) 丸山和也君。
〔丸山和也君登壇、拍手〕発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/117715254X02720110725/8
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009・丸山和也
○丸山和也君 自由民主党の丸山和也です。
私は、ただいま議題となりました第二次補正予算案に関し、甚だ不十分な内容であると考えますが、一日も早い復興を最優先するために、賛成する立場から討論いたします。
そもそも、この政府提出の第二次補正予算案は、第一次補正予算の延長にすぎず、本格的な復興策も全く含まれないものであり、これでは、ひとえに菅総理の延命のために編成されたものと批判されるのも当然であります。
政府の復興構想会議は六月二十五日に提言を提出しました。しかし、それが反映される第三次補正の編成は早くても九月です。この中途半端な第二次補正予算が間に入ることによって、まさに本格的な復興・復旧を遅らせているのであります。
この出来の悪いスケジュールだけを見ても、菅政権にはこの国家的危機における政権担当能力が欠けているのは明らかであります。しかも、このようなスケジュールになった最大の原因は、民主党内の足の引っ張り合い、内閣の意見統一の欠如にあります。しかし、これら全ての責任は、結局のところ、総理としての威厳のなさ、指導力の欠如、ひいては総理の人間性にあると言わざるを得ません。
しかしながら、被災地の状況は一刻の猶予も許されません。一日でも早く本格的な復旧・復興予算の検討に入るためには本補正予算を早く成立させることが必要と考え、我々は泣く泣くこの本補正予算案に賛成することといたしました。
本補正予算案についての我々の基本的考えを述べます。
本格的な復旧・復興が急がれる今、第一次補正予算の半分にも満たない二兆円弱という第二次補正予算は余りに不十分です。内容を見ても、二重ローン対策、原発被害に対する賠償、被災自治体への交付金、いずれも中途半端ではありませんか。
これに対し、我々は、十七兆円の本格的な復旧・復興予算を編成するように強く主張してまいりました。しかし、政府は、残念ながらメンツにこだわり、この提案を拒否し、ツーレート・ツーリトルと評される今回の貧弱な予算案に固執いたしました。これこそ、まさに民主党及び菅内閣の度量のなさを示すものにほかなりません。
私自身、常磐自動車道の開通した三月二十一日のその日にいわき市に、また東北自動車道が開通したばかりの三月三十日に気仙沼市に支援物資を運び、被害の惨状を見、多くの避難民の方と話をしてきました。
それから約四か月もの時が経過しましたが、今なお瓦れきの撤去、ヘドロの除去、ハエや蚊の駆除といった応急措置すら大幅に遅れており、さらには、被災者の生活再建、被災地の産業再生、原発被害の補償といった支援措置、港湾や交通インフラの整備、住宅の高台移転、防災研究の充実といった本格的な復興事業まで、やらねばならぬ課題は山のようにあるにもかかわらず、その取組は誰が見ても極めて遅いと言わざるを得ません。
その最大の原因は、政府内からも、民主党内からも、はたまた多くの国民からも、あなたはもうお辞めなさいと言われ続けている総理が組織のトップに座り続けていることからくる脱力感、無気力感、これらが政治及び行政組織の全般に蔓延していることにあります。
さらに、総理、あなたは何度も唐突にいろんな思い付きと称される政策を打ち出しては変更し、無用の混乱を招いております。数えれば切りがありませんが、原発問題一つを取っても、浜岡原発停止要請、原発のストレステスト実施、脱原発依存会見など、いずれも重大な内容にかかわる発言が熟慮を欠いたまま日替わり弁当メニューのごとく軽々しく乱発されています。
他方、これらの発言に関して納得のいく説明は全くなされておりません。思い付きだから仕方がないといえばそれまでのことでありますが、例えばなぜ浜岡だけなのか、他の原発が安全なら、なぜストレステストが必要なのか、合理的な説明が付きません。
総理、いろいろなことを思い付くこと自体は決して悪いことではないと思います。しかし、総理、あなたは、総理になるために諦めないで頑張ってきた結果、今や目的を達成してしまったのではありませんか。それにもかかわらず総理を続けようとするがゆえに、どうしても次から次へとわざわざ思い付き政策を出し続けなくてはならなくなっているのではありませんか。これが延命のための策だと批判される根本の原因であると思われます。
今やあなたの言葉は、内閣の方針や政府の見解であるとは、閣僚も含め誰も本気で信じない奇妙な状況が生じております。
総理、あなたの置かれている状況は、このように誠に哀れと言わざるを得ませんが、それでも、どうしても思い付きと言われても何かをぶち上げたいとお考えであれば、あえて私から提案しましょう。二〇二〇年東北復興オリンピックを提言してはどうでしょうか。被災地の完全なる復興のシンボルとして世界に訴え、共感を呼び得る最強のメッセージではないかと思われます。同じ思い付きと言われるなら、総理、せめてこのくらいのレベルのものを出していただきたい。
次に、政治と金の問題も忘れてはなりません。なぜなら、あなたが総理になった最初の所信表明で、現下の政治不信の最大の原因は政治と金の問題であり、自分はこれに適切に対処して国民の信頼を回復すると表明していたのです。しかし、現実は全く逆ではありませんか。総理自身がこの問題の解決に向けて何ら努力しなかったばかりか、自ら新たな疑惑すら招いております。
日本人拉致事件容疑者の親族が関与する政権交代をめざす市民の会に総理の資金管理団体が多額の政治献金をしたということが大きく報道されました。総理は法的に処理しているから問題ないというような答弁をしていますが、事の核心はそのような形式的な処理の問題ではなく、リーダーたる地位にあるあなたの政治的良心の問題であります。もしあなたの心がこのような一片の答弁をもって痛みを感じないとすれば、総理、あなたの良心にこそ問題があるということではありませんか。
同じことは、外国人の献金問題に関しても言えます。外国人とは知らなかったと弁明して済ませようとするあなたの姿勢に、事の真偽の問題とは別に、政治的良心の問題として、国民はもはやあなたに信をおけなくなっているのであります。それどころか、先週の参議院予算委員会の質疑の紛糾からも明らかなように、この問題は今まさにあなたの命取りになろうともしております。
これらの点においても、総理、あなたは自らの不明を恥じ、進んで責任を取るべきではありませんか。
総理、どうか、なでしこジャパンをまねて絶対に諦めないなどと言わないでください。なでしこジャパンの諦めないは、国民にすがすがしい勇気を与えたものです。残念ながら、総理が諦めないと言っても、誰もすがすがしい気分にはなれません。あなたがそのせりふを口にするたびに、被災地のみならず国全体に無気力感、絶望感が拡大していくのです。自ら職を辞することによりこの悲劇的現実を終息させることこそ、菅総理、あなたに託された最後の責務です。
さて、総理は、山口は長州の出身で、高杉晋作が好きだと言われたことがあります。彼の辞世の句に、面白きこともなき世を面白く住みなすものは心なりけりというものがあります。そこで、一刻も早く総理に自由な身になっていただきたく、総理を代弁して総理の心境を句にしてさしあげたいと思います。面白きこともなき政権面白くひっかき回していざさらば。
不十分ながらもこの第二次補正予算を速やかに成立させ、続いて本格的な復興のための第三次補正予算案の編成を始めることが焦眉の急であると主張いたしまして、私の賛成討論といたします。
以上でございます。(拍手)発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/117715254X02720110725/9
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010・西岡武夫
○議長(西岡武夫君) これにて討論は終局いたしました。
─────────────発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/117715254X02720110725/10
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011・西岡武夫
○議長(西岡武夫君) これより両案を一括して採決いたします。
両案の賛否について、投票ボタンをお押し願います。
〔投票開始〕発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/117715254X02720110725/11
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012・西岡武夫
○議長(西岡武夫君) 間もなく投票を終了いたします。──これにて投票を終了いたします。
〔投票終了〕発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/117715254X02720110725/12
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013・西岡武夫
○議長(西岡武夫君) 投票の結果を報告いたします。
投票総数 二百三十三
賛成 二百二十七
反対 六
よって、両案は多数をもって可決されました。(拍手)
─────────────
〔投票者氏名は本号末尾に掲載〕
─────・─────発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/117715254X02720110725/13
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014・西岡武夫
○議長(西岡武夫君) 日程第一 外国為替及び外国貿易法第十条第二項の規定に基づき、北朝鮮を仕向地とする貨物の輸出及び北朝鮮を原産地又は船積地域とする貨物の輸入につき承認義務を課する等の措置を講じたことについて承認を求めるの件(衆議院送付)を議題といたします。
まず、委員長の報告を求めます。経済産業委員長柳澤光美君。
─────────────
〔審査報告書及び議案は本号末尾に掲載〕
─────────────
〔柳澤光美君登壇、拍手〕発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/117715254X02720110725/14
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015・柳澤光美
○柳澤光美君 ただいま議題となりました承認案件につきまして、審査の経過と結果を御報告申し上げます。
本件は、北朝鮮への全ての貨物の輸出及び北朝鮮からの全ての貨物の輸入につき、平成二十三年四月十四日から平成二十四年四月十三日までの間、引き続き、経済産業大臣の承認を受ける義務を課する等の措置を講じたことについて、外国為替及び外国貿易法第十条第二項の規定に基づいて国会の承認を求めるものであります。
委員会におきましては、経済産業大臣より趣旨説明を聴取した後、採決の結果、本件は全会一致をもって承認すべきものと決定いたしました。
以上、御報告申し上げます。(拍手)
─────────────発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/117715254X02720110725/15
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016・西岡武夫
○議長(西岡武夫君) これより採決をいたします。
本件の賛否について、投票ボタンをお押し願います。
〔投票開始〕発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/117715254X02720110725/16
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017・西岡武夫
○議長(西岡武夫君) 間もなく投票を終了いたします。──これにて投票を終了いたします。
〔投票終了〕発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/117715254X02720110725/17
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018・西岡武夫
○議長(西岡武夫君) 投票の結果を報告いたします。
投票総数 二百三十六
賛成 二百三十六
反対 〇
よって、本件は全会一致をもって承認することに決しました。
─────────────
〔投票者氏名は本号末尾に掲載〕
─────・─────発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/117715254X02720110725/18
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019・西岡武夫
○議長(西岡武夫君) この際、日程に追加して、
災害弔慰金の支給等に関する法律の一部を改正する法律案(衆議院提出)
東日本大震災に対処するための特別の財政援助及び助成に関する法律の一部を改正する法律案(内閣提出、衆議院送付)
以上両案を一括して議題とすることに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/117715254X02720110725/19
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020・西岡武夫
○議長(西岡武夫君) 御異議ないと認めます。
まず、委員長の報告を求めます。災害対策特別委員長松下新平君。
─────────────
〔審査報告書及び議案は本号末尾に掲載〕
─────────────
〔松下新平君登壇、拍手〕発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/117715254X02720110725/20
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021・松下新平
○松下新平君 ただいま議題となりました二法律案につきまして、災害対策特別委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。
まず、災害弔慰金の支給等に関する法律の一部を改正する法律案は、災害弔慰金について、支給対象となる遺族の範囲に、他の遺族のいずれもが存しない場合における死亡した者の兄弟姉妹であって、死亡した者の死亡当時その者と同居し、又は生計を同じくしていたものを加えようとするものであります。
委員会におきましては、提出者衆議院災害対策特別委員長より趣旨説明を聴取した後、採決の結果、本法律案は全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、東日本大震災に対処するための特別の財政援助及び助成に関する法律の一部を改正する法律案は、東日本大震災に対処するため、被災者生活再建支援金に係る国の補助率の特例を定めようとするものであります。
委員会におきましては、被災者生活再建支援制度の対象の拡大、国の負担率の増加の必要性、支援金の支給に必要となる財源の確保についての見通し、大規模災害に備えた被災者生活再建支援制度の抜本的見直しの必要性等について質疑が行われましたが、その詳細は会議録によって御承知願います。
質疑を終局し、採決の結果、本法律案は全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。
以上、御報告申し上げます。(拍手)
─────────────発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/117715254X02720110725/21
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022・西岡武夫
○議長(西岡武夫君) これより両案を一括して採決いたします。
両案の賛否について、投票ボタンをお押し願います。
〔投票開始〕発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/117715254X02720110725/22
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023・西岡武夫
○議長(西岡武夫君) 間もなく投票を終了いたします。──これにて投票を終了いたします。
〔投票終了〕発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/117715254X02720110725/23
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024・西岡武夫
○議長(西岡武夫君) 投票の結果を報告いたします。
投票総数 二百三十六
賛成 二百三十六
反対 〇
よって、両案は全会一致をもって可決されました。(拍手)
─────────────
〔投票者氏名は本号末尾に掲載〕
─────・─────発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/117715254X02720110725/24
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025・西岡武夫
○議長(西岡武夫君) この際、日程に追加して、
平成二十二年度歳入歳出の決算上の剰余金の処理の特例に関する法律案(内閣提出、衆議院送付)を議題とすることに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/117715254X02720110725/25
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026・西岡武夫
○議長(西岡武夫君) 御異議ないと認めます。
まず、委員長の報告を求めます。財政金融委員長藤田幸久君。
─────────────
〔審査報告書及び議案は本号末尾に掲載〕
─────────────
〔藤田幸久君登壇、拍手〕発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/117715254X02720110725/26
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027・藤田幸久
○藤田幸久君 ただいま議題となりました法律案につきまして、委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。
本法律案は、平成二十三年度第二次補正予算を編成するに当たり、新たな国債発行に依存しないとの観点から、平成二十二年度の一般会計歳入歳出の決算上の剰余金の処理についての特例措置を講じようとするものであります。
委員会におきましては、決算上の剰余金による財源確保の在り方、東日本大震災に対処するための補正予算の編成方針等について質疑が行われましたが、その詳細は会議録に譲ります。
質疑を終了し、採決の結果、本法律案は多数をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。
なお、本法律案に対し附帯決議が付されております。
以上、御報告申し上げます。(拍手)
─────────────発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/117715254X02720110725/27
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028・西岡武夫
○議長(西岡武夫君) これより採決をいたします。
本案の賛否について、投票ボタンをお押し願います。
〔投票開始〕発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/117715254X02720110725/28
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029・西岡武夫
○議長(西岡武夫君) 間もなく投票を終了いたします。──これにて投票を終了いたします。
〔投票終了〕発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/117715254X02720110725/29
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030・西岡武夫
○議長(西岡武夫君) 投票の結果を報告いたします。
投票総数 二百三十七
賛成 二百三十一
反対 六
よって、本案は多数をもって可決されました。(拍手)
─────────────
〔投票者氏名は本号末尾に掲載〕
─────────────発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/117715254X02720110725/30
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031・西岡武夫
○議長(西岡武夫君) 本日はこれにて散会いたします。
午後四時三十五分散会発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/117715254X02720110725/31
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